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Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 5451-5500
SOLEFALD-Black for Death - An Icelandic Odyssey Part Ⅱ-Red for Fire + Black for Death
SOLEFALD-Black for Death - An Icelandic Odyssey Part Ⅱ
SOUND HORIZON-Roman-星屑の革紐
SOUND HORIZON-Roman-11文字の伝言
SOUND HORIZON-Roman-呪われし宝石
SOUND HORIZON-Roman-見えざる腕
SOUND HORIZON-Roman-天使の彫像
美しきもの
SOUND HORIZON-Roman-焔
SOUND HORIZON-Roman-歓びと哀しみの葡萄酒
SOUND HORIZON-Roman
SOUND HORIZON-Roman-朝と夜の物語
SOUND HORIZON-Roman-黄昏の賢者
志方あきこ
DEVIL DOLL-Eliogabalus
WHEN-Writercakebox-the Unblessed World of When (1983-1998)-Morning Mood
犬神サーカス団-蛇神姫-ガム
犬神サーカス団-蛇神姫-苦界浄土
犬神サーカス団-蛇神姫-蛇神姫
犬神サーカス団-蛇神姫-父親憎悪
犬神サーカス団 / 犬神サアカス團-蛇神姫
ANAAL NATHRAKH-Eschaton-Between Shit and Piss We Are Born
ANAAL NATHRAKH-Eschaton-Timewave Zero
ANAAL NATHRAKH-Eschaton-When the Lion Devours Both Dragon and Child
ANAAL NATHRAKH-Eschaton-Bellum omnium contra omnes
DIR EN GREY-THE MARROW OF A BONE-Agitated Screams of Maggots
ANAAL NATHRAKH-Eschaton
SOUND HORIZON-Elysion ~ 楽園幻想物語組曲 ~-エルの絵本 【魔女とラフレンツェ】
SOUND HORIZON-Elysion ~ 楽園幻想物語組曲 ~-エルの絵本 【笛吹き男とパレード】
ABORYM-Generator-Suffer Catalyst
ABORYM-Generator-A Dog-Eat-Dog World
MOURNFUL CONGREGATION-The Monad of Creation-The Monad of Creation
HEAD CONTROL SYSTEM-Murder Nature-Masterpiece (Of Art)
HEAD CONTROL SYSTEM-Murder Nature-Baby Blue
BORKNAGAR-Quintessence-Genesis Torn
BORKNAGAR-Quintessence-Inner Landscape
BORKNAGAR-Quintessence-The Presence Is Ominous
BORKNAGAR-Quintessence-Ruins of the Future
ABORYM-Generator-Between the Devil and the Deep Blue Sea
ABORYM-Generator-Disgust and Rage (Sic transit gloria mundi)
ABORYM-Generator-Ruinrama Kolossal S.P.Q.R. (Satanic Pollution - Qliphotic Rage)
ABORYM-Generator-Generator
ABORYM
ABORYM-Generator-I Reject!
ABORYM-Generator-Man Bites God
ABORYM-Generator
KATHARSIS
KATHARSIS-VVorldVVithoutEnd-Worldwithoutend
KATHARSIS-VVorldVVithoutEnd-Kosmik Sacrifice
KATHARSIS-VVorldVVithoutEnd-Eden Belovv
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SOLEFALD-Black for Death - An Icelandic Odyssey Part Ⅱ-Red for Fire + Black for Death ★★★ (2006-11-24 21:01:16)

前作のオープニング曲とは好対照を成す、SOLEFALDの中でもアグレッシブなシンフォニックブラック。とはいえSOLEFALDなので勿論普通声をフィーチャーしたり相変わらずドラマティックな展開です。
ブラック色がかなり強いのは歌詞中の「Euronymous」や「Deathlike silence」に引かれての事かもしれませんね。「私は最も暗き芸術を蹂躙し奪った」という詩は、ブラックメタルを独自に解釈し独自の芸術音楽を作り上げる彼ら自身を暗示しているというのは穿ちすぎでしょうか。

SOLEFALD-Black for Death - An Icelandic Odyssey Part Ⅱ ★★★ (2006-11-24 20:55:00)

