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Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 1301-1350
MANNGARD
ODAL-Einst Vereht Von Allen
DAEMONLORD-GODLESS PRAYER
DORNENREICH-Flammentriebe
LUNA AD NOCTUM-Sempiternal Consecration
FINNR'S CANE-Wanderlust
TROLLSKOGEN-Einsamkeit
THOU ART LORD-DV8
CAMPO DE MAYO-CAMPO DE MAYO
SVEDHOUS-Path of Suicide
SVEDHOUS
CROWN OF AUTUMN-Splendours From the Dark
SURRENDER OF DIVINITY-Oriental Hell Rhythmics
SURRENDER OF DIVINITY
ERHABENHEIT-Missgediehen
ATOMTRAKT-Schutt & Asche
ATOMTRAKT
VALKYRIE-DESPAIR...
VALKYRIE
ももいろクローバーZ-バトル アンド ロマンス
BUONO!-Buono! 2
ARCTIC PLATEAU-The Enemy Inside
HORSEBACK-The Gorgon Tongue
OHTAR-HUMAN FUEL OF DEATH
BUSTUM-The Return of Hate
BUSTUM
WOLFSHADE-EVENING STAR...
HERESI-Psalm II - Infusco Ignis
HERESI
NASAV-UMR AT TAWIL
NASAV
HIRILORN-A HYMN TO THE ANCIENT SOULS
HIRILORN
SEVERE STORM-Follow the Paths of Darkness...
INFERNAL (COLOMBIA)-THE DEEPEST EMPTINESS
IPSISSIMUS-THE WAY OF DESCENT
NUNFUCKRITUAL-In Bondage to the Serpent
NUNFUCKRITUAL
AMYSTERY-EXTERMINATION, FOLLOWED BY CRYPTIC SILENCE
MOONTOWER-PRAISE THE APOCALYPSE
CROWN OF AUTUMN-The Treasures Arcane
BUONO!-Buono! 2-ゴール
BUONO!-Buono! 2-OVER THE RAINBOW
BUONO!-Buono! 2-You're My Friend
Buono!-Buono! 2-ガチンコでいこう!
BUONO!-Buono! 2-みんなだいすき
BUONO!-Buono! 2-co・no・mi・chi
BUONO!-Buono! 2-ロッタラ ロッタラ
Buono!-Buono! 2-キラキラ
BUONO!-Buono! 2-Kiss! Kiss! Kiss!
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発言している9曲を連続再生 - Youtube



MANNGARD ★★ (2012-03-24 09:53:48)

ノルウェーの実験的エクストリームメタルバンド。
TRINACRIA、SAHGのメンバーが絡んでます。

ODAL-Einst Vereht Von Allen ★★★ (2012-03-24 09:49:10)

2003年発表の4曲入りEP。

まず最初のプリブラ然としたシケシケな音質でスラッシーなリフを鳴らすパートでは、ドラムもポコポコいってるし「大丈夫か?」って感じなんですが(笑)、疾走パートに入ると一気に緊張感が増しますね。うっすらとしたノイジーさに包まれながら、土着的で陰りのあるペイガン系のメロディをトレモロリフに乗せた疾走は、この手のプリブラ/ペイガン系のバンドを聴いてる人なら誰でも悶絶出来そうなかっこよさ。

ガルガル唸る、獣と化したようなヴォーカルも良い味を出してますし、疾走パートはこのジャンルとしてごく真っ当なかっこよさや叙情性がありますが、個人的には冒頭のシケシケな感じも決して嫌いじゃなかったり(笑)。あれはあれで味があって結構好みなので、もっとああいったパートを増やしても良かったかも…という気はします。

4曲入りで、演奏時間も20分程度と
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DAEMONLORD-GODLESS PRAYER ★★ (2012-03-23 20:10:46)

2011年発表の4th。

これ、メロブラ好きなら再生してすぐ「おおおお!」って思いますよね(笑)。ともかく冒頭のDISSECTIONの「Storm~」やSATYRICONの「Nemesis Divina」アルバムを思わせるような、凍てつくトレモロを伴う疾走が、既にかっこよすぎて悶絶。寒々しいばかりでなく、オールドスクールで熱い展開や、近年のSATYRICONに通じる妖しい感性を見せるパート、神秘的なキーボードの導入等もあり、ブラックらしい土着的な邪悪さとドラマ性を感じさせる、水準を軽く超えたメロディックブラックに仕上がってますね。

ただ、最初聴いたときの衝撃には、ものの30秒程度で「ん?」っていう陰りが差してしまうんですが…その理由がヴォーカル。パフォーマンス自体はそれなりに狂気的で迫力もあり、悪くない…むしろ良い方だと思うんですが、わざとらしいリバーブが掛か
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DORNENREICH-Flammentriebe ★★★ (2012-03-22 23:27:18)

2011年発表の7th。

前作はブラック要素の殆どない作品だったんですが、今作はノイジーなリフやトレモロ、絶叫を交えて疾走する、ブラックメタルのスタイルに戻ってますね。実はブラックメタルとしてのDORNENREICHを聴くのはこの作品が初めてなんですが、このバンドがこんなに素晴らしいブラックを演っていたなんて…リリースは去年でしたが、もっと早く買っておけば良かったかも。

