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Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 2551-2600
ONDSKAPT-Arisen From the Ashes-Arisen From the Ashes
ONDSKAPT-Arisen From the Ashes
BEKHIRA-Demo 1996
RACHEL MOTHER GOOSE
RACHEL MOTHER GOOSE-SIGNS-KAIROS
RACHEL MOTHER GOOSE-SIGNS
LIMBONIC ART-1995-1996
RED HARVEST-A Greater Darkness
TULUS
TULUS-BIOGRAPHY OBSCENE
AUDREY HORNE
AUDREY HORNE-No Hay Banda-Get a Rope
AUDREY HORNE-No Hay Banda
DEATHLIKE DISSONANCE
DEATHLIKE DISSONANCE-THE FIRST TO DIE-CARNIVAL OF SOULS
DEATHLIKE DISSONANCE-THE FIRST TO DIE-BREEDING THE DYING
DEATHLIKE DISSONANCE-THE FIRST TO DIE-ETERNAL EPIDEMIC
DEATHLIKE DISSONANCE-THE FIRST TO DIE-WHEN THE BATTLE IS OVER
DEATHLIKE DISSONANCE-THE FIRST TO DIE
ANGST SKVADRON
ANGST SKVADRON-Sweet Poison-The Eye Among the Stars
ANGST SKVADRON-Sweet Poison-The U.F.O. Is Leaving
ANGST SKVADRON-Sweet Poison-Fucking Karma
ANGST SKVADRON-Sweet Poison-Posttraumatic Stress Syndrome
ANGST SKVADRON-Sweet Poison
HEARSE-Single Ticket to Paradise-Sundown
HEARSE-Single Ticket to Paradise-Misanthropic Charades
HEARSE-Single Ticket to Paradise-Degeneration X
HEARSE-Single Ticket to Paradise-Your Purgatory
HEARSE-Single Ticket to Paradise-The Ferocious Embrace
HEARSE-Single Ticket to Paradise
GLORIOR BELLI-Meet Us at the Southern Sign-Fivefold Thought
GLORIOR BELLI
GLORIOR BELLI-Meet Us at the Southern Sign-The Blazing Darkness (of Luciferian Skies)
GLORIOR BELLI-Meet Us at the Southern Sign-In Every Grief-Stricken Blues
GLORIOR BELLI-Meet Us at the Southern Sign-Swamp That Shame
GLORIOR BELLI-Meet Us at the Southern Sign-Once in a Blood Red Moon
GLORIOR BELLI-Meet Us at the Southern Sign
GLORIOR BELLI-Manifesting the Raging Beast
FURBOWL
FURBOWL-Those Shredded Dreams-Buried Alive
FURBOWL-Those Shredded Dreams-HEART INFERNO
FURBOWL-Those Shredded Dreams-Those Shredded Dreams
FURBOWL-Those Shredded Dreams-Sharkheaven
FURBOWL-Those Shredded Dreams-Razorblades
FURBOWL-Those Shredded Dreams-Damage Done
FURBOWL-Those Shredded Dreams
ARCH ENEMY-The Root of All Evil
HEARSE-In These Veins-In These Veins
HEARSE-In These Veins-Atrocious Recoil
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ONDSKAPT-Arisen From the Ashes-Arisen From the Ashes ★★★ (2010-06-27 18:02:33)

音作りこそシンフォな音とは程遠い、スウェディッシュブラック特有の懐の深い闇を演出するようなものですが…個人的にはEMPERORの1stにも似た邪悪さ・背徳性を感じるんですよね。メロディに、人間が本能的に忌避する毒々しさが込められている感じ。

ONDSKAPT-Arisen From the Ashes ★★ (2010-06-27 17:59:00)

2010年発表の3rd。
Terrorizer誌で10点中9点を獲得するなど、プレスでの評価も上々。

基本的な路線は、前作と然程変わりませんね。
展開やフレーズなどにメタルとしての基本的な質の高さがありつつも、ブラック特有のどす黒く病的なムードもしっかり根付いている作風。メロディにそれは顕著で、聴くだけで伏魔殿の最深部に取り込まれるような、グロテスクな威厳があるように思います。このバンドはミディアムパートにロック的なリズムも積極的に取り入れてますが、特にそういうパートでこのグロテスクなメロディが効果を発揮しているんですよね。邪悪さや病的さを醸し出しつつも、どこか威風堂々とした雰囲気がある。

