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Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 2801-2850
KROHM-A World Through Dead Eyes
RUDRA-Brahmavidyaan: Transcendental I-Not the Seen but the Seer
RUDRA
RUDRA-Brahmavidyaan: Transcendental I-Immortality Roars
RUDRA-Brahmavidyaan: Transcendental I-Ravens of Paradise
RUDRA-Brahmavidyaan: Transcendental I
URFAUST-Drei Rituale Jenseits Des Kosmos
TORGEIST
TORGEIST-Time of Sabbath-Time of Sabbath
TORGEIST-Time of Sabbath
POCKET AD-とある魔法の森メタル-上海紅茶館~CHINESE TEA
POCKET AD-とある魔法の森メタル-恋色マスタースパーク
POCKET AD-とある魔法の森メタル-少女さとり~3RD EYE
POCKET AD-とある魔法の森メタル-U.N.オーエンは森メタルなのか?
POCKET AD-とある魔法の森メタル-おてんば恋娘
POCKET AD-とある魔法の森メタル
CREBAIN
CREBAIN-Night of Stormcrow-Winds of Fury
CREBAIN-Night of Stormcrow-Cries of My Motherland
CREBAIN-Night of Stormcrow-Time to Die
CREBAIN-Night of Stormcrow-By Our Talons Heaven Shall Fall
CREBAIN-Night of Stormcrow-Darkness Be My Bride
CREBAIN-Night of Stormcrow-I Live to Kill
CREBAIN-Night of Stormcrow-Night of the Stormcrow
CREBAIN-Night of Stormcrow
TRANCELIKE VOID-Destroying Something Beautiful-Part Ⅰ : Everything Fails
TRANCELIKE VOID-Destroying Something Beautiful
THE CNK-Ultraviolence Über Alles
THE CNK-Ultraviolence Über Alles-Kommando '96
THE CNK-Ultraviolence Über Alles-Jim Beamed Ahnenerbe TV
THE CNK-Ultraviolence Über Alles-Political Police
A FOREST OF STARS-The Corpse of Rebirth-Earth and Matter
A FOREST OF STARS-The Corpse of Rebirth-Male
A FOREST OF STARS-The Corpse of Rebirth
THE SARCOPHAGUS
THE SARCOPHAGUS-TOWARDS THE ETERNAL CHAOS-MISANTHROPIC
THE SARCOPHAGUS-TOWARDS THE ETERNAL CHAOS-ANATOLIAN DRAGONS
THE SARCOPHAGUS-TOWARDS THE ETERNAL CHAOS-THE SARCOPHAGUS
THE SARCOPHAGUS-TOWARDS THE ETERNAL CHAOS-HYMN TO AWAKENING
THE SARCOPHAGUS-TOWARDS THE ETERNAL CHAOS-LEGEND SLEEPS BEHIND THE MOUNTAINS
THE SARCOPHAGUS-TOWARDS THE ETERNAL CHAOS
BURZUM-Belus
DEVILYN-Ⅺ-The Seven Virtues Divine
DEVILYN-Ⅺ
LUNA MORTIS-The Absence-Last Defiance
LUNA MORTIS-The Absence-Forever More
LUNA MORTIS-The Absence-This Departure
LUNA MORTIS-The Absence-Ash
LUNA MORTIS-The Absence
POCKET AD-東方パイレーツ・メタル!-万年置き傘にご注意を
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発言している32曲を連続再生 - Youtube



KROHM-A World Through Dead Eyes ★★★ (2010-03-19 21:47:00)

2004年発表の1st。
上の方たちが仰っているように、鬱ブラックでも秀逸なアルバムですね。

このジャンルの中ではかなりメロディ志向が強く、歪んだアルペジオやトレモロリフにより奏でられる、不吉さ、鬱、哀しみ…など、様々なマイナス感情を想起させるメロディを、ひたすら紡いでゆく作風は、鬱・絶望系の音楽が好きなら必聴と言えると思います。
よく聴くと、実はベースラインも結構メロウだったりしますし。

