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H・Wさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 301-340
JUDAS PRIEST-Demolition
BURNING RAIN-Pleasure to Burn-Cherie Don't Break My Heart
BURNING RAIN-Pleasure to Burn
JON LORD-Before I Forget-Before I Forget
JON LORD-Before I Forget-Tender Babes
JON LORD-Before I Forget
MANIC EDEN
GUNS N' ROSES-Use Your Illusion I-November Rain
BADLANDS
BAD MOON RISING-Bad Moon Rising-Old Flames
BAD MOON RISING
MCAULEY SCHENKER GROUP-M.S.G.-When I'm Gone
MCAULEY SCHENKER GROUP-M.S.G.-This Night Is Gonna Last Forever
MCAULEY SCHENKER GROUP-M.S.G.-Never Ending Nightmare
MCAULEY SCHENKER GROUP-M.S.G.
ROYAL HUNT-Paradox
CATHEDRAL-The Ethereal Mirror
SLASH'S SNAKEPIT-It's Five O'Clock Somewhere
SILVER MOUNTAIN
BLIND GUARDIAN-Somewhere Far Beyond
WHITESNAKE-Slip of the Tongue
BLACK SABBATH-Born Again-Digital Bitch
COVERDALE・PAGE-Coverdale・page
HARDLINE-Double Eclipse
DIZZY MIZZ LIZZY-Rotator
UFO-Walk on Water-Dreaming of Summer
WHITE LION
LIONSHEART-Pride in Tact
PINK CREAM 69-One Size Fits All-Where the Eagles Learn to Fly
RAGE-Unity
BLACK SABBATH-Tyr-Anno Mundi (The Vision)
BAD MOON RISING-Bad Moon Rising
BRUCE DICKINSON-Balls to Picasso
JUDAS PRIEST
RAINBOW-Stranger in Us All-Black Masquerade
DEEP PURPLE-The House of Blue Light-Strangeways
DEEP PURPLE-Slaves and Masters
YNGWIE MALMSTEEN-Trilogy
DREAM THEATER-Metropolis Pt.2: Scenes from a Memory
YNGWIE MALMSTEEN-Trilogy-Fire
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JUDAS PRIEST-Demolition ★★ (2002-07-05 01:10:00)


モダンヘヴィネスの要素はカレー粉のようなもので、何にかけても最終的に「カレー風味」になってしまうという難しい「調味料」だ。
ジャギュレイターはいわば「プリースト風カレー」であったのだ、結局の所。
デモリションの場合、「カレー風味のプリースト料理」である。
最近ではちょっと「カレーの匂い」がしただけで顔をしかめる純粋主義者がいるようだが、このアルバムの料理の仕方は、一流だ。
深い味わいがある。

BURNING RAIN-Pleasure to Burn-Cherie Don't Break My Heart (2002-07-05 00:15:27)

この曲のAメロ、Bメロで聴ける、キース・セント・ジョンの「デヴィッド・カヴァーデイルのモノマネ」は凄い。
「栗貫のルパン」を聴いた時のような、微妙な違和感が気持ち悪いほどである。

BURNING RAIN-Pleasure to Burn ★★ (2002-07-05 00:00:00)

まさか2000年に入って、これほどストレートなHRを新譜で聴く事になるとは思わなかった。(笑)
これを聴けばBAD MOON RISIGの「戦犯」が、カル・スワンであった事が判る。
HRファンがかつてBMRに期待してやまなかった音楽がここで聴けるのだ。

ダグ・アルドリッジの演奏は申し分ないし、キース・セント・ジョンのヴォーカルも、これぞ80年代HRシンガー、という典型的な歌唱を聴かせてくれる。
お気に入りのCDをもとめて未だあの時代のアルバムを買い集めるような正統派ファンにとっては心強い存在であろう。

しかし、ここまで臆面も無く直球勝負で迫られると、ちょっと「ひねり」を期待してしまう、というか、プラスアルファの魅力を探してしまうのも事実。
ファン心理は奥深いのであった。

JON LORD-Before I Forget-Before I Forget ★★ (2002-07-04 20:41:13)

ジョンがこの曲のテーマフレーズを閃いた瞬間、「こいつは忘れる前に録っとこう」と思ったに違いない。
どのようなシチュエーションで流しても、周囲の空気を一変させるほどのメロディーパワーをもつ。
特に黄昏時に聴けば、顔面が再起不能になってしまう事請け合いだ(笑)

JON LORD-Before I Forget-Tender Babes (2002-07-04 20:34:54)

