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Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 2101-2150
SARGEIST-Let the Devil In
IKUINEN KAAMOS-Fall of Icons
AUDREY HORNE-Audrey Horne
AGALLOCH-Marrow of the Spirit
LIGHT BRINGER-Burned 07
SATANIC WARMASTER-Nachzehrer
ATHEIST-Jupiter
RIVENDELL-BLESSING
RIVENDELL
INFERNUM-...taur-nu-fuin...
大鴉-Seeds of Rain
THE FUNERAL PYRE-Vultures at Dawn
WHIRLING-Faceless Phenomena
WHIRLING
BEYOND DAWN-Bygone
BEYOND DAWN
EISREGEN-Schlangensonne
SCUM-Gospels for the Sick
FARSOT-IIII
THORNGOTH-Leere
貴志祐介-狐火の家
貴志祐介-十三番目の人格 ISOLA
貴志祐介-青の炎
貴志祐介-黒い家
貴志祐介-硝子のハンマー
貴志祐介-クリムゾンの迷宮
貴志祐介-天使の囀り
貴志祐介-新世界より
貴志祐介-悪の教典
貴志祐介
FINAL FANTASY Ⅵ
NIGHTBRINGER-Apocalypse Sun
かまいたちの夜
ひぐらしのなく頃に 祭
NAHEMAH-A New Constellation
NAHEMAH
SUSPERIA-Attitude
SUSPERIA
ソウルキャリバーⅢ
ソウルキャリバーⅣ
THE IDOLM@STER
クロノ・トリガー
FINAL FANTASY Ⅳ
DEAD OR ALIVE 4
シャドウハーツII
DAGOR DAGORATH-Yetzer Ha’ra
DAGOR DAGORATH
DAEVA DURZEIRICHE-Invoke
DAEVA DURZEIRICHE
ABYSS INFERNO-THE BIBLE OF HATE
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発言している7曲を連続再生 - Youtube



SARGEIST-Let the Devil In ★★★ (2011-01-27 22:48:16)

2010年発表の3rd。

このバンドは「Tyranny Returns」を聴いてましたが、その頃の地下プリブラ振りと比べると、進化しすぎてほぼ別物になってますね。疾走パートを重視し、北欧特有のメロウなトレモロリフで攻める作風は、プリブラよりもファスト/メロディック系に近い価値観の音だと思う。

へヴィネスを重視しない、シャーシャーした音質に、プリミティブ性を感じられますが、分離の良さ、メロディの聞こえさせ方、迫力共に十分だし、そもそも曲自体がミニマリズムよりドラマ性を重視しているような感じなので、「プリブラっぽくない」音ではあると思う。
なのにプリブラ特有の危険さ、陶酔感は残っているのが素晴らしい。

怒涛の疾走と、リフの振りまくノイズの粒子の中から聴こえてくるメロディは、うっとりするくらい美しいし、ヴォーカルの目一杯に叫んでいる絶叫もかっこい
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IKUINEN KAAMOS-Fall of Icons ★★★ (2011-01-27 22:47:03)

2010年発表の2nd。

OPETHやIhsahnのソロ作などが頻りに引き合いに出され、語られていた本作。私も気になっていたんですが…試聴して、最初の30秒を聴いて「これは買いだ!」と思ってしまいました(笑)。
私の知る限り、最もOPETHに近しい音を出しているバンドだと思います。

暗く陰鬱ながら美しいギターワークと、低音咆哮/高音絶叫/クリーンを使い分けるヴォーカルが、ジャズ的なリズムに乗る作風は、さながら本格的にプログレ化する前のOPETH、特に「Still Life」期の彼らを思わせますね。
常にギターが陰鬱な泣きメロを奏で、アコギもただ挿入されるだけでなく、印象的なフレーズで曲を彩る辺りかなり似てる。

ただ、こっちの方がアンサンブルが流動的な感じはありますね。特にドラム、聴いてて凄く心地よい音になってると思う。この音が繊細なギ
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AUDREY HORNE-Audrey Horne ★★★ (2011-01-26 21:13:29)

2010年発表の3rd。

ENSLAVED本体を差し置いてまさかの日本盤発売。
1stを聴いた限りでは、少し消化不良気味(特にヴォーカルの使い方など)に思えてしまい、あまり思い入れは無かったんですが、日本盤の発売と評判の高さに今作を以ってこのバンドに再チャレンジ。

…完成されてる、って感じですね。
1stで感じた消化不良感はどこへやら、ハモンドやメロトロン、繊細なメロディの醸し出す格調高い、アンティークなメランコリックさの支配する、王道ハードロックに近い音に。中途半端に激しい歌い方でイマイチだったヴォーカルも、今作ではこのメロウな世界観の語り部としてしっかり歌い上げ、役割をこなしている感じで素晴らしい。

こういう(ブルースのルーツが見える)王道HRって、バンドがセッションを楽しんでるような、明るさがある(今作にも、ボーナスの「Nowh
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AGALLOCH-Marrow of the Spirit ★★★ (2011-01-26 18:02:02)

