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Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 2751-2800
DEVILS WHOREHOUSE
DEVILS WHOREHOUSE-Blood & Ashes
LES DISCRETS-Septembre et ses dernières pensées
IHSAHN-After
IHSAHN-After-A Grave Inversed
IHSAHN-After-Heaven's Black Sea
IHSAHN-After-The Barren Lands
IHSAHN-After-On the Shores
OV HELL
OV HELL-The Underworld Regime-Krigsatte Faner
OV HELL-The Underworld Regime-Invoker
OV HELL-The Underworld Regime-Devil's Harlot
OV HELL-The Underworld Regime
VALKYRJA-Contamination-Welcoming Worms
VALKYRJA
VALKYRJA-Contamination-The Womb of Disease
VALKYRJA-Contamination-Oceans to Dust
VALKYRJA-Contamination-Ambience of the Dead
VALKYRJA-Contamination
NOKTURNAL MORTUM-The Voice of Steel-Sky of Saddened Nights
NOKTURNAL MORTUM-The Voice of Steel-By Path of the Sun
NOKTURNAL MORTUM-The Voice of Steel-My Dream Inside
NOKTURNAL MORTUM-The Voice of Steel-Ukraine
NOKTURNAL MORTUM-The Voice of Steel-Voice of Steel
NOKTURNAL MORTUM-The Voice of Steel
THROUGH THE PAIN-Time Heals Nothing
AREA51-Goddess-U・ta・ka・ta
AREA51-Goddess-Vanitas
AREA51-Goddess-Miss You
AREA51-Goddess-Marionette
AREA51-Goddess-Regret Et Larme
AREA51-Goddess-Nightmare
AREA51-Goddess
LIV MOON-DOUBLE MOON
LIV MOON-DOUBLE MOON-DOUBLE MOON
LIV MOON-DOUBLE MOON-月架
LIV MOON-DOUBLE MOON-GOOD NIGHT
LIV MOON-DOUBLE MOON-WILD CREATURES
LIV MOON-DOUBLE MOON-鮮やかに…
MERRIMACK-Of Entropy and Life Denial
LIGHT BRINGER-Tales of Almanac
LIGHT BRINGER-Tales of Almanac-Closed Sister~雪待月の妹~
LIGHT BRINGER-Tales of Almanac-In Disguise
LIGHT BRINGER-Tales of Almanac-Red Spider Lily
LIGHT BRINGER-Tales of Almanac-Frothy Summer~真夏の夜の夢~
LIGHT BRINGER-Tales of Almanac-We're All in This Together
LIGHT BRINGER-Tales of Almanac-Rain
LIGHT BRINGER-Tales of Almanac-Upstream Children
UNLUCKY MORPHEUS-Spring★(forestpireo)-慟哭
UNLUCKY MORPHEUS-Spring★(forestpireo)-懐恋リグレット
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発言している36曲を連続再生 - Youtube



DEVILS WHOREHOUSE ★★ (2010-04-03 12:11:00)

MARDUKの中心人物、Morganがベースを担当するバンド。
元はMISFITSやSAMHAINのトリビュート・バンドとして始動したらしいです。
バンド名はMISFITSの曲名から。

DEVILS WHOREHOUSE-Blood & Ashes (2010-04-03 12:09:00)

2009年発表の2nd。

成り立ちが成り立ちだけに、やはりMARDUKとは全く異なる音を出してますね。リズムにロック的なノリの良さやハードコア的疾走感を取り入れ、グルーヴィなリフとダーティなデス声未満の濁声ヴォーカルを乗せたスタイルで、近年のDARKTHRONEを陰湿にしたような雰囲気があると思う。リフにはグルーヴだけでなく、どす黒い澱みや、荒涼感も感じられたり、怪奇趣味のドローンも演っていたりなど、デスロックを根幹としつつも、聴けばブラックに造詣が深い人物が作っている事が容易に推定される音。

個人的に、ヴォーカルが悪くは無い(メロを追ってるときの声はなかなかだと思う)けど苦手なタイプなので、諸手を上げて絶賛という訳には行きませんが、MARDUKやABRUPTUMでは見せない、Morganのルーツが垣間見えて興味深く聴けました。MARDUKのページでは、MAR
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LES DISCRETS-Septembre et ses dernières pensées ★★★ (2010-04-03 08:46:00)

