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H・Wさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 151-200
RAINBOW-Long Live Rock 'n' Roll
SPIRITUAL BEGGARS-Ad Astra
JONAS HANSSON
JONAS HANSSON-SECOND TO NONE
RAINBOW-Stranger in Us All
RAGE-Black in Mind
MIKAEL ERLANDSSON-The 1-It's Alright
RAINBOW-Bent Out of Shape
BBM-Around the Next Dream
FIREHOUSE-Good Acoustics
RIOT V-The Brethren of the Long House
STEVE MORSE-StressFest-4 Minutes to Live
UFO-Sharks
ALCATRAZZ-No Parole From Rock'n'Roll
SPIRITUAL BEGGARS
DEEP PURPLE-Shades of Deep Purple-One More Rainy Day
WHITE LION-Big Game-Little Fighter
WHITESNAKE-Lovehunter-We Wish You Well
WHITESNAKE-Lovehunter-Outlaw
WHITESNAKE-Lovehunter-Mean Business
WHITESNAKE-Lovehunter
RAINBOW-Down to Earth
RAINBOW-Rising
MEGADETH-The World Needs a Hero
JUDAS PRIEST-Painkiller-A Touch of Evil
PINK CREAM 69-Sonic Dynamite-Let the Thunder Reside
PINK CREAM 69-Sonic Dynamite-Seas of Madness
PINK CREAM 69-Sonic Dynamite
COZY POWELL-Tilt-The Blister
IAN GILLAN-Scarabus
OZZY OSBOURNE-Blizzard of Ozz
ZENO-Zeno
RICHIE SAMBORA-Stranger in This Town
WHITESNAKE-Slip of the Tongue-Wings of the Storm
IAN GILLAN-Toolbox
RAINBOW-Bent Out of Shape-Can't Let You Go
RAINBOW-Rising-Tarot Woman
YNGWIE MALMSTEEN-Rising Force
MICHAEL SCHENKER GROUP
MCAULEY SCHENKER GROUP-M.S.G.-What Happens to Me
CATHEDRAL-The Ethereal Mirror-Midnight Mountain
RAGE-Black in Mind-Sent by the Devil
GAMMA RAY-Heading for Tomorrow-Money
EXTREME-Extreme II: Pornograffitti-Decadence Dance
RICHIE SAMBORA-Stranger in This Town-Father Time
OZZY OSBOURNE-Blizzard of Ozz-Crazy Train
GUNS N' ROSES
PANTERA
THIN LIZZY
MEGADETH-Cryptic Writings-She-Wolf
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発言している22曲を連続再生 - Youtube



RAINBOW-Long Live Rock 'n' Roll ★★ (2003-04-28 01:55:00)

ロニーの残した全作品の中で、最も彼の歌メロに魅力のあるアルバムだと思う。
リッチーの天才的な閃きも全編で冴え渡っている
インストパートの張り詰めるような緊張感は前作に一歩譲るが、歌モノとしての魅力は凄い。
いまさらながら、これ、全HRファン必聴だ。

SPIRITUAL BEGGARS-Ad Astra ★★ (2003-04-22 10:38:00)

実はON FIRE、まだ聴いていませぬ。
というのも、このAD ASTRAを聴いたときの「どうにも消化不良な感じ」が、レジへと向かう足を引き戻そうとするのです。
いや。いいアルバムなんです。カラダ全体を揺さぶるかのような凄まじいグルーヴと、曲を展開させたときの強烈な右フックは、ハードロックが本来持つべき殺傷威力を完全に体現しています。楽器を武器に変えたようなサウンドです。
ただ、僕は80年代の過剰装飾気味サウンドを餌にして育ってきた世代なので、アモット兄さんの趣味と多少食い違うのでしょう。どちらかといえば、弟、クリストファー君の方が世代が近い。よって、ARMAGEDDONはど真ん中ストライクです。
とはいえ、やはり凄いアルバムです。
いずれON FIREも聴きたいのですが、お小遣いが少ない・・・。