2010年発表の4th。

このバンドは、1stの「Pale Folklore」を持ってましたが…
その頃と比べると大分変化しましたね。一言で言うなら、ポストブラックの繊細さ、情景描写能力を残したまま、一般的なメロディックブラックの聴きやすさを手に入れた感じでしょうか。

オープニングやインストパートに長めの時間を割いたり、情景の描写のためにメジャーなバンドが演らなそうな事も演ってはいるんですが、今作は疾走パートも多く含む、メタルとしてのドラマ性にも富んだ作風で、例えポストメタルに全く理解がない人が聴いても魅了される事請け合い。

特筆すべきはメロディですね。「Pale Folklore」の頃もそうでしたが、このバンドは「フレーズそのものがドラマティック」でありながら、「それが自然に聴こえる」という、なかなか両立できない要素を兼ね備えた、優れたメ
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LIGHT BRINGER-Burned 07 ★★ (2011-01-25 23:54:50)

2010年発表の4曲入りシングル。
「Just Take My Heart」はMr.BIG、「motto」はJUDY AND MARY、「GOD BLESSED VEDEO」はALCATRAZZのカバー。「Just~」は、ギターのKazu氏がリードヴォーカルを担当。

まずタイトルトラックは、彼らの曲の中でもトップクラスのキラーですね。
彼らの曲の特徴として、へヴィメタルのパワー/テクニック/緊張感はそのままに、歌メロがポップス以上にキャッチーでクサいというのが挙げられますが、この曲の歌メロはヤバイ。アニソンのポップネスでもなく、メロスピの飛翔感でもなく、歌謡曲の「泣き」の強いメロディで、普遍性すらあると思う。

それを歌うFuki嬢のヴォーカルも、一回目のサビ前の「♪溺れていたい」などに顕著ですが、歌謡曲的な「泣かせ」の感じられるフレージングを要所要
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SATANIC WARMASTER-Nachzehrer ★★★ (2011-01-25 22:37:53)

2010年発表の4th。

基本的な路線は、前作同様オールドスクールなリフとメロウなトレモロリフをドラマティックに組み合わせて進行するプリブラなんですが…何故か前作よりも音質が落ちてるんですが(笑)。

前作は意図的にギターの音色を尖らせ、耳を劈く感じの音にしていましたが、今回は…何も知らない人が聴いたら、曲のセンスはあるけど録音予算のない新人バンドのデモテープと思いそうな感じの、純粋にRAWな音。個人的にはこっちの方が未加工かつ耳に馴染みやすい感じで好きだったり。

SxWxの特徴といえば、プリブラで最大限体現できる楽曲のドラマ性だと思いますが…その点は、3rdよりもよりパワーアップしている印象。イントロは正直蛇足感がありますが、続く2曲目がオールドスクールなリフのかっこいいコーラスパートのある前半、激メロウなメロディをチープなストリングス系キーが弾
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ATHEIST-Jupiter ★★★ (2011-01-22 20:20:15)

2010年発表の4th。

オリジナルフルとしては17年ぶりの新作らしいです。私はデスメタルの歴史には不勉強で、このバンドもつい最近知ったくらいなんですが、雑誌のレビューを読んだりしてたら、なんかムラムラ来たので買っちゃいました(笑)。

レビューなどでは、「変態テクニカルデス」と言われてますが…これ聴くと、音楽の世界でも、大体において変態とは、「一般よりも欲望に忠実であること」というのが良く分かります。だって、「ブルータリティの追求」にしろ、ジャズ要素も含む「濃いアンサンブル」にしろ、メタルというジャンルの快楽原則に忠実過ぎるくらい忠実ですもん。ただ、メロスピのクサメロや、ギターヒーローの速弾きのように、追求の方法が受け入れられやすいものでないというだけで。

個人的には、インテリジェント&インテンスなのに、時折地獄めいたリフが飛び出す展開といい、聴
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RIVENDELL-BLESSING ★★ (2011-01-21 23:51:03)

2004年発表の1stミニ。
吉良さんやレーベルの名前で買いましたが、これはいいですね。

トラッドはメタルだとお祭り騒ぎ系、ポップスでは幻想系が人気ですが、このユニットの音楽性はそのどちらでもなく、もっと生活感や現実の風景の感じられる、純正のアイリッシュという感じですね。お洒落なパブで楽団が演奏してくれたら、飲み会大嫌いな私でさえ美味いお酒が呑めそうな感じ(笑)。

プロダクションはかなり良く、各楽器の音がはっきり、適正な音量で録られてます。ブレス音が入ってるのも、臨場感があって個人的には○。あと何気に、木村林太郎さんのヴォーカルが素晴らしいんですよね。ZABADAKの吉良さんにも通じる、低~中音で色気のある歌声ですが、倍音の響きが美しくて聴いててうっとりします。そのヴォーカルが堪能できる1曲目と、トラッドの物悲しいメロディが濃い4曲目は特にお勧め。

RIVENDELL ★★ (2011-01-21 23:50:25)