前作では様々な表現方法を使っていたヴォーカルが、威厳のある中音域のがなりメインになっているのも、この威風を更に強めてると思う。歌い方こそ纏まってきたものの、相変
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BEKHIRA-Demo 1996 ★★★ (2010-06-26 14:38:00)

96年発表のデモをDarker than Blackが09年にCD化したもの。04年に発表したスプリット音源より1曲を追加して収録。

まず驚いたのが音質の良さ。
確かに粗めで、まだ「プリミティブ」と言える音なんですが…1stがドラム、ギター共に高音域を強調した、耳を劈くようなお世辞にも聴きやすいとは言えない音だったのに対し、こっちは粗いながらもノイズの壁が耳に痛くなく、ドラムも適度なRAWさでブラックを愛好する人には心地良い音。音量も丁度良く、メタルを愛好している人であればプリブラに耐性がなくても聴ける音だと思う。というか、ブラックとしては良い方の音かと。

作風の方は…やはりザラザラしたリフに、時に怖気をふるうような、時に凍てつく美しさを感じさせるメロディを練りこんだ、かなりメロディックなブラックで、既にこの時点で1stの路線の雛型は出来上がってる感じで
…続き

RACHEL MOTHER GOOSE ★★ (2010-06-24 19:22:00)

日本の様式美メタルバンド。
最近まで活動を休止してましたが、先日再開が発表されました。
LIGHTBRINGER、ALHAMBRA、ALDIOUSなど国産の「嬢メタル」がブームの傾向を
見せる昨今、このバンドにとっても追い風になりそうなので是非頑張って欲しいですね。

RACHEL MOTHER GOOSE-SIGNS-KAIROS ★★★ (2010-06-24 19:21:01)

アルバムの中でも、初聴のインパクトを最も重視しているであろう曲。イントロの「Sign of Presence」に続いて、様式美メタルギターの魅力がごく分かりやすく提示されていると同時に、歌メロの扇情度もかなり高い。こういう分かりやすい曲ってやっぱり好きですね。タイトルからはクワガタしか思い浮かびませんけど(笑)。

RACHEL MOTHER GOOSE-SIGNS ★★ (2010-06-24 19:19:00)

2006年発表の3rd。
ギターやキーボードのクラシカルな速弾きが鮮烈な印象を残すメタルですが…
様式美を掲げるバンドの中でも「クラシカル」の濃度が非常に高い音、という印象。
メンバーは様式美メタルだけでなく、クラシックにも傾倒しているのではと思います。
ギターやキーのメロディに「格調の高さ」「品の良さ」が出てる気がする。ギターや
キーの独壇場にならず、アンサンブルを重視した演奏や、時にプログレッシブと
表現したくなる変化に富んだドラマティックな展開も良いですね。
ただ、歌謡メタル志向は薄く、歌モノとして聴くには少し物足りないかも。
歌メロは鮮烈な印象を残す曲もあれば、そうでない曲もあり質にバラつきがある感じ。
全体的に最近のバンド(ドラガやLIGHTBRINGERなど)に多い歌謡曲志向の歌メロは少なく、
普通に古いハードロック
…続き

LIMBONIC ART-1995-1996 (2010-06-24 19:16:00)

95年・96年のリハーサル音源(テープ)を、マスタリングを施して09年にCD化したもの。初期ノルウェー産ブラックのカルト音源を次々再発しているKyrck Prodctionsより。

一言でいうなら、「プリミティブ音質のLIMBONIC ART」。
音質は意図的に当時のラフでプリミティブな雰囲気を醸し出すためか、リマスターを施しているとは思えないほど劣悪。彼らの初期の音源って、RAWなバンドサウンドをキーボードが包み込んでいて、それが神秘性と同時にある意味での聴きやすさをも演出していましたが、この音源はキーボードの膜も薄く、バンドサウンドは更に粗いせいで刃物のようなノイズが包みきれずに吹き出してくるような音質。