2010年発表の1st。
ALCESTとのスプリットで知り、フルの発売を心待ちにしていた人も多かったようです。

ALCESTがシューゲイザーとブラックメタルの融合というヴィジョンを提示して以来、LANTLOSやLiAM、APATIなど様々なバンドがその路線を自分なりに踏襲した作品を作っていますが、LES DISCRETSのこの作品は、シューゲイザー寄りブラックの中でも、これらのバンドと比べても「繊細さ」において頭一つ抜き出ているように思います。

アコースティックギターを重用し、基本的にミディアム~スローで展開する曲調は、個人的にはシューゲイザー寄りブラックよりも、OPETHの「Damnation」アルバムやGREEN CARNATIONの「The Acoustic Verse」アルバムなど、プログレメタルバンドのアコースティック作品に近い気もするんですよ
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IHSAHN-After ★★★ (2010-04-02 21:26:00)

2010年発表の3rd。
3部作の最終章となる作品という事ですが…3部作構成なんて最初からあったっけ(笑)?

雑誌のインタビューでは、「前2作とは異なる作風のアルバム」という趣旨の発言をしていましたが…確かに、前2作が「プログレッシブなエクストリームメタル」だとしたら、今作は「エクストリームなプログレメタル」と言えるかもしれません。ブラストやヘヴィなリフ自体は当然残しているんですが、「攻撃的な音楽」からは明らかに距離を置いてる感じ。

サックスの導入、静パートの増加など表に出ている部分だけでなく、ブラストパートでも決して直截的な攻撃性だけに留まらず、より深く精神に作用する音になっている気がします。前2作と比べると、アルペジオやサックスで引っ張るパートが増えているんですが…それらのパートにこそ、個人的には凄みを感じるんですよね。

各フレーズが、
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IHSAHN-After-A Grave Inversed ★★★ (2010-04-02 20:58:56)

Ihsahnが作品出すごとに、「あぁ、やっぱり彼って天才だなぁ…」って思わされるんですが、この曲聴いてまたもや驚愕させられました。エクストリーム・メタルにこんなに上手くサックスを取り入れた曲は無いのでは…ラストのフリーキーなフレーズといい、サックスの音色から魔性を引き出せるだけ引き出しているような感じ。

IHSAHN-After-Heaven's Black Sea ★★★ (2010-04-02 20:56:21)

聴き手の神経を圧迫するようなリフと、本能的な近寄り難さを感じる神秘性に溢れたメロディが絡む曲。曲の芸術性は増しても、根底に潜む「魔性」は、衰えるどころか以前よりも妖しさを増しているように思います。

IHSAHN-After-The Barren Lands ★★★ (2010-04-02 20:54:00)

最初のリフからして、今までの作品とは何か違うという感じがしますね。ベクトルが明らかに「攻撃性」の方向を向いていない感じ。1stアルバムで使用していた歌詞のフレーズが、僅かに聴き取れましたが…やっぱりコンセプトが繋がってるんでしょうか。歌詞は掲載して欲しかったなぁ…。

IHSAHN-After-On the Shores ★★★ (2010-04-02 20:51:19)

Ihsahnの弁によると、EMPEROR時代の「With Strength I Burn」を思い起こさせる曲だそうですが…本当に、表現の形態は全然違ってますね…。ただ、With~が嵐の中を幽霊船が行く様子、この曲では彼岸と此岸を繋ぐ海岸が浮かんだり、想起する情景自体はどこか共通する物があるように思います。

OV HELL ★★ (2010-03-27 22:22:00)

Ex-GORGOROTHのKing ov Hell、DIMMU BORGIRのShagrathによる新バンド。
最初のラインナップからしてIce Dale(ENSLAVED)、Frost(SATYRICON)が
全面参加、Teloch(1349)が2曲で参加と豪華すぎる面子が集まってます。

OV HELL-The Underworld Regime-Krigsatte Faner ★★★ (2010-03-27 22:21:21)

この、音が入ると同時に目の前が真っ暗に閉ざされる感じ、どうにも抵抗不可能な圧倒的な感じこそブラックメタルですよね。今作の中でもGORGOROTHの「Ad~」に近い曲調だと思うので、King氏を追ってきた人も満足できる事請け合い。

