この曲を聴け! 

Usher-to-the-ETHERさんのページ
Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 2701-2750
APATI-Eufori-Host
APATI-Eufori
ICARUS' CRY
ELITE-We Own The Mountains-VI Skyr Ingen Strid
ELITE-We Own The Mountains-Fodt Til Van Vidd
ELITE-We Own The Mountains-Legend
ELITE-We Own The Mountains-Amanita Muscaria
ELITE-We Own The Mountains
NAZXUL-Iconoclast
NOX INFERI-ADVERSE SPHERES-Ⅳ
NOX INFERI-ADVERSE SPHERES
DIABOLICAL MASQUERADE-Nightwork-Rider on the Bonez
DIABOLICAL MASQUERADE-Nightwork-The Eerie Obzidian Circuz
DIABOLICAL MASQUERADE-Nightwork
MANIERISME-過去と悲哀-葬式
MANIERISME-過去と悲哀-呪われた運命
MANIERISME-過去と悲哀-マニエリスム
MANIERISME-過去と悲哀
ENTHRONED-Tetra Karcist-The Burning Dawn
ENTHRONED
ENTHRONED-Tetra Karcist-Nox
ENTHRONED-Tetra Karcist
XASTHUR-Portal of Sorrow
THE BLACK
THE BLACK-Alongside Death-On the Descent to Hell
THE BLACK-Alongside Death-Alongside Death
THE BLACK-Alongside Death
DESTROYER 666-Defiance-Sermon to the Dead
DESTROYER 666
DESTROYER 666-Defiance-Path to Conflict
DESTROYER 666-Defiance-Stand Defiant
DESTROYER 666-Defiance-The Barricades Are Breaking
DESTROYER 666-Defiance-I Am Not Deceived
DESTROYER 666-Defiance-Weapons of Conquest
DESTROYER 666-Defiance
PRESTO VIVACE-L'amour Eternel-Love to Shake a Soul (english Version)
PRESTO VIVACE
PRESTO VIVACE-L'amour Eternel-Into the Darkness
PRESTO VIVACE-L'amour Eternel-Eternal Flame
PRESTO VIVACE-L'amour Eternel-Philtre
PRESTO VIVACE-L'amour Eternel-Love to Shake a Soul
PRESTO VIVACE-L'amour Eternel
ODEM ARCARUM-Outrageous Reverie Above the Erosion of Barren Earth
SATEN-Index of Funeral
The Book Of Awakening-Phoenix rising
KNIGHTS OF ROUND
ORCUSTUS
ORCUSTUS-Orcustus
身殺 (MISOGI)-遠ツ神 笑ミ給ヘ (tofotukami Wemitamafe)
DEVILS WHOREHOUSE-Blood & Ashes-Oceans Turn to Blood
→PC向けページ
Tweet
0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 32 | 33 | 34 | 35 | 36 | 37 | 38 | 39 | 40 | 41 | 42 | 43 | 44 | 45 | 46 | 47 | 48 | 49 | 50 | 51 | 52 | 53 | 54 | 55 | 56 | 57 | 58 | 59 | 60 | 61 | 62 | 63 | 64 | 65 | 66 | 67 | 68 | 69 | 70 | 71 | 72 | 73 | 74 | 75 | 76 | 77 | 78 | 79 | 80 | 81 | 82 | 83 | 84 | 85 | 86 | 87 | 88 | 89 | 90 | 91 | 92 | 93 | 94 | 95 | 96 | 97 | 98 | 99 | 100 | 101 | 102 | 103 | 104 | 105 | 106 | 107 | 108 | 109 | 110 | 111 | 112 | 113 | 114 | 115 | 116 | 117 | 118 | 119 | 120 | 121 | 122 | 123 | 124 | 125 | 126 | 127 | 128 | 129 | 130 | 131 | 132 | 133 | 134 | 135 | 136 | 137 | 138 | 139 | 140 | 141 | 142 | 143 | 144 | 145 | 146 | 147 | 148 | 149 | 150 | 151 | 152 | 153 | 154 | 155 | 156 | 157


発言している27曲を連続再生 - Youtube



APATI-Eufori-Host ★★ (2010-04-21 21:17:19)