正直、「Epitome of Illusions」「Moon in the Scorpio」辺りの音源を未聴の方には到底お勧めできない、マニア向け
…続き

RED HARVEST-A Greater Darkness ★★★ (2010-06-24 02:12:00)

2007年発表の7th。
Nocturnal Art ProductionsからSeason of Mistへ籍を移してのリリース。

1曲目から、殺人機械の駆動音を思わせる、ゴッツい刻みリフに、不穏なキーボードが絡み、ヴォーカルが冷徹にがなる終末的インダストリアル・ブラックで、軸に全くブレがないですね。今までの作品と比べると音質面でも楽曲の構成、音の使い方のセンス等がより纏まった感じで、完全にメジャー第一線で活躍するバンドの音になったと思う。

個人的にはこのバンド、典型的なインダストリアル・ブラックからは大分外れた音を出してると思うんですよね。テクノ/ダークアンビエント要素を取り入れはしているものの、大抵の場合バンドサウンドで押す曲とは分化されているし、バンドサウンドの曲にしてもドラムはほぼ生だし、やはり中心に「バンド」ありきな音だと思う。それなのに、ダ
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TULUS ★★ (2010-06-23 00:26:00)

ノルウェー産アヴァンギャルド・ブラック。
このバンドのメンバーがKHOLDを結成したようですが、KHOLDの活動休止に合わせて復活したようです。

TULUS-BIOGRAPHY OBSCENE ★★★ (2010-06-23 00:25:00)

2007年発表の4th。

掴み所のない、しかし毒々しさやどす黒いムードを異様なまでに発するメロディを練り込んだリフが、ベキベキと歪んだベースと絡むアンサンブルが、前衛的な雰囲気を醸し出すブラックメタルですが…多くのアヴァンギャルドブラックがある程度メタルから離れるのに対し、この作品はブラストで攻め立てるパートも多いし、ロックのダイナミックなリズムも取り入れるし、アンサンブルにはキメを多用するしで、メタル(及びロック)志向が非常に強いのが特徴ですね。

Voもスラッシュの吐き捨てに近い、地声混じりのがなりでやっぱりロック的なかっこよさがあると思う。しかしブラックに必要な威厳もしっかり備えているのが素晴らしい。また、ところどころにストリングスやブラスが、頽廃的な美しさを醸し出すパートも挿入されてますが、それらがSE的に挿入されるパートでさえも、単に効果音的ではなく、
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AUDREY HORNE ★★ (2010-06-20 20:02:00)

ENSLAVED等、ノルウェーブラック人脈によるゴシックメタル/オルタナティブロック。
1stを聴く限り、かなり聴きやすい路線で驚きました。
HEAD CONTROL SYSTEMといい、こういう路線も意外と珍しくないのかも…。

AUDREY HORNE-No Hay Banda-Get a Rope (2010-06-20 19:58:10)

この曲のヴォーカルラインは結構好きです。
ドラムと一緒にリズミカルに言葉を吐き出す様は、まあまあかっこいい。

AUDREY HORNE-No Hay Banda (2010-06-20 19:56:00)

2005年発表の1st。
メンバーがノルウェーのブラック人脈で興味を持っていたところ、丁度500円くらいで投げ売られていたので、良い機会だと思いサルベージ決行。

…ゴシックとは聴いてましたが、意外にも聴きやすい音でビックリ。
普遍的な洋楽ロックに近いノリのいいゴシックメタル、またはオルタナティブ・ロックで、普通に「IN ROCK」誌とか「ROCKIN' ON」誌で紹介されてもおかしくなさそう。と言っても、アトモスフェリックなキーボードや耽美なピアノを用いた暗黒美の表現、ENSLAVEDにも通じるプログレッシブなリフ捌きなどには、しっかりと北欧暗黒メタラーの矜持が息づいていると思います。