2006年発表の6th。
前作の5thとは2枚で一つのストーリーを成すコンセプトアルバムになっているせいか、ヴァイキングメタルの要素を取り入れた曲調や音質、音作りなどは基本的に前作と一緒。ギターの歪みとストリングスの優美さがしっかり活かされた綺麗な音で聴きやすいです。

ただ前作は決して嫌いな作品ではないんですが、メタル色が強い曲のギターパートにあまり印象に残るリフや4thの「Fraternite~」で見られるようなビビッドなメロディが感じられず、ちょっと煮え切らない印象が拭えなかったんですが、今作はその弱点を見事に払拭してこの路線での傑作を作り上げてきたって感じです。

リフにしろメロディにしろリズムにしろ、より印象に残る物が多いんですよね。そのせいか、前作同様にサックスやヴァイオリン、チェロが用いられてますが、それらの音色がより活かされているように思いま
…続き

SOUND HORIZON-Roman-星屑の革紐 ★★ (2006-11-22 14:21:19)

軽快なストリングスが爽やかな、煌くようなポップ性のある曲。
ちょっとアダルトなサックスを入れたり、決して安っぽくないアレンジが彼ららしいですね。ラストは「澪音」のヴァイオリンフレーズに似たメロディも入り盛り上がりまくり。この曲と「澪音」は、X JAPANでいう「WEEK END」と「RUSTY NAIL」みたいな関係なのかも。
でもこの曲は特に象徴的ですが、このアルバムは全体的に前作よりも頽廃度が下がってますよね。前作の、寒々しいあばら家でベッドの上に少女の、床の上に男の白骨死体が転がってるみたいな歌詞の雰囲気が好きだったので少し寂しくもあり。

SOUND HORIZON-Roman-11文字の伝言 ★★★ (2006-11-22 14:16:00)

「キミが生まれてくる世界」にも通じる、サビで圧倒的な叙情性を湛えたメロディを見せ付けてくれる名曲。本当に、メロディセンスにかけてはこのグループに勝るバンドはいないんじゃないでしょうか。ラスト1曲目のメロを違和感無く盛り込む辺りも上手いです。
この曲を聴くと、REVOさんが非常に優れたミュージシャンだと言う事が良く分かりますね。このサビメロ、新しいヴォーカリストの声質を完璧に活かしてると思います。

SOUND HORIZON-Roman-呪われし宝石 ★★★ (2006-11-22 08:16:10)

アルバム初聴き時、個人的には最も印象が良かった曲。
Aramaryさんのような非日常的な幻想性を表現しながらも、しっかりとポップ性を出しながら歌う事が出来るヴォーカリストって稀有だと思ってたんですが、REMIさんは彼女が抜けた穴をしっかりと補ってますね。優雅な中にも情熱を秘めたヴォーカルパフォーマンスにはうっとりします。…これだけ素晴らしいヴォーカルを連れて来れるのだから、男性ヴォーカルの方ももっと上手い人見つけて欲しいなぁ…。

SOUND HORIZON-Roman-見えざる腕 ★★★ (2006-11-22 08:10:52)

SOUND HORIZONの曲の中でもトップクラスにドラマティックな曲。
例えて言うなら、「聖戦と死神」のドラマ性はそのままに、歌メロ重視で一曲に纏めたような感じ。時に叙情的に、時に華麗に、時に張り詰めた緊張感を醸し出す歌メロ捌きは他に並び立つものが無いほど。バックに寸劇も流れてますが、歌メロの素晴らしさを阻害してしまうほどでもなく、単純に曲のドラマ性をアップさせている印象。私はこれを聴いて、「完成された…」と思いました。
しかし歌詞の「左の頬に十字傷 赤く燃える髪」ってるろうに剣心しか思い浮かばないんですけど(笑)。でも歌詞に「ヤク中」とか入れていいのかな(笑)。最初耳を疑いました。

SOUND HORIZON-Roman-天使の彫像 (2006-11-22 02:12:43)