日本人二人組みによるアイリッシュユニット。
1stはKIRCHE、ORITAなどのリリースで知られる桜詩舎から。
また、ZABADAKの吉良さんも参加してます。

INFERNUM-...taur-nu-fuin... ★★★ (2011-01-16 10:14:37)

94年発表の1st。

民族調の、壮大なオープニングが終わると、当然の様にプリブラに変貌。
しかしこの作品、プリブラへのキーボードの入れ方は、他のバンドへの手本と
なって然るべきくらい、センスがいいと思います。輪郭のぼやけた、幽玄で
アトモスフェリックなキーがローファイなバンドサウンドを包み込んで得られる音像は、
さながら燐光を放つ鬼火のようで、禍々しい美しさがあると思う。

このキーのセンスは初期EMPERORやLIMBONIC ARTに比肩すると思うし、
ペイガンルーツならではのメロディセンス、ヴォーカルの粘着質な邪悪さの表現など、
「プリブラとして求められるもの」のレベルは、おしなべて高い作品だと思う。
GRAVELANDよりもブラックとして直球な作品なので、ある意味取っ付きやすいかもしれません。

大鴉-Seeds of Rain ★★★ (2011-01-16 00:57:36)

2007年発表の2nd。
実際に聴くまでは、「中庸」「前作より地味」という評価から、「後回しでいいか」と思ってたんですが…予想の遥か上を行く、素晴らしい作品じゃないですか!

確かに、一聴した限りでは中庸に感じられるかもしれませんが、それは各曲が高いレベルにあって、アルバムの世界観の纏まりが良過ぎるから。星花さんの歌声は一声目から儚さと力強さ、感情と幽玄さを表現し、厳かなムードを醸し出しているし、ギターワークはソロに偏重することなく、歌メロの裏でもツインの絡みを見せ、なかなかに凝ってる。歌メロ自体もドラマティックで、凡庸とは程遠いと思うし、メロやアレンジのさりげない民族っぽさも曲を引き締めてる。アルバム全体に、程よい緊張感があって、全くダレがないです。上の方も仰っていますが、正に「大いなる中庸」だと思う。

と、前作抜きでは非の打ち所のない評価になるんですが
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THE FUNERAL PYRE-Vultures at Dawn ★★ (2011-01-15 23:14:54)

2010年発表の4th。
某所のアウトレットが安かったので買いましたが、これはなかなか。

基本はトレモロリフ+ブラストという、ファスト系王道の展開を中心としつつも、メタリックな刻みリフやリードギター、スローパートも上手く交えた、ドラマ性の高いブラックと言う感じなんですが、音作りが結構独特。ドコドコと低音が効き、パーカッシブで野蛮な感じのドラムと、シャーシャー系のノイジーな中から微かにトレモロが聞こえるリフの音色の組み合わせからなる音像は、結構珍しいタイプだと思う。そこに乗るヴォーカルも、喉が張り裂けそうな大絶叫連発で、かなり真に迫った響き。

この作品、フューネラルドゥームと聴き紛うような3曲目や、儀式的なドラミングから魔が押し寄せるような5曲目冒頭など、スロー~ミドルを割りと大胆に仕込んできますが…何気に、スローパートがかなり魅力的。音作りとも相俟って、
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WHIRLING-Faceless Phenomena ★★ (2011-01-14 19:59:02)

2010年発表の1st。

一言で言うなら、「音像重視型のVED BUENS ENDE」タイプ。
VBE本家は、ベースとドラムのねちっこい絡みによって、聴き手を病的な世界へ引きずり込むような作風でしたが、このバンドの音楽性はアンサンブルの粘度はある程度保ちつつ、音像によって沼めいた世界観を演出するタイプですね。特にギターリフの、ノイズの被膜を薄く張る事で、瘴気を外に逃がさないような音色にそれを強く感じます。リフのメロディそれ自体も、BERGRAVEN的な病み爛れた感じですし。

悪夢めいた光景は特にスロー~ミドルのパートで強く感じられますが、スロー~ミドルでの聴き手を舐り殺すようなムードのせいか、時にメロウなリフすら伴う疾走パートにまで薄気味悪さが波及しているのが、なんとも素晴らしい。精神異常者が悪夢の光景を淡々と語るような朗唱ヴォーカル、妙なねちっこさのあ
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WHIRLING ★★ (2011-01-14 19:57:50)

ARMAGEDDAやBERGRAVENのメンバーが関わるアヴァンブラック。
上記バンドに負けず劣らずグロい音出してます。

BEYOND DAWN-Bygone ★★ (2011-01-14 19:51:06)

91-94年のバンド最初期の音源を集め、2009年に再発された作品集。

メンバーがVBE、VIRUS絡みという事で、それに近い作風を求めてしまいますが…確かに、掴みどころのない、アバンギャルドで、底知れないダークさのある、非定型のブラックという点では共通してますね。何かの鳴き声なのか、警告音なのか良く分からない音色で始まり、それを引き継ぎつつRAWに疾走、妙にスケールの大きいメロディを聴かせる導入部で掴みはオッケー。