OV HELL-The Underworld Regime-Invoker ★★★ (2010-03-27 22:20:21)

最初のトレモロ疾走からしてもう虜。
しかし、曲作りが丁寧かつ、フレーズの一つ一つがブラックメタル愛好家にとっては実に心地良く響くんですよね…。これは、若手には作れない音なんじゃないかと思います。

OV HELL-The Underworld Regime-Devil's Harlot ★★★ (2010-03-27 22:19:28)

余りにも予想も期待も裏切らなすぎる1曲目。
これぞブラックメタルである、と言いたげな、ど真ん中でど貫禄のあるブラックメタルの音。1曲目だからか、他の曲よりも幾分つくりがキャッチーな感じがありますね。

OV HELL-The Underworld Regime ★★ (2010-03-27 22:18:00)

2010年発表の1st。

King ov HellとShagrathが組んだだけでもニュースなのに、Ice DaleとFrostまで全面的に参加とは…もう、買う前からクオリティが保障されてる、余りにも鉄板な作品ですよ、これ(笑)

メンバーの大幅な変更前のGORGOROTHでは、メインのソングライティングを任されていたKing氏が今作も作曲面を担当という事で、基本的にはGORGOROTHの作風に通じる、聴いているだけで「ブラックメタルの凄み」が、自然と伝わってくるような音ですが…Gaahlのヴォーカルが映える狂性・凶悪性の強かったGORGOROTHに比べると、こっちはテンポをやや落とし、丁寧なリフ捌きと展開で聴かせていく作風。奇しくも、袂を分かったGORGOROTHの新作に、通じる雰囲気があると思います。

このアルバム、Ice Daleら他のメンバ
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VALKYRJA-Contamination-Welcoming Worms ★★ (2010-03-27 10:46:03)

豪速ブラストパートは最早洪水に押し流されるような迫力。その中で呪詛を込めながらもがくようなヴォーカルも恐い。一応緩急はつけてますが…ブラストパートのインパクトがとにかく強い。

VALKYRJA ★★ (2010-03-27 10:46:00)

ONDSKAPTのメンバーが在籍するブラックメタルバンド。
何気にMetal Blade所属だったりします。

VALKYRJA-Contamination-The Womb of Disease ★★ (2010-03-27 10:45:15)

何気にドラムが素晴らしいですね。疾走パートでもアクセントの付け方が上手く、ヴォーカルの邪悪さとも相まって非常にかっこいいです。重さに頼り過ぎない音質も、却って演奏の壮絶さを浮き彫りにしてると思う。

VALKYRJA-Contamination-Oceans to Dust ★★★ (2010-03-27 10:44:15)

毒々しいメロディのリフでテンションを上げつつ、トレモロによる美しいメロディを聴かせる曲。似たような曲が並びがちなジャンルなだけに、こういう風にリフで曲の個性を付けられるというのは大きな強みですよね。

VALKYRJA-Contamination-Ambience of the Dead ★★★ (2010-03-27 10:43:23)

アルバムの中でも、頽廃的な美しさが際立っている曲。
骨の傘を差した骸骨たちが、夜の墓場を跋扈しているような雰囲気があると思う。ラストのメロディは、不死者たちが人間を喰らい尽くして挙げる、凱歌のようにも聞こえます。

VALKYRJA-Contamination ★★★ (2010-03-27 10:41:00)

2010年発表の2nd。

メロディックなリフを多用しながらも、哀愁よりも邪悪さの強い雰囲気、緩急をしっかり付けたドラマ性のある曲展開、表現方法こそストレートな中音域のがなりなものの、Arioch(FUNERAL MIST、MARDUK)ばりの邪悪さを撒きちらすヴォーカルと、「真性」なカルト性たっぷりな雰囲気ながら、普通の(エクストリームメタルがある程度行ける)メタラーにもアピール出来るクオリティも備えたブラックで、関連バンドのONDSKAPTや、WATAIN、OFERMOD辺りに通じる音楽性。

ただ、上記のバンドがデスメタル的な重さもある程度取り入れているのに対し、この作品はギターリフの音色がブラック特有の高音のシャリシャリした音色で、「重さ」はそれ程重視していないような音質ですね。ドラムに至っては豪速ブラストを多用しているのに、「軽快」で、躍動感もある印象だ
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NOKTURNAL MORTUM-The Voice of Steel-Sky of Saddened Nights ★★ (2010-03-26 23:50:06)

