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H・Wさんの発言一覧(評価・コメント) 301-350
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ULI JON ROTH-Beyond the Astral Skies-I'll Be There
ULI JON ROTH-Beyond the Astral Skies-I'm a River
ULI JON ROTH-Beyond the Astral Skies-What is Love?
ULI JON ROTH-Beyond the Astral Skies-Why?
ULI JON ROTH-Firewind-Cast Away Your Chains
ULI JON ROTH-Firewind-Firewind
ULI JON ROTH-Legends of Rock - Live at Castle Donington
ULI JON ROTH-Metamorphosis of Vivaldi's Four Seasons
ULI JON ROTH-Prologue to the Symphonic Legends
ULI JON ROTH-Prologue to the Symphonic Legends-Starlight
ULI JON ROTH-Prologue to the Symphonic Legends-Winds of War
ULI JON ROTH-Transcendental Skyguitar
ULI JON ROTH-Transcendental Skyguitar-Sky Overture
ULI JON ROTH-Transcendental Skyguitar-Villanova Gem
ULI JON ROTH-Under a Dark Sky
VAN HALEN
VAN HALEN-For Unlawful Carnal Knowledge-Pleasure Dome
VAN HALEN-Van Halen III-Once
VANDENBERG
VANDENBERG'S MOONKINGS-MoonKings
VANDENBERG-Heading for a Storm-Waiting for the Night
VICIOUS RUMORS-Welcome to the Ball
VICIOUS RUMORS-Welcome to the Ball-You Only Live Twice
VIPER-Theatre of Fate
VITALIJ KUPRIJ
WHITE LION
WHITE LION-Big Game-Little Fighter
WHITESNAKE
WHITESNAKE-Forevermore
WHITESNAKE-Good to Be Bad
WHITESNAKE-Lovehunter
WHITESNAKE-Lovehunter-Mean Business
WHITESNAKE-Lovehunter-Outlaw
WHITESNAKE-Lovehunter-We Wish You Well
WHITESNAKE-Restless Heart
WHITESNAKE-Slide It In-Gambler
WHITESNAKE-Slide It In-Guilty of Love
WHITESNAKE-Slip of the Tongue
WHITESNAKE-Slip of the Tongue-Sailing Ships
WHITESNAKE-Slip of the Tongue-Wings of the Storm
WHITESNAKE-The Purple Album
WHITESNAKE-Trouble
WHITESNAKE-Whitesnake
WIDOWMAKER-Blood and Bullets-Blue for You
Whitesnake
YNGWIE MALMSTEEN
YNGWIE MALMSTEEN-Angels of Love
YNGWIE MALMSTEEN-Attack!!
YNGWIE MALMSTEEN-Concerto Suite Live With The New Japanphilharmonic
YNGWIE MALMSTEEN-Eclipse-Save Our Love

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ULI JON ROTH-Beyond the Astral Skies-I'll Be There ★★ (2005-01-16 03:28:36)

この曲のギターソロはすさまじい。
正確なエコノミーピッキングを物凄い勢いでランさせるその迫力・・・
本気のウリを見た、って感じ。

ULI JON ROTH-Beyond the Astral Skies-I'm a River ★★★ (2005-01-16 03:35:53)

シルクロードに駱駝が往くようなイントロのメロディが、もうすでに只者ではない。
ウリの歌が始まって、ますます只者ではない。(笑)
そしてブレイクでギターがメロディを奏ではじめると、もうそこは完全に別世界。
旅情感たっぷりの一曲。

ULI JON ROTH-Beyond the Astral Skies-What is Love? ★★ (2005-01-16 03:12:54)

ちょっと肩の力を抜いた、メジャー調のお気楽ソング。
ウレ・リトゲンのベースが、何気にいい仕事をしているのと、
旅の情景を描き出すようなウリのギターソロが、やっぱり特筆。

ULI JON ROTH-Beyond the Astral Skies-Why? ★★ (2005-01-16 03:19:23)

やさしげなメロディでせまる、ドラマティックな一曲。
別人が歌ってさえいたら、ハウス名作劇場の挿入歌に最適な感じ。
例によってギターソロが感動の嵐。

ULI JON ROTH-Firewind-Cast Away Your Chains ★★ (2002-07-05 23:45:05)

