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BARBAROUS POMERANIA-Bloody Mystery of War God
BARBATOS-Straight Metal War
BARREN EARTH-Curse of the Red River
BATTLE DAGORATH
BATTLE DAGORATH-Eternal Throne
BE PERSECUTED-End Leaving
BEATRIK-Requiem of December
BEFORE THE DAWN-Deathstar Rising
BEGRIME EXEMIOUS-Impending Funeral of Man
BEHEMOTH
BEHEMOTH
BEHEMOTH
BEHEMOTH
BEHEMOTH-Antichristian Phenomenon-Hello Spaceboy
BEHEMOTH-Antichristian Phenomenon-Malice
BEHEMOTH-Antichristian Phenomenon-Sathanas
BEHEMOTH-At the Arena ov Aion - Live Apostasy
BEHEMOTH-Bewitching the Pomerania-Hidden in the Fog
BEHEMOTH-Bewitching the Pomerania-Sventevith(storming Near the Baltic)
BEHEMOTH-Bewitching the Pomerania-With Spell of Inferno(mefisto)
BEHEMOTH-Conjuration
BEHEMOTH-Conjuration-Christians to the Lions
BEHEMOTH-Conjuration-Conjuration Ov Sleep Daemons
BEHEMOTH-Conjuration-Welcome to Hell
BEHEMOTH-Conjuration-Wish
BEHEMOTH-Crush.Fukk.Create: Requiem for Generation Armageddon
BEHEMOTH-Demigod
BEHEMOTH-Demigod-Before the Æons Came
BEHEMOTH-Demigod-Demigod
BEHEMOTH-Demigod-Sculpting the Throne ov Seth
BEHEMOTH-Demigod-Slaves Shall Serve
BEHEMOTH-Demigod-XUL
BEHEMOTH-Demonica
BEHEMOTH-Demonica-Blackvisions of the Almighty
BEHEMOTH-Demonica-Blackvisions of the Almighty
BEHEMOTH-Demonica-Deathcrush
BEHEMOTH-Demonica-Spellcraft and Heathendom
BEHEMOTH-Demonica-The Dance of the Pagan Flames
BEHEMOTH-Demonica-Transylvanian Forest
BEHEMOTH-Slaves Shall Serve
BEHEMOTH-Slaves Shall Serve-Entering the Pylon Ov Light
BEHEMOTH-Sventevith (Storming Near the Baltic)
BEHEMOTH-Sventevith (Storming Near the Baltic)-Chant of the Eastern Lands
BEHEMOTH-Sventevith (Storming Near the Baltic)-Entering the Faustian Soul
BEHEMOTH-Sventevith (Storming Near the Baltic)-From the Pagan Vastlands
BEHEMOTH-The Apostasy
BEHEMOTH-The Apostasy-At the Left Hand ov God
BEHEMOTH-The Apostasy-Christgrinding Avenue
BEHEMOTH-The Apostasy-Pazuzu
BEHEMOTH-The Apostasy-Slaying the Prophets ov Isa

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BARBAROUS POMERANIA-Bloody Mystery of War God ★★ (2014-09-21 12:15:04)

2011年発表の4th。

日本人からすると、「やたら攻撃的なポメラニアン」を連想して微笑ましくなってしまうバンド名ですが、実際は「ポメラニア」はポーランド~ドイツにかけての地域で、かつてポメラニア公国があった場所だとか。そんな地名をバンド名に掲げるだけあって、世界観はペイガン色が強く、漢臭く好戦的な音。ファーストインプレッションで抱くような可愛いイメージは全くありません(笑)。

作風としては、近年のGRAVELANDが近いでしょうか。そこまで主張の強くない音のバンドサウンドに、北欧の戦場の冷たい空気感が流れ込んでくるような冷たいキーボード、ペイガニズムを直接的に描写するようなSEが絡み、どこか神話的な景観を描くようなアトモスフェリックなペイガンブラック。

ただ、GRAVELANDが結構思い切って景観を描くことに徹してるのに対し、こちらはメロディや
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BARBATOS-Straight Metal War ★★ (2015-10-22 11:34:31)