ハリウッド映画の戦闘シーンでもなく、神話的なドラマティックな光景でもなく、ある民族の日常…そんな素朴さを感じさせるメロディが胸を打つ曲。根底に「思想」があるからこそ、こういう生活感を想起させる曲も出来るのかも。

NOKTURNAL MORTUM-The Voice of Steel-By Path of the Sun ★★★ (2010-03-26 23:49:07)

ノリのいいイントロから、シンフォニックなキーボード&ブラック特有のトレモロで疾走する、劇的な始まりは「垢抜けたなぁ…」と思わされますが…ヴォーカルが入ると意外とそうでもないかも(笑)。でも確実に、一般メタラーも入れる間口の広さを確保できてると思う。後半の、花祭り只今開催中的な華やかなメロも良い感じです。

NOKTURNAL MORTUM-The Voice of Steel-My Dream Inside ★★ (2010-03-26 23:47:43)

「Ukraine」ほどではないですけど、この曲も結構衝撃でした。
このバンドが、民族調の華麗なメロディ以外に、ブルージーな泣きメロまで取り入れるなんて…。しかもキーボードの音色も、プログレに通じる幽玄なもので、音楽性を深めるために試行錯誤してるのが良く分かります。でも結局は、「彼らの音」になっているのが、やっぱり凄いですよね。

NOKTURNAL MORTUM-The Voice of Steel-Ukraine ★★ (2010-03-26 23:46:32)

これは今まで彼らを追ってきた人からすると、結構衝撃かもしれません。何なんでしょう、この青空が浮かぶようなクリーンヴォーカルの爽やかなメロディは…(笑)。しかもギターソロも長めだし。まぁ、NSはハードコアとも繋がりが深いので、そんなに不思議ではないかもしれませんが。

NOKTURNAL MORTUM-The Voice of Steel-Voice of Steel ★★★ (2010-03-26 23:45:33)

これ程までに、ペイガンメタルのカルト性とメタルとしての質の高さを両立し、かつそれを自然体で出来るバンドがいるんでしょうか…。長いキャリアのある、パイオニアじゃなければ出せない音だと思う。今までの彼らの音楽性を、総括するかのような名曲。

NOKTURNAL MORTUM-The Voice of Steel ★★★ (2010-03-26 23:42:00)

2009年発表の5th。
「NeChrist」等同様、タイトルがウクライナ語なので、探す時に分かりづらいですが…大魔神が剣をハンマーで打ってる、仰々しいジャケットが目印です(笑)。

…これまでの彼らの作風を追っていくと、1st(及びLunar Poetryデモ)では敢えてギターを引っ込め、ツインキーボードによる華麗な民族メロを前に出し独自の作風を確立、2ndでは煌びやかさを保ちつつ暴虐性を上げる事でシンフォブラックの名盤を作り上げ、3rdでは民族音楽要素とRAWブラック要素の対比を極端にする事で更にカルトな作風になり、4thでは音質が改善され、聴きやすくなると共にミディアム中心の展開になり、より情景の描写に重きを置いた音楽性へ…と、「民族要素」は一貫しながらも、かなり激しく音楽性を変化させていましたが…。

今作は、今までの作風を統括すると共に、大分メジャ
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THROUGH THE PAIN-Time Heals Nothing ★★ (2010-03-26 02:37:00)

2009年発表の1st。

チェコの自傷ブラックTRISTとスプリットを出していたり、LIFELOVERと人脈的な繋がりがある事からも推定される通り、スローで鬱々とした、いわゆる「鬱ブラック」に分類されるブラックメタルを演ってますね。ただ、鬱の表現方法が、この手ではポピュラーなトレモロリフでの絶望的メロディや、キーによる湿り気を帯びた雰囲気作りではなく、儚く、どこか安らぎを感じさせるような、メランコリックなメロディを掻き鳴らす事なのが大きな特徴。

メロディの性質からは、シューゲイザーブラック好きにもお勧めできそうですが…やっぱり、鬱ブラック特有の、「死」を感じさせる雰囲気もかなり強いと思う。メロとは対照的に、ヴォーカルはSILENCERの裏返り部分のみを参考にしたような、疲弊しきった感じの悲鳴ですし(笑)。TRISTが自傷、CIRCLE OF OUROBOROU
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AREA51-Goddess-U・ta・ka・ta ★★ (2010-03-24 23:49:25)