LIFELOVERが1st発表前に残した、幻のデモ曲…と言ったら信じられそうなほど、LIFELOVERの様式を踏襲した1曲目。…ファスト系や鬱系などポピュラーなスタイルならともかく、こういう個性派のフォロワーを演るのは風当たり強そうで大変だな…とか思ってしまいます(笑)。演出力は負けてないですが、音量が小さめなのが少し残念。

APATI-Eufori ★★ (2010-04-21 21:12:00)

2008年発表の1st。

鬱ブラックにしては攻撃的なバンド名だなぁ…と思ってましたが、「APATI」は「アパッチ」ではなくて、スウェーデン語で「アパシー」の意味みたいですね(笑)。

ネット上のレビューでも、店頭の販促などでも、このバンドの音楽性を語るとき、ほぼ必ずといっていいほど引き合いに出されるのがLIFELOVERですが…ロックのリズムを取り入れた曲調、鬱系由来のトレモロだけでなくグルーヴィなリフも使うギターワーク、SEを交えた不条理感の演出、倦怠感や妙な生暖かさがあるメロディ…など、本当にLIFELOVERそっくりな音楽性。BURZUMを弱々しく、生々しくしたような絶叫をベースに、突然苛立ちをぶち撒けるキレ所の分からない情緒不安定なヴォーカルも、LIFELOVER的と言えるかも。

これもLIFELOVERとも共通する特性ですが…SEやアート
…続き

ICARUS' CRY ★★ (2010-04-21 21:09:00)

UNLUCKY MORPHEUSのyukiさんが新たに結成したプロジェクト。
個人的にUNLUCKY MORPHEUSは、「これこそ理想のメロスピだ!!」と言う位
感銘を受けたので、こちらも大いに期待してます。

ELITE-We Own The Mountains-VI Skyr Ingen Strid ★★★ (2010-04-19 21:34:27)

バンドサウンドに添えられたキーボードが、ラストに相応しい威厳を見せつける曲。キーの使い方も、いわゆる「シンフォブラック的」なものではなく、あくまで真性の雰囲気を漂わせています。この後にアコギ+SEのエンディングあり。…どこかの山小屋に辿り着いたんでしょうか(笑)。

ELITE-We Own The Mountains-Fodt Til Van Vidd ★★★ (2010-04-19 21:33:25)

途中のファストパートがかっこいいですね。やはりスウェーデンのバンドが持つメロディックさとは、どこか違う感じがするんですが…土着性がより強く練りこまれている点でしょうか。

ELITE-We Own The Mountains-Legend ★★★ (2010-04-19 21:32:38)

左右のチャンネルで、それぞれスラッシーな刻みと、澱むようなトレモロを振っているアンサンブルが耳に残る曲。このバンド、ノルウェジアン・ブラックど真ん中な作風ながら、テンプレ通りになりすぎてつまらなくなる事を、しっかり回避しているのが素晴らしい。

ELITE-We Own The Mountains-Amanita Muscaria ★★★ (2010-04-19 21:31:40)

他の曲は聴いただけでノルウェー産のバンドである事が分かりそうな音出してますが、この曲は少しスウェディッシュっぽい…というか、リフがDISSECTIONを思わせるところがありますね。他の曲よりも、ストレートに寒々しさを表現していると思う。

ELITE-We Own The Mountains ★★ (2010-04-19 21:30:00)

2008年発表の3rd。
タイトルが何か面白いです。「私達は山を所有しています」。
…地主(笑)?しかもバンド名も「エリート」ですし(笑)。
時に寒々しいトレモロリフを、時にスラッシーな刻みリフを、時にうねりを感じさせるリフを、
2本のギターが絡みながら紡いでいく、メロディックなブラックメタル。場面に合わせたリフを
弾いているというよりも、リフが場面そのものを作っているという感じ。この作品、音質は
クリアで適度な重量感もあるし、展開はミニマルではない、むしろドラマティックと言っても
いいくらいなんですが、どこかプリミティブブラックにも通じる雰囲気があると思うんですよね。
リフ主導で場面が展開し、どこかメロに土着性を感じさせる作風のせいかもしれません。
ただ、極端にスピードが速い(もしくは遅い)パートや、あからさまにぶっ壊れたパートなど
…続き