オーケストラのみならず、ファゴットやオーボエなど管楽器もふんだんに用いた壮麗なオケをバックに、Jimang氏が歌い上げるバラード。私の第一印象は「うわー…。全然噛み合ってないよ」でした(笑)
でもちょっとヤバめの彫刻家が、暗闇でランプで照らしてぶつぶつ言いながら作品に没頭しているような、怪しげな雰囲気は伝わってきます。

美しきもの ★★ (2006-11-22 02:07:43)

歌詞の通りの追想に浸っているかのような、ノスタルジックなメロディで緩やかに展開していく曲。ハーモニカが素朴な味わいを出していて、良い感じに雰囲気出てます。
でも、アコギのフレーズからは何故か昔の…デビューから90年代前半くらいのB'zの作品と似たフィーリングか感じられるんですが(笑)。ROSYとかEASY COME, EASY GO!とかあの辺の曲にも似た初々しいメロディです。

SOUND HORIZON-Roman-焔 ★★★ (2006-11-22 02:00:55)

アルバムの中でもシングルカット出来そうな分かりやすさを持った曲。
ヴォーカルは「神々が愛した楽園」に神秘の息吹を吹き込んだRIKKIさんですが、こういうアップテンポな曲だとまた違った魅力が垣間見えますね。勿論幽玄なファルセットもあり。
それにしても、語りがノリノリ過ぎてちょっと面白いんですが…(笑)

SOUND HORIZON-Roman-歓びと哀しみの葡萄酒 ★★ (2006-11-22 01:57:13)

「虚飾の婚礼」というフレーズや、「残念だったねぇ」の台詞が挿入される事から考えて、おそらく「エルの天秤」で仮面の男を殺害した女性の後日談に当たる曲。
曲自体は基本ミディアムで、中間部の展開のドラマ性はなかなかのものですが、ミディアムが3曲続くという曲順のせいでちょっと損をしている印象も。

SOUND HORIZON-Roman ★★ (2006-11-22 01:49:00)

「少年は剣を…」がオリコン10位以内にランクインし、売り上げも順調なSOUND HORIZONのメジャー3rdとなるアルバム。

今まではヴォーカルはAramaryさんが担当していましたが、このアルバムの前に出たマキシシングルの「少年は剣を…」からは曲によってヴォーカルを替えるスタイルへとスイッチしたようです。今作では「となりのトトロ」の主題歌で有名な井上あずみさんも参加。どの人も世界観にあったヴォーカルだと思いますが、私的にはREMIさんの歌声がクラシカルな叙情の中にもポップさを込める事に成功していてお気に入りです。

ナレーションも今まではメンバーがやっていたようですが、この作品ではプロの声優の人を起用しているみたいですね。そのせいかナレーションの大袈裟さは更に磨きが掛かってます(笑)。このアルバムの情報が出た時、参加ナレーター/声優の多さから私が彼らの最も良
…続き

SOUND HORIZON-Roman-朝と夜の物語 (2006-11-21 23:01:40)

「黒の預言書」しかり、「エルの楽園(→side:E→)」しかり、前奏で溜めてからメタリックに疾走するオープニング曲は心が躍りますね。プログレにも通ずる劇的な間奏パートにも痺れっぱなしです。
でも…織田哲郎さん曰く、「メロディにも男性的なものと女性的なものがある」だそうですが、REVOさんの書くメロディって女性的な儚さがあると思うんですよね。この曲は男声がリードヴォーカルですが、そんなメロディを鼻にかかった声で歌わないで欲しい。ぶっちゃけブチ壊しに感じてしまいました…フランス語の発音が妙に上手いのは○ですが…これなら最初の女性ヴォーカルが全部歌った方が良かったな。

SOUND HORIZON-Roman-黄昏の賢者 ★★ (2006-11-21 22:56:10)

この曲は歌も語りもJimang氏の独壇場ですね。
正直彼のヴォーカルは味がありすぎて「天使の彫像」はちょっとキツいと思ったんですが、この曲は私的には全然アリ!!ど派手なオーケストレーションを用いながらもちょっとレトロな雰囲気の曲調と良く合ってますね。何気に途中の語りに凄い(?)秘密が…。
しかし、語りは言ってる内容も喋り方も「賢者」というより「狂人」か「偏執狂」っぽいんですが(笑)。サリゅ~?マドモワゼ~る?