こういうダークめで、かつ正統な曲で締めてくれる構成はかなり好み。
ラストのサビからエンディングへの流れが、えらくテンション高くかっこいいです。

AREA51-Goddess-Vanitas ★★★ (2010-03-24 23:48:33)

アトモスフェリックなキーボード、ヘヴィでドゥーミーなギターリフ、シリアスで切羽詰まったような歌メロが、一体となって悲壮感漂う世界観を演出する曲。これを聴く限り、情景描写能力もかなり高いと思う。なにか一つ強烈な個性が身に付けば、大化けしそうな感じがします。

AREA51-Goddess-Miss You ★★ (2010-03-24 23:47:42)

語尾をクールに吐き捨てたり、エモーショナルに声を張ったり、ヴォーカルの表現力が光るバラード。アートワークなどを見ていても思いますが、Kate嬢は世界観を演出、もしくは創作していくのが得意なタイプのアーティストだと思う。

AREA51-Goddess-Marionette ★★ (2010-03-24 23:46:36)

歌メロとバンドのアンサンブルが、しっかり噛み合っているサビが凄くかっこいいですね。ただ、歌謡メタルファンとしては、歌メロそれ自体はちょっと弱めだと思う。ギターソロなんかでは、結構良いメロディが聴けるんですが…。

AREA51-Goddess-Regret Et Larme ★★ (2010-03-24 23:45:45)

歌い方の問題なのか、凄く陰陽座っぽく聴こえます(笑)。
初期の陰陽座から、妖怪っぽさを抜きさった感じでしょうか。

AREA51-Goddess-Nightmare ★★ (2010-03-24 23:44:48)

様式美メタルにも通じる、ギターとキーボードの華やかな絡みで、掴みはバッチリ。…なんですが、これ以降の本編で余りこういう展開が聴けないのが残念。せっかくこういう華やかな音を出せるんだし、もっと前に出して強気で行っても良いと思うんですけど…。

AREA51-Goddess ★★ (2010-03-24 23:42:00)

2010年発表の3rd。
ブックレット、もはやヴォーカリストのファッションショーですね(笑)
見てると、つくづくKate嬢って演出に拘り、かつ楽しんで演ってそうな感じがします。
ジャケットやアートワークからは、クリエイターの自意識が音に結び付いたタイプの、
世界観重視のフィメールゴシックっぽい音を想像してましたが…歌メロは歌謡的だし、展開も
明瞭なサビを持つポップな構成ながら、意外にも正統派よりで陰陽座辺りに近い音。陰陽座が、
妖怪路線とバッサリ訣別して、様式美的な要素やゴシック的感性を取り入れたらこんな感じに
なるのかもしれません。ヴォーカルもメタルにしては割とポップに歌い回してますが、
声を張るべきところではしっかり張ってくれるし、悪くないと思います。
ただ、最近の陰陽座と同じで、「必殺の1曲」が無いのがネックですね…。

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LIV MOON-DOUBLE MOON ★★ (2010-03-21 10:26:00)

2009年発表の1st。
「元宝塚の、4オクターブの声域を持つヴォーカル」を擁する国産ゴシックメタルとして、
プレスでも結構取り上げられていたバンドですが…前評判通り、ヴォーカルは素晴らしい。
ただ声楽的で心地良い歌唱で、音域が広い、歌が上手いというだけではなく、曲の繊細な
情感を引き出していたり、時にはゴシックメタル特有の妖気を醸し出したり、曲の場面に
合わせた表現力が高い感じ。海外の、一流のゴシックメタルバンドの「歌姫」と比べても、
確実に「押し」と「引き」を心得た、存在感のある歌唱であると思います。
ただ、曲の方は…一曲目のサビの、メタルリフに伸びのあるビブラートを乗せる事だけを
考えたような味気なさといい、ごく普通のバラードにヘヴィなギターを乗せただけに聞こえる
曲が多い事といい、メタルの音とAkane Liv嬢の歌声の融合が
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LIV MOON-DOUBLE MOON-DOUBLE MOON ★★★ (2010-03-21 10:06:12)