NAZXUL-Iconoclast ★★★ (2010-04-19 00:08:00)

2009年発表の2nd。
1stが95年発表だから…フルとしては14年もの間があったことになりますね。

メンバーがDROWING THE LIGHT、AUSTERE、NOX INFERI、WOODS OF DESOLATIONなど、豪州産ディプレッシブ/アトモスフェリック・ブラックの名手として知られるバンドにも在籍、ISOLATIONともレーベルメイトという事で、そのアンビエンス(雰囲気・空気感)醸成能力をシンフォニックな方面に向けても、きっと良いものが出来るだろうな…と思い購入しましたが…予想/期待通り応えてくれる作品でした。

キーボード主導の、アトモスフェリックな作風は、LIMBONIC ARTの1stに近い音ですね。こちらの方がギターがある程度前に出てはいますが、刻むにしろトレモロを弾くにしろ、それが不吉で不気味な波形を描いている感じで、キーの音色
…続き

NOX INFERI-ADVERSE SPHERES-Ⅳ ★★★ (2010-04-18 09:52:10)

全体的に世界観が統一された作風ですが、敢えて1曲選ぶとしたら4曲目。
木管楽器にも通じる上品な音色のキーボードと、薄いギターノイズのハーモニーが特に素晴らしい。ミニマルで繰り返しの多い音ですが、これなら何時までも聴いていたい気分になれます。

NOX INFERI-ADVERSE SPHERES ★★ (2010-04-18 09:50:00)

2008年発表の1st。

あからさまなノイジーさではなく、うっすらと覆い被さるようなギターの歪みと、厚みのある、空間系のキーボードが混ざり合い、ゆったりとしたテンポの中で立体的なアトモスフェアを醸成する、アンビエント/ディプレッシブブラック。ヴォーカルがこの手に良くあるタイプの泣き叫び系ではなく、妙な生々しさを感じさせる中~低音域のがなり声なのも特徴ですね。

この作品、数あるアトモスフェリックな鬱ブラックの中でも、ギターノイズとキーボードの一体感に優れた音像を提供していると思う。単に絶望的・ダークなだけではなく、どこかクラシカルな上品さも持ち合わせているメロディとも相まって、包容力のある作品に仕上がっている感じ。…映画の主人公が死ぬシーンを、海に沈む太陽で暗喩するとして、そういう場面のバックで流しても合いそうな音。「人生の斜陽」的な(笑)。

ダー
…続き

DIABOLICAL MASQUERADE-Nightwork-Rider on the Bonez ★★ (2010-04-17 21:29:11)

神への問いかけに対して、悪魔の声で応えるSEがなんか病気じみてていいなぁ(笑)。芸術性が高くて、メタルとしてもかっこいいだけじゃなく、どこか病んだ退廃性もあるのが魅力だと思います。

DIABOLICAL MASQUERADE-Nightwork-The Eerie Obzidian Circuz ★★★ (2010-04-17 21:28:17)

劇的に…というよりは、戯曲的に暗黒性を追求したかのような曲。
特に効果音的に配置されたキーボードのフレーズが、背中を撫で上げるような恐怖を感じさせてくれます。こういう偏差値高そうな暗黒音楽も良いですよね。

DIABOLICAL MASQUERADE-Nightwork ★★ (2010-04-17 21:26:00)

98年発表の3rd。

世間の認識では、このバンドはアヴァンギャルドなメロディック・ブラックとして名が通っているらしいですが…ヴォーカルの鬼の形相が浮かぶ絶叫こそブラックのスタイルなものの、刻みを多用した、勇壮なギターワークなどはメロデスに通じるものがありますね。

時にメロディアスに、時に効果音的に雰囲気を演出するキーボードといい、クラシックの素養があると思われる、格調高いメロディといい、芸術性の高い、劇的でシアトリカルな作風。芸術性の中に、しっかりとブラック特有の頽廃性・暗黒性も含まれているのが素晴らしい。