耳を聾するのではなく、脳に染み込むようなギターノイズ、空間系のキーボード、時々疾走を効果的に挟みつつ、基本ミディアムスローで叩かれるリズムなど、メロディを聴かせるお膳立てもバッチリ。ヴォーカルも、時折「血の叫び」とでも言いたくなるような壮絶な叫びを聴かせながらも、まだ「かっこいい」の領域で留まっている、行き過ぎない高音がなりで、鬱系の中では割と聞きやすいほうだと
…続き

RUDRA-Brahmavidyaan: Transcendental I-Not the Seen but the Seer ★★★ (2010-03-18 23:02:11)

デスメタルサウンドに絡む、パーカッションが更に曲の威風を引き立ててますね。欲を言えば、他の曲でもメロディだけでなく、こういうリズム面からの中近東へのアプローチを、もっとして欲しかった所。

RUDRA ★★ (2010-03-18 23:02:00)

ヒンズー教をテーマとしたデスメタルバンド。
まだ5thしか持ってないですが、NILEに匹敵する逸材ですよ、このバンド…。
92年から活動するベテランらしいですが、今までノーチェックだった自分の浅学を恥じるばかりです…。

RUDRA-Brahmavidyaan: Transcendental I-Immortality Roars (2010-03-18 23:00:58)

パーカッシブなリズムに、いつもの中近東リフの代わりに、妖しげな民族楽器による持続音を乗せた、実験的な曲。こういう試みを、もっと大胆に取り入れてくれれば、更に素晴らしいものが出来そう…まだまだ眠ったポテンシャルがあると思う。

RUDRA-Brahmavidyaan: Transcendental I-Ravens of Paradise ★★★ (2010-03-18 23:00:11)

オープニング明けの、実質1曲目といえる曲ですが…このリフといいソロといい、展開といい異境メタルとしてもエクストリームメタルとしても、非常にレベルが高いですよね…。どちらかとして、レベルの高いバンドは多くいますが、これくらい両立出来てるバンドも珍しいと思う。

RUDRA-Brahmavidyaan: Transcendental I ★★ (2010-03-18 22:58:00)

2009年発表の5th。
…何でも「ヒンズー教」をテーマとしたデスメタルを演っているそうで。
…と言っても、何の宗教的知識も無い日本人から見ると、NILEやMELECHESH同様に、中近東の
メロディや雰囲気を取り入れたデスメタルに聴こえてしまいますが(笑)。音質こそNILEの
最新作辺りと比べると柔らかめで聴きやすいし、ヴォーカルのデスヴォイスもGOD DETHRONEDの
それのようなストレートなかっこよさがあるんですが、リフやソロに違和感無く中近東風の
メロディを練りこむことについては、NILE以上に徹底しているように思います。
ただ、このバンドもNILE同様、呪文やエスニックなパーカッションの使い方に、SE的なものが
多いのが惜しいんですよね…。もっと大胆に、呪文詠唱をブラストビートに絡めたみたり、
パーカッシブなリズムにデス
…続き

URFAUST-Drei Rituale Jenseits Des Kosmos ★★★ (2010-03-17 18:44:00)

2008年発表の3曲入りEP。
以前より、変わったヴォーカルスタイルが話題になってるバンドですが…

確かに、鬱ブラック系の悲痛絶叫(それでも、奈落に落とされている人のような、妙な味はある・笑)や、邪悪な祈祷風の声も使ってはいるんですが…まるで石焼芋売りのおっさんが、商品が売れずに生活苦から発狂したような、怒ってるんだか無気力なんだか分からない太いノーマルヴォイスはかなりのインパクトがありますね(笑)。

ただし、曲それ自体にも、ヴォーカル以上のインパクトがあります。
ゆっ…くりと渦を巻くような泥沼を思わせるドローンに、淡々とミディアムで叩かれるドラムを絡め、そこに鬱系/シューゲイザー系ブラックの儚いトレモロや、音響ブラック的な神経を冒すようなギターノイズ、何か不吉なものがうねるようなキーボードを乗せていく作風は、鬱ブラックや葬式ドゥームにも通じますが
…続き

