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Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 3351-3400
KERLI-Love Is Dead-Creepshow
KERLI-Love Is Dead-I Want Nothing
KERLI-Love Is Dead
天狗櫻-櫻-艶書
IRON ATTACK!
IRON ATTACK!-SPARKING-Never die, to the moon
IRON ATTACK!-SPARKING-Sparking
PLASMA JET-RED SOLITUDE
TOR LUNDVALL-Empty City-Running Late
TOR LUNDVALL-Empty City-Open Window
TOR LUNDVALL-Empty City-2 : 00 Am
TOR LUNDVALL
TOR LUNDVALL-Empty City
STRID-Strid
TYRANT-Grimoires
GUARDIAN HACKER-BURN ME AWAY-BURN ME AWAY
FLUORITE-Swear for the Sky-Rain Fall
FLUORITE-Swear for the Sky-Swear for the Sky
TORMENTOR-Anno Domini
WIZARDS' HYMN-Transience
WIZARDS' HYMN-Hymnal
天狗櫻-櫻-櫻
天狗櫻-櫻
A.E.P. (AYMREV ERKROZ PREVRE)-LES MONTAGNES HALLUCINEES
EMPEROR-Live Inferno
LIGHT BRINGER-Heartful Message-Heartful...
LIGHT BRINGER-Heartful Message-Episode
LIGHT BRINGER-Heartful Message-SYMPHOPIA
LIGHT BRINGER-Heartful Message
S.V.E.S.T.-Veritas Diaboli Manet in Aeternum : Le Diable Est Ma Raison
SYNC.ART'S-ソラとトキと二色のチョウ-Gravity of Love
SYNC.ART'S-ソラとトキと二色のチョウ-揺らめく水面に落ちる月
SYNC.ART'S-ソラとトキと二色のチョウ-魅せる時
SYNC.ART'S-華に舞う黒蝶の姫-Over Providence
SYNC.ART'S-ソラとトキと二色のチョウ-Bichrome
SYNC.ART'S-Heart Chain-Ever Since…
SYNC.ART'S-Heart Chain-癒えぬ痕
ムック-球体
SYNC.ART'S-天つ風-風乱舞
SYNC.ART'S-天つ風-嵐の中で当人しか知りえないもの
SYNC.ART'S-天つ風-Crash Soul
SYNC.ART'S-天つ風-憂流迦 -ulka-
SYNC.ART'S-天つ風-風息
GRAND EXTREME BLACK - 荘厳極激黒
GRAND EXTREME BLACK - 荘厳極激黒-WORLD DESOLATION - 世界荒廃-DARKNESS EMPIRE - 暗黒帝国
GRAND EXTREME BLACK - 荘厳極激黒-WORLD DESOLATION - 世界荒廃-SURRENDER OF HEAVEN - 天国陥落
GRAND EXTREME BLACK - 荘厳極激黒-WORLD DESOLATION - 世界荒廃
SEVENTH-HEAVEN MAXION-爛漫 -ranman--信じた道の行く末は
SEVENTH-HEAVEN MAXION-Devote Strikers!!-紅闇 -kureyami-
SEVENTH-HEAVEN MAXION-Devote Strikers!!-Gain Intention
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発言している30曲を連続再生 - Youtube



KERLI-Love Is Dead-Creepshow ★★★ (2009-05-06 20:15:32)

アルバムレビューの方でもhideやマンソンとの類似性に言及しましたが、この曲はzilch(hideさんがやってたバンド)とかなり通じるものがあると思う。「歪んだポップ性」が洗脳的な中毒性を持つまでのレベルに達しているところが共通しているかと。メロディも雰囲気も独特すぎて、それが強烈なフックになってます。

KERLI-Love Is Dead-I Want Nothing ★★★ (2009-05-06 20:14:36)

チアリーディング風ヴォーカルパートが嫌でも印象に残る曲。
買った時は、こんな曲が入ってるなんて思いもしなかったなぁ…でも凄い好きです、この曲。そういえばMikko Aspa(DEATHSPELL OMEGA等)はCREAMFACEというバンドで、アンチゴスな曲とチアリーダーフェチな曲を両方作ってましたが、この曲を彼が聴いたらどう思うんでしょうね(笑)。

KERLI-Love Is Dead ★★ (2009-05-06 20:12:00)