ただ、ヴォーカルがいかにもなハスキー声の、普通の洋楽ロックっぽい歌い方なのがちょっと…普通すぎて、このVoを形容する言葉が浮かんで来ないですもん(強いて言うなら「M
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DEATHLIKE DISSONANCE ★★ (2010-06-19 21:00:00)

日本在住のアメリカ人によるブラックメタルバンド。
…これは「国産ブラック」にカテゴライズしていいんでしょうか(笑)。

DEATHLIKE DISSONANCE-THE FIRST TO DIE-CARNIVAL OF SOULS (2010-06-19 20:59:52)

3分前後の曲が多いアルバムで、イントロのSEに3分以上割くとか…やっぱりこのバンド、今の時点では「引き」が上手くないと言わざるを得ないと思う。儀式的なムード作りは、決して悪くはないんですが…。

DEATHLIKE DISSONANCE-THE FIRST TO DIE-BREEDING THE DYING ★★ (2010-06-19 20:58:55)

疾走パートは、ドラムの音もRAWで悪くないし、リフも印象に残るメロディでかっこいいんですが…そのパートを余り続けてくれないのが残念。パーツは悪くないのに、引っ張るべきパートを引っ張らないで、そうでないパートを引っ張りすぎている印象。

DEATHLIKE DISSONANCE-THE FIRST TO DIE-ETERNAL EPIDEMIC (2010-06-19 20:58:00)

まるで草原の風のごとく、爽やかに頬を撫でるようなツーバス連打(褒めてません)。そこに乗るトレモロリフの叙情的なメロディといい、プロダクションをしっかりする(あるいは粗くてもいいからぶっとい音にする)と普通にかっこいい曲になりそう。

DEATHLIKE DISSONANCE-THE FIRST TO DIE-WHEN THE BATTLE IS OVER (2010-06-19 20:54:10)

開幕からなかなかかっこいい咆哮を聴かせてくれる1曲目。
でも曲のメインがアトモスフェリックで儀式的なパート、レイドバックしたアンサンブルのパートと、どちらも「引き」で使いそうなパートなのが惜しいですね…なにか少し変えれば劇的に変化しそうなんですが。

DEATHLIKE DISSONANCE-THE FIRST TO DIE (2010-06-19 20:50:00)

2009年発表の自主制作1st(7曲30分弱)。
メンバーがアメリカ国籍、日本在住という経歴に何となく惹かれて購入。

ブラック特有の摩擦係数の高いリフや、寒々しいリフを疾走に乗せたり、アトモスフェリックなキーボードにより妖しい雰囲気を演出したり、メロデスにも通じる泣きの強いギターメロを入れたりなど、メロブラに典型的な要素も多く盛り込んでますが、時折ブラックには珍しいレイドバックした(ように聞こえる)リフとリズムの絡みがあったり、割と癖の強い作風。

高音絶叫、エフェクト掛けた咆哮、語りを使い分けるヴォーカルはなかなかかっこよく、特に高音絶叫は聴いていて小気味良さを感じるくらい、伸びのある歪み方で素晴らしい。ただ、音質ははっきり言って悪いです。音が小さい上に、音を上げても各楽器の音に迫力は感じられない…粗いでも汚いでもなく、純粋にしょぼい音という感じ。この音
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ANGST SKVADRON ★★ (2010-06-17 23:01:00)

ノルウェー産アヴァンギャルド・ブラック。
VED BUENS ENDEやBURZUMなどを影響元に挙げている模様。
URGEHAL、KVIST、IN LINGUA MORTUAのメンバーが絡んでます。

ANGST SKVADRON-Sweet Poison-The Eye Among the Stars ★★★ (2010-06-17 22:59:50)

VED BUENS ENDEやVIRUSよりも、変態性や不条理さの発現が分かりやすい感じがしますね。気が狂っている様子が、より伝わりやすくて、聴いていて変なテンションになってきます(笑)。変態なだけでなく、タイトル通りの、プログレ的宇宙観も内包されている曲だと思う。

ANGST SKVADRON-Sweet Poison-The U.F.O. Is Leaving ★★★ (2010-06-17 22:58:53)