TORGEIST ★★ (2010-03-17 18:41:00)

フランス産ブラックメタルバンド。
MUTIILATIONやVLAD TEPES、BELKETRE等のバンドと共にブラックメタルサークル
Les Legion Noirを結成していたので、マニアの間では結構知名度の高いバンドです。

TORGEIST-Time of Sabbath-Time of Sabbath (2010-03-17 18:40:37)

…いや、どの曲が好きか訊かれても困る…(笑)
強いて言うなら、他の曲よりもメロディアスな「気がする」この曲。…しかしこれ、音源を聴いてリフをコピーできる人とかいるんでしょうか。

TORGEIST-Time of Sabbath (2010-03-17 18:39:00)

95年発表の6曲入りデモ。
2008年にDrakkar ProductionsよりCD化されました。
音の方は…「これぞフレンチ・カルト」としか言い様のない音です(笑)。

ノイジー過ぎて何だかよく分からないリフに、ヤケクソすぎる絶叫を乗せてオールドスクールに突き進む、プリミティブブラックの芯の部分を煮詰めすぎてマニア以外には理解不能になったような作風で、これ以上音質が壊れるとノイズ音楽になるというギリギリの所を行ってると思う。

逆に言えば、ILDJARNやWOLDのようにノイズ音楽として評価される事も望んでないようなストイックさ。当然、デスメタル的なまともなブルータリティも、テクニックに裏打ちされた豪速ブラストも、他のプリブラのようなメロウさもガン無視で(笑)、ひたすらサタニックでカルトな空気感を出すことに専念した作風。時折メロディらしきものもある
…続き

POCKET AD-とある魔法の森メタル-上海紅茶館~CHINESE TEA ★★★ (2010-03-14 23:20:46)

ラスト近くの、宴たけなわという感じの疾走パートがかっこいいですね。ここは頭を振りたくなる。そして…また1曲目から聴きたくなります(笑)。

POCKET AD-とある魔法の森メタル-恋色マスタースパーク ★★★ (2010-03-14 23:18:30)

この2~3曲目の繋ぎも上手い。
「次は私の番だぜ」とばかりに、チルノを押しのけてステージの中心に出てくる魔理沙が浮かんできます(笑)。原作のゲームをプレイしてると、具体的なシーンが思い浮かんで楽しいです。なんか凄く微笑ましい(笑)。

POCKET AD-とある魔法の森メタル-少女さとり~3RD EYE ★★★ (2010-03-14 23:14:07)

このゴス趣味丸出しのメロディがこんなに楽しく聴こえてしまうとは…。しかし、これ聴いて、原作プレイしていて良かったな…と思いました。周りが酔っ払ってる中、一人素面で、華麗に耽美なメロディを(得意げな感じで)奏でるさとりの姿が浮かんできます(笑)。本当に楽しそうだなぁこの人たち(笑)

POCKET AD-とある魔法の森メタル-U.N.オーエンは森メタルなのか? ★★★ (2010-03-14 23:07:59)

この曲は原曲のメロディ自体にゴシック的な怪奇趣味が混じってるので…やっぱり他の曲と一線を画した曲になってると思う。これを1曲目に持ってきたことで、異形の宴会にまだ馴染んでいない人間の、「畏れ」みたいなものが表現されている気がする。そういう効果を狙って、1曲目にしてるのかは分かりませんが…。

POCKET AD-とある魔法の森メタル-おてんば恋娘 ★★★ (2010-03-14 23:03:11)

これはもう…イントロの時点で勝負が決してます。
1曲目で体が「森メタル」のノリに馴染んできたと思ったら、この元気のいいイントロを聴かされ、そのまま美メロのサビを聴かされる事に…多分、1曲目の間ずっとスタンバってたんでしょう(笑)。

POCKET AD-とある魔法の森メタル ★★ (2010-03-14 22:58:00)