タイプとしては、耳にキツいタイプではなく、どこかアナログ感や温かみを感じさせるノイジーさのギターリフがブラック特有のザラついた音像を作り出し、そこに神秘的なトレモロや仄暗い美しさを感じさせるヴァイオリンなどが乗るアトモスフェリック・ブラックなんですが…このバンドは音像の演出の仕方、音作りと展開のバランス等が絶妙。個人的にはこの手でも最高クラスだと思う。

単にノイジーで抽象的な音像
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LUNA AD NOCTUM-Sempiternal Consecration ★★ (2012-03-22 22:48:43)

2004年発表の2nd。

トレモロや刻みを駆使した、メロブラ的なギターワークにシンフォニックなキーボードを絡めつつ、派手に疾走していくメロディック/シンフォニックブラック。コンパクトに纏まりつつもドラマティックな曲展開、メタリックな硬質さを感じさせる、良質な音作りなどからはブラック特有のアングラ感、カルト性は殆ど感じられないものの、聴きやすくてストレートにかっこいいブラックに仕上がってますね。ヴォーカルが凶悪な絶叫ながら、歯切れ良く歌詞を吐き捨てていくタイプなのも、作風とピッタリ合ってる。

シンフォニックなキーボードはあくまで装飾程度で、曲の主導権を握る場面はあまり無いものの、ギターワークはかなりフックに富んだもので、かつブルータルに疾走する場面も多く、キーボード派手目のシンフォニック・ブラックと比べても聴き劣りしない派手さがあるのが良いですね。全編かなりメロ
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FINNR'S CANE-Wanderlust ★★★ (2012-03-20 22:30:39)

2010年発表の1st。
1000枚限定でしたが、11年にProphecyより再発盤も出ています。

音像全体に拡散する、ギターリフのノイズに覆われた中で展開する、ザラついた抽象的ムードの強い音作り、攻撃性よりも寒々しく神秘的な雰囲気作りを重視した曲展開、音像に溶け込み、淡々と何かを唱えるようなクリーンヴォーカルなど、シューゲイザー系ブラックとも共通点の多い作風の、アトモスフェリックでダークなブラックメタル。アコースティックなパートでの、メタリックでないどこかお洒落さを感じるドラミングも雰囲気あって良い感じです。

この作品、メロディの叙情性やアコースティックパート等からは土着的なメロウさも感じられるんですが、それと人を寄せ付けないようなミステリアスな雰囲気だったり、神秘性を両立させているのが素晴らしいんですよね。単に神秘的と言うより、もっと底知れないような
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TROLLSKOGEN-Einsamkeit ★★★ (2012-03-20 22:25:26)

2008年発表の3rd。477枚限定。

トロルおじいちゃんが岩に座って黄昏ているジャケが目を惹いて、つい買ってしまったんですがこれは良いですね。ゆったりしたテンポで叩かれるドラムと、プリブラ的なザラついたギターリフが深い森の中へ一歩一歩踏み込んでいくような叙情性を醸し出し、そこにトレモロ交じりのペイガンメロのリードギターが鳴り響く、フォーキッシュなブラック。このフォーキッシュながらお祭りムードはゼロで、代わりに土着的な、根深いメロウさが感じられるメロディが非常に秀逸で、好きな方なら最初の10秒聴いただけで名盤の予感を感じること請け合い。

アコギパートの挿入等はありつつも、音像に余り変化を設けない、ミニマルな作風とも相俟って、聴いているとまるで孤独死寸前の老トロルが、仲間達と呑めや歌えの大騒ぎをしていた昔を思い返しながら悲嘆に暮れているような、非常に寂寞感・寂寥
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THOU ART LORD-DV8 ★★ (2012-03-20 22:20:12)

2002年発表の3rd。

タイプとしては、ザクザクと刻む、スラッシーなリフを軸にドラマティックな展開を見せる、メロデス要素も強いメロディック・ブラック。所々で挿入される、メロウだったりメタリックな熱さを見せたりするリードギターのフレーズも、思いのほかかっこよかったりします。時折見せるスラッシーに畳み掛けるようなパートも実に爽快で、この手としてはかなり聴きやすい作品と言えるかと。

ただし、粗めのリフの音色や、時折挿入される少しホラーな感触も受けるキーボードの音色など、邪悪さを感じさせる音作りはやはりブラック特有のもの。特にスラッシーなリフが粗い音色で繰り出される部分は、「烈火の如く」という表現を使いたくなるような、苛烈なかっこよさがあると思う。キーボードも味付け程度の頻度ながら、不穏な方向に曲を彩っていてグッド。

HORRIFIEDやORDER O
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CAMPO DE MAYO-CAMPO DE MAYO ★★ (2012-03-18 21:53:05)

2006年発表の音源集。999枚限定。
2004年に発表された3本のデモにボーナス2曲を追加したもの。

「Renewing the Call for War」
ジギジギ系の金属質なノイジーさの中から、微かにメロウなメロディが聴こえてくるリフ捌きと、細かく脈動するようなベースライン、単調な打ち込みドラムが特徴の、カルト臭の半端ないプリミティブブラック。エフェクトの掛かりまくったノイジーなヴォーカルや、一頻り暴れ終わったら曲を閉じるミニマルな展開など、この手の中でも衝動性の高い音。時々疲れたように息を吐いてるようなヴォーカルは妙な味がありますね(笑)。どこか忙しないというか、細かい感じのするリズムの取り方は北欧勢とはちょっと違うポイントでしょうか。