JONAS HANSSON ★★ (2003-04-08 10:13:00)

アルカトラス再結成の話が暗礁に乗り上げた事から派生したプロジェクト、それが「ヨナス・ハンソン・バンド」だ。
だれの発案かは知らないが、アルカトラスのギタリストにヨナス・ハンソンを起用しようとした見識には恐れいる。
もしもそれが実現していたら、初期アルカトラスの雰囲気を色濃く映し出した、素晴らしい哀メロHRアルバムが出来上がっていたに違いない。
惜しい。

JONAS HANSSON-SECOND TO NONE ★★ (2003-04-08 10:02:00)

SILVER MOUNTAINのブレイン、ギタリストのヨナス・ハンソンが「ヨナス・ハンソン・バンド」として発表した2枚目のアルバム。
ストレートな哀愁HRで、ヨナスと専任ヴォーカルが半々でリードヴォイスを分け合っている。
声質が似ている事もあって違和感はないが、それほど上手でもないヨナスがなぜに半分も歌ったのかはナゾだ。
ともあれ、ギターに関しては個人的にかなりツボ。
哀愁メロディにより絶妙に構築された、一度聞いたら確実に口ずさめる「歌える展開」のギターソロは、もはやこの人ぐらいにしか求める先がないほど貴重。
誰にでもお勧めできる作品ではないが、僕は愛聴している。

RAINBOW-Stranger in Us All ★★ (2003-03-04 12:55:00)

80年代後期からHRを聴きはじめた僕にとって、リアルタイムに生きるリッチーはすでに「過去の人」だった。
「SLAVES AND MASTERS」はいいアルバムだったが、手癖一発のソロイングや、大人の薫り漂う落ち着いた作風に、「ロックミュージシャンが歳をとること」をちょっと寂しく考えさせられたものだ。
「BATTLE・・・」の時は本当に悲しかった。過去の作品が何枚もマイ・フェイバリットとして君臨していただけに余計つらかった。
そんななか、このアルバムを聴いた瞬間、爆発的に血圧が上昇した。
「盆と正月と誕生日とクリスマスがいっぺんに来て、ついでに奥歯の異物がとれた」
ぐらいの猛烈な感激だった。
冷静に過去の黄金作品群と比較して、「80点だな」などと評価する人もいるが、そういうレベルの話ではない。
ぼくにとっては、この作品ほど、深い思い入れのあるアルバ
…続き

RAGE-Black in Mind ★★ (2003-02-18 10:06:00)

RAGEの金字塔。
歌謡的魅力に溢れた素晴らしい歌メロが全編にわたって炸裂する。
魅惑のフックがいたるところに仕掛けられていて、聴き手は
1分たりとも退屈しない。
これでギターソロにもう少し味があったら、とんでもない名盤に
なっていたはずだ。

MIKAEL ERLANDSSON-The 1-It's Alright ★★ (2003-02-18 09:54:38)

「スクールウォーズ」とか「ヤヌスの鏡」を連想したのは僕だけか?
くっさいくっさいイントロのギターメロディを聴いた瞬間、気分は
青春真っ只中。思わずラグビーボールを追いかけそうになる。
いやいや。貶しているわけでは断じてない。最高です。
しかし聴き手を選ぶかもなあ。

RAINBOW-Bent Out of Shape ★★ (2003-02-07 14:49:00)

RAINBOWの作品の中で最もメロディアスなアルバムで、全体を独特の空気が包み込んでいる。その気品さえ漂う空気感が、アルバムを一枚通して聴いたときの流れを素晴らしいものにしている。
これほどアルバムとしての完成度が高い作品は、コンセプト・アルバムの中にもそうはない。

BBM-Around the Next Dream ★★ (2003-02-07 14:28:00)