志方あきこ ★★ (2006-11-21 00:01:00)

>カズチンさん
「ゆう」はカズチンさんの書き込みで気になってレビューを色々と検索してみたら
「怨念すら感じる」とか「世界観が濃い/深い」とかいかにも私好みそうな
フレーズが並んでて、私の中の良質アーティストレーダーが反応しまくりです(笑)
私はJUDY AND MARYが凄い苦手(良いアーティストとは思うけど)で、それ系の
ポップスを演奏してると思ってたんですけど…全然違そうですね。
うーん、「12・6事件(笑)」を前に買ってしまおうか検討中…。
SOUND HORIZONに興味を持ってもらって嬉しいです(笑)
でも、メジャー2ndは傑作だと思ったんですが、新作は結構不安も…
ナレーター多すぎるせいで彼らの最も優れた点である、超キャッチーな歌メロが
スポイルされてないか…まぁ、期待75%、不安25%くらいですね。

…続き

DEVIL DOLL-Eliogabalus ★★ (2006-11-20 12:09:00)

90年発表の2nd。
ドラマティックさにこだわったバンドは多くいますが、ここまで徹底したのは他に無いのでは…。
本当に、悪魔の演劇が行われる劇場に来てしまったかのような感覚を呼び起こす名盤です。
ストリングスやキーボード、アコーディオンや合唱などを用いた頽廃的で耽美な
オペラティック・クラシカルパートやゴシックメタル的なパートなどを組み合わせて
構成される極めてシアトリカルでドラマティックな音楽で、最早クラシックやメタルの枠を
超越した所で素晴らしい音楽を体験させてくれるという感じ。
×ィズニーの某超有名曲のオルゴールバージョンをサンプリングして琴のような音色を
被せるパートなど、時々前衛的とも言える部分も。結構展開が急な場面もあったりしますが、
全てが彼らの掌の上で行われているような雰囲気で全く無理を感じさせません。
20分を
…続き

WHEN-Writercakebox-the Unblessed World of When (1983-1998)-Morning Mood ★★ (2006-11-17 17:12:11)

個人的には「ASYLUM」の次に笑える曲。
サンプリングさえ無ければ普通にいい感じのインストですが、左から聞こえてくるのは…もしかしていびき!?「朝の雰囲気」ってそういうこと!?最初は何だか分からなくて普通に聴いてましたが、気付いた時は爆笑でした(笑)

犬神サーカス団-蛇神姫-ガム ★★★ (2006-11-16 22:52:30)

犬神らしい語り(っていうか叫び)とハードロックの合体サウンドですが、最も狂気的な要素の強い曲ですね。声がひっくり返ってもお構いなしのヴォーカルがとにかく凶悪。「お前なんかニワトリだ、死ね鬼畜!」の言い方がキレがあって好き。

犬神サーカス団-蛇神姫-苦界浄土 ★★★ (2006-11-16 22:49:43)

病に冒された少女と、誰にも看取られることなく朽ちる花…
ドラマや小説だったら結構耽美的な表現がなされそうなテーマですが、この曲は耽美さよりも絶望感が漂ってますね。曲を通じて歌詞の少女の、自分の境遇への怨念や死語の世界への恐怖とかマイナスの感情が流れ込んでくるような曲。

犬神サーカス団-蛇神姫-蛇神姫 ★★★ (2006-11-16 22:45:40)

サビはメロディ自体は結構キャッチーなのに、その裏でぶつぶつと語ってるヴォーカルが怖すぎるんですけど…。これなら叫んでくれた方がまだ怖くないでしょうね。「怨念」「呪詛」といった言葉に惹かれる方には無条件でお勧めの一曲。

犬神サーカス団-蛇神姫-父親憎悪 ★★★ (2006-11-16 22:43:23)

当時の犬神の美点を全て集約したような超名曲。
演奏はしっかりとハードロックしてるし、歌メロも絶品で語りも凄みが効いているし、歌詞のテーマもシリアスでふざけた所は無く直接人間の暗部を表現してると思います。これがベストに入ってないのはおかしいでしょう…。