ただ、曲自体のオリジナリティ・クオリティ共には文句の付けようも無いんですが、少し録音レベルの小さめな音質や、歌詞のブックレットも付いていない質素な装丁など、曲以外の面で聴き手を自分たちの世界に引き摺り込んでいく工夫が足りないのが本当に惜しい。
…続き

MANIERISME-過去と悲哀-葬式 ★★ (2010-04-17 01:44:32)

二本のギターが絡むインスト曲。
…こんな曲葬式で流したら「ざわ…ざわ…」ってなりますよね(笑)。あまりに不吉すぎて。しかし、これを聴くと分かるけどJekyll氏はメロディの持って行き方が凄く上手いと思う。

MANIERISME-過去と悲哀-呪われた運命 ★★★ (2010-04-17 01:42:12)

ヴォーカルの狂気が更に増しているような気が…最早完全に狂れきり、弛緩して眼の焦点の合わない顔で叫び散らしているとしか思えない狂いっ振り。Jekyll氏は、この曲のレコーディングの為に、劇薬を飲んで胸を掻き毟ってのた打ち回りながら叫びました…という嘘情報流したら、信じる人が続出するのでは(笑)。

MANIERISME-過去と悲哀-マニエリスム ★★★ (2010-04-17 01:38:30)

毒々しいを通り越して、致死性の猛毒をそのままメロディにしたようなリフが素晴らしい曲。確かに美しくもありますが、聴いているとマジで精神を蝕まれていきそう…その蝕まれたなれの果てが、このヴォーカルでしょう(笑)。

MANIERISME-過去と悲哀 ★★★ (2010-04-17 01:34:00)

2010年発表の1st(CD-R)。
以前リリースした「MANIERISME」は、1stではなく音源集だったみたいです…。内容ですが、「MANIERISME」にも増して素晴らしい作品ですよ、これ…。

各種レビューサイトを見てみると、このバンドはフレンチブラックからの影響が強いらしいですが…特に耽美的で毒々しく、狂気的なメロディを練りこんだリフを中心に展開していく作風は、MUTIILATIONの3rd以降の影響が強いと思うんですよね。
ただ、この作品に関してはメロディの耽美性やグロテスクさにおいて、遂に本家を凌駕するに至ったという感じ。それにプラスして、相変わらず日本の村社会的な怖さも兼ね備えているというのだから凄すぎます。

ヴォーカルは…最早普通のデスヴォイスが担うべき、曲のリズムを強調したりかっこよく聴かせるという役割を完全に放棄、殆ど「ギェェェ
…続き

ENTHRONED-Tetra Karcist-The Burning Dawn ★★ (2010-04-16 19:11:21)

不吉なアコギからトレモロリフで聴かせるインスト「Deviant Nerve Angelus」から、シームレスに繋がる5曲目。このブラストパートの気持ち良さは、何気にヴォーカルの貢献も大きいと思う。特に「Open, cynic and cut~」の辺りが切れ味良くてかっこいい。

ENTHRONED ★★ (2010-04-16 19:11:00)

ベルギーの古参ブラックメタルバンド。
既にスタジオフルアルバムを8作リリースしているベテラン。
つい先日、新作がリリースされたみたいですね。

ENTHRONED-Tetra Karcist-Nox ★★★ (2010-04-16 19:10:25)

メジャーなメタルではなかなか味わえない、第六感に働きかけてくるようなスピリチュアルな感覚が、アルバムでも最も強く感じられる曲。同時にブラストを交えた、直截的な攻撃力もかなり高めです(笑)。欲を言えば、妖気を纏うクワイアは、イントロだけに使うのは少し勿体無かったと思う。

ENTHRONED-Tetra Karcist ★★ (2010-04-16 19:08:00)

2007年発表の7th。

タイプとしては、DISSECTIONやNAGLFAR辺りにも近い、メロディックなブラックで、普通にギターソロも入れてくるタイプですが…それらのバンドと比べると、メロディはやや薄い代わりに、ブラストを重視した展開でブルータリティに優れ、第六感に働きかけてくるような、スピリチュアルなカルト性・暗黒性も兼ね備えている作風ですね。ブックレットのジャケットは蠍が描かれてますが、ほんと聴いてると毒が回ってきそうになります(笑)。