2015年発表の5th。

日本のブラックとしてはトップクラスに有名、しかもバンド名がテイルズオブ~シリーズの悪役っぽくて親しみが持てる、たまたま新譜がセールで安かった…と色々好条件が重なったので購入しましたが…これは思った以上に明るいというか、ファンキーというか、カブいているというか…。ライブハウスで暴れている様が想像出来るような、オールドスクール&パンキッシュで、明るくロケンローなブラックメタル。

マイナスの感情を吐き出すのではなく、ライブハウスの客をアジるような、やたらハイテンションで楽しそうなヴォーカルといい、メタルの楽しさを謳歌するようなギターソロといい、悪魔崇拝や自傷とはかなり距離を置いた、楽しそうな雰囲気がある作風。「バーニン・メタル・ファイヤ~!お前の事さ…♪」…なんというか、不良文化というかツッパリ文化の匂いも感じるのは気のせいでしょうか(笑)
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BARREN EARTH-Curse of the Red River ★★★ (2011-04-21 17:43:14)

2010年発表の1st。

北欧のエクストリームメタルバンドの有名ミュージシャン達が一堂に会したプロジェクトということと、よく参考にしているレビュアーの方たちがこぞって褒めていたので、私も遅ればせながら購入したという次第ですが…思った以上に良いアルバムですね、これ。メタル聴いてるなら聴いておいて損はないアルバムですよ。

路線は、フルートやハモンド、メロトロンなどを使い、暗い叙情性を演出する曲調に、クリーンとグロウルを使い分けるヴォーカルが乗る、プログレッシブなメロデスという感じで、OPETH辺りを引き合いに出したくなる音、キーボードがプログレッシブな妙味を引き出している分、BEFORE THE DAWNよりもOPETHに近いかな…と思います。どちらもOPETHより1曲1曲は短めですが。

この作品、腕利きのミュージシャンが集まっているからなのか、メタ
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BATTLE DAGORATH ★★ (2009-07-26 22:21:00)

カリフォルニアのブラックメタルバンド。
…なんですけど、Cold Dimensionsから作品を出してたり、1stの制作に
VINTERRIKETのメンバーが深く関わっていたり、ドイツのブラックメタルシーンと
深い関わりがある模様。間違っても「カリフォルニア」という単語から
連想されるような音楽ではないので注意(笑)。

BATTLE DAGORATH-Eternal Throne ★★ (2009-07-26 22:20:00)

2009年発表の1st。

Cold Dimensions所属、VINTERRIKETが一部曲提供、マスタリング等を担当という前情報からも大体想像はつくと思いますが、雪原の風景を描くような、冷たい雰囲気のアトモスフェリックブラックを演ってます。VINTERRIKETやCOLDWORLDと比べるとキーを殆ど使わず、ギターリフの音色とメロディで寒さを演出していくタイプですね。メロディの寒々しさも然る事ながら、氷の礫を沢山含んでいそうなリフの音色や、一部で聞けるSEを無理なく曲の音響に融け込ませた音像など、マスタリングを手がけたVINTERRIKETのセンスもかなり光ってます。

この手のアトモスフェリック・ブラックにしてはドラムがRAWな音なのも特徴で、ミニマルなコールド・ファスト・ブラックとしても楽しめそう。ヴォーカルは音に合った絶叫スタイルで、際立って特徴がある訳
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BE PERSECUTED-End Leaving ★★ (2010-01-09 10:14:00)

2009年発表の2nd。
このバンドは中国出身らしいですが、所属レーベルはあの「No Colours」みたいですね。…「No Colours」って、「有色人種お断り」だと思ってたんですが、どうやら違うようです。

…一曲目を聴いた限りでは、ミディアムテンポにBURZUM系の高音絶叫、緩やかに渦を巻くような、酩酊感を演出するキーボードと、まるで向精神薬を多量に摂取したときのような、意識の定まらない陶酔感のある、いかにもな鬱ブラックしてるという印象だったんですが…続く2曲目では悲壮感や陶酔感を引き続きつつもプリミティブ的な2ビート疾走、3曲目ではダンサブルなリズムにメランコリックなメロディを絡めた、シューゲイザー系ブラックに近い音も聴け、かなりバラエティに富んでいる印象。

その後も一般の鬱ブラよりも陶酔感がかなり強い4曲目、意外にも渋いメロディで始まり、次第に
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BEATRIK-Requiem of December ★★★ (2011-12-17 22:19:02)