ナイトドライブに最高のお供、その2。(その1は僕の発言から検索してね。)
CREAMの3分の2とゲイリー・ムーアが合体した、ブルーズロック・プロジェクト。
「WHITE ROOM」そっくりの①には驚いたが、クリームのような「壮絶な即興の応酬」という趣はなく、非常に渋いロックをじっくりと聴かせてくれる。
「渋い」という言葉に騙されて「退屈」な作品を掴まされる事はよくあるが、この作品は退屈とは無縁。やはり随所で出現するメロディのよさと、ジンジャー・ベイカーの心地よくスウィングするリズムのおかげか。ジャケットで確認する限りでは、ほとんど点滴と杖が似合いそうなぐらいのよぼよぼおじいちゃんに見えるが、この人は本当に凄い。
ゲイリーのプレイは楽曲を重視してか、若干抑え気味。しかし音数は減ろうとも、放つオーラは変わらないし、他の誰かで代役が務まるようなプレイでもない。

…続き

FIREHOUSE-Good Acoustics ★★ (2003-02-04 01:21:00)

アコースティックで演奏してその良さが際立つバンドといえば、彼らだ。
ホント、味わいがあり、なんだか心癒される素晴らしいメロディの数々は、
水を得た魚の様に生き生きとしている。
あえてギターソロにエレキ部分を残したビル・レバティの見識にも拍手。

RIOT V-The Brethren of the Long House ★★ (2003-02-04 00:37:00)

ライオットのアルバムのなかで最も好きな一枚。
雰囲気のあるオープニングが、作品世界へと自然にいざなってくれるし、
メロディーに力があって、最後までダレない。
一つのテーマにこだわって作った結果が、作品を引き締めた感じがする。
好きな曲は他にもいっぱいあるが、アルバムならこれだ。

STEVE MORSE-StressFest-4 Minutes to Live ★★★ (2003-01-27 00:08:57)

神聖なる鼓動を思わせる、ゆったりとしたバスドラムが響く中、スティーヴのえもいわれぬ美しいギター・トーンが神秘の音色を奏でる。
生命力に満ちたヴィヴラートの波長が、紺碧の空間をぬくもりで満たしていく。
・・・ああ、これは素晴らしい。
なんというギターを弾くのだ、彼は。

UFO-Sharks ★★ (2003-01-06 14:03:00)

02年のベストアルバムに投票しておいてこういうのもなんだが、
はっきり言って傑作とは言いがたい。
全体的に歌メロに起伏が無いし、コード選びにマジックも感じられない。
しかし、時折大爆発を起こすマイケルのギター・メロディーが至福の一瞬
(ほんの一瞬)を運んできてくれる。
その一瞬の為に、長い長い「前フリ」を我慢できるか?
これがこのアルバムの評価の分かれ目だ。

ALCATRAZZ-No Parole From Rock'n'Roll ★★ (2003-01-06 10:31:00)

キャッチーな歌メロ。
火傷しそうな程に熱い歌唱。
存在感抜群のギター・バッキング。
そして古今東西、最強最高のギターソロの数々。
これ以上のメロディックHR作品を、僕は知らない。

SPIRITUAL BEGGARS ★★ (2002-12-17 02:04:00)

クリストファー・アモットのARMAGEDOONのところに、「兄のスピリチュアル・ベガーズよりも日本のファンに受けるだろう」って書いたら、こっちの方が数倍爆発してしまった。たははは。
「判りやすい」のは明らかに弟の方なのだが、70年代のHRルーツを、その精神性にまで踏み込んで解釈しなおし、現代音楽シーンの中にあっても埋もれてしまわない新鮮な切り口で復活させたマイケル兄やんに、多くのファンが「HR再浮上の希望」を見出した、というところだろうか。
B!誌の大プッシュも、単に彼らの音楽のクォリティが高かったから、という以上の、戦略的意図を感じた。
たしかに、もはや70、80年代の「古き良き」HR/HMをトレースするだけでは、我々のようなオールドファンを喜ばす事しか出来ず、結局シーンの弱体化を食い止めることは出来ない。その点、HRの達人、マイケル・アモットはさすがに上手い。この音
…続き