明らかに内向きの変態性のある曲展開、精神異常者のうわ言のような呟きと、ハードコアっぽいがなりを使い分けるヴォーカル、死と疫病を運ぶようなトロンボーンの使い方などから醸造される世界観は、やはりVBEのそれと似てはいるんですが…悪夢的で、底なしの沼に引き込むかのようなVBEに対し、こっちは潜在意識下で宇宙や幻の中を彷徨っているような、奇妙な陶酔感があ
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BEYOND DAWN ★★ (2011-01-14 19:50:00)

VED BUENS ENDE、VIRUS、LAMENTED SOULSのEinarが参加するバンド。
初期音源を聴いた限り、やはりアヴァンギャルドなブラックを演ってます。
最近では「トラウマティック・エレクトロ・ロック」を自称した音楽性にシフトしたとか。

EISREGEN-Schlangensonne ★★ (2011-01-14 00:12:41)

2010年発表の8th。

メンバーが「セクセクセクシー・ママ」という迷曲を作ったTRANSYLNANIAN BEAT CLUBに関わっていたり、某有名CDショップの紹介でDIE APOCALYPTISCHEN REITERが比較対象に上げられていたり、かなり変態性が期待できそうなバックボーンがありますが…確かに、なかなかの変り種ダークメタルだと思います。

格調高いピアノが厚いリフに絡む展開はゴシックデスっぽいですが、寒々しいリフを纏って疾走するパートはモロにメロブラだし、メロくメタリックなリフはメロデス好きにもアピールできそう。それでいて、時折キーの音色やメロディがフォークメタルっぽいフレーズを奏でるというごた混ぜっぷり。しかも、SEの含めた曲の雰囲気や、ガルガル唸る近ダミ声のデス声ヴォーカルからは、どこかユーモアも漂っている感じ。

ただ、もう8
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SCUM-Gospels for the Sick (2011-01-13 19:17:11)

2005年発表の1st。

近年のDARKTHRONEや、MARDUKのMorganのDEVIL’S WHOREHOUSEなど、ブラックメタルとハードコアを掛け合わせた音楽性のバンドって、ブラック(及び地下メタル全般)由来のギターワークと、ハードコアのノリのよさ、野蛮さがいい感じで混ざり合ってる事が多いですが、このバンドにもそういう邪悪なかっこよさを期待して購入。

ギターワークは、ハードコアっぽいノリはかなり含みつつも、時折ブラックらしい黒いかっこよさも顔を出すもので、この折衷振りは期待通り。酔いどれかつダーティな感触のDARKTHRONEや、オカルト/ホラー風味なDEVIL’S~と比べると、このバンドの音楽性は攻撃性がロックとしてストレートな感じ。ヴォーカルはややメロディ追い気味の濁声で、個人的にはちょっと苦手なタイプかも。時折出る絶叫はかっこいいですけど。
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FARSOT-IIII ★★★ (2011-01-13 18:46:59)

2007年発表の1st。
ブラックメタル特有の、ざらついた音質のリフによる音塊に、時に叙情的に、時に不気味さを伴うメロディを流し、情景を描写するスタイルのメロブラですね。

メランコリックな泣きメロやアコースティックギターをフィーチャーし、叙情的な、ある意味で親しみやすい一面を見せたかと思えば、幽玄で不気味なキーボードを配したり、ブラックの得体の知れない邪悪なメロディを垂れ流し、人を寄せ付けない雰囲気を醸し出したり、まるで様々な表情を人知を超えた所で見せる自然を思わせる作風は、情景的にもスタイル的にもWOLVES IN THE THRONEROOM辺りと共通するものがありそう。

ただ、WOLVES~と比べると、よりメロディが前に出る部分では主張が強いものになっていたり、ヴォーカルが悪意的ながなり声で、咳き込みも見せるなど邪悪なパフォーマンスを演じていたり、
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THORNGOTH-Leere ★★★ (2011-01-12 22:45:07)

2010年発表の3rd。

前2作では、叙情性と邪悪さに富んだリフが特徴のメロブラを演っていて、特に「Marching Order」や「Kill for Paradise」などでは、キャッチーと言ってもいいほどフックのあるリフが聴けましたが…やや薄めかつノイジーなプロダクションで、メジャーなメロブラよりも淡くて、抽象的な印象の彼らでしたが、今作はギターの音圧を上げると同時にメロディを聞き取りやすくする、ドラムの音量を適正かつ音の抜けを良くするなど音質面がより強化され、以前よりも大分聞きやすくなった感じがします。

しかも、ただ音が良くなったのみならず、メロディのドイツ産らしい(気難しそうな)繊細さはしっかり引き継がれているため、前作の「淡さ」が、「格調高さ」に変わったという感覚。前2作よりも全体的に曲が引き締まったこともあり、メジャーなメロブラしか聴いてない人でも
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貴志祐介-狐火の家 ★★ (2011-01-10 00:21:53)

4話入りの短編集。
ラストはコメディ色の強い話しだし、他の話も割とさくっと読めるしで
貴志さんの作品にしてはちょっと物足りなさが残るかも。
榎本さんのキャラとか、青砥弁護士との掛け合いは結構好きです。

貴志祐介-十三番目の人格 ISOLA ★★★ (2011-01-10 00:16:56)