2008年発表の1st。
頽廃的かつ少女趣味でありながら、変に男性に媚びてないアートワークに惹かれてジャケ買い。
聴いてみると、ストリングスがゴス的な夜の雰囲気を演出する暗いムードの曲を、コケティッシュな
ヴォーカルが引き立てる頽廃と幼気さが混在するゴシックで、ジャケから想起されるイメージに
ピッタリな音でした。…一曲目は。しかし聴きすすめるとプログレ的キーボードを配した曲や
インダストリアル要素を音響面に生かした曲、果てはチア・リーディングのようなヴォーカル
パートがある曲まであり、様々なタイプの曲を演っていて、曲によって「ゴス的頽廃性」の
濃度が特濃からウス味までかなり差がある感じ。
…と言っても、軽薄に聞こえるほど明るい曲やパートはないし、どの曲も歌メロ…というか
ヴォーカルパートが、リズミックだったりチャイルディッシュだったり
…続き

天狗櫻-櫻-艶書 ★★★ (2009-05-06 20:09:53)

初期陰陽座のドロドロした世界観を、このバンドなりに噛み砕いて消化したような曲。「♪嗚呼…見紛う~」の歌い方が、パンチが効いていてかなり好きです。綺麗なだけじゃなくて、毒もあるのがツボ。

IRON ATTACK! ★★ (2009-05-05 23:14:00)

新作、主旋律リードギターに続き、男性メタルヴォーカルまで解禁してくれましたね…
ライナーを読むと色々葛藤や試行錯誤があるみたいですが、私的には両方とも
明らかにプラスの方向に作用してると思います。
この調子で色々な枷を外していってほしいです。
…次はデスヴォイスやブラストビート辺りを解禁したりして。
もしデスヴォイスやるならMAYHEM風やBEHEMOTH風、BURZUM風とかやって欲しいです。
正統派寄りだからデス声はないかもしれませんが、もしやるなら徹底して欲しいですね。

IRON ATTACK!-SPARKING-Never die, to the moon ★★★ (2009-05-05 23:07:58)

アコギパートやダークなパートを設けたり、構成はドラマティックなんですが…基本的に「速弾き主体で弾き倒すクッサいギターソロ」と「原曲由来と思しき超が付くほどのクッサいメロ」"だけ"によって展開していく豪華な曲。ああ、この「お行儀良いメタルなんてつまらないよね」と言わんばかりの、派手派手なゴージャス展開がたまらない!!強いて言えば、曲名はもっとこだわってほしかったかも。

IRON ATTACK!-SPARKING-Sparking ★★★ (2009-05-05 23:01:57)

泣きリードギターに続き、今度はメタリックで力強い男性ヴォーカルまで解禁してますが…なんじゃこりゃ、めっちゃかっこいいんですけど…。
同性が寄ってきそうなフェロモンを撒き散らすような、筋肉礼賛なパワーに満ちたヴォーカル…私は暑苦しい男ヴォーカルが苦手なはずなのに、物凄くかっこよく聞こえる。特にサビラストの「Master Spark」の言い方なんて、「どうよ?俺ってかっこいいだろ?」と言わんばかりの切れの良さ。演奏もIRON ATTACK!らしく、辛口で有名な盟友勇者アーサー氏(DRAGON GUARDIAN)も聖剣エクスカリバーを収めて聴き入ってしまいそうなほどの充実振り。
…本当に優れた物って、人の好みを変えてしまうほどのパワーを持つものですが、私もこれを聴いてメタルのマッチョ的なヴォーカルへの苦手意識が多少緩和されたかも…。

PLASMA JET-RED SOLITUDE ★★ (2009-05-04 23:20:00)

国産メロデスバンドの2曲入りシングル。2008年発表。
タイプとしては、モダンな方向にいかずクサ方向にひた走ったARCH ENEMYとか、
リフワークに比重を置いたSERPENTとか形容したくなる、ツインギターによるキャッチーな
メロディを聴かせるメロデスで、クサメタラーにも強くアピールするタイプの作風と言えそう。
曲数は2曲と少ないながら、ソプラノをフィーチャーした「Red Solitude」、メロデス的
ギターワークの中にブラック風のトレモロを派手に炸裂させる「Black Twine」とどっちも
際立った個性と魅力を持つもので、アルバムが楽しみになってくる内容。音質は悪い…というより、
バスドラやヴォーカルの歯擦音がうるさめな、多少垢抜けなさが残る感じですが、まあ許容範囲。
ちなみにヴォーカルは女性で、ソプラノとデス声の両方を使うタイプ
…続き

TOR LUNDVALL-Empty City-Running Late ★★ (2009-05-03 10:03:49)