2005年発表の2nd。

ビータリカみたいなバンド名からは連想しづらいですが(笑)、かなり高品質な鬱ブラックを演っているバンド。スローに聞かせるだけではなく、時折疾走も挟むタイプですが…1曲目の疾走パートから早速やられました。ここだけ聴くと音像はほぼメロブラなんですが、トレモロで弾かれるメロディが、苦悩する内に人生がより悪い方向に向かっている様を実況中継しているような、ネガティビティ放出しまくりのものでかなり素晴らしい。

当然疾走パートだけでなく、ドゥーミーに進行するパートも魅力的。鬱メロディをたっぷり含んだアルペジオを中心に、丁寧にネガティブフレーズを紡ぎながら曲を展開していきますが、これがもう聴いてると生きる気力を奪われて諦めの気持ちと共に目を閉じたくなってくるんですよね(笑)。ヴォーカルが悲鳴系ではなく、鬱系としてはやや低めのがなりスタイルながら、感情が
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BEFORE THE DAWN-Deathstar Rising ★★★ (2011-04-21 17:41:50)

2011年発表の6th。

実はジャケ買いしてしまいました(笑)。
この銅に煌くスリーブケースが、なんだか豪華に見えてしまって…まあ、推薦コメントに「フィンランドのダークメタル・AMORPHISやKATATONIAが好きな人向け」と書かれてる時点で、絶対に大ハズレする事はないだろうと踏んでいましたが…。

しかし、実際聴いてみると思った以上に好みの音。
1曲1曲はコンパクトな作りながら、OPETHを思わせる構築性の高い楽曲を聴かせる、クリーンヴォーカルも含む叙情的なメロデス。グロウルの咆哮に真に迫った迫力があることや、クリーンヴォイスに官能的で優しげな響きがあるのもOPETHを思わせますね。

ただ、こちらはOPETHのようなレトロなプログレ趣味はなく、代わりに正統派メタルとしてのドラマ性や、演奏の重厚さの強い音。疾走系・弾きまくりなメロデ
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BEGRIME EXEMIOUS-Impending Funeral of Man ★★★ (2014-05-29 10:17:58)

2010年発表の1st。

土煙を上げるような、泥臭い音色のギターがスラッシーなリフを奏でつつ、暴虐性よりもダイナミズムやノリの良さをより重視したようなリズムで展開していく、ダーティでデスメタルの要素も強いオールドスクールなブラックで、この手の中でもバーバリックな雰囲気の強い音…という感じですが、動きのあるドラミングが凄まじくかっこよく、それが作風に於いての個性になってますね。

例えばブラストやツーバスが超速だったり、分かりやすく暴虐なプレイではないんですが、リフと同期して盛り上げたり、パーカッシブに楽曲を盛り上げたり、かなり存在感のあるドラムを聴かせてくれます。どこか華麗な印象もあり、さながら蛮族の儀式に於ける舞曲といった感じ。憎悪を吐き出すようなヴォーカルが狂戦士だとすると、その狂気をこのドラムが煽り立てている…みたいな印象があります。

ウォー
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BEHEMOTH ★★ (2005-05-02 21:50:00)

ポーランド出身のデスメタル・バンド。
中近東系のメロディとNergalの骨太なデス声が特にかっこいいです。
地元ではVADERと人気を二分する存在らしいですね。

BEHEMOTH ★★ (2006-04-07 02:21:00)

比べちゃいけないのかもしれませんが、私もVADERより好きです。
っていうかこっちを先に聴いたせいでVADERがあまり凄く感じなかった…
特にヴォーカルは明らかにこっちの方が暴虐だと思います。
BEHEMOTHの曲って、神話的情景も勿論なんですが、それに加えて人間の秘めた
潜在能力だとか神秘性だとかに対する強固な信頼が感じられるんですよね。
なのでこないだのテスト前は気合を入れるために学校に行くまでの間、
「DEMIGOD」を掛けてました(いきなり卑近な話題ですみません・笑)。
その結果見事目標以上の成果を上げられました…BEHEMOTH効果でしょうか(笑)

BEHEMOTH ★★ (2006-07-16 18:41:00)