犬神サーカス団 / 犬神サアカス團-蛇神姫 ★★ (2006-11-16 22:38:00)

2000年発表の3rd。
「スケ番ロック」が犬神のエンターテイメント的な部分の集大成の傑作だとしたなら、
このアルバムは彼らの作品の中で最も「おどろおどろしさ」に特化した傑作だと思います。
前作の「地獄の子守唄」でさえ、タイトルトラックなんかはエンターテイメントとしての
「グロ」を表現している印象を受けますが、このアルバムではそういった聴き手を
楽しませようとする姿勢はあまり感じられず、直球で人間の暗黒面を表現している感じです。
聴いていると昭和初期の日本の村のような風景が思い浮かびますが、明らかに風光明媚だったり
古きよき日本とかそういう感じじゃなくて、瘴気の濃さに圧倒されて参ってしまう感じ。
ヴォーカル面でもそれは顕著で、凶子さんは元々表現力の高いヴォーカリストだと思いますが
このアルバムの歌は語尾を擦れさせたり、ぶつぶつ呟いたり
…続き

ANAAL NATHRAKH-Eschaton-Between Shit and Piss We Are Born ★★★ (2006-11-16 21:37:32)

タイトルから受ける印象に反して、美しいメロディの朗唱とメロディアスなギターが交錯するパートをフィーチャーした曲。しかしそのパートであっても、打ち込みドラムとリフの音圧は減りません。っていうか音数が増したぶんむしろ音圧が上がってる気さえします。
こういうクリーンパートがあると、その他の部分のヴォーカルの醜悪さが際立ちますね。

ANAAL NATHRAKH-Eschaton-Timewave Zero ★★ (2006-11-16 21:33:34)

どことなくメロディが機械的な雰囲気を感じさせる曲。
メカニカルな印象を覚えるようなきめ細かいトレモロリフの振動と音圧から受ける圧迫感が混ざり合って出来た邪悪な波動が、リスナーの鼓膜を通じて脳を冒していく…みたいな感じ。

ANAAL NATHRAKH-Eschaton-When the Lion Devours Both Dragon and Child ★★★ (2006-11-16 21:30:44)

この曲もクリーンヴォイスのパートが印象深く用いられてますが、ハモりといい声質といい神々しさすら感じるほど。更にその後のメロディアスなパートは、ギターがメロディなので語義的には違ってるんですが、シンフォニックと表現したくなるような美しさがあります。
憎しみを曝け出すようなパートと上記のような綺麗なパートでは結構ギャップがあってドラマティックですが、どっちもリズムは圧迫感を感じるほどなのが素晴らしいですね。

ANAAL NATHRAKH-Eschaton-Bellum omnium contra omnes ★★★ (2006-11-16 21:26:22)

タイトルはラテン語で「万人の万人に対する闘争」。法や社会の無い自然状態での人間の様子を表した言葉らしいです。CDのプレイボタンを押すと、凄まじい音の塊がせり上がるように襲い掛かってくるオープニングでもうインパクトはばっちり。「BELLUM!! OMNIUM!! CONTRA!! OMNES!!」のタイトル絶叫する箇所は、声の種類の多さと凄まじさが多角的に攻めてきてヤバいことになってます。

DIR EN GREY-THE MARROW OF A BONE-Agitated Screams of Maggots (2006-11-15 10:25:40)

京さんの怒りのこもった絶叫がかっこいい、全編飛ばしまくりな曲。
でもこの曲と歌えてないライブ音源で1260円は少し高い。カップリングなしの一曲で500円とかでもいいんですけど。歌詞は…CLEVER SLEAZOIDの「I will fuck your parents」といい、この曲の「I'll rape your daughter on your grave」といい、ちょっとネタに走りすぎの感が…。個人的にはDirにデトロイト・メタル・シティ的な面白さは求めてないので、はっきり言ってあまり良いとは思えませんでした。どうせやるなら「惨劇の夜」「蜜と唾」以上に過激にして欲しい。
う~ん、なんか批判的な意見になってしまいますね…決して悪い曲ではないんですが、どうもモヤモヤしたものが…。