教会音楽っぽいフレーズをモチーフにしたシンプルな構成のインスト。
美しく、荘厳な雰囲気で静かに流れるイントロの中、突然ドカンと始まるコージー・パウエルのドラムは、何度聴いても心臓に悪い。ほとんどいたずらである。

JON LORD-Before I Forget ★★ (2002-07-04 20:27:00)

ディープパープルのオリジナルメンバーにしてHR界最高のキーボーディストとの呼び声高いジョン・ロードのソロアルバム。
参加メンバーが多い上、ジョン自身の守備範囲も異常に広いため、人によっては受け容れられない曲があるかもしれないが、ここに収録された何曲かの存在が、このアルバムを「哀メロフェチ必聴版」たらしめている。

MANIC EDEN ★★ (2002-07-04 02:09:00)

エイドリアン・ヴァンデンバーグはホワイトスネイクに加入して以降、「僕とデヴィッドはブルース・フィーリングという点で共通しているんだ」などと発言して、
古くからのヴァンデンバーグファンを「嫌な予感」陥れてきたわけだが、その不安が的中する。
MANIC EDENのサウンドは、かつて欧州メロディアス・ハードの旗手として鳴らした男が生み出したものとは到底思えない、泥臭いブルースサウンドであった。
ブルース回帰ブームがシーンを席巻していた当時の時代背景を考えた時、その変貌振りが、とても節操の無いものに見えた事は仕方あるまい。
アルバムの質自体は決して低いものではなかったが、「結構いけるね」以上のものでもなかったろうし、ましてVANDENBERGのときのように、「こいつらがこの手の中では最高だ」などという熱狂的ファンを掴むまでには到底いたらなかった。

僕はファン
…続き

GUNS N' ROSES-Use Your Illusion I-November Rain ★★★ (2002-07-03 02:33:17)

寒色系のテクスチャーを幾重にも重ねながら、しっとりと涙滴る心の景色を綴った一台絵巻。
延髄から震えるような感覚。
眉間の奥から熱くなるような感覚。
一曲でこれほど多くの見せ場を演出できる彼らは天才だ。
アメリカンな有名バンドだからと、GN'Rを嫌ってはならないぞ。哀メロマニア諸君。
これを聴き逃すのは、一生の損だ。

BADLANDS ★★ (2002-07-02 00:58:00)

元オジーオズボーンバンドのギタリスト、ジェイク・E・リーが、70年代HRへの懐古を意識しながら作ったバンド。
当時はスーパーバンド扱いだった。(オジーの後光があれば当然か)
シンプルな楽曲ながら、特にオブリでひねりの聴いた技を駆使するジェイクのギターが、異様に美しい華となって、バンドに個性を与えている。彼の「空間に割り込むセンス」は本当に凄い。

故レイ・ギランのソウルフルなヴォーカルも、素晴らしい。
モチーフが80年代の過剰な虚飾で無いだけに、今聴いてもまったく古さを感じない。

BADLANDSとジェイク・E・リー再評価の気運を!

BAD MOON RISING-Bad Moon Rising-Old Flames (2002-07-02 00:35:40)

かなり俗っぽい言い方になるが、WHITESNAKEの 「IS THIS LOVE」 を彷彿とさせるバラード。
カル・スワンの声はこういう曲で抜群の相性を見せるが、何よりダグのギターソロがスンバラシイ。
タッチ、展開、揺らし方、全てスムーズで完璧。

BAD MOON RISING ★★ (2002-07-02 00:25:00)

↑そうそう。
どなたか権利のある方、BURNING RAIN追加おねがい。

MCAULEY SCHENKER GROUP-M.S.G.-When I'm Gone ★★ (2002-07-02 00:16:04)

アコースティックアルバムの所でも記述があるが、原曲はここに収録されている。
マイケルのエレキでのオブリやソロが秀逸なので、こちらのバージョンも是非もう一度聴きなおしてほしい。
何度でも言おう。
このアルバムは買いだ。

MCAULEY SCHENKER GROUP-M.S.G.-This Night Is Gonna Last Forever ★★ (2002-07-02 00:07:32)

M.S.G.(MSGではない)収録曲はおしなべて品質が高いが、この曲は名曲。
聴き手に「色」を感じさせるほど雰囲気に満ちたイントロの中、ロビンの人間味あふれるヴォーカルが語り始める。

