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Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 1151-1200
WATAIN-Opus Diaboli (2cd+dvd)
UNHUMAN DISEASE-INTO SATAN'S KINGDOM
AZURE-Moonlight Legend
SDN48-Next Encore
SDN48-Next Encore-Gagaga
SDN48-Next Encore-孤独なランナー
SDN48-Next Encore-エロスのトリガー
SDN48-Next Encore-佐渡へ渡る
SDN48-Next Encore-愛、チュセヨ
SDN48-Next Encore-天国のドアは3回目のベルで開く
SDN48-Next Encore-淡路島のタマネギ
SDN48-Next Encore-愛よ 動かないで
SDN48-Next Encore-Min・min・min
SDN48-Next Encore-おねだりシャンパン
SDN48-Next Encore-アバズレ
SDN48-Next Encore-Everyday, カチューシャ (sdn48 Ver.)
SDN48-Next Encore-口説きながら麻布十番
SDN48-Next Encore-やりたがり屋さん
SDN48-Next Encore-カムジャタン慕情
SDN48-Next Encore-カシャーサで自白する
SDN48-Next Encore-1ガロンの汗
SDN48-負け惜しみコングラチュレーション-負け惜しみコングラチュレーション
SDN48-負け惜しみコングラチュレーション-クリクリ
SDN48-負け惜しみコングラチュレーション-上からナツコ
SDN48-負け惜しみコングラチュレーション-終わらないアンコール
PALE CHALICE-AFFLICTING THE DICHOTOMY OF TREPID CREATION
MORD'A'STIGMATA-ANTIMATTER
CHELMNO-HORIZON OF EVENTS
DYSTHYMIA-The Shivering Opus
CRIONICS-Neuthrone
PERMIXTIO-IL CANTO DEI SEPOLCRI
OGEN-Black Metal Unbound
真野恵里菜-More Friends Over
真野恵里菜-シングル/カップリング/その他-ジャスミンティー
真野恵里菜-シングル/カップリング/その他-21世紀的恋愛事情
真野恵里菜-シングル/カップリング/その他-黄昏交差点
真野恵里菜-シングル/カップリング/その他-ドキドキベイビー
真野恵里菜-More Friends Over-天気予報があたったら
真野恵里菜-More Friends Over-あなたがいるから
真野恵里菜-More Friends Over-I have a dream
真野恵里菜-More Friends Over-熱血先生
真野恵里菜-More Friends Over-風の薔薇~歩いて地図をつくった男のウタ~
真野恵里菜-More Friends Over-バンザイ! 〜人生はめっちゃワンダッホーッ!〜
真野恵里菜-More Friends Over-永遠~黄昏交差点 Time Goes By~
真野恵里菜-More Friends Over-青春のセレナーデ
真野恵里菜-More Friends Over-Glory days
真野恵里菜-More Friends Over-純情警察K・I・S・S
NEXION-NEXION
GRAVEWORM-Collateral Defect
DIMIDIUM MEI-Flames Of Hatred
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WATAIN-Opus Diaboli (2cd+dvd) ★★★ (2012-05-20 20:18:23)

2012年発表のライブCD2枚+ドキュメントDVDの計3枚組。

「DVD」
海岸を歩く魔術師(?)や、這い回る蛇などを用いた、メンバーの感性による映像美を表現したようなイメージ映像パートと、Erikのインタビュー、そしてライブ映像が交互に出てくる構成。インタビューは要所で映像と共にエフェクトもかかり、ちょっとホラー映画を意識したような感じですね。内容は自分達のメタルバンドとしての立ち位置や、音楽への考えを述べてたりして興味深いですが、何分英語なので…(笑)。あのアートワークでよく見る三叉槍に逆さ十次を組み合わせたマークに、深い意味がある事には驚きました。

そしてライブは文句なくかっこいいですね。
凶悪なエピソードから想像するような、衝動だけに任せたような感じは全くなく、しっかりメタルバンドとして貫禄のある、威風漂うパフォーマンスをしてますね。フロン
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UNHUMAN DISEASE-INTO SATAN'S KINGDOM ★★ (2012-05-20 20:15:45)

2009年発表の4th。

アメリカ産の独りプリミティブブラックという触れ込みながら、ジャケットやフォント等、装丁はまるでSATANIC WARMASTERやSARGEIST辺りのフィンランド産のブラックを強烈に意識した感じですが…中身の方もノイジーかつメロウなトレモロと、シンプルでイーブルな展開、荒々しい音質で聴かせるプリブラで、フィンランドのこの手のバンドの様式を踏襲している感じですね。