BEHEMOTHの由来が知りたい方へ…旧約聖書のヨブ記40:15-24を見てみてください。
日本語では「カバ」となっている事が多いみたいですが、その「カバ」は
原文ではBEHEMOTHで、詳しい解説がなされています。
といっても、日本人にとってはFFに出てくるモンスターの方が有名かも(笑)
そういう意味では日本人にとって親しみの持てる名前と言えるかもしれませんね。
しかし、なんで「ヨブ記」であそこにBEHEMOTHの解説が入るのかが良く分からない…。
ストーリー的に凄く浮いてる感じがします。

BEHEMOTH ★★ (2007-08-16 22:46:00)

おお、遂にBEHEMOTHも国内盤来ましたか!
…と言っても、密かに「Chaotica」は国内盤出てるみたいですが(笑)
でも、中古屋でも余り見ないし、もう廃盤っぽいですが…。
そういえば、「Antichristian Phenomenon」のEPの収録曲、
全部「Thelma.6」のデジパック版のボーナスに入ってるんですね…
ちょっと待ってそっちを買えば良かったかも…

BEHEMOTH-Antichristian Phenomenon-Hello Spaceboy ★★ (2007-07-28 18:05:42)

謎のDAVID BOWIEカヴァー。
キーやクリーントーンのギターがスペイシーな空間を演出し、そこに炸裂する重低音ギターと野獣じみた咆哮。…半分ネタなのかマジなのか分かりませんが、面白い曲である事に間違いはないです。そんな恐ろしげな声で「Bye-bye」とか叫ばれても…(笑)

BEHEMOTH-Antichristian Phenomenon-Malice ★★ (2007-07-28 18:02:29)

ブラックからブルデスになるまでの過渡期の曲といった感じ。
…なんですけど、初期の曲にもブルデス化してからの曲にもない、この時期特有の魅力があるように思います。まぁ、BEHEMOTHの曲はどの時期の物を聴いても良いんですけど。

BEHEMOTH-Antichristian Phenomenon-Sathanas ★★ (2007-07-28 18:08:24)

SARCOFAGOのカヴァー。
この曲のヴォーカルにはエフェクトが掛かっており、それが実に悪魔的でかっこいいです。尤も、元の声がかっこいいからこそこういったエグさが出せるんでしょうね。

BEHEMOTH-At the Arena ov Aion - Live Apostasy ★★★ (2008-12-02 17:30:00)

2008年発表のライブ盤。

…今までにライブ音源はEP「Conjuration」「Slave Shall Serve」やDVD「Crush. Fukk. Create.」などでリリースしている彼らですが…それらを持ってるからという理由でこのアルバムをスルーしようとしている人がいるなら、「それは大きな間違いである」と断言しておきます。今までとは迫力が段違い。これ以上メタルの「肉体的な魅力」を体現している作品があるなら教えて欲しいくらいです。

まずは音質が素晴らしく良いですね。
今回はスタジオ盤と比較しても遜色無い、クリアな音が実現されてるのではないでしょうか。この手のライブ盤としては破格の綺麗さで、迫力ではスタジオ盤を凌ぐと思います。特にInfernoのドラミングはライブでも素晴らしく、破壊の神が世界を滅ぼす為の踊りがあるとしたら、こんな感じのステップだろ
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BEHEMOTH-Bewitching the Pomerania-Hidden in the Fog ★★★ (2006-07-21 17:42:12)

1stアルバム収録曲のリメイク。
基本的にミドルテンポの曲ですが、キーの使い方やアコースティックパートが入る展開など決して地味な曲ではありません。特にギターソロのメロディが甘美で素晴らしいです。

BEHEMOTH-Bewitching the Pomerania-Sventevith(storming Near the Baltic) ★★★ (2006-07-21 17:47:29)

1stアルバムと同タイトルですが、1stアルバムではなく確かそれ以前のEPに入っていた曲のリメイク。
これは「From the Pagan Vastland」と同等か、それ以上のBEHEMOTH初期の名曲ではないでしょうか。変拍子ギターソロを取り入れたりしてメリハリのある展開がかっこいいです。

BEHEMOTH-Bewitching the Pomerania-With Spell of Inferno(mefisto) ★★★ (2006-07-21 17:39:33)

このEPでは唯一の新曲。
この曲ではまだキー入りブラックのスタイルでヴォーカルもブラック的ですが、少しドスが効いてきたように思います。特に最初と、ラストの「eternal life」の所の声が憎々しくて怖い。ドラムは確かInfernoの初お目見えの曲だったと思いますが、キレがあって良いですね。