約2分の小品ですが…タイトルの時点で結構なインパクトがありますね。
BURZUMのCountもインタビューでUFOについて言及していたことがありますが、そういう面でも影響受けてるのかも…。私的には、地下ステージの音楽をこれに差し替えたマリオを子供にやらせて、トラウマを植え付けたい(笑)。

ANGST SKVADRON-Sweet Poison-Fucking Karma ★★★ (2010-06-17 22:58:04)

本作の山場。
UFOが蛇行運転するような、或いは幽霊が出現するような妖しすぎる音色のキーボードが、VED BUENS ENDE的泥沼アンサンブルを包み込む曲。この組み合わせ、至高だと思うわ…。あなたの知らない世界が、そこにあります。

ANGST SKVADRON-Sweet Poison-Posttraumatic Stress Syndrome ★★★ (2010-06-17 22:57:08)

VOIVODからの影響もあるせいか、スラッシーな疾走パートも僅かですが入れてくれます。疾走する事によって、フレーズ・アンサンブルの変態性がより際立ってます。ピアノのフレーズも、如何にもアヴァンブラックのアーティストらしい感性で素敵。ただ、疾走はもう少し長くても…まあ、こんな音楽性のバンドに言っても仕方ないですけど。

ANGST SKVADRON-Sweet Poison ★★★ (2010-06-17 22:55:00)

2010年発表の2nd。

CD店の紹介文で、VED BUENS ENDEやBURZUM、NEPTUNE TOWERSから影響を受けているバンドである事、音楽性を語るのにCYNICが引き合いに出されていた事、メンバーがKVISTやIN LINGUA MORTUA、URGEHAL絡みである事が書かれており、どうしても気になり購入。随分対象を絞った紹介文を書くなぁ…私は見事に釣られました(笑)。正にプロの技(笑)。ワクワクしながらCDをセットし、プレイボタンを押すと…

ミディアム中心の、聴き手を澱んだ沼に引き込むようなアンサンブルが確かにVBEっぽいですね。ある程度整った音質でありながら、ギターの歪みの音色が靄が掛かったような雰囲気だったり、典型的なブラックのがなりの中にダウナーさを感じさせるヴォーカルといい、一聴でVBEに影響を受けてるのが分かる音楽性。例え疾走パ
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HEARSE-Single Ticket to Paradise-Sundown ★★ (2010-06-15 18:48:52)

PVも作られていることから、シングル的な位置付けなのかも。
この初見で身を委ねたくなるグルーヴ感、分かりやすくHEARSEしていると思いますが…個人的にはこれ1曲にJohanの味が全て出ているとは思わないです。「Misanthropic Charades」や「The Moth」のがより味が出てる気がする。まあ、かなり取っ付きやすい曲である事は確かですが。

HEARSE-Single Ticket to Paradise-Misanthropic Charades ★★★ (2010-06-15 18:47:48)

イントロの「ぶぅあ!!」といい、歌いだしのエフェクトといい、Johanの魅力を出すためのお膳立てがしっかり成されているのが素晴らしい。途中の感情過多なパフォーマンスもARCH ENEMYの3rdの頃を思い出します。曲的には、ノリの良い中にもブラックメタル風の禍々しいリフを挟んできたり、超一流のかっこよさなんですが…途中の「♪ぱっぱらー」は一体なに!?「天国への片道切符」をもたらす天使のラッパをモチーフにしてるとしても、表現方法がB級過ぎて面白いんですが(笑)。

HEARSE-Single Ticket to Paradise-Degeneration X ★★ (2010-06-15 18:46:21)

デス的な非人間性よりも、ハードコアの怒りを強く感じるヴォーカルが、インターネットに棲むモラルの欠如した人間を痛烈に批判する曲。デスメタルなのに社会派…やっぱり、ミュージシャンなんてやってると色々溜まるんだろうなぁ…ぶっちゃけ、説教オヤジという単語が浮かんできてしまいましたが(笑)。

HEARSE-Single Ticket to Paradise-Your Purgatory ★★★ (2010-06-15 18:45:02)