夜道を歩いていたら、妄想と現実の境界線が崩れ始め、意識が空を漂い始めた…そんな感じの音。どうでもいいけど、今「よみち」を変換したら「黄泉地」って出てきた(笑)。ゴースト・アンビエントのレビューだからPCが気を利かせてくれたんでしょうか(笑)。ぶっちゃけ二度手間ですけど。

TOR LUNDVALL-Empty City-Open Window ★★★ (2009-05-03 10:00:47)

アルバムの中でも、最もULVERの「Perdition City」との共通点を感じる曲。向こうに混じってても何の違和感も無さそうです。ULVERファンには是非聴いてみてもらいたいですね。

TOR LUNDVALL-Empty City-2 : 00 Am ★★ (2009-05-03 09:58:31)

アメリカでも「丑三つ時」みたいな概念ってあるんでしょうか…
アルバムでも一番幽霊が出そうなセクションになってると思うし。

TOR LUNDVALL ★★ (2009-05-03 09:57:00)

アメリカ産ゴースト・アンビエント。
Tor Lundvall氏は画家としての顔も持っているとか。

TOR LUNDVALL-Empty City ★★ (2009-05-03 09:55:00)

2006年発表の7th。955枚限定。
最近、主にブラックメタルやドゥームメタルにアンビエント志向のバンドが多く出てきているせいか、
メタル専門店でも意外とアンビエント作品が売ってたりしますが…そんな中でジャケとタイトルに
「ビビッ」と来て購入してしまった作品。買ってから調べてみたら、このアーティストの作品は
「ゴースト・アンビエント」と定義されてるみたいですね。そんなジャンルあるの、初めて知ったし(笑)。
幽玄で奥行きのあるシンセやサンプリングと思しき音やノイズ、打ち込みビートなどを用いて
静謐に情景を描き出していくような作風で、メタル関係の作品では音の質感はULVERの
「Lyckantropen Themes」に、音から見える情景は同バンドの「Perdition City」に近いと
思います。ただ、ULVERの「Perdition C
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STRID-Strid ★★★ (2009-05-02 22:35:00)

94年発表のEP、93年のデモに前身バンドMALFEITORの音源を付けた再発盤。07年発売。

ノイジーに歪んだギターノイズとベールのような神秘的なキーボードに包まれた音像、トレモロリフやベースによって奏でられる寂寥感あるメロディ、ガラガラに潰れたヴォーカルの叫びなど、この時点でどこをどう聴いても確立した鬱ブラックをやってます。

今でこそXASTHURやI SHALT BECOMEを始め、STRIBORGやチェコのTRIST、カナダのETHERなど、このジャンルも優れたバンドが多く現れ、群雄割拠の状態となってますが、この音源はブラック黎明期のものであるにも関わらず、そのままそれらのバンドと勝負出来るクオリティがあると思う。
それどころか、このバンドは鬱ブラックの元祖でありながら、今の鬱系のバンドが表現する絶望感や陰鬱感の「先」の情景を提示してるんじゃない
…続き

TYRANT-Grimoires ★★★ (2009-05-02 18:34:00)

2005年発表の3rd。

ピアノやストリングス、クワイア風空間系など様々な音色のキーボードが、重層的に絡まりあい耽美さを演出するシンフォニックブラックで、個人的には「Dusk~」「Cruelty~」期のCRADLE OF FILTHにも通じる、ゴシックホラー的な景色の見える音だと思う。メロディが明らかに洋ものゴシック系で、一聴しただけでは日本人とは気付かないような出音なんですが、そのメロの耽美さがCOFよりもかなりあからさま(MIRRORTHRONEクラス?)で分かりやすいものになっている辺り、やはり異文化を咀嚼するのが上手い日本人らしいと思う。

その分かりやすい耽美メロを派手なキーボードで奏でつつ、トレモロリフも絡めて疾走するパートなんかはブラッカーのみならず、クサメタルやメロデス好きも魅了される事請け合い。…この辺り、やっぱり日本人だなぁ…とか思ってしまい
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GUARDIAN HACKER-BURN ME AWAY-BURN ME AWAY ★★ (2009-04-26 22:28:33)