ただ、単にRAWというよりは、ノイズ質をやや強調した、音圧の高い音作りがなされていたり、ヴォーカルの絶叫の音量がデカく、割れ気味なミックスになっていたり、よりストレートに攻撃性を発散するようなスタイルに仕上がっているように思います。あと細かい点を挙げれば、音圧が引いた時のプチプチ言うノイズが、儀式で使った燃えさしが燻っているようで、雰囲気があって好きだったり。

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AZURE-Moonlight Legend ★★ (2012-05-18 22:44:23)

99年発表の1st。

ブラックメタルバンドらしからぬバンド名(azure=空色)、ファンタジーの物語の情景を切り取ったジャケ、具体的なストーリーを下敷きにしたコンセプトの書かれたブックレットなどから、相当期待して聴いたんですが…一聴して痩せた、薄っぺらい音作りに落胆、ギターソロやアコギを取り入れたドラマティックな曲調とのチグハグ感も相俟って、いまいちとの評価を下したまま、暫く封印入ってましたが…再度聴いてみたら意外に良いアルバムに思えてきました。

前述したように、ドラマティックな構成とコンセプチュアルな世界観を武器に聴かせるメロブラなんですが、メロい刻みにしろトレモロにしろ、ただ漫然と弾いてるような感じじゃなく、常にフレーズにピリッとした緊張感が漂ってる感じなんですよね。音質を上手く脳内補完できれば、彼らのダークファンタジーな世界観に引き込まれること請け合い。
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SDN48-Next Encore ★★★ (2012-05-18 21:15:29)

2012年発表のベスト盤。

1stシングル「GAGAGA」から4thシングル「口説かれて麻布十番」までの表題曲及びカップリング曲、新曲「1ガロンの汗」を収録した全17曲。この内容でCDのみのバージョンなら2000円と、かなりお買い得な内容。私みたいな後追いに対しては凄く優しいアルバムです(笑)。このグループって、セミの羽を付けた衣装を着てたり、みのもんた氏とコラボしてたり、どうも奇抜な印象だったんですが…実際聴いてみると意外にも素晴らしい内容でびっくり。

正統派のアイドルポップスを目指したAKBと比べると、こちらは歌謡曲的な、少し暗めのメロディでムーディな曲が中心で、その哀愁がアイドル曲らしいキャッチネスと融合すると、ある意味クサいと言ってもいいような即効性の高さが生まれてます。アレンジはK-POP風からスパニッシュ、ピアノバラードからトランス風まで様々ですが
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SDN48-Next Encore-Gagaga ★★★ (2012-05-18 07:44:12)

アイドルポップス/J-POP的な溌溂とした感じより、洗練されたアダルトな方向に向かうアレンジといい、ハングルでの合いの手といい、K-POPを意識して作られた曲らしいですね。しかし洋楽にはない、歌謡的で起伏に満ちたキャッチーな歌メロはやはりJ-POP的。私としてはK-POPや洋楽ポップスよりも断然好きですね、メロディの下世話なまでの親しみやすさとかほんと素晴らしい。

SDN48-Next Encore-孤独なランナー ★★ (2012-05-18 07:43:25)

リミックス然として聞こえるくらいビートの強いアレンジと、哀愁漂うJ-POP特有の歌メロという組み合わせは、モーニング娘でいうところの「女に 幸あれ」にも通じる音という感じですが…個人的にはこっちのほうが好きかも。メロディとビートの距離がより自然な印象。特にサビの「激しく脈打つ」「ランナーよ」の締めのフレーズがかっこいいです。

SDN48-Next Encore-エロスのトリガー ★★ (2012-05-18 07:42:48)

硬質な打ち込みリズムに、ストリングスとピアノが絡み、艶かしい雰囲気を演出する曲。こんな抽象的なムードの濃い曲もしっかりこなすあたり侮れません。歌メロはキャッチネスはやや控えめですが、十分過ぎるほど哀愁はたっぷり。後は間奏をもう少し凝ってくれれば…という感もありますが、良曲であることは間違いありません。

SDN48-Next Encore-佐渡へ渡る ★★ (2012-05-18 07:42:01)

曲名的に和風な曲が来るかと思ってましたが、意外にも「GAGAGA」の洋楽テイストを更に推し進めた感じの、クールな曲調でびっくり。「サドヘ・ワ・タ・ル~」って音だけ聴いたら英詩かと思いますよね。洗練された感じはあっても、口ずさみやすいキャッチネスはしっかり残してくれる辺りが良いですね。

SDN48-Next Encore-愛、チュセヨ ★★★ (2012-05-18 07:41:23)