2010年発表の東方メタルアレンジ第3弾。っていうか今日発売です(笑)。
今日だけで普通のメタルアルバムも合わせると10枚以上買ってしまったんですが、
この作品だけもう5~6ループはしてます。中毒性高すぎ…(笑)。サンプルの時点で
「これは!?」と思ってましたが、フルで聴くと期待以上に素晴らしかったです。
…ジャンルは、「森メタル」との事ですが…端的に言ってしまえば、聴いてると自然と
体が動き出しそうなノリッノリのリフとリズムに、ヴァイオリンやフルートなどの
フォークメタルでよく使用される楽器による華やかなメロディが乗る、まるで魔法の森で
妖精や妖怪、陽気な魔法使い達が楽しく踊りながら、宴会をやってる様なメタル…という感じ。
個人的になんですが、このアルバムにはどうもストーリー的なものを感じるんですよね…
森に迷い込んだ人間が、異形た
…続き

CREBAIN ★★ (2010-03-14 18:17:00)

アメリカンブラック悪の枢軸の一角、LEVIATHANともスプリットを出してるバンド。
アルバムのサンクスリストにもWrestやMaleficの名前が見えますね。
このバンドもGORGOROTH同様、トールキンの「指輪物語」が元ネタだそうです。

CREBAIN-Night of Stormcrow-Winds of Fury ★★★ (2010-03-14 18:16:32)

「プリミティブブラック特有の叙情リフ」を、とにかくかっこよく聴かせることに心血を注いだような、アルバム本編ラストの曲。…ここまで聴いて、アルバムのプリブラとしての隙の無さに驚愕してしまいました…。本当に力作、名盤だと思う。

CREBAIN-Night of Stormcrow-Cries of My Motherland ★★★ (2010-03-14 18:15:39)

静かに破滅が忍び寄ってくるような、どす黒い荘厳さのリフが特徴的な曲。後半は疾走すると共に、リフにも破滅がすぐそこまで迫っているような焦燥感が加わってきていると思う。展開はシンプルですが、その中で最大限にドラマ性を持たせていると思います。

CREBAIN-Night of Stormcrow-Time to Die ★★ (2010-03-14 18:14:32)

リフに込められた毒々しい攻撃性が、フレンチブラックにも通じる曲。
…曲自体は凄く良いんですけど、イントロのSEは一体…多分あの笑い声は自前だと思うんですが、演技力がちょっとアレなので、ぶっちゃけ酔っ払いっぽく聞こえる(笑)。

CREBAIN-Night of Stormcrow-By Our Talons Heaven Shall Fall ★★★ (2010-03-14 18:13:27)

ブラックメタルの、底の知れなさと、哀愁との両方が込められたリフがまず耳を引く曲。途中のリードギターにも、やはりその「底知れなさ」は息づいてる気がします。前身バンドのバージョンもアルバムに入ってますが、これは確かに名義が変わっても引き継ぎたくなるのも分かる名曲だと思う。

CREBAIN-Night of Stormcrow-Darkness Be My Bride ★★ (2010-03-14 18:09:22)

暗黒よ、我が伴侶となれ!
…なんかファンタジーの悪役キャラの魔法使いが言いそうな台詞ですよね(笑)。曲的には、死にそうなメロディのリフをひたすら繰り返す、鬱ブラックに通じる作風ですが…途中メロディアス度があがっても、不吉さも比例して上がってしまう所がさすが。

CREBAIN-Night of Stormcrow-I Live to Kill (2010-03-14 18:08:25)

これはヴォーカルエフェクトが逆に仇になってると思う。
ラストも、あれだけ絶叫してくれるならもっと生々しさが欲しい所。

CREBAIN-Night of Stormcrow-Night of the Stormcrow ★★ (2010-03-14 18:07:25)

他の曲と比べると、多少メロディが引っ込み気味なんですが、これは紛れもなく北欧のブリザードに通じる冷たさがある曲だと思う。ほんと、「ブラックのリフを書くこと」に懸けては、かなり才能ある人ですよね…。ちなみに、曲の方だけ「the」が付くみたいです…曲を登録する側としては、ややこしくて困ります(笑)。