やはりこのバンド、ベテランだけあって展開が上手いですよね。特にブラストの使い方・聴かせ方が素晴らしい。音質はクリアながら、メジャーなバンドと比べて少しメロディが引っ込み気味な代わりに、ドラムの抜け、特に金物の響きが良い…という感じなんですが、この音でのブラストはめっちゃ気持ち良く聴こえます。
ヴォーカルも鋭さ十分の
…続き

XASTHUR-Portal of Sorrow ★★★ (2010-04-15 20:34:00)

2010年発表の8th。
…今作を以って、XASTHURは活動を停止するらしいです。

近年では作風が鬱ブラックの王道を離れ、実験的な作風になりつつあったXASTHURですが、今作でその実験性が極まった感じがありますね。フォークに硫酸をぶっかけてドロドロにしたようなアコギを取り入れた曲、初期LIMBONIC ARTやVINTERRIKET並にキーボード中心のアトモスフェリックな曲、ベースの低音やギターノイズを強調し、神経症的な音像を作り出す曲、パーカッションを取り入れて疾走する曲…どの曲においても、暗黒な世界観を演出するために、何らかの実験をしている感じ。まさかXASTHURでメタリックなギターソロまで聴けるとは思いませんでした。今までと比べると、1曲1曲が短めなのも特徴。

ただ、曲によって暗黒世界の追求の手法は違うんですが、全体にフィーチャーされた女性ヴ
…続き

THE BLACK ★★ (2010-04-14 21:44:00)

スウェーデン産ブラック。
今は亡きDISSECTIONのJonがかつて在籍していたバンド。現在も活動中です。

THE BLACK-Alongside Death-On the Descent to Hell ★★★ (2010-04-14 21:43:46)

この1曲目を聴いた時、絶対このバンドファストブラックオンリーだと思ってました…アルバム全体では、実際はミドルも結構重視してるんですが、それくらい筋金入りの音。「爆走」とか「爆裂」とか、なにか「爆」の字を使って表現したくなるような迫力があります(笑)。

THE BLACK-Alongside Death-Alongside Death ★★★ (2010-04-14 21:42:21)

アルバムのラストを飾るタイトル曲にして、作品全体を総括するような曲であると思う。体感速度ギリギリの暴走振りを見せつける疾走パートと、不吉なメロディを聴かせるミドルパート、そのどちらをも聴かせてくれる曲。

THE BLACK-Alongside Death ★★ (2010-04-14 21:41:00)

2008年発表の2nd。

ぶっちゃけDISSECTIONのJonがかつて在籍していたバンドが、今どういう音を出しているのか…という興味から購入したんですが、これはなかなか良いですね。Jonの徹底したサタニズム信仰が奇しくもメジャー志向のメタルとして身を結んだDISSECTIONの3rdとは対照的に、アングラさをかなり残した、RAWなブラックメタルを演ってます。

ジギジギと耳を蝕むギターノイズに支配された音質、メロブラの荘厳さや寒々しさではなく、黎明期の真性ブラック的な不吉なメロディなど、大分カルト性の高い作風。緩急のメリハリも付けられていて、疾走パートは1349ばりのブチキレ具合で聴かせてくれるし、スローミドルのパートでは前述の不吉なメロディセンスが底知れない邪悪さを演出してると思う。ヴォーカルも、中音域のがなりで、特に独特なスタイルではないものの、地獄から這
…続き

DESTROYER 666-Defiance-Sermon to the Dead ★★★ (2010-04-13 23:02:13)

哀メロや朗唱もあり、少しヴァイキングメタル風味もある曲ですが…明らかに普通のヴァイキングの戦士がどうこうというシチュエーションじゃないですよね(笑)。幽霊船の船長が死者に説法をしてるような感じ。もう空なんか、どす黒い通り越して赤黒くなってそう。ジャケット通りの音ですね。

DESTROYER 666 ★★ (2010-04-13 23:02:00)

オーストラリア産ブラックンドスラッシュ/ウォーブラック。
豪州産のバンドながら、何気にNecromorbus Stadioでレコーディングしてたりするんですよね。
クレジット見て驚きました。