BEHEMOTH-Conjuration ★★ (2005-04-02 23:57:00)

2003年発表の…シングル、かな? 取り敢えず値段はシングルでした。収録曲数の割にお得な価格設定ですが、一応5000枚限定らしいので購入はお早めに。収録内容は新曲とカヴァー曲からなる前半と、ライブを収録した後半に分かれています。

前半の内容は「この曲を聴け」の方で語るとして、後半のライブの感想を。…やっぱりこのヴォーカル、ライブでも凄いですね。むしろライブの方が声出てるんじゃないかってくらいです。タイトルコールの仕方など実に勇壮で、ギリシャ神話のヘラクレスを連想させます。たしかこの人、バンドのリーダーでリードギターの演奏も兼ねているはずですが…う~ん、とてもじゃないけど弾きながら歌ってるとは思えない…

ただちょっと不満なのは、後半2曲はなぜかタイトルコールの後に変な間がある事。なんか微妙に間抜けっぽく聴こえてしまう…(笑)。もちろんヴォーカル以外も壮絶で、聴い
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BEHEMOTH-Conjuration-Christians to the Lions ★★★ (2005-04-05 14:26:38)

ライブヴァージョンです。
頭の「クリスチャンズ・トゥ・ザ・ライオンズ!!!!」のまるで古代ギリシャのグラディエーターのような勇ましいタイトルコールだけで、私の前頭葉は好き・嫌いの判断を停止し音に身を任せる事を決定した(笑)

BEHEMOTH-Conjuration-Conjuration Ov Sleep Daemons ★★ (2005-04-03 00:05:23)

新曲なのに歌詞が載っていないのが、ちょっと気に入らないかも。
「ZOS KIA CULTUS」のセッションにてに生まれた曲らしいです。ラストの「Come on!」からブラストで盛り上げるだけ盛り上げてから終わる展開は聴いていてテンション上がりますね。

BEHEMOTH-Conjuration-Welcome to Hell (2005-04-03 00:04:15)

Venomカヴァー。
原曲は知りませんが、良い意味で暑苦しさのある曲ですね。
ましてやこのヴォーカルだからさらに暑苦しさ倍増(笑)

BEHEMOTH-Conjuration-Wish ★★★ (2005-04-03 00:02:18)

まさかのNine Inch Nailsカヴァー。
Wishはカラオケで歌ってみて、「あ、これデスヴォイスで歌っても似合いそうかも」と思っていたんですが、やっぱり同じ事を考える人っているんですね(笑)。グラミー賞を取っただけの事はあるかっこいいリフとNergalの無骨なヴォーカルが凄くマッチしています。中間部のナルシスティックな普通声もNergalなんでしょうか?

BEHEMOTH-Crush.Fukk.Create: Requiem for Generation Armageddon ★★ (2006-07-08 09:48:00)

2004年発表の2枚組DVD。
disk1はライブ2本とビデオクリップ2本、disk2はドキュメンタリー、インタビューを収録。やっぱりこのバンド、EPの音源聴いても分かりますがライブ凄いですね。

特に創始者であるNergalの存在感が素晴らしいです。まるで骸骨の様に額を露出し、ギターを弾きながら憎しみを込めた咆哮を撒き散らすその姿は正に悪鬼か死神。目つきに殺気が篭もっていて、まるで試合中のヴァンダレイ・シウバみたい(笑)。本当に、もしもライブの邪魔をする奴とかがいたらなんの躊躇いも無く殺しそうです…。Nergal以外のメンバーも、髪を扇風機の様に振り乱しながら演奏していて大迫力。オーディエンスも同じ動きをしている人がちらほら。何故メタラーが長髪なのか分かった(笑)

SEに合わせて火を噴いたりするシーンもありますし、かなり充実したパフォーマンスです。でも選
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BEHEMOTH-Demigod ★★★ (2005-06-05 21:19:00)