韓国人の作曲家を招いていたり、タイトルに韓国語を使用していたり、この曲も「GAGAGA」同様、K-POPを意識した作りになっている感じですが、歌メロはかなり高音域のファルセットまで使用するもので、サビの特徴的なフレーズとも相俟って歌の重要性は更に上がっている印象。十分名曲だと思いますが、サビのベースとキックがもう少し大きい方が、個人的には気持ちよく聴けたかな…とも。サビ入りのベースが結構インパクトあるので、そこからもっと強調して欲しかったかも。

SDN48-Next Encore-天国のドアは3回目のベルで開く ★★★ (2012-05-18 07:40:48)

スパニッシュギターやパーカッシブなリズムを取り入れたアレンジが、グループの持つ刹那的なコンセプトと見事にあった曲。サビの高音域でのハモリは、どこか切迫した感情も伝わってくるもので、昏い情熱が感じられ、スパニッシュギターの音色とマッチして独特の世界観を作り上げてるように思う。

SDN48-Next Encore-淡路島のタマネギ ★★ (2012-05-18 07:40:07)

最初のアイドルとは思えないダミ声絶叫MCに吹きました(笑)。大人っぽいムードの曲が多いだけに、アルバム流し聴きしてるとめっちゃビビる(笑)。しかもパンキッシュな曲が始まると思いきや、キラキラしたトランシーな曲調というのも意外。何気に歌声がいつもより可愛らしい感じがするのも面白いですね。

SDN48-Next Encore-愛よ 動かないで ★★ (2012-05-18 07:35:24)

西国原さんのソロ(レイチェル名義)のバラード。
アイドル系のグループのバラードって、どうも無難で好みに合わないものが多いんですが、これは結構好きですね。歌唱力は高いのはもちろん、感情をぶつけてくるような抑揚のある歌い方に引き込まれます。

SDN48-Next Encore-Min・min・min ★★★ (2012-05-18 07:34:45)

テレビで歌ってるのを聴いた時は、「奇抜な衣装だなぁ…」という印象しかなかったんですけど、ちゃんと聴いたら神曲でした(笑)。前半でセミの鳴き声の擬音を使った、特徴的なフレーズでキャッチーに決めつつ、後半で東欧の舞曲を思わせる華麗でメロウな絶品メロディを聴かせる、二段構えのサビがゴージャスで素晴らしい。日本的な「もののあわれ」を感じるCメロも良いですし、これはお勧め。

SDN48-Next Encore-おねだりシャンパン ★★★ (2012-05-18 07:34:08)

最初はこのキャバクラのコールみたいなノリの掛け声が駄目だったんですけど、聴いてるうちになんか楽しくなっちゃいました(笑)。ああいうのってリアルでは「ノレない奴が悪い」的な暴力性を感じて嫌なんですが、この曲はミラーボールが回ってそうなバブリーな曲調とも相俟って、上手い具合にカリカチュアライズしてくれてるので楽しさだけが残る感じ。リズムに合わせた数々の合いの手や、「ピンクよろしく!」と意味不明ながらやたら耳に残る言い回しも好きです(笑)。

SDN48-Next Encore-アバズレ (2012-05-18 07:33:31)

はすっぱな感じのする歌メロがそれっぽい感じだし、こういう曲調が得意なグループだとも思うんですけど…なんか他の同系統の曲と比べて押しが弱いような。悪くはないけど中庸な感じ。

SDN48-Next Encore-Everyday, カチューシャ (sdn48 Ver.) ★★★ (2012-05-18 07:32:47)

まだ本家をちゃんと聴いてないんですけど、これはかなり良いと思う。
くすんだ感じのストリングスの音色から、一気に弾けるように盛り上がるイントロからしてアイドルポップスのリスナーが期待しているであろう溌溂感が全開。サビメロの爽やかなんだけど、少し甘酸っぱい感じのする雰囲気も素晴らしい。AKBやその周辺を馬鹿にしてる人は多いですけど、じゃあこれ以上に溌溂として甘酸っぱくてキャッチーで可愛らしい曲を紹介してみろ、って話です。

SDN48-Next Encore-口説きながら麻布十番 (2012-05-18 07:31:57)

これ、確か雑誌で「秋元康は聴き手をどれだけ舐めても許されるか実験しているのかもしれない」って言われてた曲でしたっけ…?メロディはムーディだし、そこまで酷い曲だとも思わないけど、やっぱりみのさんがなぁ…嫌でも顔が浮かんできちゃいますもん(笑)。1対多のデュエット形式で、狙ったキャバクラ感はちゃんと出せてると思いますけど。

SDN48-Next Encore-やりたがり屋さん ★★★ (2012-05-18 07:31:21)

キック強めのリズムに、「アイヤイヤイヤ」と特徴的なフレーズによる哀愁メロが絡む、如何にも彼女達らしいクールさのある楽曲。こういうインパクト強いフレーズを歌うと良く分かりますが、ユニゾンでもAKBより芯が強い感じで、私的には好み。初出は麻布十番のカップリングですが、みのさんに持ってかれた感のある表題曲に不満な人もこれで溜飲を下げたのでは。