ウチの嫁さんがこの曲を聴くたび爆笑して困ってしまうが、その要因はもちろん、ウリの歌だ。
僕も始めてい聴いた瞬間は、ステレオの前で後ろ向きにこけてしまった。
しかしこの曲のソロは凄い。
完璧な構築美を誇る疾走ソロイングである。
歌がひどいだけに、ソロの良さが異常に際立つ。その瞬間ったら、猛烈なカタルシス。
我慢して我慢して育てたかさぶたを一気に剥がすような。

僕は最近思っている。
「ウリの歌」は、確信犯なのではないか、と。(笑)

ULI JON ROTH-Firewind-Firewind ★★ (2002-08-03 01:05:24)

もしこの曲を別人が歌っていたら、以降誰にも越えられない最高峰の一曲になっただろう。(ちょっと前にも同じような事を書いたぞ)
なにせこの歌にして名曲扱いなのだ。
ハゲズラをかぶってミスコンに入賞するようなものである。
こういう曲はぜひマトモなシンガーでリメイクしてほしいものだが、誰もカヴァーをやろうとしないのは・・・
そう。
「こんなギター、弾けねえよ(泣)」

ULI JON ROTH-Legends of Rock - Live at Castle Donington ★★ (2004-01-03 20:58:00)

個人的には、このアルバムで一番ビビッたのは、マイケル・シェンカーのギターだった。
ウリのギターって、他人の曲に嵌めると、ちょっと「妙な色気」がきつ過ぎる。
そこだけ東洋風になるというか・・・。
その点、「持ち歌」で堂々登場するマイケルは有利だが、それにしてもあれは凄い。
発散するオーラ、というか情感で、あのマイケルのプレイに匹敵するものを、僕はずいぶん聴いていない。息を呑むほど圧倒的だった。
本筋から外れたような投稿で恐縮だが、あれは本当に凄いよ。

ULI JON ROTH-Metamorphosis of Vivaldi's Four Seasons ★★ (2003-12-30 21:23:00)

このひとはいつかこういうことをやるだろうと思っていた。
有名なヴィヴァルディの「四季」を完コピし、さらに創作の「METAMORPHOSIS」なる楽章を追加して仕上げた壮大な作品。
完全なクラシック畑のひとが真剣に聴くと、そのイヤラシいヴィヴラートや、結構危ういタイム感などに苦言を呈するかもしれないが、エレキギターでここまできっちりヴァイオリンの演奏を再現したその手腕にはもう脱帽するしかない。
ただ単に音符をなぞるだけでなく、ヴァイオリンのもつなめらかな質感や、ピチカート奏法による小気味良いスタッカートなど、フィーリング面の再現性でも、本物にかなり肉薄している。
じゃあそもそもギターで弾く意味があるのか、というという問いには、「夏」が答えてくれるだろう。
さらに、創作楽章のほうだが、これはクラシック作品としても相当イイ線いってると思う。
ちゃんとオケが楽
…続き

ULI JON ROTH-Prologue to the Symphonic Legends ★★ (2002-10-04 01:21:00)

プロローグ

・・・・・
・・・・・
・・・・・
って、本編はまだかい!!!(笑)
このアルバムは「ほんのさわり」という中途半端な内容のものだが、その時点ですでに、向かうところ敵なしの美旋律HR作品に仕上がっている。
マイケル・フレクシグの歌唱が一部相当苦しいのと、バックの演奏があまりにも機械じみていることが玉に瑕だが、そのあたりを改良し、さらに楽曲をずべてそろえた「完全版」が発表されたとしたら、ぼくはいくら払っても惜しくは無い。

ULI JON ROTH-Prologue to the Symphonic Legends-Starlight ★★ (2002-10-04 02:40:29)

本当は星三つ、余裕で獲得できるほどの、圧倒的に美しい曲なのだが、マイケル・フレクシグのヴォーカルが苦しくって仕方ない。
いいシンガーなのだが、ちょっと無理させすぎたようで、ギリギリ搾り出す高音がコミカルなほどに辛そうである。
適任シンガーでリメイクしてほしいなあ。