「Playing with Toys that would have been Dangerous ev
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SVEDHOUS-Path of Suicide ★★ (2012-03-17 22:37:10)

2007年発表の3曲入りCD-R。
と言っても20分以上あるので、ボリュームとしてはミニアルバム程度ですね。

路線は、音源のみを聴く限りではアジア産であることを殆ど感じさせない、典型的な鬱ブラック。聴き手を洗脳するようにゆったりと、ミニマルに叩かれるドラムに、ざらついた悲壮なリフと厭人の極みに達したような、SILENCER系の裏返り気味の絶叫が乗るスタイル。鬱感情だけでなく、妙な温かみを感じさせるリフのメロディからは、どこか「諦念」みたいなものが感じられるのが特徴。

また、どこかの音楽評論家が「アジアの音楽には独特の間の取り方がある」みたいに言っていた記憶があるんですが、3曲目のリズムなんかはそうした要素が少しだけ感じられますね。この独特なリズムがまたトリップ感を増してるように思います。ただ、歌詞は出来れば母国語の方が良かったなぁ…読むだけで英語苦手なの
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SVEDHOUS ★★ (2012-03-17 22:36:23)

韓国産鬱ブラック。
…このプロフィールだけでなんか興味湧いてきますよね(笑)。

CROWN OF AUTUMN-Splendours From the Dark (2012-03-17 22:35:10)

2011年発表の2nd。

確か14年ぶりのフルアルバムでしたっけ…
歳月が経っても路線に大きな変化はなく、中世的・土着的な香りのする、上品で高品質なクサメロとメロデス的なストレートなかっこよさを体現するリフ捌きで聴かせる、ジャンルでも最高級に聴きやすい、かつドラマティックなシンフォニック・ブラック。前作で物足りなさを覚えた音質も、満足とは言えないまでもある程度改善されていて、クオリティ自体は上がった印象。

…なんですけど、個人的には望まぬ方向に行ってしまったな…という感じも。前作から変わった点としては、パワーメタル風のクリーンが大幅増強し、むしろそっちがメインになったことが挙げられますが…このヴォーカル正直苦手なんですよね…。メロデス的なリフ捌き自体も正統派からの流れを感じさせますし、最早エクストリームメタルとは言えない作風だと思う。

…別
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SURRENDER OF DIVINITY-Oriental Hell Rhythmics ★★★ (2012-03-16 23:27:34)

2001年発表の1st。
限定盤らしいですが、日本盤もリリースされています。

ウォーブラックというと、低音域を強調した、篭もった粗野な音質やハードコア的なヤケクソ感を伴う激速リズムなどを連想しますが、この作品はドラムは割と篭もった丸い音質ながら、リフは金属質でメロディが強調された、この手では割と聴きやすい音作り。ヤケクソな爆走中心の緩急付いた展開、「悪魔」「秘教」のようなワードを直接的に連想させる禍々しくメロウなメロディ、ギエエエ系の喉逝きそうな高音絶叫と各要素は北欧の有名バンドと比べても全く引けを取りません。

このバンド、特にオールドスクールなノリのパートで顕著なんですが…北欧のバンドにはない、独特のリズムのセンスがありますよね。しかも狙ってる訳でなく、天然でこうなった感じの。北欧のバンドを基準とすると野暮ったく聴こえるのかもしれませんが、逆にそれがア
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SURRENDER OF DIVINITY ★★ (2012-03-16 23:26:57)

タイ産ウォーブラック。
何気に日本盤もリリースしてたり、意外に知られたバンドだったりします。

ERHABENHEIT-Missgediehen ★★ (2012-03-15 23:58:30)

2007年発表の2nd。

このバンドロゴに、ジャケの黒さに、有刺鉄線をあしらったアートワークに…もう音を聴かずとも、その手のリスナーにはプリミティブブラックであることは予想できる出で立ちですが…実際聴いてみるとやっぱりコテコテのプリブラですね(笑)。篭もったノイジーさが耳に痛くないギターリフに黒く塗り潰された視界に、影だけを残して現世から消失した人々の断末魔が木霊するような絶叫、悲壮感を伴うトレモロが響く音像は、この手が好きな方であれば、間違いなくどっぷり浸れるものになっていますね。

個人的に特筆なのはインスト明けの2曲目の後半。やたらメロディアスなベースラインに、中近東っぽいような、不可思議で得体の知れないギターメロが絡むパートが凄まじいインパクト、かつ深遠な邪悪さを放ってます。ただ、こういう演出が出来るのに、あまりやらないのが勿体無いんですよね…5曲目では
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ATOMTRAKT-Schutt & Asche ★★ (2012-03-14 23:24:44)