かなりヘヴィな音作り、ハスキーで感情の篭もったソウルフルな歌声(ちょっとTORN似かも?)の、独特な英語の発音で勢いのあるヴォーカル、入る頻度は少ないものの、何気にかっこいい擦れまくった男声デスヴォイスなど聴き所も多いし、完成度の高い曲。
でも、これからのバンドのシングル曲にしては、「俺達の曲を知らしめてやるぜ」みたいなパワーや愛想の良さに欠けるきらいも。HEAD PHONES PRESIDENTやMYPOLLUX辺りに負けないような、一聴で彼らと分かる強烈な個性を身につけたらもっと良くなりそうなんですが。

FLUORITE-Swear for the Sky-Rain Fall (2009-04-25 22:34:11)

表題曲が陰陽座風なら、こっちは犬神っぽいと思う。
和な世界観を打ち出してるわけではないし、よりメタリックなんですがHR/HMを通じて情念を表現しようとしてる所が似てると思います。表題曲と合わせて、ジャパメタ好きにはかなり入りやすいシングルになったのでは。

FLUORITE-Swear for the Sky-Swear for the Sky ★★ (2009-04-25 22:31:25)

陰陽座のシングル曲を、洋風にしたかのような歌謡メロスピ。
ヴォーカルが声色や歌い方からちょっとした癖の付け方まで、かなり黒猫さんにそっくりで、たまに本人が歌ってるように錯覚してしまうほど。サビメロ、特に「♪変わる水面が」のところはなかなかフックがあって、一見さんでも取っ付きやすい、シングルらしい曲だと思います。
…この歌詞カードのアートワーク、鳥の羽が落ちてるのね…最初印刷のインクが付いちゃったのかと思った(笑)。ハンドメイド感のある歌詞カードだし。

TORMENTOR-Anno Domini ★★★ (2009-04-25 20:40:00)

1988年発表の1st。

Attilaのレーベル、「Saturnus Productions」からの再発盤に付いている、Attilaのライナーによると、90年代前半のエクストリームメタルバンドの多くに影響を与え、Attila自身もMAYHEMに見出されるきっかけとなった作品とのことですが…確かにそうした「ハク」に負けない魅力のあるアルバムですよね。アルバムを構成する各要素が上手く噛み合って、得体の知れないパワーが生まれている感じ。

まず作風ですが…この時期ってまだ(サタニックな)スラッシュとブラックが別れきっていない頃で、ちょっと敬遠してたんですが…これは既にスラッシュ寄りのブラックと言っても良さそうなスタイルですね。トレモロリフもあるし、攻撃性やスピードよりも「ムード」を重視する、ブラックメタル特有の感性がしっかり息づいていて、それをスラッシーなスタイルのも
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WIZARDS' HYMN-Transience ★★ (2009-04-20 21:34:00)

2008年発表の2nd。
ネット上のレビューを読んでみても今一つな評価が多く、発売から一年も経ってないのに
某所で500円で投げ売りされていたことから、逆に興味を持って買ってしまった作品(笑)。
聴いてみての感想ですが…酷評されるようなアルバムではないものの、後に購入した1stと
比べると小粒な感も否めないな…と思いました。
前作で見せたメロパワ中心の路線とはうって変わって、スケールの大きいシンフォな音と、
良く練られた世界観の演出で引き込んでいく、映画のサントラ的な魅力を強く備えた
ゴシックメタルという感じの作風で、1曲目から「おおっ」と思わせる質の高さはあるんですが…
所々良いメロやかっこいいアンサンブルは出てくるし、アレンジは緻密だし音も良くなってるん
ですが、1stと比べるとフックに欠け、最後まで集中力を持って聴き通すのが難し
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WIZARDS' HYMN-Hymnal ★★ (2009-04-20 21:32:00)

2006年発表の1st。
この時点ではまだ分かりやすいメロパワを中心とした路線ですが…確かにこれは素晴らしい。
演奏自体のメロディもかなりクサめですが、特に歌メロが良いです。「歌謡的」までいかない、
あくまでメタリックさを壊さないメロディなんですが、メロパワでも曲によって飛翔感、
高揚感、清浄感、クラシカルなクサ味などの属性を与えていて、確実に曲毎の個性の強さに
つながっている感じ。幻想的な光景がパノラマの様に広がる「The Glory of the Desert」でも、
歌メロが優れているお陰であの幽遠な雰囲気が出てるんだと思います。
2ndの評価が芳しくないのは、路線変更したからではなく、歌メロでこれだけ曲に個性を
付けられる才能があるのにそれをしなかったから、ではないでしょうか。
実際、私はミディアムな「The Glory~」が
…続き

天狗櫻-櫻-櫻 ★★★ (2009-04-19 21:17:51)