これはエンタメ性の高いホラーとして素晴らしい作品でもありますが、
処女作にして貴志さんの伏線や薀蓄への拘りが現れた作品でもありますね。
人格の名前と、漢字の関連の所とか、読んでて楽し過ぎる。
クライマックスは、まるで映画のエンディングシーンのようなカタルシスが
ありますが…この小説には、更に先があるのが素晴らしいです。
その内容とは…是非、それは本書をお買い求めになり、お確かめ下さい(笑)。

貴志祐介-青の炎 ★★★ (2011-01-10 00:13:20)

これも映画化されましたね。
この、高校生が一人で悶々と殺害計画を練り、周到に準備して
実行していく感じ、読んでて凄くワクワクします(笑)。
ちょっとダークなエンターテイメントという感じで、実に私好み。
計画に「ブリッツ」「スティンガー」とか名付ける主人公も好き。
高校の時回し読みしてたせいで、体育のテニスやバドミントンの時に
「スティンガー!」とか技名つけるのが、周囲でプチ流行したし(笑)。

貴志祐介-黒い家 ★★ (2011-01-10 00:08:10)

最も評価が高い作品ではありますが…
個人的には、貴志さんの作品の中ではそこまででもないかも。
確かに、描写されすぎてしまっているハスミン(悪の教典)より、
行為が異常性を搔き立てる菰田幸子の方が怖いとは思う。
でも、他の作品よりもエンタメ性(読んでてワクワクする感じ)は薄いかも。
主人公のキャラがあまり好きではないからそう感じるのかもしれませんが…。

ちなみに、映画版は全くオススメできません。
菰田幸子「乳しゃぶれー!」
……ふざけんなよ。

貴志祐介-硝子のハンマー ★★★ (2011-01-09 23:59:33)

これも大好きなんですが…
何がどう大好きなのか語るとネタバレになるのが辛い(笑)。
とにかくタイトルの付け方と、分かりやすいトリックが素晴らしい。
前編後半で露骨なヒントが出るので、勘の良い人はすぐ分かるかも。
でも、この発想は凄いと思う。
アリバイとかややこしい事を考えず、一言で説明でき、かつ意外な辺りが。

貴志祐介-クリムゾンの迷宮 ★★★ (2011-01-09 23:54:17)

「天使の囀り」に次いで好きな小説。

モチーフとなったゲームブックのように、エンターテイメント性
(グロテスクな描写も含む)に富んだ小説で、「ページを捲る手が
止まらない」と言うのは正にこのこと。舞台が「ゲーム的」ではあっても
「ジュブナイル」ではないので、出てくる人物が嫌な奴ばっかだし
主人公が普通の人なのも個人的にはポイント高いです(笑)。

一応ホラー小説ですが…ホラー的なのは生理的嫌悪の部分でだと思う。
グールの行動、描写、及びその登場の仕方が本当に怖い…。

貴志祐介-天使の囀り ★★★ (2011-01-09 23:45:21)

今まで読んだ全ての小説の中で一番好き。
もう10回は読み返したと思う。

とにかく伏線の張り方と、その解きほぐし方が凄い。
読み返すと、些細な描写にその後の展開を予想させる所があって、
読んでてゾッとすることも。ネタバレになるので詳しく語れないのが辛い…。
二回目だと、民話の「チェッ、チェッ」「シュー、シュー」が
マジで怖いですからね…。何故「囀り」が聞こえるのか、の理由付けとか、
本当に良く考えられてると思う。

でも、現代社会に「天使の囀り」があったとしたら、代償の大きさにも
かかわらず求める人は多いかもしれないとも思う。
私だったら…末路がどうなるか分かってるけど、ちょっと考えると思うし。

貴志祐介-新世界より ★★★ (2011-01-09 23:39:10)

貴志さんの小説って、伏線が次々と解きほぐされていく快感が
大きいものが多いと思うんですが、この小説の中盤、主人公たちが
「ミノシロモドキ」から今の世界が如何にして出来上がったかを
聞く部分は、それが最も良く現れた部分なのではと思います。
ぶっちゃけ、何度もそこばっかり読み返しました(笑)。
後半話が大きくなる部分より、個人的にはそこがクライマックス。

貴志祐介-悪の教典 ★★★ (2011-01-09 23:32:15)

2010年度「このミステリーがすごい」で第1位に輝いた、目下最新作。

確かに、後半殺戮に至る動機は、ちょっと短慮過ぎて、主人公の魅力を
損なっている気もしますが…前半の徐々に本性が見えてくる辺りとか最高。
あと殺戮シーンで時々ギャグが入るのが個人的には好きですね。
俺は東大に入る人間だからこんなところで死にたくない、と命乞いをする生徒に
「You're going "to die"」と言い放つシーンでは笑い転げました(笑)。

ただ、やっぱり後半の主人公の行き当たりばったりさは気になるなぁ…
いつかは捕まる人としか思えないし。前半だけならかなり魅力的なので、
もう少し丁寧に描写をしてくれたら、名作になったのでは。