DEEP PURPLE-Shades of Deep Purple-One More Rainy Day ★★ (2002-12-16 00:41:25)

おおお。
確かにこの曲はイイですね。HRでは断じてないでしょうが。
ロッド・エヴァンスは非常に味のあるシンガーだと思います。

WHITE LION-Big Game-Little Fighter ★★ (2002-12-15 00:59:52)

曲自体はオーソドックスなキャッチーソングなのだが、ギターソロがたまらない。
ヴィト・ブラッタはこういう組上げられたソロを弾かせると天下一品だ。
彼は今どこにいるのだろう。誰か彼を呼び戻してきてください。
当時彼を正当に評価できなかった事を、みんなで謝ろうじゃないか。

WHITESNAKE-Lovehunter-We Wish You Well ★★ (2002-12-06 00:43:55)

究極の瞬間芸。
この感動的なメロディを、さらに発展させて長い一曲にしようとせず、
おいしいこの部分だけを小作品にまとめたのは本当に見識。
名盤のトリを務めるにふさわしい、後味爽やかな「食後のデザート」だ。

WHITESNAKE-Lovehunter-Outlaw (2002-12-06 00:34:52)

この曲、なんと、バーニー・マースデンが歌っている。
「ホワイトスネイクのリードヴォーカル」を任せてしまうとは・・。
この頃のWSがいかにバンドとして結束していたか、
そしてデヴィッドの心にいかにゆとりがあったかを物語っている。
肝心の曲だが、これがまたいい。特に芸はないが、歌メロがいい。
次の曲が始まった瞬間、「やっぱりデヴィッドは上手いなあ」とか
思ってしまうにしても。(あ・・・。ひょっとしてそれって作戦?)

WHITESNAKE-Lovehunter-Mean Business (2002-12-06 00:27:46)

B面一曲目。アップテンポな御気楽HRナンバー。
ポップな味で、楽しく安心して聴ける。
ジョンのオルガンソロが秀逸。即興でひとしきり遊んだ後、
転調してちょっとクラシカルなキメを入れて、ピシッと締めている。
イイ。

WHITESNAKE-Lovehunter ★★ (2002-12-06 00:21:00)

「古きよき時代の」ホワイトスネイクが、ジョン・ロードを迎えて作成した充実期の傑作。
イアン・ペイスがまだいないのでドラムは地味だが、タメ気味の演奏がブルージーで、なんだかほんわか。いい感じだ。
しかし何がイイって単純に曲がイイ。アグレッションはないが、どれをシングルカットしてもいいぐらい、聴いて安心、素晴らしい歌メロのブルーズロックが並ぶ。
ジョンのオルガンは効果抜群。時折サクっと切り込んでくるオブリが秀逸。この人はやはり天才だ。
ミッキー・ムーディ、バーニー・マースデンの二人も素晴らしくカッコイイソロを弾く。HRギタリストは、彼ら以上に上手く弾く必要はないのではないか、とか思ってしまうほどだ。
若干ポップ味のある渋いブリティッシュHR、これは最高に好きだな。

RAINBOW-Down to Earth ★★ (2002-12-01 02:18:00)

物凄く乱暴に言うなら、ドラマティクで大仰なHRから、普遍的な魅力のあるメロディックHRへと移行する端境期の作品で、水も油もごちゃ混ぜの楽しさがある。
で、それが散漫な印象にならないのは、グラハムの超個性的ヴォイスのおかげ。
天才戦略家リッチー・ブラックモアの高度な計算は、このあたりでも真価を発揮している。

RAINBOW-Rising ★★ (2002-12-01 02:02:00)

出来うる限りの大音量で聴きましょう。

MEGADETH-The World Needs a Hero ★★ (2002-12-01 01:50:00)