最近の陰陽座が、作ってくれそうで作ってくれなかったタイプの曲を、遂に作ってくれるバンドが現れた…。それが私の第一印象。
「凡庸」や「中庸」という言葉からは最も遠い、艶やかで鮮やかなサビメロ…こういうのが聴きたくて和メタルや歌謡メタル漁ってるんですよ…。陰陽座でいうなら「桜花ノ理」「睡」クラスだと思う。陰陽座的なものを求めて手を出したリスナーの多くを悶絶させたのではないでしょうか。

天狗櫻-櫻 ★★ (2009-04-19 21:16:00)

2009年発表の4曲入りデビューシングル。
メンバーの和装からも推察できる通り、陰陽座フォロワーと言えそうな和風メタルを演ってますね。
ただし、和音階のメロディや和風な音色の導入、日本特有の湿ったおどろおどろしさの表現、
日本人好みな、歌謡メロ+キャッチーな疾走パートの挿入など、海外のメタルバンドと異なる
特徴となるような部分が、最近の陰陽座よりも大分あからさまで、それが凄く取っ付きやすさに
繋がっている感じ。メンバーが女性だからか、世界観はフェミニンな雰囲気も強いんですが、
それが儚くたおやかで、時に恐い和メタルな音に凄くプラスに作用していると思う。
ヴォーカルも儚げな歌いまわしからドスの効いたビブラートまで使いこなす表現力や、
歌謡メタルやクサメタルに欠かせない(と個人的に思う)親しみやすさもあって、
(陰陽座の)黒猫さんにも通じ
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A.E.P. (AYMREV ERKROZ PREVRE)-LES MONTAGNES HALLUCINEES ★★ (2009-04-19 21:11:00)

2006年発表のおそらく1st。111枚限定CD-R。
タイトル(「狂気の山脈にて」の意)はラブクラフトの著作名らしいです。

VINTERRIKETともスプリットをリリースしている事からも分かる通り、
描いている情景にブラックメタルのダークさにも通じるものが
感じられるインダストリアル/アンビエントを演ってますが…
これはかなり徹底しているんじゃないでしょうか。
1曲60分、しかも微妙に音に起伏はあるものの、ほぼ洞窟の暗闇から
聴こえてくるような持続音がひたすら続くという、音楽に
エンターテイメント性を第一に求める人が点数付けたら、
間違いなく0点つけて二度と聴かないであろう作風(笑)。

人間は5感を遮断されると、数時間ほどで光の明滅などの幻覚を
経験するといいますが…そういう「感覚遮断実験」を音楽で
…続き

EMPEROR-Live Inferno ★★★ (2009-04-08 19:55:00)

2009年発表の二枚組みライブ盤。
2006年のノルウェー(Inferno Festival)とドイツ(Wacken Open Air)でのライブを収録。Wackenの方はDVDでもリリースされてます。

「Emperial Live Ceremony」と同様、音は少し小さめながら良好で、細部が分かりづらかった1stや2ndの曲もかなり聴きやすくなってますが…これを聴いて思うのは、シンフォニックブラックにおいて、ジャンルのクラシックとなるべきクオリティの名曲を生み出せているバンドは、EMPERORを除いて未だに殆ど出てきていないな…ということ。

例えばLUNAR AURORAの「Andacht」なんかは、彼らを超える魔性の雰囲気があると思うし、新人ながら鬼クオリティの音を聴かせるABGAIL WILLIAMSみたいなバンドも出てきてますが、曲の良さという点
…続き

LIGHT BRINGER-Heartful Message-Heartful... ★★ (2009-03-31 18:16:08)

Fukiさんが持ち前の美声で歌い上げるバラード。
「——出会えて良かった」私も含めた、このアルバムを買ったリスナーの多くが、この歌詞と同じ感情を抱いたのではないかと思います。この作品と出会えて良かった…と。

LIGHT BRINGER-Heartful Message-Episode ★★★ (2009-03-31 18:14:59)

これはUNLUCKY MORPHEUSに近い音かも。
こういう華やかなギターとドコドコ疾走を取り入れた曲ってやっぱ良いですよね。展開もドラマティックで熱いし、Fukiさんの広い声域とダイナミックな強弱のつけ方を上手く活かした歌メロもかっこいいです。

LIGHT BRINGER-Heartful Message-SYMPHOPIA ★★★ (2009-03-31 18:14:08)