貴志祐介 ★★★ (2011-01-09 23:24:30)

個人的に大好きな作家さんです。
新刊が出たらCD代を涙を呑んで削ってでも買ってます(笑)。
ただ、遅筆でなかなか新刊が出ないのがネックなんですけどね…。

FINAL FANTASY Ⅵ ★★★ (2011-01-08 08:29:53)

このゲームをプレイしてると、本当に「劇伴音楽」の重要性が良く分かる。
ゲームに限らず、ドラマや映画、バラエティ、なんでもそうですけど。

特に感銘を受けたのは、世界崩壊後仲間たちがバラバラになって、セリス独りで
決意を持って島を出て、フィールドで流れる「仲間を求めて」。
あのシチュエーションで、あの曲は反則でしょう。しかもフィールド音楽なので、
当然何度も聴く事になりますが、何度聴いても飽きないメロディ。
ゲーム音楽の古典的な作品として、あの曲は残しておきたいですね。

ゲーム性についても、上で既に書かれているように、何度もプレイしたくなるもので
素晴らしいです。魔石を手に入れたとき、それを割り振るときとか本当楽しい。
私はロックをレベル99まで育てましたもん(笑)。
ただ、強い魔石の方がレベルアップボーナスが大きい
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NIGHTBRINGER-Apocalypse Sun ★★★ (2011-01-08 08:19:57)

2010年発表の2nd。

基本的に、ブラック特有のどす黒いアンビエンスを放出する音像に、禍々しいトレモロリフを奔らせるスタイル自体は変わっていないのですが…メロディといい出音といい、前作よりもより凶悪なムードになった印象。特にメロディにそれが顕著で、前作ではDISSECTIONを思い出したりもしてたんですが、今作は叙情の入る余地が無いくらい、ひたすら暗黒なものを奏でています。

高音を強調したトレモロのフレーズを挿入したり、全体をブラック特有のトレモロが覆っている、拘りぬいた作風は、ある意味KRALLICEにも通じるんですが…結果としてポストロック好きにも評価されたKRALLICEに比べると、こっちは只管に「ブラックメタルとしての禍々しさ」に重きを置いて、フレーズを作っている気がします。

聴いていると、「放射能を放つ黒い太陽が、地上を焼き尽くしてい
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かまいたちの夜 ★★★ (2011-01-05 22:49:38)

これは小学生には怖すぎました…

ペンションのドアに血塗れの手とか、バスルームに血痕とか、
画面が真っ赤になって死亡とか、トラウマシーンの連続ですよ…
あの猜疑心を煽るような音楽もあって、今でも真夜中の2時に
お風呂入ったりしてる時に思い出すと、怖くなるときあります(笑)。

容疑者に挙げられた男が地下に閉じ込められ、皆が安心して寝静まった後
犯人が地下室の鍵を手に入れるためオーナー夫婦を殺害、次いで容疑者とされた
男も殺害…というシーンがありましたが、これって、容疑者とされた男は、
オーナー夫婦が殺害されている物音を、地下で聞いているわけですよね?
「次は俺の番だ…次は俺の番だ…次は俺の番だ…」って震えながら。
当時小学生だった私は、夜中に彼の心境を想像して、戻しそうになってました…。

結局、耐え切れ
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ひぐらしのなく頃に 祭 (2011-01-05 22:37:53)

元はPCでの同人ゲームを、家庭用に移植したもの。
レンタルコミックで読んで、「真相」が気になったクチなんですが…
非常に尖ったゲームだと思う。ゲームと言えるのか微妙ですが…。

ゲームが中盤を過ぎても、SFなのかミステリーなのか、ホラーなのか
サイコサスペンスなのかすら分からない、だけど徐々に話の全貌が見えてくる、
そんな展開はゲームに最も重要だと思う「ワクワクする感じ」を煽ってくれるし、
何度もループを繰り返した上で、得られる感動と言うのもあると思う。
その辺りの評価は、個人的にも高いんですが…。

選択肢がほぼ排除され、プレイヤーは話を読み進めるだけという構成は
「ゲームでやる必要あるの?」「漫画や小説のほうが合ってるのでは」と思わせるし、
キャラクターの日常の描写が正直クドいと思う。残業して帰ってきて、寝る前の
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NAHEMAH-A New Constellation ★★ (2011-01-05 22:23:27)

2008年発表の3rd。

OPETH好きにお勧めとのコメントを見て購入しましたが、確かにOPETHと共通するところの多い作風ですね。旋回するような叙情リフをベースに、プログレッシブなアンサンブルを聴かせるという根幹からして似ているし、アコギを使った静寂パート、クリーン/デスを使い分けるヴォーカルも似てる。
特にヴォーカル、デス声はブラックのがなり風味ですが、クリーンの方は意識していないといったら嘘になるくらい、似てると思う。

ただ、OPETHのアンサンブルや音作りって、プログレメタル的ではあっても、メタル的なマッシブさが強いのに対して、こっちは浮遊感を感じる、より抽象的な音になっている感じがします。OPETHの音が具体的に、ストーリーや情景を描く「幻想的」なものだとしたら、こっちは捉えどころのないイメージが沸いて来るような、「空想的」な音。