キーボードが退廃的で、物悲しげなムードを演出するラス曲。
Johanの語りが良い声すぎて困ります(笑)。ゴシック風味の世界観に良くあっている声。…しかし、こうして聴くとHEARSEってエクストリームメタルにありがちな、金太郎飴状の似た曲が並ぶアルバム作らないですよね。どの曲も、何か語りたくなる魅力があるというか。

HEARSE-Single Ticket to Paradise-The Ferocious Embrace ★★★ (2010-06-15 18:43:52)

珍しくJohanのノーマルヴォイスが聴ける曲。特に歌い上げたりではなく、低音での静かな歌声を、デスヴォイスとのセルフ掛け合いにしてます。ノーマル声だけになったら嫌ですが、普通の声もなかなかに魅力的だし、たまには良いですね。そして途中の演歌に使われるような「ジャーン」というSEから入る、ノリノリのアコギパートが衝撃的。Mattiasの懐の深さを見ました…。

HEARSE-Single Ticket to Paradise ★★★ (2010-06-15 18:40:00)

2009年発表の5th。
限定盤はライブ5曲(+α)、PV1曲、フォトギャラリーを収めたDVD(PAL方式)付き。

【CD】

メロデス的な煌びやかさと、ブルージーな泣きを込めて弾きまくるリードギター、基本グルーヴィながら時折デス本来の(或いはブラック的な)禍々しさを強く垣間見せるリフ、泥臭いデス&ロール的なグルーヴで、自然と体を動かしたくなるリズム…と、安心していつものHEARSEブランドが楽しめます。
2曲目のラッパ風コーラスや、7曲目の中間のインスト部など、メロデスを代表するようなバンドでは演らないであろう、味のある展開が聴けるのも、個人的にはポイント高いです。

そして我等がJohan Liivaは今作でも頑張ってます。
いつものドスの聴きまくった咆哮からハードコア的な地声交じりのがなり、ARCH ENEMYの3rdで見せた
…続き

GLORIOR BELLI-Meet Us at the Southern Sign-Fivefold Thought ★★★ (2010-06-14 22:06:15)

デザートロック要素は薄く、ほぼ前作の作風を引き継いでる曲ですが…音質が僅かながら向上していたり、トレモロリフの邪悪さがより自然になっていたり、順当な進化が垣間見えますね。こういう曲があるお蔭で、リスナーから期待されてる部分と、新機軸のバランスが優れたアルバムになっているのではないでしょうか。

GLORIOR BELLI ★★ (2010-06-14 22:06:00)

フランス産ブラックメタルバンド。
路線変更したDSOの(3rd路線の)後釜を継ぐのはこのバンドしかいない、と思いきや…

GLORIOR BELLI-Meet Us at the Southern Sign-The Blazing Darkness (of Luciferian Skies) ★★★ (2010-06-14 22:05:25)

外部ミュージシャン(Ieremy Christner)による作曲だからか、この曲はデザートロックのテイストがあまり無いですね。力強いミディアムテンポで進行していく曲で、DSOの不穏で邪悪なムードと、最近のSATYRICONのどす黒いパワーを融合させたような雰囲気がありますね。

GLORIOR BELLI-Meet Us at the Southern Sign-In Every Grief-Stricken Blues ★★ (2010-06-14 22:00:15)

「~ブルース」という曲名が、ブラックメタルバンドの作品に付くこと自体、意外なんですけど(笑)。曲的には、OPETHがよくやるブルージーな静パートを、邪悪で不穏なエナジーに満ちたブラックメタルで塗り潰した感じでしょうか。何気に歌いだしのノーマルヴォイスが、良い声だったので驚きました。

GLORIOR BELLI-Meet Us at the Southern Sign-Swamp That Shame ★★★ (2010-06-14 21:59:12)

今作は途中に挿入されるインストにも秀作が多いですが、中でもこれは素晴らしい。混沌としていて、グロテスクなうねりを持ったメロディは、KENOSE以降のDSOに通じるものがあると思う。雰囲気ではアルバム1かもしれません。ヴォーカルが入ってないだけで、Vo入りの他の曲にも全く見劣りしません。