2006年発表の…多分1st。

VINTERRIKETのメンバーが演っている、戦争をコンセプトにしたアンビエント/インダストリアル…と紹介されてましたが…これ、思いっきりVINTERRIKETのアンビエント作品に近い音ですよね。幽玄で厚みのあるシンセが、聴き手の視界全体をモノクロームに染める音像も、冷えた神秘的なメロディももうモロです(笑)。一応、砲撃や語りのSEが入り、聴き手の意識を誘導しようとはしてますが…どうしても、「冬の王国」的な世界観が浮かんできてしまいます。

ただ、2003年のデモ音源「Zusatzliche Klanglandschaften」を再収録したらしい6曲目以降は、ちょっと毛色が異なってくる感じですね。奥行きのある、神秘的なシンセが世界観の演出を担う音像こそ共通してますが、こちらではインダストリアルのリズムを全体に導入し、より機械的なム
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ATOMTRAKT ★★ (2012-03-14 23:22:04)

VINTERRIKETのメンバーによるアンビエントプロジェクト。
VINTERRIKETとは違い、戦争をコンセプトにしている模様。

VALKYRIE-DESPAIR... ★★ (2012-03-14 23:16:52)

2012年発表の2曲入りデモCD-R。

1曲目は、暗雲が立ち込めるかのごとく重ッ苦しく引き摺るギターリフに、悲壮なトレモロリフや幽玄で邪悪な神秘性を感じるアルペジオが映えるフューネラルなパートが、アルペジオとヴォーカルのみになる静のパートを挟み展開する曲、2曲目は鬱ブラック的な陰鬱なリフに、どこまでも落ちていくような暗いメロディのリードを絡めた曲で、作風としてはこの2曲を聴く限りでは鬱ブラックや葬式ドゥームに近い感じでしょうか。RAWで立体的に聴こえるドラムに圧迫感あるリフ、しっかり気分を凹ませてくれるメロディのセンス…と流石のクオリティで暗黒音楽好きなら安心して楽しめます。

…が、ヴォーカルはもう完全に逝ってしまってますね(笑)。おそらく女性ヴォーカルですが、喉を閉じた状態から、呼気の力で無理矢理こじ開けてホイッスル気味に絶叫したような、常軌を逸したヒステリ
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VALKYRIE ★★ (2012-03-14 23:14:48)

FUNERAL MOTHの藤島さんも参加する国産ブラック/ドゥーム。
先日2曲入りのデモをリリースしました。

ももいろクローバーZ-バトル アンド ロマンス ★★★ (2012-03-14 23:12:53)

「最近よくテレビ出てるよ。モモレンジャーじゃなくて…何だっけ?」とうちの父にまで言わしめるほど(笑)世間的にも認知されつつある、ももいろクローバーZの一枚目のアルバム。2011年発表。

このアルバムの魅力は、上の方も仰ってますが、何と言っても一曲に込められた情報量の多さでしょう。特に前山田さんの曲は、複数の曲を無理クソぶっ繋げたような(褒め言葉)、聴き手の耳を何が何でも引き付けようと全力を尽くしたアレンジで、最早キャッチーという言葉すら生温い感じ。ダンス☆マン氏と組んでた頃のモーニング娘。以上に超絶ハイカロリー。そこに乗るメロディも、悉くクサメロの嵐、特に「Z伝説」や「ワニとシャンプー」のサビとかはっきり言ってクサメタルよりクサい。これはヤバい!

そういった、ある意味で飛び道具的な即効性の高さを持った曲だけでなく、「Contradiction」のようなクールで
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BUONO!-Buono! 2 ★★★ (2012-03-14 23:11:50)

2009年発表の2nd。
Buono!は例えば「Café Buono!」とか「MY BOY」とか、他のアルバムにも確かにキラーチューンは多いんですが…トータルの完成度で言えばこのアルバムが断然素晴らしいと思います。

Buono!ってガールズロック風の作風をコンセプトにしてるせいか、全体的にはつんく系の作品と比べるとメロディにクドさがなくて、清涼感のあるものが多く、それがクサメタラーには少々物足りなかったりするんですが…このアルバムはその清涼感をしっかり保った上で、つんく系のトップクラスの完成度のアルバム(モーニング娘「12,スマート」、Berryz工房「6th 雄叫びアルバム」辺り)と比べても遜色ないくらい、印象深くキャッチーなメロディが多いと思う。

しかも曲のバラエティに富んでいるだけでなく、例えば「Early Bird」ならモータウン風、「消失点」な
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ARCTIC PLATEAU-The Enemy Inside ★★★ (2012-03-13 21:21:32)

2012年発表の2nd。

メタル系の店ではシューゲイザー・ブラックの流れで紹介されていましたが…ブラックとシューゲイザーを繋ぐような、歪みの深いギターリフはあまり使わずに、クリーンなアルペジオと清浄に響くトレモロ、メロウなベースラインを重層的に、丁寧に織り上げて穏やかで美しい情景を演出する作風。ヴォーカルはほぼクリーンで、メランコリックかつ情緒的に歌い上げる声はOPETHのMikaelやALCESTのNeigeっぽくもあるかも。

アートワークや曲タイトル、歌詞などから察するに、このバンドは精神世界のグルーミーな部分を描こうとするコンセプトがあるようで、ごく一部で日常のSEにドローンを重ねて暗黒さを演出したり、ブラック系の絶叫が入ったり、ノイズ的なアプローチもあったりしますが…曲に込められた鬱感情に共感するより先に、ただただ音が美しくて心地良くて穏やかで、ひたす
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HORSEBACK-The Gorgon Tongue ★★ (2012-03-13 21:16:52)