一撃必殺の名曲は、ここにはない。
しかし、どこを切っても味わいがあり、しかも噛めば噛むほどジワリと染み入る素晴らしいアルバムだ。
天才デイヴ・ムスティンの、「シニカル&キャッチー」という絶妙のセンスは全編で発揮されており、少なくとも駄曲はない。
さらに今回は、名人アル・ピトレリと変人デイヴ・ムスティンのギターが実にバランスよく配合されており、どちらのプレイも素晴らしく効果的だ。これならマーティー・フリードマン不在を嘆く必要は全くない。
いや、マーティの東洋風なよなよメロディーが出てこないぶん、ソリッドでストレートな味がして、個人的にはこちらの方がかなり好きだ。
・・・好きだったのに・・・。
とほほ。

JUDAS PRIEST-Painkiller-A Touch of Evil ★★★ (2002-11-28 00:27:50)

「HMギターソロお好みテープ」(おっと、いまならMDか?)を作るとしたら、間違いなくB面1曲目だ。
アタマからケツまで、完璧にアレンジされた雰囲気抜群の曲の中で、堂々と登場するグレンのソロは、貫禄充分。もはや僕ら小物はひれ伏すしかない。「もうしょうもない屁理屈は言いません。だから許してください。」状態。
テクがどう、泣きがどうといった、ギターソロにおける「各論」を木っ端微塵に粉砕してくれる。

PINK CREAM 69-Sonic Dynamite-Let the Thunder Reside (2002-11-27 01:26:01)

ドラマティックなバラード。
なんだかもうひと捻り欲しいような気もするけれど、デヴィッドの歌唱がスバラシイので唸ってしまう。
相当難しいと思うぞ。この曲歌うの。

PINK CREAM 69-Sonic Dynamite-Seas of Madness ★★ (2002-11-27 01:09:16)

アコースティック・ギターの哀愁溢れるイントロ、PASSAGE TO HOPEから続く、事実上のオープニング・ナンバー。
切れ味鋭いメタリックなリフに乗っかる疾走感が気持ちいい。例によってサビのメロディは共に歌えるキャッチーなもので、これがまたなんともイイ。
ギターソロの導入部の、ちょっとリッチー・ブラックモアみたいなキメフレーズもあって、実に心地よい曲である。

PINK CREAM 69-Sonic Dynamite ★★ (2002-11-26 23:09:00)

ELECTRIFIEDを聴いて大変爽快だったので、続くこの作品も買ってみた。
いやはや。
もはや私はPC69の完全なる虜だ。
前作よりもさらにヒートアップしたメタリックな作風の中で、爽快なメロディがさらに心地よく響く。
音質が抜群にいいので、作品世界にどっぷりと浸れるのも大いなる美点だ。
それにしてもデヴィッド・リードマン、この人、個人的にはダントツに好きだ。
高音域になっても全く耳に突き刺さるような不快さが無い、めちゃくちゃ心地よい声質を持っている。そのうえ表現力が半端ではない。さらに1セントたりとも音程を外さない完璧な安定感。
ああ。
このヴォーカルに出会えてよかった。
このアルバムはしばらく手放せないな。

COZY POWELL-Tilt-The Blister ★★ (2002-11-26 01:52:17)

この曲は凄い。何が凄いって、ゲイリー・ムーアのギターが凄い。
のけぞるほどの壮絶なラッシュである。
コージーのドラムもそれに影響されてか、これまた猛烈な手数だ。
火の玉のようなインストである。

IAN GILLAN-Scarabus ★★ (2002-11-26 01:07:00)

ポップで、キャッチーで、おしゃれで、ヴォーカルに味があるロック。
イアン・ギランは決してギャアアと叫ぶだけの能無しではない。
イアン以外のメンバーには見知らぬ顔が並んでいるが、そんなことはどうでもいい。
多彩なメロディとリズム、工夫を凝らした曲作り。
楽しい一枚だ。

OZZY OSBOURNE-Blizzard of Ozz ★★ (2002-11-25 03:04:00)