ANAAL NATHRAKH-Eschaton ★★★ (2006-11-13 22:18:00)

2006年発表の3rd。

Anaal初体験ですが、すっさまじいバンドもいたもんですね…。MARDUK辺りと並んでブルータルブラックの代名詞的存在になれるレベルだと思います。

まず曲そのもののテンションの高さに加えて、マシンドラムとノイジーなギターリフによる音圧は押し流されるような快感を覚えます。ドラムは打ち込みらしいですが、少し溜めてから雪崩れ込んだり、フレーズが人間が叩いてるっぽい感じで言われなければ分からないほどだし、リフの方も意外とメロウなフレーズが多く、音質もウォークマンで雑踏で聴いててもなんだか分からなくなるほどノイジーという訳ではないので、聴いてて辛くないですね。

ヴォーカルは鬼です。っていうか鬼が精神異常をきたしてる感じです(笑)。基本は高音で喚きまくってますが、その喚きのテンションの高さが半端ない。その凄まじさはネチっこさこそそう
…続き

SOUND HORIZON-Elysion ~ 楽園幻想物語組曲 ~-エルの絵本 【魔女とラフレンツェ】 ★★★ (2006-11-13 20:17:29)

1、2曲目はいわゆる「一聴き惚れ」だったんですが、これはじわじわ来ました。
今ではかなりお気に入りの曲の一つ。緩急を使い分けたドラマティックな曲調でありながら、何処を切り取っても美しいメロディが…。案外過激な性的表現がある辺り、「本当は怖いグリム童話」のような世界観の曲だと思います。
でも曲中の「ラフレンツェ」の見た目の描写がジャケの「エル」とそっくりだし、何気に物語中重要な位置を占めている曲なのかも。

SOUND HORIZON-Elysion ~ 楽園幻想物語組曲 ~-エルの絵本 【笛吹き男とパレード】 ★★★ (2006-11-13 20:02:42)

アルバムの中でも異色なマーチ風の曲。
…オケのアレンジ、歌やスキャットのメロはもはや後光が差して見えるくらいに(笑)キャッチー。このアーティストはメタル要素や物語要素に話題が集中しがちですが、この曲や「Yield」「天秤」など、それ以外の音楽的要素を取り入れて分かりやすく、でも安っぽくなく仕上げるセンスこそが素晴らしい。ナレーション少ないのでカラオケでも歌いやすいです(笑)おお友よ!!

ABORYM-Generator-Suffer Catalyst ★★★ (2006-11-09 16:55:36)

確かに、ABORYMは新しいシンフォニックブラックの形を作り上げてしまったとすら言えるかも…。確かに展開は複雑なんですが、どのパートを聴いても求心力があるので、聴き手がブラック初心者だとしても世界観の中に引き込んでしまう魅力すらあると思います。
という訳で初心者にも是非聴いて欲しい。一度地獄を味わってみるのもいいかも。戻れなくなったり、戻りたくなくなっても当方責任は一切取りませんが(笑)

ABORYM-Generator-A Dog-Eat-Dog World ★★★ (2006-11-09 16:51:09)

しかしこれだけレベル高いとどんな楽しみ方も許されますね。
もちろん全体の雰囲気で聴くもよし、Faustのミディアムでもしっかり聴かせるドラミングを味わうもよし、リフやキーの紡ぐ暗黒世界に浸るもよし。もうお気に召すままどうぞ。個人的にはVoはもっと大きいミックスが良かったけど、それだとこのバランスの良さはなくなってしまうかな?