2011年発表のコンピレーション盤。
07年のCD「Impale Golden Horn」、10年のカセット「Forbidden Planet」を収録の二枚組。

「Impale Golden Horn」
こちらの音源は、メタル色は希薄…というかほぼ皆無な、ドローン/ポストロック路線ですね。ギターの残響音や電子音が絡み合い、心地良くサイケデリックな浮遊感を感じさせてくれる音。一部で登場するヴォーカルも全てクリーンで、マイルドな声質で歌い上げてます。ニューエイジ思想で言うところのアセンション…人間の魂が次の段階にステップアップする次元上昇を体感しているかのような、非常に神秘的で日常から切り離された、しかし心地良い感覚を体験させてくれる作品。

「Forbidden Planet」
こちらは浮遊感は残しつつも、ノイジーさを増した音像、絶叫やトレモロな
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OHTAR-HUMAN FUEL OF DEATH ★★★ (2012-03-13 21:10:56)

2007年発表の3rd。

ポーランドのNS勢に特有の、厭世的な怨嗟と土着的な叙情性の両方を兼ね備えた、薄暗く悲壮感漂うトレモロリフを、まるで缶を叩くようなRAWで軽めのドラムに乗せて疾走する、プリミティブ系に近い音作りのブラックメタル。メロウなアルペジオやリードギターを導入したドラマティックな展開、スラッシュ要素も強いオールドスクールで、ストレートにかっこいいリフ捌きなども取り入れた起伏のある展開、RAWながら耳に痛くない、メロディもある程度立たせた音質で、カルトなブラックの中では割と聴きやすい音。

しかし、ポーランドのNSブラックのシーンって気合入ったヴォーカルが多いですけど、このバンドも大概ですよね…潰れたがなりスタイルなんですが、その潰れ方が尋常じゃない。マジで潰れたカエルを思わせるような、断続的なエッジ音がガリガリ鳴るような凄まじくひしゃげた声。常に歯
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BUSTUM-The Return of Hate ★★★ (2012-03-11 20:28:59)

2010年発表の1st。
SEVERE STORM絡み、Darker than Blackからのリリースという事で購入。

よりプリミティブ寄りの作風ですが、確かにSEVERE STORMともかなり近いものを感じられるブラックですね。邪教としてのペイガンというか、叙情性だけでない、鬱感情や邪悪さを発散するメロディをトレモロに仕込んでくる曲作りが似てる。こちらの方がメロさは抑え目ですが、やはりセンスの良い、雰囲気に浸れるメロディ。曲によっては荘厳なチャーチオルガンによる装飾も入りますが…プリブラ的な薄暗い音像とは音色にギャップがあって、より非日常感が強調されてるのが良いですね。

個人的に特筆したいのは、プリミティブブラックとしての音作りの上手さ。紙ヤスリ的…よりは少々厚みも感じられるノイジーなギターリフと、RAWで聴いていて気持ちの良い音ながら、それほど前面
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BUSTUM ★★ (2012-03-11 20:28:21)

ポーランド産ブラックメタルバンド。
SEVERE STORMのKolan氏が在籍してます。

WOLFSHADE-EVENING STAR... ★★ (2012-03-11 20:23:48)

2006年発表の1st。

物悲しく陰鬱なリフを、疾走を交えたミニマルな展開とRAWな音質で聴かせるブラックメタルで、タイプとしてはディプレッシブとプリミティブの両方の特性を持った感じでしょうか。BURZUMとかSHININGとか、この手のバンドの代表格よりも更に、鬱や悲哀の感情を描写する事のみに特化したような作風。

メロディのセンスはこの手のバンドの中でも秀逸な方で、派手さはないものの、じわじわと感情に訴えかけてくるような、メロウなメロディがかなり素晴らしい。暗雲が少しずつ視界を埋めていく様だとか、命の蝋燭が緩やかに溶けていく様だとか、そういう光景が浮かんでくるようなメロディ。割れ気味に叫ぶヴォーカルが、やや埋もれがちなミックスなのも、攻撃性よりも情緒を重視している感じで雰囲気あって良いですね。

正直鬱ブラックとしては割と典型的なスタイルで、目新
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HERESI-Psalm II - Infusco Ignis ★★★ (2012-03-09 22:33:46)

2006年発表の1st。
LEVIATHANのWrestによるアートワークが実に禍々しい…。
一応フル扱いですが、演奏時間は28分とやや短め。

路線としては、多少プリミティブ寄りの感性を感じるものの、説明の必要がないくらい王道のブラックメタル。正にジャンルのど真ん中の、邪悪さを貫いた音を出してます。しっかり低音も効き、迫力がある中に若干ノイジーなリフとドコドコ響くドラムが鳴る音作りは、非日常的な饐えた黴臭さを感じさせてくれるもので、ブラックメタル好きにとってはひたすらに心地良い音。流石Necromorbus Studioでのレコーディングって感じです。