歌詞の「理想響」がこのタイトルの訳語でしょうか。
「ヒキ」のパートを作りつつも、割とすぐにアンサンブルが派手さを取り戻すのがらしくていいですね(笑)。少しプログレっぽい雰囲気も。ラストはRPGとかで、人々が未来に向かって一歩ずつ歩き出すエンディングのようなシーンが浮かんできます。それにしても、中盤のソプラノの高音が凄い…。

LIGHT BRINGER-Heartful Message ★★ (2009-03-31 18:12:00)

2007年発表の6曲入りフルアルバム。
UNLUCKY MORPHEUSのFukiさんが参加という事で購入。
メロスピ/クサメタル志向の強いUNLUCKY MORPHEUSと比べると、こっちは力強いリズムから
ポジティブなエネルギーが伝わってくるような、ハードロック志向の強い作風ですね。
歌謡ハードロックとも言えそうですが、ポップな歌メロの裏でも容赦なくかっこいいオブリを
入れてきたり、「ハードロック」の部分が非常にしっかりしている感じ。1曲目の冒頭から
オーケストラヒット入れまくりにベースも動きまくりでめっちゃテンション上がります。
Fukiさんの歌唱もこの頃から、メタルに必要なパワーと、メタルにはなかなか無い
親しみやすさを備えた稀有なスタイルで素晴らしい。ただ、UNLUCKY MORPHEUSの1stでの
より成長したパフォーマ
…続き

S.V.E.S.T.-Veritas Diaboli Manet in Aeternum : Le Diable Est Ma Raison ★★ (2009-03-31 18:09:00)

2008年発表のEP。
DEATHSPELL OMEGAとのスプリットとして発表された音源のCD版。

…レーベルが(DSOのメンバーが運営する)End All Lifeだし、DSOとスプリットだしで「このバンドもかなり独自の手法で邪悪を追及してるブラックなんだろうな…と期待して買ってみたんですが…予想の斜め上を行く出来、というのは、このような事を言うのかもしれません(笑)。

全編にメロディアスなリードギターが入っている作風はMALICIOUS SECRETSを思わせますが、あっちみたいに寒々しさや狂気が感じられるようなメロディじゃなくて、ハードロックにも通じるスリリングさのある、かっこいいメロディなんですよね。疾走とも相まって、地獄のマグマ川の土手で悪魔達がマラソン大会を開いているようなイメージが思い浮かんでしまったんですが(笑)。

音その
…続き

SYNC.ART'S-ソラとトキと二色のチョウ-Gravity of Love ★★ (2009-03-30 22:14:24)

これは…違和感なさすぎて気付かなかったけど、クレジットを読んでみるとアレンジもヴォーカルもSILVER FORESTの人で、実質SxFxの曲みたいですね。SYNCとSxFxってファンの好みの音楽の傾向が被ってそうなだけに、こういう形で作品を紹介するのって結構効果高いのかも。こういうコラボが出来るのも、同人ならではのフットワークの軽さなのかもしれませんね。

SYNC.ART'S-ソラとトキと二色のチョウ-揺らめく水面に落ちる月 ★★ (2009-03-30 22:09:47)

このアルバムって、アートワークやアレンジの傾向から宇宙っぽいイメージがあるんですが、この曲はギリシア神話の夜空な感じですね。パルテノン神殿みたいなところで、巫女が夜空に祈りを捧げてるような雰囲気。個人的には聖闘士聖矢の城戸沙織的なイメージです(笑)。

SYNC.ART'S-ソラとトキと二色のチョウ-魅せる時 ★★ (2009-03-30 22:05:36)

なんか凄く不思議な雰囲気の曲。
クワイヤやチェンバロを配したイントロはゴシックっぽいんですが、メロディが宇宙っぽい感じ。本編でそのメロをギターで弾くとハードロックっぽく聞こえるし…印象に残るけど、掴みづらい感じの曲だと思います。

SYNC.ART'S-華に舞う黒蝶の姫-Over Providence ★★ (2009-03-30 22:01:32)

1曲目との繋がりが良いですね。リズムもロック寄りになり、ギターも生になって段々テンションが上がってくる感じが好き。寝る時に聴いてても、いつの間にか足でリズム取ってたりします(笑)。
すみません、間違えました…(汗)「ソラとトキと二色のチョウ」収録です。

SYNC.ART'S-ソラとトキと二色のチョウ-Bichrome ★★★ (2009-03-30 21:58:21)