SDN48-Next Encore-カムジャタン慕情 ★★★ (2012-05-18 07:30:47)

まずアコーディオンやストリングス、レトロなパーカッション等が時代錯誤な雰囲気を醸し出すオケからしてクサクサで最高ですね(笑)。歌メロも思いっきりベタベタな歌謡曲調でモロに私好みのクサさ。歌メロのベタさなんかは正直演歌スレスレだと思うんですが、演歌としてはビート強めのポップな仕上がりなのが良いです。

SDN48-Next Encore-カシャーサで自白する ★★★ (2012-05-18 07:29:19)

昭和っぽい歌謡クサメロと、ラテンのテイストを取り入れたアレンジが噛み合い、暗い情熱を演出する曲。何気にこのグループ、カップリングが超高水準な気がする…。アダルトな雰囲気は演出しつつも、歌メロはあくまでベタで、しっかり下世話なまでの取っ付きやすさを残してくれているのが素晴らしい。このバランス感覚が私のツボにはクリーンヒットなんです。

SDN48-Next Encore-1ガロンの汗 ★★ (2012-05-18 07:28:03)

アルバムの中でも普遍的なポップスで、アルバムのエンディングテーマとしてもぴったりな楽曲。コンセプトのしっかりしたグループで、結構癖の強い曲が多い印象ですが、こういう曲ではアイドルらしい溌溂感とか可愛らしさも出せているのが良いですね。振り幅の広さと、それに対応できる力のある、良いグループだと思うんだけどなぁ…

SDN48-負け惜しみコングラチュレーション-負け惜しみコングラチュレーション ★★ (2012-05-18 07:26:25)

ファンファーレのように派手にブラスを使いつつも、どこか明るくなりきれないメロディは正に負け惜しみコングラチュレーション。正直秋元氏のプロデュースってとても全肯定は出来ないですけど、曲調にあったシチュエーションをポップスの歌詞として提供できる手腕は凄いと思う。曲は今までのシングル曲と比べると、衒いのないポップスで普通に良い曲だと思う。

SDN48-負け惜しみコングラチュレーション-クリクリ ★★★ (2012-05-18 07:25:27)

楽曲のアベレージのめっちゃ高いこのグループの中でも、1、2を争うほどの名曲かもしれないです、これ…。タイトルや歌詞からは絶対ネタ曲だろうと思ってましたが、これがムーディなアレンジに民謡並に口ずさみやすい、どキャッチーなメロディが乗る曲で良い意味で裏切られました。歌詞のはっちゃけといい、意外な完成度の高さといい、個人的にはサザンがシングルの表題曲以外でやりそうなイメージ。とにかく一回聴いたら忘れられないインパクトがあります。

SDN48-負け惜しみコングラチュレーション-上からナツコ ★★★ (2012-05-18 07:24:14)

AKBの「上からマリコ」のSDNバージョン。
まだAKBの方はちゃんと聴いてないんですが、これは結構好きです。タイトルだけ聴くと「?」と思うようなテーマなのに、ポップスとしてある程度普遍性を持ってるように聞こえてしまう歌詞は正直感心してしまいました。サビも張り上げて歌って気持ちいい音域に設定されてる(特に「サディスティックな~」辺り)し、カラオケ文化を見越したような曲作りもいいですね。

SDN48-負け惜しみコングラチュレーション-終わらないアンコール ★★★ (2012-05-18 07:22:43)

これはやっぱり実質的な解散についての曲ですよね…完全に後追いかつ思いっきりニワカな私が聴いてもジーンと来てしまうくらいなので、グループを結成当時から応援してきた人にとっては特別な曲なのかもしれません。合唱に聞こえるヴォーカルのミックスも、切ない雰囲気をより強めているように思います。

PALE CHALICE-AFFLICTING THE DICHOTOMY OF TREPID CREATION ★★★ (2012-05-15 23:47:45)

2011年発表の4曲入りEP。

PALE CHALICEはアメリカのブラックメタルバンドで、このEPが初の音源となるようですが…いきなりレベル高いですね、これ…。粗めのプロダクションや陰湿なトレモロ、陶酔感を感じる疾走など、プリブラとしての要件は備えつつ、この手の普通のバンドよりも一歩踏み込んだ作風を演っている感じ。DEATHSPELL OMEGAは「Si~」アルバムで暗黒美や宗教的な禍々しさに重きを置く作風になり、プリブラからは離れた感じですが、この作品はそうした禍々しさをある程度匂わせつつ、依然プリミティブな音を出している感じですね。