GLORIOR BELLI-Meet Us at the Southern Sign-Once in a Blood Red Moon ★★ (2010-06-14 21:58:05)

不穏で不協的なメロディで、やっぱりGLORIOR BELLIはこうでなくちゃ、と思わせておいた矢先の意外な展開。「期待通り」から、「期待を裏切る」への変化が上手いと思う。この変化が受け入れられた人には、素晴らしいアルバムとなると思う。

GLORIOR BELLI-Meet Us at the Southern Sign ★★★ (2010-06-14 21:56:00)

2009年発表の3rd。
Southern LordからCandlelightに移籍してのリリース。

前作「Manifesting the Raging Beast」では、DEATHSPELL OMEGAの「Si Monumentum~」アルバムの様式を踏襲し、若干キャッチーに仕上げたような邪悪で高品質な作風で、ブラック好きからは将来を楽しみにする声も多く上がっていましたが…今作もプレイボタンを押すと、「Si~」期のDSO的な不穏なリフが流れ始め、Mikko Aspaを少し歌詞の発音を明瞭にしたような低音デス声が入り、今作でも安心してブラックの本質を衝いた作品を聴けるな…と思っていたら…。

一分も経たない内に、不穏なメロディに混じってブルース的な、渋みの効いた乾いたメロディが挿入されて面食らいました。これは、デザートロックとかサザンロックと呼ばれる音楽性
…続き

GLORIOR BELLI-Manifesting the Raging Beast ★★ (2010-06-14 21:53:00)

2007年発表の2nd。
「DSOの3rdにそっくり」と、ブラック好きの間での評判を聞きつけ購入。

…確かに、10人中9人は似てると言うであろう程似てますね。
黒い霧が吹き出してくるようなギターリフの音色、平坦気味なそのリフが奏でる混沌とした不穏さを醸し出すメロディ、押し潰したようなドスの効いたがなり声…意図的に似せようとしてるとしか思えません。但し、この作品の方が音質がより整っていたり、展開や歌詞が分かりやすかったり、もう少しコンパクトな印象。

どの曲もDSOのあのアルバムに入っていても、違和感なく聴けてしまうものばかりですが…DSOでいう「Sola Fide Ⅰ&Ⅱ」「Carnal Malefactor」のような頭一つ抜けた曲に欠けるのがネック。DSOは、「Si Monumentum~」アルバムにおいて、プリミティブ志向の強い、かつムード重視の
…続き

FURBOWL ★★ (2010-06-13 19:29:00)

HEARSE、ex-ARCH ENEMYのJohanがかつて在籍していたバンド。
2nd「The Autumn Years」はビクターから日本盤も出ています(廃盤)。
去年、1stがVic Recordsより大量のボーナスを追加、リマスターして再発されました。
…でもこのバンド名からは、毛玉を模したマスコットキャラしか思い浮かばないなぁ(笑)。

FURBOWL-Those Shredded Dreams-Buried Alive (2010-06-13 19:28:33)

Venomカヴァー。再発盤ボーナスディスク収録。
音質が悪め(篭もり気味)で、演奏の細部は不鮮明ですが、カルトブラックに通じる得体の知れない迫力がある。特にエコーが掛かったJohanのヴォーカルは、声の太さもあって怒れる魔神のような雰囲気がありますね。

FURBOWL-Those Shredded Dreams-HEART INFERNO ★★★ (2010-06-13 19:27:46)

93年発表のデモ曲で、再発盤ボーナスディスクに収録。アルバム本編はかなり武骨な感じが強かったんですが、この曲ではヴァイオリンを導入していたり、リスナーにアピールする方法を試行錯誤している様子が窺えます。

FURBOWL-Those Shredded Dreams-Those Shredded Dreams ★★★ (2010-06-13 19:26:31)

一部幽玄なギターソロパートを導入しているのが、耳に残りますが…音が武骨なだけに、こういう叙情性あるパートは映えますね。それでいて、変なわざとらしさは感じられないという…少しARCH ENEMYの1stに通じるフィーリングが感じられる曲。