お洒落なタイトルが好みな1曲目。
トランスの四つ打ちとメタルのギターのディストーションのもたらす快感って、実は結構似てるんじゃないかと思うんですが、それを確信した上でくっつけたようなアレンジ。私はこういう歌が音の真ん中にある曲は、歌メロが美味しくないと嫌なんですが、これは見事に期待に応えてくれてます。

SYNC.ART'S-Heart Chain-Ever Since… ★★ (2009-03-30 21:54:07)

この曲の歌詞、かなり苦労して書いたんじゃないでしょうか…V系とかでよくあるなんちゃって英語よりずっとしっかりしてる。でも歌は…母音をはっきり発音しすぎる、日本語的な感じ(笑)。二重母音はもう少しぼかして歌っても…。なんか英語を頑張ってる感が強くて、あんまりアレンジやメロディへの感想が浮かんで来ない曲(笑)。

SYNC.ART'S-Heart Chain-癒えぬ痕 ★★★ (2009-03-30 21:49:25)

今までにも六弦アリスの櫻井アンナさんが参加した曲はありましたが…正直、どれも六弦の方が良い、彼女の声質を良く活かしてると思ってたんですが…遂に本家に匹敵するくらい魅力的なゴシックチューンが来ましたね。海外のゴシックにも、ここまで甘美なダークさを聴かせてくれるバンドはなかなかいない…ってくらいレベル高いです。特にラストのサビ、全身の毛が逆立つような感覚に襲われます。
歌詞は、人の心を読む能力を持った少女の心情を歌ったものでしょうか。どこか六弦アリスの歌詞のテーマと共通するものがあるように思います。

ムック-球体 ★★ (2009-03-30 17:06:00)

09年発表、8枚目のフルアルバム…ムックもそろそろベテランですね。
メタリックな演奏をこれまで以上に濃くすることでAVENGED SEVENFOLD辺りを好んで
聴いてるようなメタラー、洋楽ファン層を射程に入れつつ、歌謡的な歌メロも重視し、
ヘヴィ過ぎない歌詞世界を打ち出すことで一般のロックファンにもアピールすることが
狙いなら、これはかなり成功しているといえるんじゃないでしょうか。ちょっとした
打ち込みとか、ヴォイスエフェクトとか今風の要素も結構取り入れてますし。
反骨精神や頼もしさがありつつも、巧みに繊細で弱い部分も見せる歌詞はどこか少女漫画の
不良(当然イケメンで、根は優しい)を思わせますね(笑)。これならV系ファンのちょっと
屈折した女の子もグッと来てしまうのではないでしょうか。アルバムの購入特典の懸賞の
プレゼントにはメンバ
…続き

SYNC.ART'S-天つ風-風乱舞 ★★ (2009-03-30 16:26:36)

メロディは「信仰は儚き人間の為に」なので極上だし、ヴォーカルは六弦アリスの櫻井アンナさんが務めてるし、五条下位さんのアレンジセンスも良いと思うんですけど…何故か星3つ付けるのを躊躇うような物足りなさがあるんですよね…ヴォーカルとアレンジの相性が余り良くないのかも…。

SYNC.ART'S-天つ風-嵐の中で当人しか知りえないもの ★★ (2009-03-30 16:23:09)

これも歌詞が凄く印象的。
韻を踏みつつ始まり、「正当防衛/ハリケーン/稲光/磁気嵐」と意図不明の単語を並べたりして、ラストは「孤独神社断末魔!」で締め。…意味は分からないけど、なにか盛り上がってるというのは伝わってきます(笑)。ロックの攻撃性を、話が通じない人の恐さを加えることで高めた感じでしょうか。「嵐の中で当人しか知りえないもの」…確かに、タイトルの通りの曲ですね(笑)。

SYNC.ART'S-天つ風-Crash Soul ★★ (2009-03-30 16:16:37)

がなり気味のアグレッシブなヴォーカルと、闘争本能剥き出しの歌詞が印象的な曲。「ぶち壊せ」「切り刻め」は分かるけど、「殴り取れ」って凄い表現ですね…トゲ付きのメリケンサックでぶん殴って、相手の肉をこそぎ取るようなイメージが浮かびます(笑)。そんな歌詞とは裏腹に、歌メロやキーはかなりメロウでそのギャップも面白い。

SYNC.ART'S-天つ風-憂流迦 -ulka- ★★★ (2009-03-30 16:12:27)