CREBAIN-Night of Stormcrow ★★ (2010-03-14 18:05:00)

2003年発表の7曲入りデモのCD化。2007年リリース。CD化にあたって、前身バンド(?)のGauderon Dhergの全曲(3曲)を収録。

あのLEVIATHANと関連があるくらいだし…と期待して買ったんですが、これは想像以上に素晴らしいプリミティブ・ブラックですよ。グロテスク・アヴァンギャルドな志向を最近強めてきているLEVIATHANやXASTHURに比べると、こっちは純粋なプリミティブブラックと言う感じ。

ドラムは打ち込みらしく、やや金属的な響きが強いですが…黒い吹雪を思わせる音色のリフと相性の良い音で、全くマイナスになっていないのが良いですね。ただ、ヴォーカルはエフェクト掛けすぎで、凶悪化というより記号化してしまっているきらいも。この辺りをFUNERAL MIST並に拘ってくれたら、更にカルトになったかもしれないのに、ちょっと惜しい感じがします。
…続き

TRANCELIKE VOID-Destroying Something Beautiful-Part Ⅰ : Everything Fails ★★★ (2010-03-10 20:53:08)

この曲はシューゲイザー寄りのブラックにも通じる、感情的なメロディが聴けて、その手のファンからも好まれそう。…でも、逆に生暖かさと言うか神秘性と言うか、どこか正体不明で暗黒な感じも強いんですよね…。

TRANCELIKE VOID-Destroying Something Beautiful ★★ (2010-03-10 20:50:00)

2008年発表の1st。

このバンドも、今局地的に注目されている、ディプレッシブ/シューゲイザー寄りのブラックが好きな人の注目を浴びているようですね。ただ、一部で(シューゲイザー的な?)感情の篭もったメロディによるトレモロ、曲間などではシンセアンビエントが聴けたりするものの、曲本編はほとんど何かの「波形」を描いているような平坦で淡くノイジーなギターリフ、リフの波形をより鮮明にすることに徹したような、淡々とミディアムで叩くドラムス、曲の暗度を更に深くするベースによって構成されており、鬱ブラックでも相当にストイックな方に属する音だと思う。

この作品、個人的には「鬱ブラック」か「シューゲイザー(寄りの)ブラック」かと言われたら、前者だと思う。確かに一部感情的なメロディが聴けたり、音像の描き方は丁寧で繊細なものの、全体としてはやっぱり洗脳的で、暗黒趣味が強い雰囲気。凶
…続き

THE CNK-Ultraviolence Über Alles ★★ (2010-03-09 00:02:00)

2002年発表の1st。

09年に他アーティストによる全曲のリミックスを加えて再発されました。私が持ってるのは再発盤ですが…この二人のイケメンが濃厚に口づけするジャケは、ある意味Aアノレクの3rd以上に背徳性を感じるんですが…もっと人に見られたくない感じ(笑)

路線としては、ダンサブルなインダストリアル・ビートに、リズミックさを更に強調するような刻みリフを絡め、そこにブラックメタルバンドらしい不穏なキーボードや、凶悪にアジるヴォーカル等を乗せたインダストリアルブラックで、「Reign of Light」「Solar Soul」期のSAMAELに近い音。キーボードのフレーズに不穏さだけでなく、クラシカルな美意識も感じられるのは、やはり元アノレクのメンバーの感性に因るものが大きいのでしょうか。
SAMAELがクールさとポジティブな暗黒エナジーを強く感じる作風
…続き

THE CNK-Ultraviolence Über Alles-Kommando '96 ★★★ (2010-03-08 23:42:45)

途中のトレモロリフによるメロディは、そのまま疾走するメロディック・ブラックに乗せてしまっても違和感無さそう。リズムとリフの絡みも暴虐ブラックに蹂躙されるのとはまた違った気持ちよさがあるし、結局のところ「ブラック好きが好む(好みそうな)音」に落ち着いているのでは。