FURBOWL-Those Shredded Dreams-Sharkheaven ★★ (2010-06-13 19:25:37)

邦題:おさかな天国(嘘)

FURBOWL-Those Shredded Dreams-Razorblades ★★ (2010-06-13 19:24:50)

渋いベースリフで曲を牽引していく曲で、最初聴いた時は「地味…」という印象でしたが、ボーナスのライブ版を聴いて印象変わりました。Johan、完全に曲の世界に入っていってる…。当時の彼の怪盗っぽいルックスを思うと、ステージでこれを歌ってる彼の姿を想像するとそそられるものがありますね(笑)。

FURBOWL-Those Shredded Dreams-Damage Done ★★★ (2010-06-13 19:20:26)

最初の第一声からして、何か貫禄がある…これがJohan初のフルレンスの最初の声だと思うと、何か感慨深いものがありますね。Johanのヴォーカルと、リフの掛け合いがテンション高くて妙に面白い曲。この頃はJohanがギターも演ってたんでしたっけ。しかし、前振りの長い曲です(笑)。

FURBOWL-Those Shredded Dreams ★★ (2010-06-13 19:18:00)

92年発表の1st。
09年にデモやライブ音源を収録したボーナスディスクを付け、リマスターして再発されました。
武骨さ・野蛮さを強く感じさせる、ロックンロール的なノリも取り入れたデスメタルで、
今のHEARSEの雛型とでも言えそうな音楽性ですが…これを聴くと、良い意味で泥臭く思えた
HEARSEが如何にアップデートされた音かというのが良く分かりますね。煌びやかなギター
ワーク、ブラック並の邪悪リフも登場し、耳を引く部分も多いHEARSEと比べ、こっちは
飾り気の無い武骨さを感じさせる、本当の意味でオールドスクールな音という感じ。
この破れかぶれ感が好きという方も多いのでは。音質はリマスター効果なのかドス黒く
聴こえるほど重く、それがまた曲の武骨さを際立てていると思う。
Johanのヴォーカルは、この後に出たARCH ENEMYの1st
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ARCH ENEMY-The Root of All Evil ★★ (2010-06-13 06:15:00)

Johan Liiva在籍時(1st~3rd)の曲をセルフカバーしたアルバム。2009年発表。
オリジナルと聴き比べると、今のARCH ENEMYの音楽的志向が浮き彫りになる一枚ですね。

ライナーにもある通り、曲の展開やアレンジにも多少手を加えてはいますが…一番変わったのは、曲を聴かせるための音作りだと思う。Andy Sneapによるミックスで、オリジナルで感じられたデス由来の泥臭さはほぼ排除され、シャープかつ硬質な、極めて整った音になった感じ。曲の骨組みは変わってないはずなのに、より正統派寄りの音に聴こえるんですよね…。

こういう音作りなら、やはりJohanよりもAngelaのヴォーカルの方が合うと思う。整ったメタルサウンドには、こういう鋭いスクリームがよく映える。Johanと違い、タメを作らずリズムにジャストで乗せるスタイルも、カッチリした音作りにピ
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HEARSE-In These Veins-In These Veins ★★★ (2010-06-12 23:11:06)

昔はエクストリームメタルにおける「ロックンロールの皆で体を動かせそうなノリが、健全に聴こえて嫌」と思ってたし、今でもそういう要素を半端に取り入れる音楽にはそう思いますが…そういう自分の音楽的嗜好を後悔したくなるくらいの、波涛に飲み込まれるようなド迫力。ロックンロールに苦手意識のある私が、HEARSEの音楽が大好きなのは、Johanの声があることと、曲のエネルギーが濃すぎてドス黒く聞こえるからかもしれません。

HEARSE-In These Veins-Atrocious Recoil ★★★ (2010-06-12 23:09:01)

こっちはメロディックデスロール色が強いですが、ブルータルな轟音の中に光明が差すように、ギターのキャッチーなメロディが出てくるという曲調は、Johan在籍時のARCH ENEMYに通じるものがあると思う。メロデス好きには一番気に入ってもらえそう。


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