2004年発売の…おそらく7th。

基本的にはエジプト風味のブルータルデスメタルということで、根幹の音楽性は変化していませんが、もともと重い音ながら、更に重さに磨きが掛かっています。特にドラムの音は鋭くなり、まるでドラムとヴォーカルがバンドサウンドを臼の様に磨り潰し、その間からメロディが出てくるようなミックスになっており、聴いていると何もかもどうでも良くなって音に身を任せたくなってしまいます。ヴォーカルは前作よりも音に馴染ませてある感じで、最初はそれが少し不満だったんですが、重さを演出するためにはこっちのほうが良いのかとも思います。通して聴いた時の気持ち良さは、前作より確実に上がっているように見受けられます。

反面、「XUL」「Demigod」など、超名曲レベルの曲は普通にあるんですが、どうも前作の「The Harlot ov Saints」の魔獣の断末魔のよ
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BEHEMOTH-Demigod-Before the Æons Came ★★★ (2005-06-16 18:11:39)

Nergalの声にいつにも増した怒りが感じられる曲。
詞はイギリスの文学史に名を残す詩人Swinburneの「Atalanta in Calydon」から引用されていますが、考えることをしない者をその詞の中で批判したというSwinburneと、「No Sympathy For Fools」という曲を作ったNergalは何か通じる物があったのでしょうか。でもSwinburneもまさか自分の詞がこんな風に歌われるとは思わなかったでしょうね(笑)
これからもこの調子で浅ましい連中に鉄槌を落としつづけてもらいたいです。

BEHEMOTH-Demigod-Demigod ★★★ (2005-06-05 21:21:20)

ブラスの奏でる邪悪なメロディが響き渡ったかと思うと、Infernoの実に重々しいドラムが炸裂!!一撃一撃が非常に重く、聴いているとまるでガトリングガンに撃ち殺されるかのような感じです(笑)。

BEHEMOTH-Demigod-Sculpting the Throne ov Seth ★★★ (2005-06-05 21:23:06)

エスニックなアコギソロ~重厚なギターリフ~そこにツーバス連打が入る、という三段構えのオープニングが僅か50秒のうちに終了し、すぐさま本編へ。前作よりもリスナーを世界に引き込むのが上手くなった様に思います。

BEHEMOTH-Demigod-Slaves Shall Serve ★★★ (2005-06-13 18:09:52)

Nergalの篭り気味のアカペラ・デスヴォイスで始まる曲。
古代の神秘を音に具現化したようなソロパートではテンポを落としてツーバス連打したり、緩急のつけ方も上手いです。ラストの「SLAVES SHALL FXXKING SURVE!!」がかっこいい。

BEHEMOTH-Demigod-XUL ★★★ (2005-06-05 21:22:15)

NileのKarl Sandersがゲスト参加した曲。
だからかどうかは分かりませんが、Karl以外にもSeth、NergalのそれぞれのソロがあったりNergalのバックグラウンド・リードが滅茶滅茶かっこいいメロディだったりと気合はいりまくりな曲です。タイトルの意味はシュメール語で「邪悪な」の意味ですが、逆さにすると(LUX)「光」という意味の単語になるとか。

BEHEMOTH-Demonica ★★★ (2006-07-24 21:34:00)

1st発売以前のデモ、初期音源のミックス違い、再録曲をコンパイルした2枚組ベスト。2006年発表で10000枚限定です。デモを集めたから「DEMONICA」なのかな?ブックレットにはNergal本人や昔のメンバー等によるコメント(内容は主に結成~1st発表まで)とメンバーの写真などが載ってます。昔の写真はまんまEMPERORっぽかったりして面白い(笑)

路線は1st等と同様、寒々しく邪悪な雰囲気を伴うブラックメタル。本人も認めている通り歌詞の文法がおかしかったり、初期EMPEROR等と比べると一曲一曲の個性が弱かったりといった欠点もあるにはあるんですが、このマジな雰囲気は凄いですね。特にヴォーカルの邪悪さは素晴らしく、まだこの頃はデビューしたてだというのに、現在メジャーに活躍するデス/ブラックのバンドと比較しても遜色無いくらいに殺気が篭もった絶叫しています。音質は、流石に手
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BEHEMOTH-Demonica-Blackvisions of the Almighty ★★★ (2006-07-25 09:43:24)

この曲は聞かせどころがはっきりしていて、展開にメリハリがあって良いですね。「In my vision~」からはキーが入り、リフも緊張感を増しサビとも言える盛り上がりで、聴いていてテンションが上がります。