THE CNK-Ultraviolence Über Alles-Jim Beamed Ahnenerbe TV ★★★ (2010-03-08 23:40:22)

針山の上を転がる様を、インダストリアルビートで表現したようなリズムが耳に心地良いですね。キーボードのメロディの、荘厳ながら終末観も漂う雰囲気は、やはりシンフォブラックバンドの面子によるインダストリアルという感じがします。

THE CNK-Ultraviolence Über Alles-Political Police ★★★ (2010-03-08 23:37:33)

「Ladies & Gentlemen, Please Welcome to...
The Count Nosferatu Kommando!!!」
この入り方、思わず真似したくなるくらいかっこいい(笑)。
アルバムの導入に「いかにも」といったシンフォ曲やアンビエント曲を掛けるバンドも沢山いますが、それ以上に説得力のあるオープニングだと思う。加えて本編も確信に満ちたかっこよさがあるし、波長が合う人は1曲目から名盤の予感を感じる…かも。

A FOREST OF STARS-The Corpse of Rebirth-Earth and Matter ★★ (2010-03-07 05:31:18)

中間部のパーカッションを取り入れたパートが非常に印象的で、個人的にも気に入りました。やっぱりこの音色、「大地の営み」的な物を象徴しているのでしょうか。

A FOREST OF STARS-The Corpse of Rebirth-Male ★★★ (2010-03-07 05:30:22)

可憐な女性ヴォーカルが、聴き手を神秘体験レベルの音響パートに案内していく曲。これほどまでに神秘的で幽玄なギターリフとキーボードの絡みは、ブラックでも滅多に聴けないと思う。ここのパートなんかはジャーマンプログレマニアが聴いても唸るのでは。「Afell, asun, arose athunder」と繰り返す部分の悪魔的な雰囲気も凄い。このアルバムを象徴するような楽曲で、正直これ1曲でもお腹一杯になれます。

A FOREST OF STARS-The Corpse of Rebirth ★★ (2010-03-07 05:28:00)

2008年発表の1st。

個人的に、このアルバムのアートワークはブラックでもトップクラスに好き。
基本的にはBURZUM3rdの流れを汲む鬱/アンビエントブラックに、
MY DYING BRIDEのメンバーによるヴァイオリンが美しく頽廃的に絡む、
「美し版BURZUM」とも言える内容ですが…
音響要素やクラシックからの引用フレーズ、トライバルなリズムなど
様々な要素も取り入れているにも関わらず、それらが「不気味かつ不条理」
という雰囲気で、纏め上げられてしまっているある意味凄い作風。
ヴォーカルも「神/女性/男性/大地と物質/大宇宙」という深遠な
テーマを、哀れを誘うような、ヒステリックに裏返った叫びで歌うもので、
LIFELOVERにも通じる気味悪さを感じます。…この雰囲気の中、可憐な
女性ヴォーカルが出てきても
…続き

THE SARCOPHAGUS ★★ (2010-03-07 01:31:00)

SHININGなどで活躍するKvarforthがVoを務めるトルコ産ブラック。
…ここ数年で、彼が関わった作品って一体何枚くらいあるんでしょうね…。
掛け持ちバンド多すぎて過労死するのでは(苦笑)。
昔失踪していた時期もあったというし、本当に普通に生きられない人って感じですね…。

THE SARCOPHAGUS-TOWARDS THE ETERNAL CHAOS-MISANTHROPIC ★★★ (2010-03-07 01:30:50)

気温だけでなく、明度も下がったように感じられるリフ捌きが、DISSECTIONやNAGLFARなどの一流のメロディックブラックとの共通点を感じさせてくれる、アルバムラストの曲。タイトル通りの人間嫌いオーラも漂いまくってます。

THE SARCOPHAGUS-TOWARDS THE ETERNAL CHAOS-ANATOLIAN DRAGONS ★★★ (2010-03-07 01:29:49)

個人的に一番「トルコらしさ」を感じた曲。
叙情メロディに北欧勢とは異なる、エキゾチックな雰囲気があるような気がする…といっても、北欧自体が日本人から見たらありますからね(笑)。でもこのメロディ、かなり印象に残りました。