何と言っても素晴らしいのは、その陰湿で湿った空気感でしょう。要所で効果的に挟み込まれるトレモロなんか視界が腐り落ちていくような錯覚を覚える程ですし、オールドスクールなリフやリズムを取り入れていても、常に「陰」の気に満ちている
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MORD'A'STIGMATA-ANTIMATTER ★★★ (2012-05-14 19:39:09)

2011年発表の1st。

これは凄まじい…。
基本的には、ポーランド産らしいデスメタルにも通じる、圧迫感すら感じるような畳み掛けや音の太さに負けない、獰猛なグロウルが非常に強烈なブラックメタルという感じで、程よい重さのあるプロダクションとも相俟って実に心地良く耳を蹂躙してくれる作品なんですが…ブルータリティのみに頼らない、テクニカルでアヴァンギャルドな展開も設けて進行する、知的な曲作りも大きな特徴。

例えばギターワークはDODECAHEDRONや近年のDEATHSPELL OMEGAを思わせるような、不協的で不穏、それでいて練り込まれたフレーズも登場するし、魔素の濃い、澱み切った空間を演出するようなアルペジオや、カルト宗教の導師の演説のようなクリーンヴォーカルを取り入れ、宗教的な雰囲気を演出したり、暴虐性以上に曲が作り込まれている感じ。


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CHELMNO-HORIZON OF EVENTS ★★ (2012-05-13 11:23:03)

2010年発表の2nd。

曲自体は、メロディックなトレモロやオールドスクールなリフと、ハーシュに絶叫するヴォーカルを伴って疾走するスタイルで、ややプリミティブ寄りの曲作りながら基本に外れたことはあまりしていない路線なんですが…音作りの方はなかなか個性的。ギターの音色が変に奥行きのある軽さで、単にRAWとも言い難い、妙なノイジーさ。製鉄所から聞こえて来る、バーナーで鉄を焼ききる音に似てる気がします(笑)。

正直プリブラが行ける人の間でもかなり好みは分かれる音なんですが、個人的にはこの音が神秘性を掻き立てているようにも思えますね。意識が星雲の間を突き抜けて宇宙にトリップするかのような、普通のプリブラとは異なる陶酔感がある。メロディも邪悪さや陰鬱さよりは神秘的な感覚が強く、音作りとも相俟って少しサイケな印象も。アルバムタイトルは随分大袈裟ですが、作風に合ってるといえ
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DYSTHYMIA-The Shivering Opus ★★ (2012-05-12 00:54:46)

2008年発表の1st。
中国のPest Productionsよりリリース。
残念ながら、この一枚で活動を停止してしまった模様。

路線としては、本能的に破滅が迫ってくることを感じられるような、陰鬱なメロディを伴って重々しく進行する、鬱ブラック。時に華々しいまでのグルーミーさを演出するキーボードやピアノも取り入れられており、メロディはなかなかに(鬱的な意味で)豊か。初期BURZUMに思いっきり影響を受けたような、裏返り気味の絶叫も、精神が引き裂かれるような真に迫った感じがあって良いですね。

このバンド、メロディのセンスも良いんですが、それ以上に曲の構成が上手いと思う。リフだけでなく、キーボードやピアノによって弾かれる鬱メロディは即効性もあり、それで聴き手を曲に引き込みつつ、凌遅的なミニマルでドゥーミーなパートで、生きる気力を少しずつ奪っていく感じ。
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CRIONICS-Neuthrone ★★ (2012-05-12 00:51:38)

2007年発表の3rd。

これの前作を聴いた時は、EMPERORに肉薄する素晴らしいバンドがいた!と狂喜したんですが…良くも悪くも変化した感じですね。神秘的なキーボードやトレモロもある程度残してはありますが、今作はスラッシュをゴツくしたらブルデス並にタフになったような、極骨太なブルータルブラックに変化。ヴォーカルもゴリマッチョが叫んでそうなドスの効いデスメタリックな咆哮スタイルに。

個人的には、ヘヴィネスが実体的になりすぎてて、ブラック特有の抽象的なムードが引っ込んでしまったため、初めて聴いた時は少々落胆を隠せなかったんですが…冷静になって聴くと、演奏力の高さや荒れ狂う暴虐性、それらをガッツリ伝える重い音像といい、聴かせるポイントが変わっただけで、クオリティ自体は全く落ちていないと思う。エクストリームメタルとしての質の高さで言ったら、BEHEMOTHやZYKL
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PERMIXTIO-IL CANTO DEI SEPOLCRI ★★★ (2012-05-10 21:47:37)