BEHEMOTH-Demonica-Blackvisions of the Almighty (2006-07-25 09:51:02)

同タイトル曲のプリプロ版。
こっちは音が悪くなんだか良く分からないような雰囲気ですが、取りあえず邪悪さは勝っているかと。特にドラムの音が呪術師の叩く太鼓みたい。

BEHEMOTH-Demonica-Deathcrush ★★ (2006-07-24 21:11:30)

MAYHEMのカヴァー。
確か「FREEZING MOON」もカヴァーしていたし、本当にMAYHEM大好きですね…(笑)。中間にDE MYSTERIIS~収録曲の一部を繋ぎ合わせたメドレーパートのあった「CARNAGE」と違い、こっちはストレートにカヴァーしてます。

BEHEMOTH-Demonica-Spellcraft and Heathendom ★★★ (2006-07-24 21:07:41)

2nd収録曲のリメイク。
これも「Transylvanian Forest」同様、演奏時間が短いアレンジになってます。途中の寒く邪悪なメロディなんてブラック以外ではありえないし、この音の気持ち良さはブルデスそのもの。故にこのバンドでしかありえない音ではないでしょうか。

BEHEMOTH-Demonica-The Dance of the Pagan Flames ★★★ (2006-07-25 09:40:05)

個人的にデモ曲の中ではメロディが1、2を争うくらいぐっと来ました。
しかしイントロでそのトレモロリフにより表現されるメロディの良さにうっとりしていると、「ワオ~ン…」と狼の鳴き声が…。何故かこのSEは脱力を誘います…(笑)。とはいえ曲自体は名曲ですよ。

BEHEMOTH-Demonica-Transylvanian Forest ★★★ (2006-07-24 21:02:14)

1stアルバム収録曲のリメイク。
なんか1stの物と比べると違いすぎる気がしますが…そもそも5分の曲を3分にしてるし。しかし、今の演奏技術と昔の形振り構わなさが見事に合致してて、本当にかっこいい。「ヴァ、ヴァ、ヴァ、ヴぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」の絶叫なんてゾクゾクきますね。

BEHEMOTH-Slaves Shall Serve ★★ (2006-01-21 15:42:00)

05年発表の6曲入りEP。
スタジオ音源2曲(タイトル曲は映像も)、カヴァー2曲、ライブ2曲の構成になってます。
スタジオ音源(一曲は新曲)は相変わらずのBEHEMOTH節炸裂ブルデスで安心して聴けます。
カヴァーは…NINのWISHやMAYHEMのCARNAGEを聴いた時から思っていましたが、このバンドは
何気にカヴァーのセンスありますよね。原曲は未聴なんですが、普通声が導入されていたり
普段のBEHEMOTHとは違う顔を見せつつも、しっかりかっこいい音を聴かせてくれて満足です。
ライブも相変わらず凄いですね…ただ、曲の繋ぎを無理矢理トラック分けで分断したかのような
無音部があるのが惜しすぎますが、やはりNergalの怒号は迫力満点で素晴らしいです。
特に「SLAVE SHALL SERVE...SLAVE SHALL FXXKING S
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BEHEMOTH-Slaves Shall Serve-Entering the Pylon Ov Light ★★ (2006-01-21 15:42:29)

この全てを分断する斧を叩きつけるかのようなかっこよさ…「DEMIGOD」のアウトテイクと言う訳ではなさそう。惜しいのはEP収録の為いつものように曲の解説及び歌詞が載っていないことですね。でも音から想像するに、やはり神秘主義的な曲なのかも。

BEHEMOTH-Sventevith (Storming Near the Baltic) ★★★ (2006-07-12 22:31:00)

1995年発表の1st。

BEHEMOTHは今までブルデス期に入ってからの曲しか知らなかったので、レビューサイトなどでBEHEMOTHは初期はブラックだったと聞いてもデス要素があるブラックなんだろうな~と勝手に思ってましたが、これはもう思いっきりコールド・ブラックですね。

Nergalなんて今の獣じみた咆哮ではなく、BURZUMを思わせるヤケクソな高音絶叫ですし音質もギターがジリジリしていて軽く、メロディも中近東系のものは無く、思いっきりブラックメタルな寒々しいメロディで本当に同じバンドなのかっていうくらい違います。でも、これはこれでしっかりかっこいいものになっている辺り才能が窺えます。