おお…「至高の泣きメロ」とでも表現したくなるような、余りにも芳醇なメロディが胸に刺さる曲ですね…。この歌メロ&歌唱の押しの強さは海外のゴシックには無い個性だと思うので、もっと前に出していけばいいのに…と思います。

LIV MOON-DOUBLE MOON-月架 ★★★ (2010-03-21 10:02:54)

角張ったヘヴィなリフや、フックのある泣きメロが後期(ID ATTACK以降)のPIERROTを思わせますが…ヴォーカルがキリト氏のような灰汁の強いものではなく、誰が聴いても歌唱力を認めざるを得ない声楽的なもので、よりポピュラリティの高い仕上がり。…ほんと、こういう曲をこのレベルの高さで作れるのなら、バラードばっかじゃなく、もっと入れて欲しかったのに。

LIV MOON-DOUBLE MOON-GOOD NIGHT (2010-03-21 09:57:41)

ゴシックメタルというよりは…ALI PROJECTのアルバムの最後に入ってるタイプのバラードという感じの曲。でもアリプロよりもメロディが弱い上に、この曲に至るまでの流れも今一つなのであまり感動が無いです。よって★は1つで。

LIV MOON-DOUBLE MOON-WILD CREATURES ★★★ (2010-03-21 09:55:27)

「Hidin' Hidin'」の所なんかは、まるで魔性が手招きしているようで、ヴォーカルの表現力を活かしたメロディで素晴らしい。ここの高音ハモりがまた良いんですよね。…こういう風に、しっかり「ゴシックメタル」の様式に則れば、良いものを作れる作曲力があるのに、それをしなかったのが、アルバム「DOUBLE MOON」が全体として地味に聞こえる要因だと思う…。

LIV MOON-DOUBLE MOON-鮮やかに… ★★ (2010-03-21 09:51:09)

メロディだけ聴くと、ごく正統なJ-POPバラードに聞こえるんですが…そこに要所でヘヴィな演奏を足した感じですね。ただ、バラード攻勢が続くその締めとなる曲なので、ここに行き着くまでにはダレてる事が多いですけど…単品ではなかなかのバラード。

MERRIMACK-Of Entropy and Life Denial ★★ (2010-03-20 22:22:00)

2006年発表の2nd。

全体的な雰囲気は「いかにも真性です」という黒さを放ってますが…NAGLFARやDISSECTIONが持つような、エクストリームメタルとしての真っ当なかっこよさと、DEATHSPELL OMEGAの3rdが放つ、コマーシャリズムからある程度の距離を置いた、アングラ・カルトな雰囲気を両立しているバランス感覚の良い音は、WATAINやONDSKAPTを引き合いに出して語りたくなりますね。

ヴォーカルの中音域でストレートに邪悪さをぶつけてくるがなり方も、WATAINのスタイルに似てると思う。
メロディにDEATHSPELL OMEGAを初めとした、フレンチブラック特有の毒々しい美しさが感じられるのも特徴で、それが曲のどす黒さをより引き立てていますね。漫画「アカギ」で、鷲巣の背後から物の怪たちが這い出してくるシーンがありましたが…これを聴
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LIGHT BRINGER-Tales of Almanac ★★★ (2010-03-20 20:57:00)

2009年発表の(Heartful Messageを1stとするなら)2nd。

前作と比べて、まず一番変わったと思うのが「歌メロ」。
正直、前作は他のFukiさんの関連バンド(UNLUCKY MORPHEUS、DRAGON GUARDIAN)と比べると、ちょっと物足りなさがあったんですが、今回は吹っ切れたようにメジャーなポップス、もしくはアニメソング風の、非常に陽性で分かりやすいメロディを取り入れてますね。Fukiさんの歌もメロディに合わせたのか、メタリックさは希薄な、今までに無くポップな歌い方ですが、それでも持ち前の伸びの良さや勢いは失われず、聴いてて気持ちの良い物になってますね。

最初は余りにもキャッチーな歌メロ(Upstream Chidrenの歌メロは、完全にオリコン狙いのポップスに聞こえる)に耳を取られてましたが、演奏の方も前作以上に素晴らしい
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LIGHT BRINGER-Tales of Almanac-Closed Sister~雪待月の妹~ ★★★ (2010-03-20 20:37:47)