アルバムラストを飾る、クサメタラー悶絶間違いなしのどキャッチーなメロディが聴ける曲。私はこの曲で「フォールオブフォール」という恐ろしい破壊力を持つメロディの曲を知り、以後同曲のアレンジを幾つも聴いてみたんですが、これに匹敵すると思うのはほとんど無いですね。「♪右へ 左へ 高嶺へ」の箇所は、歌詞、歌唱、メロディ、リズムが一つに調和する瞬間、みたいなものが感じられます。

SYNC.ART'S-天つ風-風息 ★★★ (2009-03-30 16:04:42)

この曲と「憂流迦」は、同じ曲を原曲に持つものでは個人的にUNLUCKY MORPHEUSと並ぶくらい名アレンジだと思う。UxMxがメタルの様式を利用してクサさを醸し出しているのに対し、こっちは壮大さを感じさせるアレンジでメロディを活かしている感じ。ヴォーカルの声質も澄んだもので、メロディにぴったり。ロックながらどこか清浄感も感じさせる名曲です。

GRAND EXTREME BLACK - 荘厳極激黒 ★★ (2009-03-29 22:08:00)

大阪産独りシンフォニック・ブラック。
…「荘厳激極黒」って、普通に「そうごんげきごくこく」って読んでいいのかな…?

GRAND EXTREME BLACK - 荘厳極激黒-WORLD DESOLATION - 世界荒廃-DARKNESS EMPIRE - 暗黒帝国 ★★★ (2009-03-29 22:06:42)

暗黒を広げるようなギターメロ、速さを感じる限界レベルの豪速ブラスト、それらを纏めて包み込むキーボード…アングラ志向のシンフォブラックとして隙のない完成度の曲。ラストに相応しい凄絶っぷりです。

GRAND EXTREME BLACK - 荘厳極激黒-WORLD DESOLATION - 世界荒廃-SURRENDER OF HEAVEN - 天国陥落 ★★★ (2009-03-29 22:05:44)

途中の呪術めいたキーボードの音が嫌でも印象に残る曲。
魔界の底に木霊するような音色だわ…。

GRAND EXTREME BLACK - 荘厳極激黒-WORLD DESOLATION - 世界荒廃 ★★★ (2009-03-29 22:04:00)

2008年発表の6曲入りCD-R。バンド初の音源らしいです。
…これはもっと早く買っておくべきでした。

路線的には、バンドサウンドに「乗る」ではなく、バンドサウンドを「包み込む」ようなキーボードを大々的に取り入れたシンフォニック・ブラック。こういうオーロラめいた音色のキーで、キーそのものの音圧も高いという音って、何か魔性めいたものが感じられてツボなんですよね。アトモスフェリック・メタル寄りの路線ながら、メロデス好きにも受けそうなメロいフレーズも弾きながらブラック特有の邪悪な呪術性を醸し出すギターワークもかっこよく、刻みパートの圧力もかなり高い。ヴォーカルはこの手には珍しい低音咆哮で、愚かな人間に天罰を下す怒れる神という趣き。

この「音圧の高い魔性キー」「重く歪んだギターの音色」「低音咆哮ヴォーカル」を合わせた音から感じるのは、アングラな音楽特有の凄み。こ
…続き

SEVENTH-HEAVEN MAXION-爛漫 -ranman--信じた道の行く末は ★★ (2009-03-29 22:00:32)

能楽とポップスの融合という時点で衝撃的な曲。
「雷獣」と大元のメロディは一緒なのに、繰り返しが多く盛り上がらないサビはちょっとイマイチですが…実験的なことを演りながらしっかりポップに仕上げてるのが良いですね。

SEVENTH-HEAVEN MAXION-Devote Strikers!!-紅闇 -kureyami- (2009-03-29 07:20:11)

ヴォーカル良し、アレンジ良し…なのに歌メロはイマイチな、もったいなさすぎな曲。いまひとつ盛り上がりに欠けるサビメロのあとに、その100倍くらいクサいメロがくるという構成は、SHMにあるまじき失態な気が…これ、調理の仕方が少し違っただけで何倍もの魅力を持つ名曲になったと思うのに…。

SEVENTH-HEAVEN MAXION-Devote Strikers!!-Gain Intention ★★ (2009-03-29 07:19:12)

このアルバム、SHMのディスコグラフィーの中では正直微妙な作品だと思うけど…この曲はかなり良いと思う。Aメロのクッサクサなメロディで惹きつけ、Bメロで弾みを付けて、熱いサビへ突入!!個人的には、この曲のサビが、コンセプト通りの熱さを感じられましたね。


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