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NAHEMAH ★★ (2011-01-05 22:22:22)

スペイン産シンフォブラック/プログレデス。
3rdのみ聴きましたが、昔シンフォブラックだったとは思えない音ですね。

SUSPERIA-Attitude ★★ (2011-01-05 22:21:32)

2009年発表の5th。
DIMMU BORGIR人脈と、ゴシックっぽいジャケに惹かれ購入。

彼らの音楽性は全く知らなかったのですが…。結果は…思ってたのと全然違う(笑)!!
特にスラッシュのようにがなり気味な声で、ある程度メロディを追うヴォーカルが
暑苦しく感じられ、初聴では「間違った買い物したかも…」とげんなり。
しかし、何回か聴くうちに、スラッシーなリフワークと、メロブラ的なメロいフレーズの
絡み合いが、絶妙のテンポの中繰り広げられる、物凄く熱いアルバムである事に
気付いてからは、印象が一変しましたね。スラッシュ要素をかなり強めに取り入れて
いる事で、一般的なメロブラよりもギターワークがかなり美味しい事になってると思う。
ヴォーカルも、正直好みとは違いますが…曲の熱さを上手く際立ててくれてはいると思う。


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SUSPERIA ★★ (2011-01-05 22:20:22)

DIMMU BORGIRのメンバーが関わるメロブラ/スラッシュ。

ソウルキャリバーⅢ ★★★ (2011-01-05 22:19:15)

これは凄いハマりました。

とにかくキャラクリ&ロストクロニクルが楽し過ぎる。
だって、ベガやサガットを作って、(FFの)クラウドとかと共闘出来るんですよ!
しかもストーリーの中で。このメンバーなら、この戦況ではこんなこと言ったり
してるんだろうなぁ…とか、妄想しながらプレイしてました(笑)。でも、ベガはかなり
使ってたけど、サガットは結構すぐ引っ込めてしまいましたが…だって基本パンツ一丁だし(笑)。

操作も感覚的で、初心者がガチャプレしても楽しめるシステムなのもいいですね。
で、連携とか覚え始めると段々楽しくなってくる。
私はジークメインで使ってましたが、構え派生の連携試すのが楽しかったです。

ただ、交換してくれたとはいえ、メモカデータ破損の可能性のあるバグは…
これさえなければ、伝説のゲームになったんじ
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ソウルキャリバーⅣ ★★★ (2011-01-05 22:17:17)

う~ん、一応☆3つは付けますが…3と比べて退化してる部分も多い気が。
特にタワー。同じ技をタイミング良く繰り返すだけの作業になってる気が。
あれだけ熱中できたロストクロニクルと比べると、雲泥の差だと思う…。

ただ、相変わらずキャラクタークリエーションは楽しいですね。
固有流派が無くなったのは残念ですが、他ゲームのキャラを出演させたり
出来るのが面白過ぎるし、自分でかっこいいコーディネートを考えるのも楽しい。
でも、PSP版を買ってから、主にプレイするのはそっち。スティックを激しく
使うほどのガチ格ゲーマーじゃない私としては、携帯機のコントローラーで十分。
寝る前とかグダグダやるには携帯機の方が向いてると思う。

THE IDOLM@STER ★★★ (2011-01-05 22:16:20)

ぶっちゃけX BOX360版は未プレイですが…☆3つはコンテンツ全体への評価。個人的に東方やアルトネリコシリーズと並び、音楽に力を入れているゲーム。

二次創作が多く、ジャンルもクオリティもてんでバラバラな東方シリーズ、ヴォーカルの多重録音やトラッド、インダストリアルを取り入れ、一般受けをやや放棄したきらいのあるアルトネリコシリーズと比べ、アイドルがテーマのこのシリーズの音楽は、非常にポピュラリティが高いのが特徴。

「GO MY WAY!」「魔法をかけて!」なんて、歴史に残るアイドルポップス(「青い珊瑚礁」とか)と比べても、全く遜色のないインパクトを与えるメロディがあるし、「relations」「蒼い鳥」辺りのメロは(ポップスも行ける)クサメタラーも好みそうな哀愁があると思う。ゲームミュージックの作曲家が曲を書いているだけあって、打ち込みの緻密さ、凝り具合は一般
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クロノ・トリガー ★★★ (2011-01-04 22:04:15)

「プレイヤーをワクワクさせること」に関して超一流のRPG。

合体技を覚えたら一刻も早く試したくなるし、魔王も仲間になったら
絶対使いたくなるキャラだし、つよくてニューゲーム制を適用した
マルチエンディング制度も楽しいし…封印の宝箱が開けられるように
なったときとか、アイテム交換で強い武器を手に入れたときもワクワクしましたね…。

こういう「ワクワクさせる要素」って凄く大事。熱中度に直接繋がりますもん。
最近は映像美とか体感とか、なんか広報に都合いいものが多い気がする…。
と、どうしても昔のゲームを語ると懐古ゲーマーになってしまいます(笑)。

FINAL FANTASY Ⅳ ★★★ (2011-01-04 21:53:32)