THE SARCOPHAGUS-TOWARDS THE ETERNAL CHAOS-THE SARCOPHAGUS ★★★ (2010-03-07 01:28:56)

ミッドテンポで漆黒の瘴気で辺りを包みこむような、気合の入ったどす黒さを聴かせてくれる曲で、近寄り難さではアルバムでも随一。レコーディング前にメンバー全員で聴き手を呪う儀式やってるとかいったら信じますもん(笑)。流石、バンド名をそのまま付けるだけあって、他の曲と比べても暗黒度がより高くなってる感じがしますよね…。

THE SARCOPHAGUS-TOWARDS THE ETERNAL CHAOS-HYMN TO AWAKENING ★★★ (2010-03-07 01:28:13)

イントロからかなりメロディアスで、エクストリームメタルとしても聴きやすい曲だと思いますが…しっかりブラックメタル特有の人を遠ざける雰囲気、近寄ってはいけない雰囲気も醸し出されているのが素晴らしい。

THE SARCOPHAGUS-TOWARDS THE ETERNAL CHAOS-LEGEND SLEEPS BEHIND THE MOUNTAINS ★★★ (2010-03-07 01:27:21)

トレモロリフによる叙情メロディを紡ぎながら疾走、というのは、既に星の数ほどのバンドが演ってることですが、特にメロディに特別な「何か」を感じられる気がします。この前のイントロも単なるイントロ以上の役割を果たしてると思うし、SHININGのメンバー参加に釣られて買った人も満足できるのでは。作風には戸惑うかもしれませんが…。

THE SARCOPHAGUS-TOWARDS THE ETERNAL CHAOS ★★★ (2010-03-07 01:25:00)

2010年発表の1st。

クレジットを見る限り、作曲の舵を握っているのはKvarforthではなく、NahemothとThyrouthの2名のギタリストのようですが…ここで聴けるのは寒々しいリフを纏って疾走するパートが中心の、メロディックブラックの王道を行く音とも言える作風で、今までKvarforthが関わってきたバンドとは明らかに一線を画してますね。

トルコのバンドの感性なのか、北欧勢よりも「冷たさ」が少し弱い代わりに、独特の上品さがメロディに現れている気がします。…もっとも、音は整ってはいるものの、ノイジーなギターの音圧が強く、全く上品な感じではありませんが(笑)。

そして肝心のKvarforthのヴォーカルですが…今まで抽象性の高いブラックや鬱系のバンドでその表現力を発揮してきた彼ですが、意外にもこういう王道な音にも凄くマッチしてます。WA
…続き

BURZUM-Belus ★★★ (2010-03-05 21:38:00)

2010年発表の7th。

シーンの中心人物、Euronymousを殺害した事で投獄され、獄中でもアンビエント作品を作っていたCountが新作を発表するということで、その動向がかなり注目されてましたが…

リフ中心の音楽、情景を見せる音楽としても、その手段の軸にあるのがリフということで、これは(生粋の)メタルだと思います。人種差別的思想の関係から、ロックそのものを否定する発言をしていた(らしい)ことや、実際にアンビエントに傾倒していた事から考えると、この作風はかなり意外なんですが…。

音の方は、ミッドテンポで鬱々としたメロディを聴かせる、いわゆる「鬱ブラック」的な曲から、刻みリフを用いた疾走曲など、1stから3rdまでの路線を総括し、磨き上げたという感じでしょうか。ヴォーカルの方も、以前のようなヒステリックな高音絶叫とは違う、(DISSECTIONの
…続き

DEVILYN-Ⅺ-The Seven Virtues Divine ★★★ (2010-03-04 20:10:01)

やっぱりデスメタルのメロディって良いですね。
演奏の凶悪さを差っ引いて、メロディだけ考慮しても禍々しいという。

DEVILYN-Ⅺ ★★ (2010-03-04 20:08:00)