ULI JON ROTH-Prologue to the Symphonic Legends-Winds of War ★★★ (2002-10-04 01:40:57)

ドラマティック。
この曲のためにその言葉は存在する。
壮大な宇宙空間にひとすじ突き抜けていく白いレーザービームのように、ウリのギターが飛翔する。
こういうヒロイックなカッコよさは、人前で大音量で聴くのはさすがに恥ずかしいが、背筋から湧き上がる興奮の波を、どうしても抑える事が出来ない。
緩む口元、握るこぶし、粟立つ肌、熱き目頭。
そういう曲である。

ULI JON ROTH-Transcendental Skyguitar ★★ (2002-10-04 02:20:00)

これほどいい加減に音源を寄せ集めただけの作品が、ちゃんと高レベルの評価対象になってしまうというのは凄い。まさに孤高の存在である。
ラフスケッチやデッサンが高値で取引される画家のような、そういうレベルの存在だということだ。
しかしこのような中途半端な作品を立て続けに発表していて、大丈夫なのか?
ファンとしては、彼の音ならどんな形でも聴ければ嬉しいが、断片的にちょろちょろと音源を切り売りしていくようなやり方は、決して本人の望む所ではないだろう。
商売と創作活動のあいだで板ばさみになって、イライラしているウリの姿が想像できてしまう。
「レコード会社との約束もあるし、仕方ないから、そのへんの音源を集めてみるか。」とかいうことで、手間のかかる編集作業に労力を費やしていたとしたら、時間がもったいないので、それはいいから腰をすえてメロディックHR作品の完全版を作ってくださ
…続き

ULI JON ROTH-Transcendental Skyguitar-Sky Overture ★★★ (2002-08-01 15:05:11)

バックの演奏が機械でなければ、以降誰も越えられない不滅のインストが生まれていたかもしれない。
エレキギターの表現力の限界に迫る、魂に直結した演奏と、選び抜かれた一音の重みが、怒涛の波状攻撃で僕の眉間に襲い掛かる。
生半可にクラシックをかじっただけでは、こういう展開の妙は絶対思いつかない。
彼の努力とセンスに敬礼。
ありがとうございました。

ULI JON ROTH-Transcendental Skyguitar-Villanova Gem (2002-08-01 14:52:48)

ウリはこの曲(気楽なジャムセッションだが)について、「カリフォルニアのハイウェイを走る感じで」と言うようなコメントを残しているが、
その車に乗っているのは間違いなく東洋人だ(笑)
「ここがルート42アルか?」という感じである。

ULI JON ROTH-Under a Dark Sky ★★ (2008-09-28 16:58:00)

僕がこのサイトの「PROLOGUE~」のところに「本編はまだかい!」と苦情を書き込んだのが6年前。
そのときすでに6年待たされていたから、都合12年越しで、ついに出た本編・・・。
と、いうことになっているが、「PROLOGUE~」とはずいぶん空気感の違うアルバムである。
あのアルバムは、壮大な宇宙空間を貫く真っ白なレーザービームような感じだったが、今回はなんというか、地球的、というか、土臭い。
(あえろすみすさんも同じような指摘をなさっていますね)
民謡っぽく、親しみやすいメロディが多く登場するところなんかは、ブラックモアズ・ナイトを思い出したりした。
そういう意味で、やはり12年の歳月は長く、ウリの趣味も「枯れた味わい」に近づきつつあるのかな、という気がした。
ギターの表現力は相変わらず、というか深まるばかりで、こればかりは凡人が追走できる範疇
…続き

VAN HALEN ★★ (2002-08-16 21:23:00)

ゲイリー・シェローンは「まじめに頑張る地味な奴」だった。
EXTREME時代からそうだったはずだ。
だから、パフォーマンスだけをみたとき、当代随一のエンターテイナーであるダイヤモンド・デイヴや、アメリカを代表する豪快なロッカー、サミー・ヘイガーと比べて分が悪い事など、判りきっていた事なのである。
ゲイリー加入をプラス方向に転じさせるなら、その唯一のキーワードは、「バンドの若返り」ではなかったか。
燃え盛るようなエネルギーを取り戻し、もう一度「ヴァン・ヘイレンのドライヴィング・ロック」を聴かせてくれれば良かったのに。チャンスだったのだ、ある意味。
だから、「Ⅲ」がなぜあれほど地味な仕上がりだったのか、未だに判らない。
前作の延長線上にありながら、さらにアダルト・オリエンテッドだった「Ⅲ」の作風は、ゲイリーに「サミーの代役」となることを強いているようにも思
…続き