スタイルに関しては説明不要な感じですが、楽曲の素晴らしさ、これは言及せざるを得ません。トレモロリフには北欧産らしいメロウさと、流しているだけで部屋が魔界化していきそうな妖気の匂い立つ、妖しい邪悪さが
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HERESI ★★ (2012-03-09 22:32:02)

ex-ONDSKAPTのSkamferによる独りブラック。
一枚目のEPの時点ではセッションドラマーを起用していたらしいです。

NASAV-UMR AT TAWIL ★★★ (2012-03-09 22:29:31)

98年発表の4曲入りデモ。
HIRILORNとのスプリットにも収録されているので、そちらで聴いた方も多いのでは。

HIRILORNも大概でしたが、こっちもこっちで音が小さい…まあスプリットで極端に音量に差をつけられても、聴きづらい事この上ないのでいいっちゃいいんですが。ただ、こちらの方が蟲の羽音系のノイジーさのギターといい、RAWな響きのドラムといい、割とクリアに聴こえるリードギターが曲の中心にあったHIRILORNと比べると、よりプリミティブブラック然とした音作りになってると思う。

そして作風もHIRILORNとは大分異なり、よりストレートにプリブラを演ってますが…こっちも相当にメロディアスな作り。うっすらとバンドサウンドを包み込み、時に叙情的なトレモロリフとユニゾンするキーボードが幽玄かつ邪悪。死者の魂を冥界に送るような、ダークながら情緒的なメロディ
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NASAV ★★ (2012-03-09 22:28:26)

あのHIRILORNともスプリットをリリースしたメキシコのブラック。
残念ながら2本のデモを残しただけで解散してしまったみたいです。

HIRILORN-A HYMN TO THE ANCIENT SOULS ★★★ (2012-03-09 22:25:15)

97年発表の5曲入りデモ。
NASAVの「Umr At Tawil」とスプリット形式のCD-Rもリリースされていて、私が持っているのもそっち。

しかしこの作品、DEATHSPELL OMEGAの中心人物が関わっていた…という予備知識があると、かなり衝撃を受けますよね。オープニング明けの2曲目から、ペイガン風の男泣きの入った、クサいと言っても過言ではないリードギターが登場、しかもそれが作品全編に渡って聴ける…という。3曲目ではアコギと語りを交えたパートも導入されるなど、エピックな展開も見られます。

勿論邪悪に、プリミティブに疾走するパートもあるんですが…メインはペイガン風の非常に美しいメロディの入ったパート。正直初期DSOの延長線上のカルトな路線を期待するとギャップに面食らいますが、このメロディセンスはほんと素晴らしい。ただ、スプリットとして聴くと持ち時間
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HIRILORN ★★ (2012-03-09 22:24:34)

覆面バンドの筈なのに、何故かDEATHSPELL OMEGAのメンバーだと広く知られているHasjarlがかつて在籍していたバンド。現在は既に解散してしまっています。

SEVERE STORM-Follow the Paths of Darkness... ★★★ (2012-03-08 23:44:20)

2010年発表の1st。
背表紙のフォントがなんだか可愛いなぁ…(笑)。

ポーランドのNSBM勢の一角を担うバンドという肩書き、インナーのアーティスト写真がいかついスキンヘッド男という時点でなにか恐ろしげなものを想像(期待)してしまいますが、それを裏切らない荒々しいブラックメタルですね。音量が大きく、音圧のあるドラムが鉄火場の空気を醸し出すようなど迫力…なんですが、意外にも音の分離はRAWながら悪くなく、メロウなベースラインやトレモロがしっかり聴こえる、この手の生々しいブラックとしてはかなり良い音だと思う…というか個人的に好きな音です(笑)。

恐ろしげなイメージや荒々しい音作りとは裏腹に、アルバム中で横行するトレモロリフのメロディは非常に魅力的。ペイガン思想を持つバンド特有の男泣きと、人間に対する厭悪をふつふつと煮え立たせているような不気味さ、その両方が
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INFERNAL (COLOMBIA)-THE DEEPEST EMPTINESS ★★★ (2012-03-08 23:40:50)

2009年発表の4th。

ショップにこのCDが並んでた時は、DARK FUNERAL絡みの方のINFERNALの新譜が出たと思っていて…紹介で「コロンビア産」と書いてあったときも、「まあ現代はデータで音源のやりとりが出来る時代だし」と思って、そのままレジに持っていきましたが…いざ帰って聴いてみると、思ってたのと全然違う音で驚きました。大幅な路線変更かと思って調べたら、全く別のバンドだったという(笑)。

…そんな勘違いがありつつも、こっちはこっちでかなり魅力的なブラックメタルを演っているので、まあ結果オーライといったところですね。こちらはファストブラックなスウェーデンの方とは異なり、ミッドテンポもかなり重要視した展開と、メロいギターで聴かせるメロブラ路線。ゆったりとメロディアスなフレーズを紡いでみせたり、刻みを入れメタリックさを演出したり、ギターパートは非常にメ
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IPSISSIMUS-THE WAY OF DESCENT ★★ (2012-03-07 21:04:20)

2011年発表の1st。
何気にあのMetal Bladeから出てるんですね…。

音的にはギターがややノイジーなものの、抜けの良いドラムが心地良い音質に、緩急・押し引きをしっかり付けたドラマ性のある展開で聴かせる、ハイクオリティなブラックメタルで、やはりMetal Bladeが目を付けるだけはある、メタルとして一級品なかっこよさ。一概にメロウや邪悪とは言い切れない、不思議なメロディ使いは一癖ありますが、ファストパートの泥を巻き上げながら迫り来るような迫力は凄まじいものがありますね。