MOURNFUL CONGREGATION-The Monad of Creation-The Monad of Creation ★★ (2006-11-08 21:10:43)

この曲調だと、ギターの歪みが水の飛沫の様な印象に聞こえる…。
人はこうして海へと回帰していくのだろうか…みたいな。

HEAD CONTROL SYSTEM-Murder Nature-Masterpiece (Of Art) ★★★ (2006-11-08 21:06:15)

アーオ! アーオ! アーオ! アーオ! ウー!
…Garmがこんな歌い方をするなんて…ある意味ちょっとした衝撃でした(笑)。しかし流石Garm様、何をやってもかっこいいですね…ラストはそのアーオ!とツーバスが絡んできて痺れます。

HEAD CONTROL SYSTEM-Murder Nature-Baby Blue ★★★ (2006-11-08 21:02:58)

イントロからはもっと難解な曲が始まりそうな感じを受けましたが、本編に入ると意外にもキャッチーで取っ付きやすい作風。旋回するようなへヴィでグルーヴィなリフにメロディアスな歌メロやテクニカルなドラミングが乗ってとてもかっこいい曲。

BORKNAGAR-Quintessence-Genesis Torn ★★ (2006-11-08 20:55:17)

全編デスヴォイスでSimenのコブシ声が聴けないのは残念ですが、それでもこの曲のヴォーカリゼーションは好き。サビの掛け合いが案外キャッチーで、段々とドスの効き方が強くなっていく部分がかっこいい。

BORKNAGAR-Quintessence-Inner Landscape ★★ (2006-11-08 20:53:01)

シンセサイザーによる心象風景描写。
一応ドラムやベースも入ってますが、音の7割はシンセって感じ。
COLOSSUSからこの曲の流れはアルバム中特に哀愁の強いパートです。

BORKNAGAR-Quintessence-The Presence Is Ominous ★★★ (2006-11-08 20:50:25)

Simenのヴォーカルの音域の広さを上手く生かした曲。
勇壮と哀愁を備えた曲に乗せての、彼の味のある高音と威厳のある中音でのハーモニーがたまりません。更にその影から憎しみを吐き出すようなデスヴォイスが…名曲です!

BORKNAGAR-Quintessence-Ruins of the Future ★★ (2006-11-08 20:46:52)

海の男というよりも、風を切って飛翔するような高揚感の強い曲。
アルバム全体を通してちょっと丸めの音質ですが、この棘の少ない音質から繰り出される美メロのトレモロリフも、妙に味のある哀愁を感じさせてていいですね。

ABORYM-Generator-Between the Devil and the Deep Blue Sea ★★★ (2006-11-08 07:21:55)

トランスっぽいパートを挟んだり、サンプリングを導入したり、このアルバムでのメカニックな部分を担っている曲。とは言っても、やはり主眼はバンドサウンドに置かれているみたいですが。
トランスパートの直後のFaustのドラムが好き。機械的なのに人間的って言う矛盾を矛盾にせずこなしている感じ。

ABORYM-Generator-Disgust and Rage (Sic transit gloria mundi) ★★★ (2006-11-08 07:18:09)

サブタイトルは「かくして世界の栄光は横切る」でいいのかな?
…曲全体でなく、一部のパートだけ聴く聞き方は時に邪道だとされたりしますけど、この曲の後半のミディアムパートのドラムはそうせざるを得なくなる程素晴らしい。ここまで印象に残るフレーズを叩けるのは凄いですね…ほんと叩いてて楽しそう。もちろん全体で見ても十分凄い曲なんですが。

ABORYM-Generator-Ruinrama Kolossal S.P.Q.R. (Satanic Pollution - Qliphotic Rage) ★★★ (2006-11-08 07:13:11)

まず入りのラテン語コーラスのもたらす宗教的恍惚にやられます。
でもこれだけ展開を設けているというのに、その恍惚感は霧散することなく一曲中ずっと続いているというのは、ひとえに彼らの曲作りのセンスの良さでしょうね。ギターソロと共にブラストで加速するパートもかっこいいです。

ABORYM-Generator-Generator ★★★ (2006-11-08 07:08:31)

ブラスの音色も入り、アルバムの中でもシンフォ度の高い曲。
しかしこれ程までに邪悪さ、クオリティ、シンフォ度の全てを共存させた曲ってないんじゃないでしょうか。EMPERORの1stの収録曲に勝るとも劣らない、邪悪シンフォニックブラックのお手本になりそうな曲。っていうかEMPERORが1st路線のまま深化していったらこういう曲を作りそうです。

ABORYM ★★ (2006-11-08 04:47:00)

mokusatuさんも聴かれましたか…。
KOKやIHSAHNの新作といい、今年のブラック戦線のクオリティは異常ですね。
私は最近ブラックの新譜が色々と発売されて、買い漁っていたので財布の中身が
マズイ状況なのに、何故だか天啓の様に「GENERATOR」が買いたくなったんですよね(笑)
そしたらあのレベルの高さ。霊感でもあるんじゃないかと思いました(冗談です・笑)
それとレビュー褒めていただきありがとうございます。
ほんと励みになります!!