VAN HALEN-For Unlawful Carnal Knowledge-Pleasure Dome ★★ (2003-05-05 00:17:53)

ありとあらゆる技を駆使して、だだひたすら「グルーヴ」を発生させることに集中した、という趣の曲。
エディは、ギターが放つ、ノイズも含めたあらゆる「音」を操り、聴き手のアドレナリンをじわじわ引き出す。
何も弾いていないときの「空間」までもが何かを訴えかける、それはまさに驚異の演奏。
同じように弾けるギタリストなどこの世にいない。
凄いです。

VAN HALEN-Van Halen III-Once ★★ (2002-08-16 21:33:07)

美しいピアノの調べ、ミステリアスな歌メロ。
ゆっくり坂を登っていくように、じわじわテンションを上げていく演奏。
そして、大空に飛び立っていくような、もの凄い開放感が待っている。
あちこちで決まる、エディーによる効き目抜群のオブリも秀逸。
名曲だ。

VANDENBERG ★★ (2003-08-08 00:13:00)

上半身裸の上に白いベストを羽織って黒い大きな蝶ネクタイをするという、前代未聞の恥ずかしい衣装で、レスポールを高い位置に構えて弾いた人、エイドリアン・ヴァンデンバーグ。
後にも先にも、あんなカッコのミュージシャンは見たことがないわけだが、彼があの時期に生み出した音楽は、そのカッコ悪さを差し引いて尚、孤高の領域にある。
おねがいします。ヴァンデンバーグどの。
あの頃のステージ衣装をもう一度着ろとは申しません。
音楽性だけでも、戻ってきていただけないでしょうか?

VANDENBERG'S MOONKINGS-MoonKings ★★ (2014-04-21 02:40:26)

「彼」が動き出したと友人から聞き、懐かしさもあって久しぶりにCD屋に足を運んだ。
いやもうこれが本当に久しぶりで、最近は音楽と向かい合うことも減って、心もすっかりガビガビになっていたかもしれないが、そんな僕をふと我に返らせる力があるねえ、あの頃のミュージシャンの名前には・・・。
ふとクレジットを見ると「Sailing Ships」の曲名があり、ああ、やっぱりあの曲は彼にとって思い入れの深い曲であったのだなあと妙に納得しながら家路についた。

さて、内容だが、
彼が再始動するとして、いきなり初期VANDENBERGの方向性は無いだろうと覚悟はしていたが、やっぱりサプライズは無かったようだ。かといってMANIC EDENほど土臭い感じかというとそうでもなく、うーん何というか、安直な表現で申し訳ないが、WHITESNAKEとLED ZEPPELINの名前は誰が聴い
…続き

VANDENBERG-Heading for a Storm-Waiting for the Night ★★ (2002-07-28 15:21:49)

メロディーと疾走感が結婚すると、こういう出来のいい子供が生まれる。
曲の途中で口が半笑いの形になってしまうほどカッコいい。
エイドリアンは自身のもつこの超絶メロディーセンスに磨きをかけるほうに進んでほしかった。

VICIOUS RUMORS-Welcome to the Ball ★★ (2002-08-05 03:07:00)

このアルバムは名盤である。間違いなく。
歌が異常に上手い、バカテクツインリードが聴ける、リズム隊が弾き出すアグレッションが気持ちいい、心臓にぐさっと突き刺さるメロディーがある、等々、日本のHMファンが喜ぶファクターに満ち溢れている。
①~②の名曲ニ連発でぐっとハートを掴んでおいて、その流れのままラストまで一気に聴かせてしまう作戦も見事。
HMムーブメント末期に吹いた、最大瞬間風速だったかもしれない。

VICIOUS RUMORS-Welcome to the Ball-You Only Live Twice ★★ (2003-05-06 23:32:09)