確かシェイクスピアの劇にも寒さを表すのにポーランドの冬という表現が使われていたし、ポーランドのバンドもスカンジナヴィア半島のバンド並みに寒いメロディを表現するの
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BEHEMOTH-Sventevith (Storming Near the Baltic)-Chant of the Eastern Lands ★★★ (2006-07-25 09:34:35)

この曲はなんと言ってもヴォーカルの4連続悲鳴絶叫でしょう!!
BURZUMなんかを思わせる高音絶叫が素晴らしい。まるで声帯の軋みが聞こえてくるようなヤケクソな叫びっぷりが凄い…。ギターソロもメロウで良い感じ。

BEHEMOTH-Sventevith (Storming Near the Baltic)-Entering the Faustian Soul ★★ (2006-07-25 09:36:35)

この曲はアコギのメロディだけ取ってみれば、ちょっと今の作風とも通じる物があるかも。本編は紛れもなくブラックメタルですけど。

BEHEMOTH-Sventevith (Storming Near the Baltic)-From the Pagan Vastlands ★★★ (2006-07-12 22:36:15)

1stの曲ながら、今でもライブには欠かせない曲。
流石にオリジナル版は今の音楽性と全然違いますが、DVDでブルデス化してからの曲に混じって演奏されても違和感ありませんでした。DVDではタイトルコールでの煽りに対する反応も熱烈なものでしたし、ファンの間ではスタンダードな名曲といえるのかも。

BEHEMOTH-The Apostasy ★★★ (2007-07-21 16:50:00)

2007年発表の8th。
基本的には前作とそう変わらない音ですね。

Nergalの鬼神のような咆哮デス、Infernoのガトリングガンで血肉を撒き散らすような凄まじいドラミング、邪悪で重く、時に中近東系のセンスの良いメロディを入れるリフ、それらの要素を際立たせる、へヴィ極まりなく抜けの良い、この手にぴったりの音質…相変わらずエクストリーム・メタルとして一級品のブルータルデスって感じです。

特にInfernoのドラミングは、Demigod以降の音源で顕著ですが、音質のせいもあって速さや重さだけではなく、グルーヴ感もあって素晴らしいです。今回はクワイアや管楽器なども積極的に取り入れ、更に魔性な雰囲気の濃さをアップさせてますね。とは言っても、当り前の事ながらシンフォになった訳では全くなく、バンドサウンドのエニグマティックで禍々しい雰囲気を際立たせている感じです
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BEHEMOTH-The Apostasy-At the Left Hand ov God ★★★ (2007-07-21 16:56:15)

イントロのアコギの神秘的な響きがいいですね。前作にもエキゾチックなアコギをフィーチャーした曲はありましたが、雰囲気の濃さは着実に上がっていると思います。本編も少し使われているクワイアが神秘的な暴虐性を際立たせていてかっこいいです。

BEHEMOTH-The Apostasy-Christgrinding Avenue ★★★ (2007-07-21 16:52:53)

タイトルからしてかっこいい、アルバムのラス曲。
前半は適度にメロディもあるストレートな蹂躙サウンド、後半は力を称えるファンファーレのようなブラスが鳴る雰囲気たっぷりの音で、「Slay the whore! Slit the throat! Make `em crawl!」の所は一緒に叫びたくなる感じ。前作のタイトル曲や「Slave Shall Serve」に匹敵するアンセムが生まれたのではないでしょうか。

BEHEMOTH-The Apostasy-Pazuzu ★★ (2007-07-21 16:54:04)

パズズ…ドラクエにそんなモンスターいたような…パズーだったかも(笑)
それはともかく、呪文からの重々しい畳み掛けが実にかっこいいですね。こういうのに弱いです。しかし呪文パート、何気にNergalの名前が…。短い曲ですが、聴き応え充分。

BEHEMOTH-The Apostasy-Slaying the Prophets ov Isa ★★★ (2007-07-21 16:55:11)

まず前作同様の力で捩じ伏せるようなブルータリティに安心。
そして途中のブラスが入るパートの、妖気が陽炎になって昇り立つような瘴気たっぷりのサウンドでしっかり進化しているのを確認。このバンド、全作聴いた訳ではないですが、ブルデス化してから出すたびに成長してますね。


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