そして個人的にはこのヴォーカルが大好きです(笑)。スタイル的にはハイピッチの絶叫でブラックに典型的なスタイルではあるんですが…何がそんなに憎たらしいのか疑問なほど、一語一語に憎悪を込めて叫ぶブチキレっぷり。ロングトーンの大絶叫も非常に憎々しげで、これとファストパートが噛み合う
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NUNFUCKRITUAL-In Bondage to the Serpent ★★★ (2012-03-07 20:54:25)

2011年発表の1st。
MAYHEMのAttilaもゲスト参加。

重く纏わり付くようなベースと、ノイジーに引き摺るギターリフが聴き手の視界をどす黒く染め上げるような、スラッジ/ドゥーム色も強い激重なブラックメタル。この黒々しくて質量感を伴う音像、ただ単に物理的に重いというだけでなく、禍々しい儀式が厳かに進行していき、魔や邪が吸い寄せられていくような、非常に邪悪なムードも醸し出しているんですよね。

ブラックらしい神秘的なキーボード、邪悪なトレモロも時折入りますが…この重々しい音の中では実に良く映えてると思う。1曲目では敢えてそうした要素を抑え、スラッジ色を前面に出している構成も、儀式の昏い狂熱の高まりによって次第にトランスし、超自然的で邪悪な何かとの邂逅を果たした…みたいな感じがして良いと思う。…まあ全体像を知った今でこそそういう感想になりますが、初めて
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NUNFUCKRITUAL ★★ (2012-03-07 20:48:57)

NUCLEAR ASSAULTのDan Lilker氏やNIDINGIR、THE KONSORTIUMのメンバーであり、MAYHEMや1349のライブメンバーも務めるTeloch氏の参加するブラックメタルバンド。昨年Debemur Mortiより一枚目のアルバムをリリースしています。

AMYSTERY-EXTERMINATION, FOLLOWED BY CRYPTIC SILENCE (2012-03-07 00:47:16)

2007年発表の1st。

LUNAR AURORAやTHORNGOTHの元メンバーが絡んでるという予備知識のみで買った一枚。ジャンルとしてはザラザラした粗い音質に、メロウなトレモロが映えるプリブラで両バンドとは異なる路線ですが、ザラついた音質が音の抽象性を引き出し、そこにトレモロが乗る音像はLUNAR AURORAの神秘性に通じるものがあるし、大仰でない、そこはかとないメロウさはTHORNGOTHに通じるように思う。正直、現時点ではスケールの違いは感じるものの、フィードバックがある事は感じられますね。

また、このアルバムでドラムを叩いているのは、LUNAR AURORAに在籍した経験を持つMalphas氏ですが…何気に彼のドラムが良い味出してると思う。1曲目や6曲目では、荒涼としたリフに、体を動かしたくなるような妙な味のあるミディアムを合わせて来てるし、3曲目
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MOONTOWER-PRAISE THE APOCALYPSE (2012-03-07 00:42:57)

2004年発表の1st。

SELBSTMORDのメンバーが関与してる事からも何となく想像は付きますが、プリミティブ・ブラックの中でもかなり過激かつ上級者向けな音。路線こそトレモロ疾走を多用し、所々でオールドスクールさを醸し出すリフも出てくる、いかにもな感じですが…まるで剃刀で出来た洗車機が車を痛めつけるかのような、ジギジギした音質がかなりキツいです(笑)。ULVERの3rdに近い音ですが、あちらほどカリカチュアライズされた音ではなく純粋に耳に痛い。

ノイジーな中に、不気味ながらメロウなトレモロが入ってくるのもこのジャンルでは王道聴かせかたですが…このバンドは、それに加えてクラシック音楽に通じるような大仰さを醸し出そうとしてるように見受けられる気がするメロディが時々出てくるんですよね。あくまで「見受けられる」「気がする」程度ですが。2曲目では、微妙に(ホントに微
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CROWN OF AUTUMN-The Treasures Arcane ★★ (2012-03-01 22:53:13)

97年発表の1st。

一言で言うなら、メロディアスさを追求する余りブラックメタルの価値観から離れたところに着地したシンフォニック・ブラック…という感じですね。トレモロを交えたリフ捌きやがなりヴォーカル、ファストパートを多く含む展開などはブラック的ですが、そこにメロデス的なメロディックなギター、シンフォメロスピ風の中世ファンタジー的な大仰なオーケストレーションを導入し、更にメロさを強調させたような作風。

ヴォーカル面でもヴァイキング風のダミ声やマイルドな声質のクリーンヴォーカルを導入し、更にメロディアス・エピック・ドラマティックな仕上がりに。最早ブラックメタルの邪悪さとか攻撃性だとかは感じられない音ですが、上品にファンタジックな世界観を紡ぎ上げていて、これはこれでかっこいい。シンフォブラックの中でも最も聴きやすい部類に属すると思う…曲だけなら。


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BUONO!-Buono! 2-ゴール ★★★ (2012-03-01 22:52:01)