パワーメタルのなかで一曲挙げろと言われれば、おそらくこれか。
展開の仕方もカッコいいし、歌メロも素晴らしい。
そして、全ての演奏が信じられないほどハイレベルで成り立っている。
何気ないバッキングのギターパート一つとっても、よく練られていて心地よい。
思わずニヤけるガッツポーズものの一曲だ。

VIPER-Theatre of Fate ★★ (2010-01-27 00:04:00)

ANGRAがデビューするとき、何に期待したかって、このアルバムの再現だったんですよね。
で、アンドレ・マトスはその期待に見事に応えたわけです。
(しかも演奏は100倍レベルアップ)
でもね、僕は思ったわけですよ。
演奏はシンプルでも、こっちのアルバムの方が魅力的だ、と。

VITALIJ KUPRIJ ★★ (2003-11-30 08:40:00)

ヴィタリジェー・クプリジェーだと思っていた。(笑)

WHITE LION ★★ (2002-06-08 01:58:00)

ヴィト・ブラッタは、音の質感で迫るタイプのギタリストではないが、音を並べるセンスは当代随一である。
構築されたギターソロを楽しみたいなら、ホワイトライオンを聴くべきだ。

WHITE LION-Big Game-Little Fighter ★★ (2002-12-15 00:59:52)

曲自体はオーソドックスなキャッチーソングなのだが、ギターソロがたまらない。
ヴィト・ブラッタはこういう組上げられたソロを弾かせると天下一品だ。
彼は今どこにいるのだろう。誰か彼を呼び戻してきてください。
当時彼を正当に評価できなかった事を、みんなで謝ろうじゃないか。

WHITESNAKE ★★ (2002-08-28 22:17:00)

さてお立会い。
ここに並んだ色とりどりのヘビたち、じつはぜーんぶ白蛇だってんだ。どうだい、驚いただろう?
・・・てなわけで(笑)
時代によって様々に変化してきたWHITESNAKEであるが、個人的には、どの時代にもそれぞれ聴き所があって、好きである。
デヴィッド・カヴァーデイルが非常に魅力的なシンガーであることに異論はなかろう。その個性的な味を、様々なスタイルで堪能できた事は、リスナーとして幸せであるとおもうのだ。
絶品のバナナがあれば、パフェにも入れてみたいし、バナナケーキも作ってみたい。
たとえ、「俺はやっぱりバナナパフェに限る」という人間が現れたとしても、「ケーキでもイケルかも知れない」と試みた実験そのものを否定する事は出来ないだろう。
スティーヴ・ヴァイ在籍時が一番ボロクソ言われるし、デヴィッド本人も「あれはやりすぎたかも」と思っているよ
…続き

WHITESNAKE-Forevermore ★★ (2011-03-16 02:30:39)

まずは、70年代から活躍し、あの「BURN」とかを歌ったシンガーが、未だにこういうバシバシなアルバムを作ってくれることに感謝しよう、と、最近そう思う。

それはさておき、内容のほうだが、彩り豊かなホワイトスネイクの歴史の中では、どうしても埋もれがちに思えてしまう、少し平坦な印象のあるアルバムだ。
演奏は派手だし、パワーに溢れているが、曲を印象付けるフックが少し足りない。結果、「派手だが地味」という、言ってる本人もなんだかよくわからないところに落ち着いてしまうのである。

たぶんこれは、個人的に以前から「大きい当たりのファールを連発するタイプ」だと思っているダグ・アルドリッチの作曲センスによるところが大きいのではないかという気がする。
ダグのギター弾きとしての才能に疑いの余地は無い。
このアルバムでも、安定感抜群、情感に溢れるすばらしいプレイを聴か
…続き

WHITESNAKE-Good to Be Bad ★★ (2008-09-28 17:14:00)

「いまさらこんなアルバム、誰が喜んで聴くんだ」と独り言しながら、
大変喜んで聴かせていただきました。
相変わらず、デヴィッドは歌メロが良い。
このアルバムは、それに尽きると思う。
笑ってしまうほどジョン・サイクスを意識したダグのギターも、場合によっては批判の対象とすらなってしまうレベルだが、これほど潔く「あの時代よもう一度」と演られてしまうと、もはやお祭り状態であり、つい「いいぞやれやれ!」と応援してしまう。
ところで、その昔、ザック・ワイルドやポール・ギルバートと同列扱いだったレブ・ビーチは、なんでこんなにも無視されているのだろうか。
今回も結構良いギターを弾いていると思うのだが。