マイケルは煽情性抜群のオブリを各所にちりばめ、メロディーの力を見せ付ける。
歌と演奏が同じ歩調でピークへと向かう。
感動した。
このアルバム、この曲。
聴き所満載である。

MCAULEY SCHENKER GROUP-M.S.G.-Never Ending Nightmare ★★ (2002-07-01 00:25:28)

「ロビン加入でアメリカナイズしてしまった」という一言で全てがネガに処理されてしまうのは、あまりにもったいない。
暗黒のマッコリー時代、こんな名曲を闇に葬るのは、HRファンとして罪である。

MCAULEY SCHENKER GROUP-M.S.G. ★★ (2002-07-01 00:12:00)

凄い無視されぶりだが、「M.S.G.」マッコリー時代の名盤である。
マイケル・シェンカーにファンが期待するものと言ったら、ほとんど奇跡的なぐらいの演奏である。
20年前よりはるかにスキルアップしながら、「魂が抜けた」とは何たる残酷。
若干体内時計が正確になってしまったがために、えらい言われようだ。
マイケルに悲しく切ないメロディーセンスが残っている事は、このアルバムを聴けば判る。
ロビンの湿った声質と哀愁のギターメロディーのマッチングは、決して悪くない。

過去のMSGに思い入れの無いHRファンは、この良品質版を見逃すな。

ROYAL HUNT-Paradox ★★ (2002-06-30 11:28:00)

ドリームシアターのメトロポリスパート2のような、コンセプトアルバムとしての圧倒的な整合性はないが、ところどころで大爆発を起こす号泣の哀メロと、そのピークにゆったりと持っていく抜群の雰囲気作りが最高。
うるさいぐらいに耳を突くアンドレ・アンダーセンのキーボードプレイは個人的にあまり好きではないが、このアルバムは別格だ。

CATHEDRAL-The Ethereal Mirror ★★ (2002-06-30 11:19:00)

ドゥームロックにせよデスメタルにせよ、あまりにコア寄りなものは、一部マニア以外に訴えかけられるようなシロモノではないが、伝統的HRの精神性を核に配する事によって、僕のような「普通のHMファン」にとって、「キワモノ要素」が非常に心地よく感じられる、という事を狙って、非常に頭のいいHRの達人が作った、確信犯的アルバムである。
アーク・エネミーも同様で、あちらが「デス」をモチーフにしているのに対して、このカテドラルは「ドゥーム」を題材に、一般的なHRファンの心を捉えるアルバムを提供してくれる。

リー・ドリアン、ギャリー・ジェニングス、アモット兄弟。
彼らはHRの達人である。

SLASH'S SNAKEPIT-It's Five O'Clock Somewhere ★★ (2002-06-30 11:00:00)

スラッシュは、類まれなるギター巧者である。
彼独特のタイム感から繰り出される、情感たっぷりの、粘り気のあるリードプレイは、どれほど速く、複雑なフレーズになっても、その「妖気」を失わない。

レスポールのもつ要素を凝縮したかのような、最高の音質も、光っている。

そしてこのアルバムを聴くと、GN'Rの各要素の中で、最も売れた音楽的要素が、スラッシュの持ち込んだものであったと気付く。
アクセルがその後、未だ「音」を見つけられずにあえいでいるのも当然か。

SILVER MOUNTAIN ★★ (2002-06-27 01:34:00)

ヨハンソン兄弟の在籍したバンドとして有名だが、ここの真骨頂はヨナス・ハンソンだ。
ウリ・ロートの起承転結ソロイングを正確に受け継いだギタープレイは、現在のイングヴェイには望むべくも無い、圧倒的な構築美を放っている。
歌自体は凡庸なものが多いが、その分、聴き手のピークがギターソロに集中する。このあたりの微妙なカタルシスも、エレクトリック・サンあたりに通じるものがある。

BLIND GUARDIAN-Somewhere Far Beyond ★★ (2002-06-27 01:19:00)

最近のアルバムはどれも音圧が高すぎて、疲れる。
この作品は最高だ。
独特の世界観をもつフックに満ちたメロディーは、聴き手をアナザーワールドへと導く。
必要以上にパワーでねじ伏せようとしないところがまた秀逸。
「音の力」を借りず、「音符の力」で熱を発生させるのは至難の業。
これは絶対買いだ。他のは後でいい。

WHITESNAKE-Slip of the Tongue ★★ (2002-06-26 20:15:00)