DESTROYER 666-Defiance-Path to Conflict ★★ (2010-04-13 23:01:24)

この曲のギターリフの音、良いなぁ…目の前に巨大な壁が立ちはだかっているような、「暗黒」が立体感を持って迫ってくるような音。

DESTROYER 666-Defiance-Stand Defiant ★★★ (2010-04-13 23:00:33)

もう入りの時点で伏魔殿が見えてきそうなんですが…抵抗する気も起きなくなるような、圧倒的な暗黒感。レベル1のままラスボスの魔王の城を前にした勇者の気分になれます(笑)。意外と哀愁のある、しかも印象的なメロディが聴けますが…それすら邪悪に聴こえます。音の殺気も然る事ながら、何気にメロディのセンス自体も良いですよね。

DESTROYER 666-Defiance-The Barricades Are Breaking ★★★ (2010-04-13 22:59:37)

展開の一部やギターのフレーズに、スラッシュ風味は少し感じられるものの、寒々しいリフといいブラスト全開の曲調といい、ほぼ北欧産ファストブラックの音です。しかもDARK FUNERALやMARDUKと比較しても劣らないレベルの高さ。素晴らしい。

DESTROYER 666-Defiance-I Am Not Deceived ★★★ (2010-04-13 22:58:41)

スラッシュのメタリックさと、ブラックメタルの邪悪さが交じり合い、妙にグロテスクな印象を与えるリフが耳に残る曲。こういう曲聴くと、やっぱりデス/ブラック/スラッシュは如何に印象的なリフを書けるかに懸かってるな…と思います。

DESTROYER 666-Defiance-Weapons of Conquest ★★ (2010-04-13 22:57:53)

ブラックンド・スラッシュのかっこよさをストレートに伝える1曲目。スラッシュ色の濃い、イカレたリードギターが実にかっこいい。「Weapons of Conquest」…裏ジャケに載ってる、例のアレですね(笑)。

DESTROYER 666-Defiance ★★ (2010-04-13 22:56:00)

2009年発表の4th。

ブラックンド・スラッシュって、主にスラッシュのダーティな熱気をブラックのアングラさで強調するタイプ(AURA NOIRやCADAVER等)と、ブラック本来のどす黒さ・禍々しさをスラッシュ要素で更に強調するタイプ(IMPIETY等)に分かれると思うんですが、このバンドは後者だと思います。裏ジャケが「剣と盾」ではなく、「剣と棘付き棍棒」なんですが(笑)、正にそこに示唆されている通りの、撲殺されるようなブルータルな作品。

このバンド、スラッシュがベースながら、何気にブラックの中でも様々な手法を取り入れているんですよね…ヴァイキング的な哀メロや朗唱、ファストブラック的なブラストと荘厳リフなど、諸要素を取り入れるだけでなく、そのどのパートにおいても妥協無き邪悪さの追求が行われている感じ。そればかりでなく、ブラックとスラッシュをグロテスクに掛け合
…続き

PRESTO VIVACE-L'amour Eternel-Love to Shake a Soul (english Version) ★★ (2010-04-12 22:50:13)

2曲目の英語バージョン。
歌詞だけでなく、クラシカルなバラード調から様式美ハードロックへ移行する導入など、展開にも手が加えられているのが美味しい。ただ、英語の発音は微妙…子音に勝手に母音付けて発音するのは、かなり違和感がある…。

PRESTO VIVACE ★★ (2010-04-12 22:50:00)

名古屋出身の様式美ハードロックバンド。
ALFEEなどをルーツに持ち、B'zの松本孝弘さんに師事していた経験もある
ギタリストのYu-G氏と、演歌を屋台骨として持っているシンガーSAKURA嬢の二人組み。

PRESTO VIVACE-L'amour Eternel-Into the Darkness ★★★ (2010-04-12 22:49:18)

個人的な印象では、陰陽座とJanne Da Arcを足してネオクラ要素を加えたような感じの曲。歌メロは、どちらのバンドにも対抗出来るフックがあると思う。特にサビで、声を張りながらキャッチーなメロを歌うヴォーカルがかっこいいです。