WHITESNAKE-Lovehunter ★★ (2002-12-06 00:21:00)

「古きよき時代の」ホワイトスネイクが、ジョン・ロードを迎えて作成した充実期の傑作。
イアン・ペイスがまだいないのでドラムは地味だが、タメ気味の演奏がブルージーで、なんだかほんわか。いい感じだ。
しかし何がイイって単純に曲がイイ。アグレッションはないが、どれをシングルカットしてもいいぐらい、聴いて安心、素晴らしい歌メロのブルーズロックが並ぶ。
ジョンのオルガンは効果抜群。時折サクっと切り込んでくるオブリが秀逸。この人はやはり天才だ。
ミッキー・ムーディ、バーニー・マースデンの二人も素晴らしくカッコイイソロを弾く。HRギタリストは、彼ら以上に上手く弾く必要はないのではないか、とか思ってしまうほどだ。
若干ポップ味のある渋いブリティッシュHR、これは最高に好きだな。

WHITESNAKE-Lovehunter-Mean Business (2002-12-06 00:27:46)

B面一曲目。アップテンポな御気楽HRナンバー。
ポップな味で、楽しく安心して聴ける。
ジョンのオルガンソロが秀逸。即興でひとしきり遊んだ後、
転調してちょっとクラシカルなキメを入れて、ピシッと締めている。
イイ。

WHITESNAKE-Lovehunter-Outlaw (2002-12-06 00:34:52)

この曲、なんと、バーニー・マースデンが歌っている。
「ホワイトスネイクのリードヴォーカル」を任せてしまうとは・・。
この頃のWSがいかにバンドとして結束していたか、
そしてデヴィッドの心にいかにゆとりがあったかを物語っている。
肝心の曲だが、これがまたいい。特に芸はないが、歌メロがいい。
次の曲が始まった瞬間、「やっぱりデヴィッドは上手いなあ」とか
思ってしまうにしても。(あ・・・。ひょっとしてそれって作戦?)

WHITESNAKE-Lovehunter-We Wish You Well ★★ (2002-12-06 00:43:55)

究極の瞬間芸。
この感動的なメロディを、さらに発展させて長い一曲にしようとせず、
おいしいこの部分だけを小作品にまとめたのは本当に見識。
名盤のトリを務めるにふさわしい、後味爽やかな「食後のデザート」だ。

WHITESNAKE-Restless Heart ★★ (2010-02-26 03:25:00)

「Slip Of The Tongue」の曲が、実はほとんどエイドリアン・ヴァンデンバーグのペンによるものなのだということを、僕はたまに忘れる。
奇人変人ヴァイの存在感が強烈だから、あのアルバムはそのイメージしか無いが、よく聴いてみると、あのアルバム、元ネタの時点で結構ハードでヘヴィだと判る。
別に、「Gambler」のような渋い曲を、ヴァイが無理やりド派手に作り変えたというわけでもあるまい。
何が言いたいかというと、いかにエイドリアンが「ブルース回帰」を標榜したところで、あの時点では、どう転んでも初期の作風を彷彿とさせる程の渋さに戻ることは無かったのだ。
そう考えると、このアルバムで見せる恐ろしいほどの地味路線について、一体何がそうさせたのか、と首を傾げたくもなる。
ぶっちゃけ、それなりに御歳を重ねたお二人が、アコースティックアルバムを経由して、すっかり「
…続き

WHITESNAKE-Slide It In-Gambler ★★ (2002-08-09 02:38:12)

ごくごくシンプルな楽曲なのだが、異常なカッコよさを誇る。
コージー・パウエルの「タメ」の名演、デヴィッドの悩殺ディープ・ボイス、ジョン・ロードのピリリと効いてるオルガン。
大人のロック、ここに極まれり、と言っておこう。

WHITESNAKE-Slide It In-Guilty of Love (2003-11-15 23:46:46)

昔ポンキッキでやっていた「パタパタママ」に似ている。(わかる?)