HM史に残る名盤○傑、とかいう企画があれば、10か、いや、5傑には最低残るであろうアルバムなので、いまさら何をという感じなのだが、オジーのもっているもの全てと、ランディーの天才的センスが化学変化を起こして、誰が聴いても衝撃を受ける物凄い作品に仕上がっている。当時、全米の音楽キッズを完全K.O.した様子は、現在第一線で活躍しているミュージシャンのインタビューなどでよく触れられているが、その後のシーンに与えた影響という意味でも、こいつは特別だ。

ZENO-Zeno ★★ (2002-11-25 02:29:00)

僕はLISTEN TO THE LIGHTを聴いてからこちらを聴いた。
それで、LISTEN TO~のところでマイケル・フレクシグを酷評しているのだが、驚いた。
水晶のような、と形容されたのは、このアルバムでの歌唱のことだったのかと納得。確かにこれなら、水晶のようだと言える。圧倒的な透明感だ。このあたり、やはり歳には勝てないか。
それと、ジーノのギターがすばらしい。
LISTEN TO~もプレイは確かにいいが、ミキサーにギターをじかに差し込んだかのような白々しい音質が気にはなっていた。ところがこのアルバムの音はいかにもアンプが咆哮しているような生々しさがあり、魅力的だ。
ところで、ここ日本で大爆発したフェア・ウォーニングは、このZENOの直系子孫であるという事実がもう少しひろく知れ渡れば、確実にこのアルバムはもっと売れるだろうし、それを納得させるだけの内容を
…続き

RICHIE SAMBORA-Stranger in This Town ★★ (2002-11-22 01:50:00)

ナイトドライブに最高のお供。
1枚通して大人の味わいがある渋いロックが聴ける。
そう書くと、ブルーズ一辺倒の退屈な印象を受けるかもしれないが、そこはそれ、かのBON JOVIのキーマンだけのことはあって、理屈ぬきで楽しめるメロディをがっちり確保している。起伏に富んだ構成も見事で、アルバム1枚一気に聴きとおせる。
とくに後半怒涛の名曲連発は凄まじい感動。「FATHER TIME」は聴くたび眉間にしわがよる。しわしわだ。
買って損なし。見つけたらゲットだ。

WHITESNAKE-Slip of the Tongue-Wings of the Storm ★★★ (2002-11-22 00:59:19)

VANDENBERGの曲をデヴィッド・カヴァーデイルが歌っている。と、まあ単純に言えばそういう曲で、それはすなわち最高のHRソングであるという事を意味する。
サビのメロディなど、デヴィッドが歌うなんて考えられないような北欧系の清涼感あふれるもので、スバラシイ。これははっきり言って超名曲だ。
間奏の構築感も非常に素晴らしく、このコード進行なら誰がソロをとってもカッコよく仕上がるだろう。スティーヴ・ヴァイも彼特有のヴォイシングで最高の素材を料理している。
上の方でもおっしゃっているが、これのエイドリアン・バージョンは是非聴いてみたい。

IAN GILLAN-Toolbox ★★ (2002-11-13 02:16:00)

イアン・ギランは何かにつけ槍玉に上がってしまうけれど、この人は才能あるミュージシャンだ。
肩肘張らないルーズな歌メロと強烈なシャウトのギャップが面白いが、このアルバムではそれを上手く使い分けて、魅力的なヴォーカル・アルバムに仕上げている。
メロディが爽やかで垢抜けているのも非常に良い。
これがギラン本来の持ち味だとするなら、彼は断じてDPでやるべきではない。いい意味で。

RAINBOW-Bent Out of Shape-Can't Let You Go ★★ (2002-11-12 00:48:08)

ジョーの絶唱が胸を締め付ける極上哀愁ソング。
リッチーのソロがまた最高で、凄まじく味わい深いメロディーが堪能できる。たぶん即興だと思うのだが、一瞬のひらめきでこういう奇跡に近い仕事が出来てしまう彼の才能には、ホント、脱帽するしかない。

RAINBOW-Rising-Tarot Woman ★★★ (2002-11-12 00:40:06)

この曲は出来る限り大音量で聴くべきだと思う。
コージー・パウエル入魂のドラミングが一発一発と内臓に響く。
バンド一丸となって重戦車のようにずんずん進む迫力と、魅惑の歌メロが融合した、凄い曲である。