PRESTO VIVACE-L'amour Eternel-Eternal Flame ★★ (2010-04-12 22:48:32)

スパニッシュなアコギがかっこいいバラード。
…しかし、歌メロは本当に「こう展開してくれたらいいな…」と思った通りに展開してくれますね(笑)。特にサビの「♪~into decay」「♪~for love」の部分、ベタだからこその素晴らしさがあると思う。

PRESTO VIVACE-L'amour Eternel-Philtre ★★★ (2010-04-12 22:47:45)

シンセサイザーの一部の音色といい、如何にもハードロックなリフといい、クラシカルな要素を除いたら、TUBEの春畑さんが作りそうな曲という印象。松本さん→Being系→TUBE→春畑さんという流れでしょうか。クラシックや歌謡曲を通ってるだけあって、歌メロが上品かつフックがあるもので素晴らしい。

PRESTO VIVACE-L'amour Eternel-Love to Shake a Soul ★★ (2010-04-12 22:46:56)

細かく刻まれるギターリフに、勇壮なサビメロが乗る曲。
このサビメロ、ロボット系アクションゲームのボス戦とかで流してもかっこよさそう。やっぱり歌メロが立ってる曲は良いですね。サビ前など随所で発揮されるクラシカルなフレーズもツボに嵌まります。

PRESTO VIVACE-L'amour Eternel ★★ (2010-04-12 22:45:00)

2007年発表の1st。
何となく、バンド名やタイトルからはクサメタルっぽいものを想像してしまいますが…(笑)
(B'zの)松本さんに師事していたというYu-G氏のネオクラシカルなギターを、
メタルの疾走感ではなく、ハードロックの重厚さに重きを置いたリフに乗せ、そこに演歌を
バックボーンに持つというSAKURA嬢の歌声による、歌謡的なメロディが加わる…という
作風ですが、演歌を通ったシンガーを起用している事が、凄くプラスになっているように思います。
ビブラートの良く掛かる、エモーショナルな歌声はハードロックのリフにも対抗出来る迫力と、
メタルから失われがちな愛想の良さを兼ね備えていると思う。ハードロックに歌謡曲的な
メロディが乗るということで、クサメタラーにもお勧めできそうなキャッチーさもありますが…
ただ単にクサいだけじゃなくて、ク
…続き

ODEM ARCARUM-Outrageous Reverie Above the Erosion of Barren Earth ★★★ (2010-04-11 22:27:00)

2010年発表の2nd。

この作品で初めて彼らのことを知りましたが…調べてみると何とメンバーがSECRTETS OF THE MOONとLUNAR AURORA絡み、しかも所属レーベルがOsmoseで、95年結成のベテランという事が判明。…ここまで聞くともう、実際にアルバムを買ってどういう音か確かめるよりなくなりますよね(笑)。何と言う私ホイホイな経歴なんだ(笑)。

SECRETS OF THE MOONはロックのふてぶてしいリズムとブラックの暴虐性を対比し、よりどす黒い禍々しさを演出することで、LUNAR AURORAはキーボードの音色に拘り、バンドサウンドの音響を操作することで、邪悪さを「魔性」とまで言えるレベルまで高めていましたが…このバンドは、ある程度オーソドックスなブラックの手法を取りながら、幽玄さと不気味さが同居するメロディやプログレッシブな展開で
…続き

SATEN-Index of Funeral ★★ (2010-04-09 19:12:00)

沖縄産ブラックンド・ドゥームメタルバンドの1stデモCD-R。2010年発表。

呪いの釘を打ち込むようなリズムと、それに呼応して悪霊が湧き出てくるようなドローンめいたギターの作り出す暗闇に、ピアノによる物悲しげなメロディが乗るスタイル。一般の葬式系ドゥームメタルバンドと比べると、ギターからほぼメロディが排されている事と、ヴォーカルが音と一体化したミックスによって、更にどす黒い情景を描いている感じですね。

葬式系ってモノクロの葬列シーンなどが思い浮かんだりするんですが、この音が想起するのはひたすら真っ黒な景色で、葬式というよりは陵遅刑に処せられている雰囲気。特に音割れも厭わないような悪霊ギターリフの圧力が凄まじいです。