超名作。
RPGと言って真っ先に浮かぶのがこれ。

何と言っても、遊びやすいゲームシステム/難易度設定と、ドラマティックな
ストーリーがいいですね。当時小学生ながらハマりにハマってましたもん。
小学生の興味を、全く途切れさせる事なく40時間以上プレイに熱中させられる
RPGが、果たしていまどれだけ出ているんでしょうね…。
王道、故に覇道…って感じです。当時のスクウェアは凄かった…。

DEAD OR ALIVE 4 (2011-01-04 21:48:10)

個人的に格ゲーで一番鬼門なシリーズ。
このソフトも、買ってしばらく遊んだけど未だにシステムが理解できない…
打撃・投げ・ホールドの3すくみが売りらしいですが、悲しいかな私の
反射神経では反応するのはまず無理。ガチャプレでも勝てることは勝てるんですが、
何回やってもこのゲームの「本当の面白さ」にたどり着けない、そんな印象。
ストイックな人はもう技とか覚えてるんだろうけど…ヌルゲーマーには辛いです。

シャドウハーツII ★★★ (2011-01-04 21:42:55)

これは本当、名作ですよね。
前作も次作もプレイしましたが、2が一番面白かった。

RPGというと、どうしてもバトルが中心になってしまいますが、
そのバトルの楽しさ、爽快感を追及したゲームだと思う。
個人的に、テキスト系ならいざ知らず、こういったバトルが不可欠な
ゲームから、映像美や遊びやすさの追求の名目で、プレイヤーの
介入する余地を奪う風潮が苦手なので、このシステムは素晴らしいと思う。
追求するべきところを追及してくれている、良質なRPGという印象。

DAGOR DAGORATH-Yetzer Ha’ra ★★ (2011-01-04 21:36:36)

2009年発表の1st。

最近、WINTERHORDEやDEMONIC RESSURECTION等、中東やインドからもクオリティの高いシンフォニックブラックを聴かせるバンドが現れてますが、このバンドも1stにしてかなりレベルの高い作品を作ってますね。

上記の2バンドは、明らかにシンフォニックブラックでありながら、ギターリフにNAGLFARや初期DISSECTIONよりも露骨にメロデス的なフレーズを取り入れていましたが、このバンドにも同様の特徴がありますね。加えて、クリアでベースが聴こえやすい音質かつ、ベースラインがメロウなため、リフが刻みに回っていてもメロディ成分が足りなくならず、シンフォブラックとしてもかなり聴きやすい音作りをしていると思います。

また、キーが「Midian」「Bitter Suites~」期のCRADLE並みに煌びやかな、リフ
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DAGOR DAGORATH ★★ (2011-01-04 21:35:29)

イスラエル産ブラックメタルバンド。
バンド名はトールキンの小説の、世界の終末的なイベントかららしいです。

DAEVA DURZEIRICHE-Invoke (2011-01-01 22:40:56)

2010年発表の2nd。

ブラックアンビエントを標榜しているアーティストですが、この作品にはヴォーカルやバンドサウンドは無く、ドローン/アンビエントに的を絞った内容。とは言っても、全体に漂う悪魔の吐息に巻かれるようなどす黒い雰囲気は、間違いなくブラックメタルにも通じるものがあると思う。特に、死の渓谷に音も無く雪が降り続けるような、仄暗いメロディが聴け、VINTERRIKET(のアンビエント作品)
にも通じる厳かさを醸し出す1曲目、推理物などで密閉された館で殺人が起き、互いに疑心暗鬼になっている登場人物の疑念を音にしたような5曲目は素晴らしいと思う。

ただ、間の3曲は、良くも悪くも雰囲気ものになりすぎというきらいも。まあ、VELVET CACOONの「Atropine」を名盤と断定するレベルのブラックアンビエント中毒者なら、この「雰囲気もの」的な側面も、間
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DAEVA DURZEIRICHE ★★ (2011-01-01 22:40:04)

ブラックアンビエント/サタニックノイズを標榜する国産バンド。
…このバンド名、そらで書けるようになる気がしないです(笑)。

ABYSS INFERNO-THE BIBLE OF HATE ★★ (2011-01-01 15:46:42)

2010年発表の1st。

GEBのメンバーによる新プロジェクトと言う事で、GEBとは差別化された音なのか、どうなるのかかなり気になっていましたが…こちらはキーを使用しない、ギターがメロディを担当するタイプのメロブラで、やはりGEBとはかなり異なる路線ですね。

GEBでも思ったんですが、Desolate氏のメロディセンスは北欧の一流のブラックと比較しても、全く遜色の無いレベルですよね…。リフには甘くなり過ぎない、グルーヴを放棄しない程度にメロディをしっかり練りこんでくれているし、リードフレーズもブラックらしいトレモロピッキングを多用した、荘厳なメロディを弾いていてうっとり出来る。

また、何気に音作りも上手いと思う。今作はキーが無い代わり、ギターがガリガリした音質で、しかも刻みがしっかり重さを伴って聴こえる音なんですが、このギターの音が地下臭さをかな
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