2010年発表の1st。

天に召されそうなクワイアによるオープニングから身構えてしまいますが、身構えていても第一音で落とされますよね…。いきなり死者の怨念が肩にのしかかってくるような、霊的なムード漂う厚みのあるリフの音色が、濃霧の如く辺りを多い、聴き手を鬱のどん底に叩き込むようなブラックメタルを展開。一瞬にして自分の部屋が地雨の降り続く、夜の墓場のような湿度も暗度も高い場所に変わってしまうような、非常に濃密なムード。

基本的にはディプレッシブ系統のブラックなんですが、個人的には今まで聴いた中でもバランスの良さを感じる作品なんですよね。トレモロによるメロディは分かりやすく絶望感を感じさせてくれるし、鬱メロディを紡ぎ上げるリードフレーズやアルペジオが入ったり、疾走パートも設けた、ドラマ性も強い展開もあり、この手に慣れていないリスナーも突き放さない求心力がある曲作り
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OGEN-Black Metal Unbound ★★★ (2012-05-10 21:43:43)

2011年発表の5曲入りEP。

2010年に結成されたイタリアのブラックメタルバンドで、このEPが初めての音源となるようですが…これが新人離れした素晴らしい作品です。ミディアムテンポを中心に、近年のENSLAVEDを思わせるようなロック的ダイナミズムと、サイケデリックな幽玄さを両立させた演奏を聴かせる、プログレッシブでアトモスフェリックな路線。ヴォーカルはデスとクリーンを使い分けるタイプですが、このクリーンがマイルドで雰囲気あって良いんですよね。

近年のENSLAVEDと比べると、こちらはトレモロリフでストレートに叙情的なメロディを聴かせるパートが多く、より取っ付きやすい仕上がり。しかしそのトレモロリフも、DISSECTIONだったり初期EMPERORを思わせるような、近寄りがたい神秘性が感じられて、恐ろしいくらいセンスが高いんですよね…。良質な音質ながら、ム
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真野恵里菜-More Friends Over (2012-05-09 22:15:53)

2012年発表の3rd。

理由は大きく分けて二つあるんですが、最初聴いたときの印象は良くない作品でした…。一つはアルバムの構成。数曲ごとにインターバルで会話が挿入されるんですが、正直こういうのは1回聴けば十分だと思ってしまう私にとっては微妙ですね…。「進行はミチコ」というタイトルですが、これが入るたびにアルバムの進行が止まるのが非常にめんどくさい(笑)。そこでやってる企画も面白くないし、こんなのを入れるくらいなら別ディスクで曲へのコメントやフリートークとかやった方が…とか私は思ってしまうんですが、ファンはこういう構成は嬉しいものなんでしょうか。

しかしそれ以上に問題なのが、アレンジが微妙な曲が多い事。
特にはたけ氏のアレンジは凝り具合や聴き心地の良さといった面で、他のアレンジャーから水を開けられてしまっている気がしてなりません。中でも「Glory Day
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真野恵里菜-シングル/カップリング/その他-ジャスミンティー ★★★ (2012-05-09 22:09:45)

カップリングには勿体ないくらいの名曲。
確かにシングルにするにはちょっとサビメロが弱い気もしますが、その他は完璧。イントロから切なくて可愛らしいムードに引き込まれるし、ちょっと頼りなげで可憐な歌声は歌詞の世界観と見事に合ってると思う。多分これ、アイドル嫌いのおっさんが粗探し目当てで聴いたとしても、歌詞の主人公の女の子の心情とがっつりシンクロして聴き入ってしまうと思う。それくらい雰囲気がある楽曲です。

真野恵里菜-シングル/カップリング/その他-21世紀的恋愛事情 ★★★ (2012-05-09 22:08:50)

ツタツタ疾走+クサめのメロディ+ギャングコーラス風の掛け声…この組み合わせでテンション上がらない訳がありません(笑)。真野さんの曲ではここまで疾走するのは珍しいかも。ちょっとBメロがミステリアスな感じだったり、遊園地的なメルヘンチックなキーボードメロがあったり何気に展開も凝ってる。実はA面より好きかもしれません。

真野恵里菜-シングル/カップリング/その他-黄昏交差点 ★★★ (2012-05-09 22:08:10)

触りだけ聴いた時は、シングルとしては地味めな印象があったんですが、通して聴くとこれもかなりの名曲ですよね。イントロのピアノから哀愁全開、歌メロも情景が流れるように自然に哀感を演出してくれてます。真野さんの歌はしゃくりを多用したアイドルっぽいものですが、嫌味さがなくて好きです。作詞/作曲/編曲は本上遼さんという人が手掛けてますが、彼の他の曲を聴くとパンキッシュだったりライブで盛り上がる曲が得意みたいですね。サビ前のベースのグリッサンドや、リズムのキメの部分など、アレンジにさりげないかっこよさがあるのは彼の感性のお陰でしょうか。