120点を求めるファンの心理が、90点のアルバムを「マイナス30点」と評価してしまったようなものか。
たしかに、古い暖簾を掲げるラーメン屋の味が変わったら、古くからの客は減るだろうが、この「新作ラーメン」が、実はめちゃくちゃ美味かったことは、食べた人間のみが知る過去の思い出である。

BLACK SABBATH-Born Again-Digital Bitch ★★ (2002-06-10 02:09:42)

イアン・ギランのメタリックな側面が、最高の形で表面化した一曲。
この曲はへたなディープ・パープルの曲よりも100倍カッコいい。
この事実だけで、充分である。

COVERDALE・PAGE-Coverdale・page ★★ (2002-06-10 01:51:00)

ファンの幻想とミュージシャンの現実。
複雑に絡み合った二本の糸が、もつれ合うように、このアルバムを形づくった。
騒然とした雰囲気の中で発表されたこの作品に触れて最初に飛び出す、デヴィッドのあの意外な声・・・
当時の拒否反応は、至極当然のものだったように思う。

しかし何年か経った今、改めて聴いて、そして思った。
これほどのHRを、現在の誰に求められるだろう。
中古版なら大量在庫で安い。あえて新品を買わずともやつらはすでに大金持ちだ(笑)
買うべし!

HARDLINE-Double Eclipse ★★ (2002-06-10 01:25:00)

抜群の歌唱力を誇るシンガーが、普遍的な魅力を持つメロディアスな曲を絶唱している。
これだけで充分「買い」である。

曲調が爽やかなので、彼女とドライブ中にカーステでかけても、これなら大丈夫。

DIZZY MIZZ LIZZY-Rotator ★★ (2002-06-09 10:35:00)

ティム・クリステンセンは「引っかかり職人」である。
曲に「フック」を持たせるのが異様にうまい。
GLORY一発のパワーでファーストの評価が高いが、セカンドも無視してはいけない。
聞き手をぐいぐい惹きつけるフッキング・パワー炸裂の一枚である。

UFO-Walk on Water-Dreaming of Summer (2002-06-09 10:22:18)

サビに至るコード進行が秀逸。これで鳥肌が立つ。
マイケルのオブリも良いところで決まる。これで涙腺が緩む。
ムード満点の良い曲だ。

WHITE LION ★★ (2002-06-08 01:58:00)

ヴィト・ブラッタは、音の質感で迫るタイプのギタリストではないが、音を並べるセンスは当代随一である。
構築されたギターソロを楽しみたいなら、ホワイトライオンを聴くべきだ。

LIONSHEART-Pride in Tact ★★ (2002-06-08 01:35:00)

LIVING IN A FANTASY とCAN'T BELIEVEが10点。その他の曲は良くても6点だったファーストに比べれば、こちらセカンドアルバムは少なくとも7から8点の曲が並ぶ、隠れた名盤なのだ。
確かにオウアーズ兄弟のネオクラ系プレイによる「華」はないが、ニック・バーのプレイは質感で圧倒的にオウアーズに勝る。
ファンの期待が盲目的であった分、失望の色が大きいアルバムだったが、今聴くと、これほど高品質な様式美系HRアルバムは珍しい。GODS OF WARは名曲。

PINK CREAM 69-One Size Fits All-Where the Eagles Learn to Fly (2002-06-08 01:16:11)

そこら辺の単なるバラードとは違う、独特の「ムード」をムンムン発散させる一曲。
味わい深いメロディーが非常に印象的。
ヴァイキーが興味を持って、HELLOWEENでもやりたい、と言ったのは有名(?)な話。

RAGE-Unity ★★ (2002-06-08 00:52:00)

BLACK IN MIND以降、最高にかっこいいメタル・ソングを数多く提供しながら、ギタリスト二人のあまりに凡庸なプレイに泣かされてきたRAGE。(というかピーヴィー)
助走的内容の前作を踏み台に、今回は凄い。
ヴィクターのギタープレイは、「欧州HMの心意気を吸収したスティーヴ・ヴァイ」と言った趣で、テクニック、フィーリング、センス共に高次元。(リードの音の感触は本当にヴァイそっくり)
個人的にはデイヴ・ムスティンと並んで、HM界最強の「フック作り」巧者だと思っているピーヴィーは今回もセンス満開。
デイヴ・ムスティン引退を、寂しいなあ、と思っている「引っかかりマニア」諸君。
買うべし。

BLACK SABBATH-Tyr-Anno Mundi (The Vision) (2002-06-08 00:32:33)

コージー・パウエルがなぜに凄いのか、これを聴けば分かる。

BAD MOON RISING-Bad Moon Rising ★★ (2002-06-08 00:30:00)