四つ打ちにノイジーでアブストラクトなギターリフが重なる音像は、ちょっとシューゲイザーっぽくてこういうアレンジが来るのは意外。でも未知な未来に一歩を踏み出していくような歌詞と、楽曲の抽象的なイメージがマッチしてて、名作アルバムのエンディングとして申し分のない曲になってると思う。サビでの溶け合うようなユニゾンといい、音像自体が非常に美しいです。

BUONO!-Buono! 2-OVER THE RAINBOW ★★ (2012-03-01 22:51:23)

この曲、最初聴いたときはちょっと地味に聞こえたんですけど…聞き返してみると大らかなストリングスと広がりのある歌メロで、視界が開けるようなサビが印象的で、悪くなかったりするんですよね。どうしてもミディアムが3曲続く、その真ん中という構成のせいで損をしている印象が。

BUONO!-Buono! 2-You're My Friend ★★ (2012-03-01 22:50:48)

…これは、ぶっちゃけB’zですよね(笑)
歌の入りの直前のギターメロとか、A~BメロまではB’zのパロディっぽいアレンジになってる気がする。「ELEVEN」アルバムや「GREEN」アルバムに入ってそう。サビの穏やかながら饒舌なメロディはJanne Da Arcのバラードに通じるものがあるかも。メジャー系Jロック聴く人は結構気に入るんじゃないでしょうか。

Buono!-Buono! 2-ガチンコでいこう! ★★ (2012-03-01 22:49:50)

タイトル通りの、ストレートかつパンキッシュに疾走していく楽曲…なんですが、4つ打ちやパーカッシブな打ち込みを利用したパートから、バンドサウンドに雪崩れ込むダイナミックな展開もあったり、やはりアレンジは結構凝ってる。アンビエンス重視な間奏は勢いを削いる気もして、ちょっと微妙ですが。欲を言えば、サビの後半は歌にもっとパワーがあると良かったかも。他の曲を聴く限り、この3人はもっとロックっぽく歌えるはずだし。

BUONO!-Buono! 2-みんなだいすき ★★★ (2012-03-01 22:49:11)

シャッフルのリズムに、キーボードや電子音が絡むオケはそれだけで多幸感を感じるものですが、そこに三人のキラキラした歌声が乗るとめっちゃ乙女チックな世界観に(笑)。歌声もいつもの強めな感じより、ポップな可愛らしさを意識してる感じで、特にAメロの嗣永さんのパートは、こんな歌い回しもできるんだ…と驚きました。しかしこんな乙女チックな曲でもサックスソロ入れたり、ちょっとロックテイストにしてるのが良いですよね。こういう情報量多い、加えてそれがピッタリはまってる曲っていうのは聴いててホント楽しい。

BUONO!-Buono! 2-co・no・mi・chi ★★★ (2012-03-01 22:48:36)

Buono!では珍しいつんく氏のペンによる楽曲。
頭サビからつんく流儀の哀愁メロが炸裂、そのままトレモロリフも交えてテンションをブチ上げつつ、疾走していく展開の時点でクサメタラー的には名曲確定。清涼感のあるメロディが多いこのアルバムの中に於いては、このストレートなクサメロは異色。曲をグイグイ引っ張っていくベースラインもかっこいいし、非常にカロリー高くて聴き応えのある楽曲です。

BUONO!-Buono! 2-ロッタラ ロッタラ ★★★ (2012-03-01 22:47:51)

ロッタラって「Lotta Love」の略だったんですね…私はてっきりかったるい時に発する擬音だと思ってました(笑)。おぼっちゃまくんでいう「ヒーコラヒーコラ、バヒンバヒン」的な。
それはそうと、曲の方はただ圧巻。「Lotta Love Lotta Love」のコーラスに同期するギターリフや、間奏のフレーズなんかは単純にかっこいいし、所々インダストリアルっぽいリズムや印象的なキーボードメロを仕込んでくる、緻密ながら勢いを殺さないアレンジも素晴らしい。普通のロックバンドじゃここまでの曲は作れないんじゃないかなぁ…。疾走感を伴う、キャッチーなサビも聴いていて実に爽快。

Buono!-Buono! 2-キラキラ ★★★ (2012-03-01 22:47:13)

この曲もメロディがどキャッチーですよね。栄養ドリンクとか、受験セミナーとかのCMタイアップが付いたら凄く似合いそうな、元気が出る系のメロディで。何気に長いサビがオールユニゾンなのも、メロディの清涼感を際立てていて、それが応援歌っぽさに繋がってると思う。

BUONO!-Buono! 2-Kiss! Kiss! Kiss! ★★★ (2012-03-01 22:46:33)

この曲はMarty Friedmanの連載でも取り上げられてましたね。間奏のハーモニカソロなんかバタくさいくらいだけど、その何でもありな感じがいい…みたいな感じで。でも確かにBuono!のロック感ってどこかクラシックな感じだと思う。そのグルーヴ感を受け継ぎつつ、アイドル曲らしいキャッチーなユニゾンのメロディが非常に美味しい曲作りが出来てるのが素晴らしい。個人的にはメタルバンドにユニゾン部分をデス声にしてカヴァーしてもらいたいです(笑)。


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