2005年発表の4th。
ポーランド産のデスメタル、しかもNovyが以前在籍していたバンドともなれば、期待せざるを
得ませんが…当然の如く、それに応えてくれるブルータルなデスメタルを演ってます。
凶悪さ・リフの切れ味、演奏力の高さなどからはHATE ETERNAL辺りを思わせますが、
他のデスメタル、例えばMORBID ANGEL辺りと比べると、ギターやドラムの音質に機械的な
無機質さがアドっているように思います。魔界の瘴気に取り込まれるというよりは、なにか
極悪な形の機械の中に放り込まれてグチャグチャのミンチにされる感じ(笑)。
まあ、曲自体は十二分に「魔界」みたいな雰囲気ですけど…(笑)。
演奏時間は約25分と短めですが、硬質な音質によるリフとリズムの凶悪な絡みが、
濃厚に詰まっている逸品。デスメタル好きならば買って損なしかと。
…続き

LUNA MORTIS-The Absence-Last Defiance ★★★ (2010-03-04 20:05:44)

取り敢えずアルバムで一番好きです。
「♪No one knows~」のバッハ風歌メロがとにかく素晴らしい。アメリカ産のバンドながら、MINSTRELIXとかと勝負出来るレベルの歌メロですよ、これ…。「Divided we stand, united we fall」という歌詞もかっこよくて皮肉が効いてて好きです。

LUNA MORTIS-The Absence-Forever More ★★ (2010-03-04 20:04:32)

個人的に凄く惜しい1曲。
「♪From the depth~」からの歌メロは、あともう一捻りすれば大悶絶確定のクサメロになりそうなのに…何だかお上品に纏まってる感じがする。この作品に不満がある人って、多分こういうところに煮え切らなさを覚えるんだろうなぁ…。リフもキャッチーで、即効性のある良い曲だとは思いますが。

LUNA MORTIS-The Absence-This Departure ★★ (2010-03-04 20:03:32)

イントロが(上海アリス幻樂団の)「夢消失」に似てるので、個人的に何だか気になる1曲。ほぼフィメールゴシックと化してますが、それにしては歌メロが弱いかな…。歌メロまで「夢消失」に似てたら、満点あげてましたが(笑)

LUNA MORTIS-The Absence-Ash ★★★ (2010-03-04 20:02:39)

凝ったアンサンブルに女性らしさを失わない壮絶な咆哮、ゴシック的な頽廃性を表現出来ている歌メロ…安定して完成度の高いアルバムの中でも、最も完成度が高いと思われる1曲目。特に「歌メロから」情景が浮かぶ所が私好み。この手って似たような感じになりやすいし。

LUNA MORTIS-The Absence ★★ (2010-03-04 20:01:00)

2009年発表の1st。
やや複雑で、凝ったギターワークのメロデスに、歌い上げとデスヴォイスを操る
女性ヴォーカル、そのヴォーカリストのキャラが立つようなゴシックメタル寄りの歌メロを
組み合わせた結果、プログレッシブなメタルコアに近付いた…という感じの作風ですね。
デスヴォイス+サビでクリーンパートを挿入とか、デス声の女性Voとか結構今風の要素を
取り入れてますが、プログレ的複雑さ、ゴシック的繊細さもあり、かなり上品に仕上がっている印象。
この作品、一方ではAT THE GATESの叙情とOPETHの楽曲構成能力を持ったバンドとして、
その筋の超一流バンドを引き合いに出してまで絶賛され、一方ではよく出来すぎている、
小さく纏まりすぎているという批判もあるようですが…確かに、どちらも正鵠を射た意見かと。
全曲良く出来てますが、圧倒的な名
…続き

POCKET AD-東方パイレーツ・メタル!-万年置き傘にご注意を ★★ (2010-03-04 19:58:06)

メロディの弄り方が上手いですよね。「野郎ども!碇を上げろ!!」とか言いたくなる、このノリ(笑)。ちょっとしたブレイクとかでも、心の中で「オイ!オイ!」とかギャングコーラス入れたりしてしまいますもん(笑)。


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