判官びいき?曲作りの才能がない?
セカンドアルバム以降の冴えのなさが、最終的な評価を決定付けてしまったかのような感のあるBMRだが、このファーストアルバムは文句なしの高品質HR版である。
ブリティッシュロックの薫りを色濃く残した、湿り気のあるHR。ダグ・アルドリッジのギターは特にバラードのソロで抜群の冴えを見せる。「OLD FLAMES」は絶品。

BRUCE DICKINSON-Balls to Picasso ★★ (2002-06-08 00:14:00)

「典型的HMバンド」からの脱皮を試みたミュージシャンの、創造意欲あふれる作品を見過ごしてはならない。
メイデン復帰で歓迎ムード一色の彼だが、この作品は素晴らしかった。

曲のいたるところに仕掛けられた、耳に引っかかる「フック」と、ムード満点の曲作りは、「いかにも」が並んだメイデンのアルバムよりも奥が深く、味わい深いと思う。

JUDAS PRIEST ★★ (2002-05-23 01:53:00)

YOSIさんの長大な文章を読んで、「やっぱりPRIESTのファンは違うなあ」などと思った僕ですが、ひとつ問題提起です。
PRIESTが「一般リスナーの抱くHM像」にこだわらず、「格好よければ何でもあり」で常に新しい要素を取り入れながら前進してきたのであれば、なぜにロブ・ハルフォードはバンドを去らなければならなかったのでしょうか。
ロブは、「最前線の音楽」と「HM」のギャップに苦しんだといいます。要するに、自分のやっている音楽が「いまどきダサいもの」になってしまうのを恐れたわけですが、グレンが本当に「新しいもの好きで何でもあり」ならば、ロブがそういう苦悩にさいなまれる事はなかったのではないか、と。
グレンは信念の男です。流行の要素を取り入れながら、しかし彼の目指したものはやっぱり、「今を生きるヘヴィー・メタル」なのであって、決して「今を生きるロック」とか「今を生きる音楽」
…続き

RAINBOW-Stranger in Us All-Black Masquerade ★★★ (2002-05-15 00:46:13)

リッチーの懐の深さを痛感した一曲。
かっこいい。最高。

DEEP PURPLE-The House of Blue Light-Strangeways (2002-04-26 12:18:52)

リッチーやジョンって、やっぱり懐が深いなあって思わせる佳曲。
無視されぶりがすごいHouse Of Blue Lightって、実は佳曲ぞろいのいいアルバムです。
星ひとつですけど、悪い意味じゃないです。だって、星ひとつって「佳曲」なんでしょ。

DEEP PURPLE-Slaves and Masters ★★ (2002-04-26 12:01:00)

...The Battle Rages On が、「皆が言うほど悪いアルバムではない」と言う論調で票を伸ばしていると言うのに、何なのだ、この無視されぶりは!
ジョーが参加したこのアルバムだって、楽曲の充実した、味わい深いアルバムなんだぞ。
スティーブ・モーズのD.Pがアリなら、ジョーのD.Pなんて大アリじゃないか。

YNGWIE MALMSTEEN-Trilogy ★★ (2002-04-12 08:42:00)

SEVENTH SIGNは確かにHMとしての迫力に満ちていて、曲も良いが、
彼のギターソロがフラッシーな即興中心になってしまった事が残念。
イングヴェイ・ギターの真骨頂が聞けるのは明らかにこちらのアルバム。
それほど音圧の高くない音質も、聴き易くていい。
歌モノとしての完成度が高いのも、計算し尽くされた巧妙なアレンジと、
宝石のようなギターソロ、そしてマーク・ボールズの絶唱のおかげ。
「メタル」の迫力にこだわらなければ、最高傑作は、絶対これ。

DREAM THEATER-Metropolis Pt.2: Scenes from a Memory ★★ (2002-04-11 16:23:00)

HM史上、前人未到のアルバムですね。
映画を一本観るぐらいの覚悟を持って望まないと、「姿」の見えない作品ですが、聞き手の意識が同調した瞬間、恐怖、不安、怒り、安堵、などの感情が、波となって押し寄せてきます。
CD屋さんの棚を、他とは別にして欲しいほどの作品です。

YNGWIE MALMSTEEN-Trilogy-Fire ★★★ (2002-04-11 15:37:48)

イングヴェイの歌モノのなかではベスト・ギターソロ。
転調した瞬間、全身に鳥肌が立った。


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