YNGWIE MALMSTEEN-Rising Force ★★ (2002-11-09 02:34:00)

天才イングヴェイ・マルムスティーンの記念すべきファースト・ソロ・アルバムは、彼が幼い頃からずーっと暖めていた構想を一気に具現化した一枚であり、そういう意味では協奏曲「新世紀」に匹敵する、エポックな作品である。しかも構想の実現レベルはこの時点ですでに完成形。決して「意あって力足りず」で終わっていないから凄い。(新世紀のほうは若干詰めが甘い気がする)
だから、その後の彼のHR作品にこのレベルの仕事を求めるのは酷だ。
何せ作品に費やした実質の時間が違いすぎる。
一年1枚のハイペースでは、二度と「ブラック・スター」は作れないと思うのだが・・・。

MICHAEL SCHENKER GROUP ★★ (2002-11-01 00:59:00)

マイケル・シェンカーは、歌メロには一切関知しないという凄まじいギター野郎である。
よって、手を組むヴォーカリストによって作品の色はがらりと変わる。良いように解釈すれば、一粒で何度もおいしいミュージシャンであるが、作品の品質がばらつくのは、如何ともしがたい。
個人的には、ロビン・マッコーリーは、素晴らしい表現力といい、ハスキーな声質といい、抜群だった。「PARFECT~」と「SAVE~」は、きらびやかなLAメタル臭が若干強すぎたと思うが、「M.S.G.」は名盤だと思う。
ロビン脱退後は、歌メロの地味さに足を引っ張られるようにずるずる後退。
(そりゃそうだ。歌メロが魅力的だからこそ、マイケルが裏で奏でるメロディーに説得力が増すというものだ。)
しまいには「やっぱりゲイリー・バーデンが一番良かった」などという「暴言」が一般論としてまかり通っているような現状である。
…続き

MCAULEY SCHENKER GROUP-M.S.G.-What Happens to Me ★★ (2002-11-01 00:27:42)

「M.S.G.」収録曲について語るのは何度目かなあ。
アルバムを是非買ってほしい・・・
さて、この曲のエンディング・ギターソロは凄い。壮絶な感情表現である。「なにもそこまで」といいたいぐらいだ。
フェイドアウトしていくのだが、「待ってくれー」と叫びたくなるほど聴き応えがある。
マイケルに「魂が抜けた」なんていったのは誰だ?
連れてきたまえ。ヴォリューム10でこれを聴かせてやるから。

CATHEDRAL-The Ethereal Mirror-Midnight Mountain ★★★ (2002-11-01 00:13:14)

軽やかにヘヴィー(??)なドラミングが心地よい、彼らにとっては異色の疾走チューン。はっきり言って、カッコイイ。
キャッチーなサビと手拍子がサイコー。
ドゥーム色の強い曲が並ぶアルバムのアクセントとしてもいい働きをしている。達人の技だ。

RAGE-Black in Mind-Sent by the Devil ★★★ (2002-10-31 01:14:23)

耳について離れない、個性的でカッコいいメロディーを伴って疾走するHM。
「歌えるサビ」も最高だ。
この曲をふくめて、BLACK IN MINDは名曲ぞろいの名盤。
買って損なし、と、声を大にして言っておきたい。

GAMMA RAY-Heading for Tomorrow-Money (2002-10-31 01:00:43)

人をくったような、チャラけたユーモアセンスが、カイ・ハンセンの個性でもある。
この曲、マニマニのオモシロさで全てが終わってしまいそうだが、よく聴くと物凄くメロディーが凝っていて、音楽的才能無しには作りえない作品だ。
収録アルバムは、今聴くとさすがに時代を感じる曲が多いが、この曲のインパクトは未だに強烈。

EXTREME-Extreme II: Pornograffitti-Decadence Dance ★★ (2002-10-31 00:51:51)

何はともあれ、EXTREMEは、こういうノリのHMを「発明」したという点において十分価値あるバンドだった。
ヌーノのバッキングとオブリは最高にクールだし、リズム隊も鉄壁だ。
「ファンクメタルのオーソリティ」に徹底していれば、もっと長生きできたものを・・・惜しい。

RICHIE SAMBORA-Stranger in This Town-Father Time ★★★ (2002-10-31 00:11:28)

良質のメロディーと最高の演出。
こみ上げてくる熱い思い。
これを聴いて泣け!