The Book Of Awakening-Phoenix rising ★★★ (2010-04-04 20:24:34)

アルバムを取り敢えず順番に聴いていって驚きました。
「これ、(BLOODY SWORDの)摂氏-⑨℃じゃん!!」
勿論こっちはカヴァーではないので、「おてんば恋娘」のメロディは無く、正確には「姉妹曲」なんですが、ギターの泣きフレーズやサビの劇的なメロディなどはそのまま。相変わらずサビメロのセンスは素晴らしく、スピード感や音像の煌びやかさで間延びした歌メロを誤魔化してる有象無象とは比べ物にならない哀愁が篭もってると思う。DRAGON GUARDIANやUNLUCKY MORPHEUSにも太刀打ちできるレベルのキャッチーさで、ライブでは大合唱必至でしょう。
…ただ、「摂氏-⑨℃」は、日本が生み出した至高のクサメロ「おてんば恋娘」の、メロディの「その先」を描いている曲だと思い、心酔していたので…実はオリジナル曲に「おてんば恋娘」のメロディを合わせたというネタが割れてしまったの
…続き

KNIGHTS OF ROUND ★★ (2010-04-04 20:14:00)

意外にもまだ登録されてなかったんですね…
Black-Listed所属の、国産メロスピの注目株。
本日、2nd「The Book of Awakening」を発表しました。

ORCUSTUS ★★ (2010-04-04 18:00:00)

Vo/Gtを担当するTaipanを中心に、GORGOROTHのInfernusとTormentor、
ENSLAVEDのDirge Repによって結成されたバンド。バンド名の由来は、
ex-EMPERORのBard Faustが発行していたファンジンに因むものだとか。
ちなみに、GORGOROTHの2名は既に脱退してしまった模様。

ORCUSTUS-Orcustus ★★ (2010-04-04 17:57:00)

2009年発表の1st。

ノルウェーのブラック界の重鎮が集まり、クラスト/ハードコアとクロスオーヴァーしたブラックメタルを演るという事で、最近のDARKTHRONEのような音を想像していましたが…確かに、リズム面でハードコア要素を取り入れてはいるものの、それらがブラックから離れるのではなく、オールドスクールに聴こえるように作用していたり、ヴォーカルは典型的なブラックの高音絶叫だったり、Gaahl在籍時のGORGOROTHに近いかなり直球なブラックメタルを演ってます。

GORGOROTHと比べると、オーガニックな暗黒美を演出するトレモロリフが更に重用されたり、野蛮かつオールドスクールな風味を強めるハードコアのリズムを取り入れている分、よりアングラな雰囲気。高音域のノイジーさが強く、ヒリヒリとした殺伐さを醸し出しつつ、決して外で聴けないほど悪くはないプロダクション
…続き

身殺 (MISOGI)-遠ツ神 笑ミ給ヘ (tofotukami Wemitamafe) ★★★ (2010-04-04 12:16:00)

2010年発表の1st。

スラッシーでオールドスクールなブラックと、ファストなRAWメロディックブラックをベースに、日本の伝統音楽のメロディを取り入れた、個性的なブラック。…日本人が言うのも何ですが、スポーツにおけるお互いの国の国歌斉唱とか聴くと良く分かりますが、日本の伝統音楽って他の国の民族音楽と比べると、大分メロディが暗いですよね。そのメロディを導入した事で、かなりカルトな作風に仕上がったのではないでしょうか。

ただ和メロを取り入れるというだけではなく、それが徹底して行われ、かつ個人的なツボを突いて来るのが素晴らしいです。リフはそれだけで「和」の感性を伝えられるほどメロディックだし、アルペジオがまるで三味線が弾きそうなフレーズに聞こえたりもする。笛や、呪文的な、ローテンションなノーマルヴォイスの導入も作品の雰囲気を更に深めてますね。ノーマル声がライブ映えし
…続き

DEVILS WHOREHOUSE-Blood & Ashes-Oceans Turn to Blood ★★ (2010-04-03 12:11:15)

どす黒い澱が、渦を巻いて堆積していくようなスローパートが印象的な曲。
感性的にはかなりブラックメタルに近い音かと。


MyPage