WHITESNAKE-Slip of the Tongue ★★ (2002-06-26 20:15:00)

120点を求めるファンの心理が、90点のアルバムを「マイナス30点」と評価してしまったようなものか。
たしかに、古い暖簾を掲げるラーメン屋の味が変わったら、古くからの客は減るだろうが、この「新作ラーメン」が、実はめちゃくちゃ美味かったことは、食べた人間のみが知る過去の思い出である。

WHITESNAKE-Slip of the Tongue-Sailing Ships (2003-11-16 00:04:51)

「この曲はこの曲」として聴けば、すごくイイ曲だ。
これの「ヴァンデンバーグ版」は「スターカーズ・イントーキョー」でアコースティックバージョンとして聴けるが、
そっちのほうが圧倒的にイイとも思わない。
ヴァイはヴァイなりにいい仕事をしているし、彼のバージョンの方は、なんだか目の前に大海原が広がるような、そんな雰囲気があるじゃないか。

WHITESNAKE-Slip of the Tongue-Wings of the Storm ★★★ (2002-11-22 00:59:19)

VANDENBERGの曲をデヴィッド・カヴァーデイルが歌っている。と、まあ単純に言えばそういう曲で、それはすなわち最高のHRソングであるという事を意味する。
サビのメロディなど、デヴィッドが歌うなんて考えられないような北欧系の清涼感あふれるもので、スバラシイ。これははっきり言って超名曲だ。
間奏の構築感も非常に素晴らしく、このコード進行なら誰がソロをとってもカッコよく仕上がるだろう。スティーヴ・ヴァイも彼特有のヴォイシングで最高の素材を料理している。
上の方でもおっしゃっているが、これのエイドリアン・バージョンは是非聴いてみたい。

WHITESNAKE-The Purple Album ★★ (2015-06-28 19:10:48)


人間は年をとる生き物なので、こういう楽しみもある。

昔のF1ドライバーが、昔のマシンでサーキットを一周したら、
昔と同じタイムが出なかったとしても、それだけでなんだか嬉しい。

音楽の話になると、もっと話は深くなる。単にタイムを競う競技ではないからだ。
なので、僕はこういう企画をもっともっと、いろんなミュージシャンにやってもらいたいと思っている。

・・・だからこそ、あえて言いたい(笑)

・・・ジョン・ロードとリッチー・ブラックモアがダメなのは仕方なかったとしても、
せめてペイシーだけでも参加をお願いできなかったのか、と、アルバム通じて何回思ったかわからないぞコレ。
かの有名な「BURN」を例にとっても、RIOTのバージョンと比べたらよく分かる。
同じようにハイパワー、モダン化したバージョンではある
…続き

WHITESNAKE-Trouble ★★ (2010-12-15 00:32:39)

ニール・マーレイが凄い仕事をしています。

WHITESNAKE-Whitesnake ★★ (2002-08-15 00:37:00)

このアルバムに対して、どのような批判的文言を並べても、それはもはや「屁理屈」でしかない。
もし、デヴィッド・カヴァーデイルが、その生涯でこのアルバム一枚きりしか発表しなかったとしても、その名はHR史上に燦然と輝く「ゴールド・プレート」となるだろう。

WIDOWMAKER-Blood and Bullets-Blue for You ★★ (2004-01-03 23:52:26)

アル・ピトレリのギターがとんでもなく熱い。
隠れた名演とはまさにこのことで、ゲイリー・ムーアやデイヴ・メニケッティばかりが号泣ソロの達人ではないと思える素晴らしさだ。

Whitesnake ★★ (2002-08-15 00:37:00)

このアルバムに対して、どのような批判的文言を並べても、それはもはや「屁理屈」でしかない。
もし、デヴィッド・カヴァーデイルが、その生涯でこのアルバム一枚きりしか発表しなかったとしても、その名はHR史上に燦然と輝く「ゴールド・プレート」となるだろう。

YNGWIE MALMSTEEN ★★ (2002-07-17 02:44:00)