OZZY OSBOURNE-Blizzard of Ozz-Crazy Train ★★ (2002-10-23 20:57:50)

楽器屋さんの試奏コーナーから聴こえて来るギターリフ、世界第一位。(笑)
(ちなみにブリッジミュート気味に弾くヒト、雰囲気ないからやめましょう)

GUNS N' ROSES ★★ (2002-10-22 01:44:00)

サマーソニック02・・・
メロコア、メロパンク、ミクスチャー、ヒップホップ。現在ロックシーンのメインストリームを代表するバンドたちがひしめく中で、堂々ヘッドライナーを務めたGN'R。
正統的HRが隅っこに追いやられている現在のシーンの中にあって、彼ら(彼?)の存在はむちゃくちゃ頼もしい。
そういえば、きらびやかで過剰装飾気味なHRシーンを、アウトロー的カッコよさとシンプルなノリでおもいっきり蹴り飛ばした彼らこそが、全ての始まりだったのかもしれない。
ウィザーのファンも、オフスプリングのファンも、ドラゴンアッシュのファンでさえ、「カッコいい!!」と口をそろえるガンズの圧倒的存在感。
「いかにも現代風」な若者がアクセルのカッコよさに震えるその姿に、ぼくは感動を禁じえなかった。
僕は声を大にして言いたい。
「GUNS N' ROSESはハードロックバン
…続き

PANTERA ★★ (2002-10-16 02:40:00)

まさか「この音」が、世界中を席巻してしまうことになるとは思わなかった。
しかしだ、
ヴォーカルのアグレッションや曲調は真似できても、凡百のフォロワーたちが今もって全く太刀打ちできていないのが、ギロチン級の切れ味を誇る、超暴力ギターと、スゴイを通り越してコワイぐらいの、精密かつタイトなドラムである。
これはうわべだけ「パンテラ化」していては絶対に再現不能。むっちゃくちゃ修練を積まねば到達できない領域だ。
そして・・・
PANTERAの魅力は、じつはそこに負うところが大きいと思うのだ。
だから、パンテラは好きだが、「パンテラみたいなバンド」には魅力を感じない。

THIN LIZZY ★★ (2002-10-16 02:23:00)

フィル・ライノットのカッコよさは本物だ。
なにが良いって、独特の世界を生み出す歌詞が最高。
しかも韻の踏み方とか、歌メロへの言葉の乗せ方が飛びぬけてうまい。
呪文のような歌唱が、凄いグルーヴを発生させている。
シン・リジィはメロディアスだ、という風評を聞いて、なんだかピンとこなかった僕。
「この歌のどこがメロディアスなんだ?」と。
しかし最近、フィルの歌のカッコよさに吸い寄せられるように、作品にハマっている。
インストパートのメロディーのよさも、際立って聴こえてきた。
このところ、無性にカッコいいと思うバンドである。

MEGADETH-Cryptic Writings-She-Wolf ★★★ (2002-10-16 01:46:02)

デイヴ・ムスティンは天才である。
耳を惹きつける強烈なフックをもつ、歌謡的魅力に溢れたHMをやらせたら、この人と、ピーヴィー・ワグナーは双璧だ。
この曲は間違いなく、超の付く名曲。歌メロの味わい深さが半端ではないうえ、曲展開とギターハーモ二ーが素晴らしい。
隙間のあるシンプルな音作りも好ましい。ごちゃごちゃとうるさいだけの、混沌としたヘヴィー・サウンドは大嫌いだ。


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