真野恵里菜-シングル/カップリング/その他-ドキドキベイビー ★★★ (2012-05-09 22:07:31)

多分ファンの間では「元気者で行こう!」がこの路線の代表曲という位置づけになってると思うんですが、個人的にはこっちを推薦したいですね。溌溂とした、極上キャッチーなアイドルポップスに、ポップスとしての普遍性を壊さない程度に電波ソング的な盛り上がりを加えた感じの曲調で、強烈なインパクトがありつつも哀愁や清涼感も強い曲。THE ポッシボーに提供した曲も聴きましたが、本上遼さんってホント良い曲書いてると思う。

真野恵里菜-More Friends Over-天気予報があたったら ★★★ (2012-05-09 22:06:01)

個人的に神曲な「My Days for You」を差し置いてトリの曲ですが、アルバムの微妙な部分(コンセプト・アレンジ)を吹っ飛ばすくらいの名曲だと思う。TUBEの爽やか系シングル曲を思わせるような清涼感のある曲調と、真野さんの可憐さと溌溂さを兼ね備えた歌唱が見事に合致して、聴いてるだけで訳もなく良い事がありそうな気分になってきます。休日の早朝のジョギングとかの時に聴くと最高の気分(笑)。ただ、この曲が素晴らしいだけに、アルバムのエンディングは蛇足に思えてしまうんですが…ファンから見たらそうでもないんでしょうか。

真野恵里菜-More Friends Over-あなたがいるから (2012-05-09 22:05:08)

学園モノのドラマで、紆余曲折があった末のエンディングの卒業証書授与のシーンで流れていそう…そんな印象のバラード曲。盛り上げ方がちょっと無難な印象は受けるんですが、まあアレンジは悪くはない…と思う。でもせっかくピアノ入れたバラードやるなら、1stの頃のような繊細なアレンジが良かった気も。

真野恵里菜-More Friends Over-I have a dream ★★ (2012-05-09 22:04:17)

3連の穏やかなバラードで、どうしてもサザンオールスターズの「栞のテーマ」を思い出してしまいます(笑)。最初ちょっと地味目に感じましたが、良く聴くとメロディの叙情性はなかなかで、リラックスして聴ける良曲。ただ、音はもう少し太くても良かった気が。録音の細さまで80年代っぽくしなくてもいいと思うんだけどなぁ…。

真野恵里菜-More Friends Over-熱血先生 ★★ (2012-05-09 22:03:27)

作詞作曲がシャ乱Q組だと思ったら、カヴァーなんですね。真野さんってなんか品行方正っぽいイメージがあるんですが、演技もやってる人だからか、こういう不良少女視点の歌詞もしっかりそれっぽく歌いこなしてますね。彼女の持つちょっと昭和っぽい雰囲気とも合ってると思うし、なかなかハマってる選曲なのでは。

真野恵里菜-More Friends Over-風の薔薇~歩いて地図をつくった男のウタ~ ★★ (2012-05-09 22:02:50)

まさかの伊能忠敬キャラクターソング(笑)。
曲的にも「みんなのうた」的な親しみやすいメロディがあるし、絵本タッチの絵柄をバックに流したら物凄く映えそうでもあります。実際にNHKとかでそういうPVと一緒に流しても全く違和感無いと思う。

真野恵里菜-More Friends Over-バンザイ! 〜人生はめっちゃワンダッホーッ!〜 ★★ (2012-05-09 22:01:59)

THE ポッシボーの新譜に入ってそうな曲だと思いましたが、作詞/作曲/編曲を本上遼さんが手掛けてるんですね。…こういうアッパーな曲もこなせるあたり、1stの頃と比べると良い意味で図太さが出てきてるように思います。曲も単に盛り上がるだけでなく、鼓笛隊でアレンジしたら映えそうなインパクトの強いメロディもあって良いですね。それにしても歌詞に「!」使いすぎ(笑)。多分100個くらいある気がする(笑)

真野恵里菜-More Friends Over-永遠~黄昏交差点 Time Goes By~ ★★★ (2012-05-09 22:00:50)

シングル「黄昏交差点」の別バージョン。
シングルとは歌詞・ヴォーカルテイクが異なってますが、個人的にはこっちのバージョンの方が好きですね。サビのフォールとか、歌い回しの癖が小慣れてきてるというか、表現が自然になっててより歌詞と歌唱のイメージが合っている印象。相変わらず名曲ですよ。

真野恵里菜-More Friends Over-青春のセレナーデ ★★★ (2012-05-09 21:59:58)