もうすでに言い古された言葉かもしれないが、最近のイングヴェイのソロには構築美が無い。
ウリ・ロートも真っ青の、完璧に計算されたソロイングは、悪夢の交通事故を機に変質してしまったように思える。
以前のように弾けない苛立ちが、「ギター上手く弾くこと」に対する執着を倍増させてしまったのではなかろうか、と、ひそかに僕は思っている。
結果、事故前よりもスキルはアップしながらも、肩の力を抜く事を忘れてしまっているのではないか。
憧れのウリ・ロートに「彼は非常に優れたインプロヴァイザーだ」とか言われて嬉しがっている場合ではない。
イングヴェイの才能はHR界の宝。
その存在はHR界の奇跡である。
100パーセントのギタープレイはもうよくわかった。
もう一度、100パーセントのメロディーを聴かせてほしい。

YNGWIE MALMSTEEN-Angels of Love ★★★ (2010-11-20 10:26:23)

既発のバラード系曲(歌モノ含む)を、エレアコ主体のインストにアレンジして新たに録音した企画盤。

基本的な構成は、バッキングをエレアコのアルペジオで奏でて、その上にエレキまたはエレアコで主旋律をかぶせるというもの。
マイケル・シェンカーの「Thank You」のような感じ。

音色が単調なので、正直退屈に感じられる部分も無いではない(オルゴールのアルバムをずっと聴いていると飽きてくる、あの感じ)が、流石に彼の生み出すメロディには、説得力がある。彼はこういうアルバムを作ることを許される才能の持ち主だと実感する。

手癖で思うままに弾きまくる速弾きソロイングから解放されて、ひたすらメロディに身を任せられるという意味で、貴重な一枚かもしれない。
アレンジに関しては言いたいこともあるし、正直100点ではないが、彼の稀有なメロディセンスを堪能できたし
…続き

YNGWIE MALMSTEEN-Attack!! ★★ (2002-09-15 00:11:00)

新譜感想のところで早々に意見を述べてしまったので、ずっと、改めてここに書き込むべきかどうか、すなわち「買い!」と言えるかどうか、迷っていた。
結論。やっぱり「買い」と言えそうである。
「ご馳走様」と、残らず完食した後、満足げに爪楊枝で歯をつつきながら、
「もうちょっとスープの味が濃いと最高だったのになあ」
とか苦情を訴える、そういう作品で、要するに、誰が聴いても若干の不満がつきまとってしまうのだが、けっして誰も「まずい」とは言えない説得力があるのだ。
「つまった当たりのホームラン」と言い換えてもいい。
イングヴェイは今、ガッツポーズでダイヤモンドを周回中だ。
ひとまず、笑顔でホームランを喜ぼうではないか。

YNGWIE MALMSTEEN-Concerto Suite Live With The New Japanphilharmonic ★★ (2004-04-01 01:09:00)

スタジオ録音の「新世紀」を聴いて、「これ、本当に演奏会で演奏できるのか?」と思っていたら、やってしまった。流石である。彼以外にこの芸当は考えられない。
しかし。
このCDの聴き所は、その「新世紀」よりも、彼のロックソングのオーケストラバージョンにある。
とくに「BROTHERS」は凄い。スタジオバージョンより何倍も良い。
オケのアレンジがすばらしいから、イングヴェイの奏でるとろけそうなメロディが一層際立つ。
ただし、これをして「純粋なクラシックファンでも楽しめる」と評するのは言い過ぎだ。
指揮者が焦るほどリズム感がアバウトなイングヴェイのギターは、純然たるクラシックミュージック愛好家の耳には少々キビシイだろう。
オケとのタイミングが合わず、ちぐはぐになってしまう場面もしばしばだし、ミストーンも結構多い。それを良しと思えるロック好きにこそ楽しめる企
…続き

YNGWIE MALMSTEEN-Eclipse-Save Our Love ★★ (2002-08-02 03:27:06)

ここのところ、イングヴェイのギターソロは、とてもそらで口ずさめる状態ではなくなってきているが、この曲のは思い出してすぐに歌える。
「ちゃーちゃらららちゃーらーらー・・・・」え?もういい?
とにかく、絶妙に構築されたソロといい、冷たく透明な空気を感じさせるヨラン・エドマンの歌といい、北欧メロディアス系バラードとして、屈指のできばえである。


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