これは…ゲーム系のコンポーザー、それもプログレとメタルに精通した人が書いたような、ダークメルヘン色の強いメロディですね。私的にはモロにツボな路線で(笑)、後半のハイライトを挙げるとするなら絶対にこの曲。ああ、こういう華のあるメロディって大好きだわ…。

LIGHT BRINGER-Tales of Almanac-In Disguise ★★★ (2010-03-20 20:33:50)

このバンドも1stと比べて、随分垢抜けましたよね…特にこの曲のメロディは、Being系アーティストに通じる哀愁があって素晴らしい。もちろんBeing系はこんな無茶なハイトーン使いませんが(笑)。キーがもう少し下だったら、織田哲郎さんが作曲って言っても信じてしまうかも。

LIGHT BRINGER-Tales of Almanac-Red Spider Lily ★★★ (2010-03-20 20:31:14)

最初の方のメロディの哀感と、プログレッシブなアンサンブルからは、もっとダークな曲かと予想してましたが…サビでは視界が開けるような、ポップなメロディが聴けます。「目指す対岸 舵を取り行け 信じた航路を」…この歌詞から浮かんぶ、そのままの勇壮なメロディ。やっぱりこのバンド、根っこから陽性なんだと思います。

LIGHT BRINGER-Tales of Almanac-Frothy Summer~真夏の夜の夢~ ★★ (2010-03-20 20:27:41)

テクニックに優れてるバンドは、「引き」のパートでもそのセンスを遺憾なく発揮できる…それがよく分かる曲。イントロから泡沫の、儚い夢の世界に引き込まれます。Fukiさんの歌唱は…もう少し「引き」が欲しい所ですが、こういうロマンティックなストーリーを歌うに相応しい甘さがあって良い感じです。

LIGHT BRINGER-Tales of Almanac-We're All in This Together ★★ (2010-03-20 20:24:14)

「♪We're all in this together~」
すっごいピースフルなメロディですね(笑)。普通に、(分かりやすい勧善懲悪な)戦隊モノの映像のバックに流しても違和感無さそうなピースっ振り。でも演奏はいつも通り、テクニカルで聴き応えあり。

LIGHT BRINGER-Tales of Almanac-Rain ★★★ (2010-03-20 20:20:23)

演奏にも歌唱にも、「勢い」と「繊細さ」「哀愁」の両方が感じられる曲。今までよりも、演奏と歌唱の距離が近くなっている印象。しかしFukiさんの歌い方は、ファルセット使っててもなんか勢いがありますよね(笑)。勢いで繊細さまで出せてしまってるというか。

LIGHT BRINGER-Tales of Almanac-Upstream Children ★★★ (2010-03-20 20:17:10)

個人的に前半戦のハイライト。
突き抜け方が以前とは比べ物にならないほどに、明るく突き抜けるキャッチーなメロディと、細やかなギターワークが交じり合い、上昇気流を描くサビがありえないくらいかっこいい曲。ポップメタルでこれ以上のものはなかなか出てこないだろうなぁ…っていうくらい、完成された作風だと思います。

UNLUCKY MORPHEUS-Spring★(forestpireo)-慟哭 ★★ (2010-03-19 22:04:57)

「懐恋リグレット」が陰陽座なら、こっちは犬神サーカス団っぽい感じがしますね。ワウギターの使い方とかハードロックっぽいノリとか。歌い回しもいつもと違う、タメを効かせた感じですし。この曲も、犬神特有のおどろおどろしさを出した、分かりやすいキラーチューンではなく、アルバムに時々入ってる衒いのないHR/HM曲の趣きがありますね。

UNLUCKY MORPHEUS-Spring★(forestpireo)-懐恋リグレット ★★ (2010-03-19 21:59:52)

ここまで陰陽座っぽいと、自分たちの音楽だけでなく、陰陽座を同人音楽ファンに勧めるためにコンピレーションに参加してるのでは…とか思ってしまいます(笑)。しかもこの曲、分かりやすいシングル曲の路線ではなく、最近のアルバム(「魔王戴天」~「金剛九尾」辺り)の2、3曲目に入ってるような、どキャッチーではないけど味わいのある、正統なメタル…という感じなんですよね。本当に陰陽座好きなんですね…。


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