最初のスキャットの部分で既に昭和時代の青春観が広がってくるのが凄いですよね(笑)。ライブでの盛り上がりを意識したような弾けた感じもありつつ、歌謡的なキャッチネスや哀愁も振りまく、シングルらしい分かりやすい、なかなかの良曲。掛け合いで盛り上がった後の爽やかなサビとか、聴いていて爽快な楽曲に仕上がってると思います。

真野恵里菜-More Friends Over-Glory days ★★ (2012-05-09 21:58:18)

こんな惜しい曲は彼女のディスコグラフィでは初めてだと思う。とにかく起伏のあるメロディが素晴らしく、シングル曲と比べても何ら遜色無いインパクトで、掛け値なしに名曲だと思えます。「曲は」ですけど…。
そんなメロディが宝の持ち腐れに思えるくらい、アレンジが平坦で微妙なんですよね…。メロディの流れはドラマティックなのに、音像の場面変化が付いていかないもどかしさ。作曲と編曲を同じ人がやってるとは思えないチグハグ感…これ、もっと上手くアレンジしたら代表曲足りえる曲だと思うんだけどなぁ…。

真野恵里菜-More Friends Over-純情警察K・I・S・S ★★ (2012-05-09 21:57:24)

インパクトのあるヴォーカルメロで始まる曲で、アルバムの掴みとしてはバッチリ。サビは個人的には歌謡曲的な哀愁がもう少し欲しい感じですが、言葉遊び的な歌詞とも相俟ってなかなかにキャッチー。途中の台詞が昔のラブコメっぽいノリで、ちょっとレトロな感じ…まあそれを言ったら、恋愛と警察を掛けて逮捕しちゃうぞ的なノリのこの曲自体が今っぽくないですけど(笑)。

NEXION-NEXION ★★ (2012-05-08 22:51:22)

2011年発表の5曲入りEP。

冷たいメロディのトレモロを伴う、ノイジーで荒涼とした雰囲気の疾走を軸としつつ、メロデス的なメタリックな刻み、メロディアスなリードフレーズも取り入れつつドラマティックに展開していくブラックで、DISSECTIONの系譜にあたるようなスタイルですね。おそらくバンド名もDISSECTIONの3rdのオープニング曲から取ったのではないかと思われます。

ただ、THULCANDRAほどまんまDISSECTIONという訳ではなく、こちらはブラストの暴虐性とリフの粗い音質の合わせ技で刺々しい攻撃性を表現している感じで、もう少しマニアックな印象。力強い低音がなりと、半ばヤケクソになったような高音絶叫を使い分けるヴォーカルも良いですね。また、時にメタリックな高揚感、時に陰鬱な圧迫感など場面によって感触の変わる刻みリフの使い方も巧み。ごく一部ですが、
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GRAVEWORM-Collateral Defect ★★ (2012-05-08 22:50:06)

2007年発表の6th。
実は初めて聴きました、GRAVEWORM。

よくDISSECTIONやNAGLFAR辺りのバンドが「メロデスっぽい」との評価を受けているのを耳にしますが、それよりも更にメロデスに近い音ですね。ムードよりも実体的なドラマ性だったりヘヴィネスだったりを追求した音作りもそうですし、メロディもブラックの邪悪さや陰湿さはまるで感じさせず、派手でかっこいい感じ。フックのあるフレーズも多く、洗練されたクオリティの高さのある作品。

当然音質も各楽器の分離が良く、モダンな重さをしっかり備えた、客観的に見たらエクストリームメタルとしてごく良質なもの。ただ、個人的にはこの音質は今ひとつ好きになれなかったり…。ドラムの音があまりバランスの良いものではなく、「迫力がある」というよりは「聴き疲れする」と感じられてしまう…。ちょっとメロディを食い気味の感もあ
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DIMIDIUM MEI-Flames Of Hatred ★★★ (2012-05-06 22:01:40)

2010年発表の1st。
ぶっちゃけ、ジャケがWATAINっぽくて目に付いた…という理由(加えて、韓国の有名レーベル、Misanthropic Artから出てることや、中古で安かったこともあったけど)でレジに持っていてしまいましたが、これがなかなかの好盤で大満足。

作風としては、RAWな音作りを身上としつつも、2ビート疾走と邪悪トレモロによるプリミティブな展開だけでなく、オールドスクールでダーティな展開やミディアムでペイガン風の土着的な力強さを感じる展開などを盛り込んだ、バラエティに富んだブラックメタルという感じ。空間的なアルペジオや儀式的なリズムを用いた邪悪なムードの演出、この手には意外なベースソロを取り入れた曲もあったり、邪悪さをキープしつつ色々なアイデアが込められてる印象。

しかし個人的に感心したのは、RAWさを演出する音作りの上手さ。ギターは粗い
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