ABORYM-Generator-I Reject! ★★ (2006-11-07 20:20:31)

前曲のブラストで廃墟になった未来都市に放射能の雨が降り注いでいるような雰囲気の曲。僅かに生き残った人々も、悪魔の声に精神を冒され、シンセの光に身を焼かれて死んでいく…みたいな。
それにしても、「私は拒絶する!」って(漫画の)BLEACHか何かのキメ台詞であったような(笑)

ABORYM-Generator-Man Bites God ★★★ (2006-11-07 20:17:16)

2分くらいのメカニカルなイントロから一転、物凄い圧搾ブラストが!!
心なしかこの曲だけドラムの音が大きいような…物凄い迫力。このスピード、この重さで更に体感速度をアップさせるオカズも入れてきて圧倒的。完全にFaustが世界を牛耳ってますね…。Attilaがゲスト参加で、呪詛ヴォーカル多めなのが嬉しいですが、Faustのドラムのインパクトのせいでちょっと霞んでる気も。

ABORYM-Generator ★★★ (2006-11-07 20:12:00)

2006年作の4th。

Attila脱退、Faust加入というブラックメタルの伝説的メンバーの人事も含んだ編成の変更があっただけあって、音楽の中身もかなり変わってますね。まずインダストリアル風味は大幅に減り、ほんの味付け程度に。代わりにテンポがよく変わる複雑な展開とオーケストラ風のシンセや時折入るラテン語の荘厳なコーラスなどが前に出た、シンフォニックさが以前よりも強調されたアルバムになっていると思います。音質もドラムの音がデカく迫力がある上に音量も丁度良い大きさで、曲もメンバーの写真がまともになったことからも想像される通り、B級っぽさは全く無く第一級のシンフォ系のバンドと比較しても全く引けを取らないクオリティの高さです。

メジャーなシンフォ系のバンドと比較すると暗黒度は高めなのも嬉しいですね。機械文明の支配する未来、遂にヨハネの預言が成就し審判の日がきたかのよ
…続き

KATHARSIS ★★ (2006-11-06 20:04:00)

ドイツのブラックメタルバンド。
Deathspell Omega、Antaeus、Funeral Mist、そしてこのKatharsis…。
レーベルNorma Evangelium Diaboliはブラックメタラーの間でかなり話題に
なっているみたいですが、確かに凄く良いバンドが多いですよね。

KATHARSIS-VVorldVVithoutEnd-Worldwithoutend ★★★ (2006-11-06 20:03:11)

タイトルトラックは16分の大作。ヴォーカルがいつも以上に狂ってます…
ギターソロもほんと狂人が弾いてる感じでいいですね。しかしその後以外にもメロウなフレーズも。このイカレ具合と曲のクオリティのバランスの良さが素晴らしい。リフの繰り返しはずっと聴いてると心を病みそうですね…ラスト近く荘厳な雰囲気なのも逆に気持ち悪い(褒めてます)。

KATHARSIS-VVorldVVithoutEnd-Kosmik Sacrifice (2006-11-06 20:02:15)

11分や16分の曲もあるのに、この曲は僅か2分弱。
このアルバムでは極端な作風を好んでいるのかも。
混沌のうちに曲が終わってしまった…。

KATHARSIS-VVorldVVithoutEnd-Eden Belovv ★★★ (2006-11-06 20:01:25)

まず短いSEに導かれて始まる入りのリフでやられました。
ぶっ壊れているのに叙情性もある、叙情性もあるのにぶっ壊れてる…。
正にこの作品を象徴するようなリフだと思います。これでやられる人多いでしょう。


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