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H・Wさんの発言一覧(評価・コメント) 251-300
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RIOT-The Brethren of the Long House
ROYAL HUNT-Paradox
Red Dragon Cartel-Red Dragon Cartel
SAVATAGE-Dead Winter Dead
SAVATAGE-Handful of Rain-Chance
SCORPIONS-Taken by Force-The Sails of Charon
SCORPIONS-Tokyo Tapes
SHADOW GALLERY-Carved in Stone
SILVER MOUNTAIN
SILVER MOUNTAIN-Breakin' Chains
SILVER MOUNTAIN-Roses and Champagne
SLASH'S SNAKEPIT-It's Five O'Clock Somewhere
SNOWY WHITE-White Flames-Bird of Paradise
SPIRITUAL BEGGARS
SPIRITUAL BEGGARS-Ad Astra
STEVE MORSE
STEVE MORSE-StressFest
STEVE MORSE-StressFest-4 Minutes to Live
STEVE MORSE-The Introduction
STEVE VAI-Flex-Able
STEVE VAI-Passion & Warfare
STRYPER-In God We Trust-In God We Trust
She-Wolf
TAK MATSUMOTO GROUP (T.M.G.)
TAKARA-Taste of Heaven
THIN LIZZY
THUNDER-Behind Closed Doors
THUNDER-Laughing on Judgement Day
THUNDER-Laughing on Judgement Day-Empty City
THUNDER-Laughing on Judgement Day-Low Life in High Places
TIM CHRISTENSEN
TIM CHRISTENSEN-Honeyburst
TIM CHRISTENSEN-Honeyburst-Jump the Gun
TIM CHRISTENSEN-Honeyburst-Right Next to the Right One
TIM CHRISTENSEN-Honeyburst-Whispering at the Top of My Lungs
TIM CHRISTENSEN-Secrets On Parade
TIM CHRISTENSEN-Secrets On Parade-Get the Fuck Out of My Mind
TIM CHRISTENSEN-Secrets On Parade-Love Is a Matter of...
TIM CHRISTENSEN-Secrets On Parade-Prime Time
TIM CHRISTENSEN-Superior
TIM CHRISTENSEN-Tim Christensen and the Damn Crystals
U.D.O.-Faceless World-Heart of Gold
UFO
UFO-Sharks
UFO-Sharks-Deadman Walking
UFO-Sharks-SERENITY(DO WHAT!)
UFO-Walk on Water
UFO-Walk on Water-Dreaming of Summer
ULI JON ROTH
ULI JON ROTH-Beyond the Astral Skies

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RIOT-The Brethren of the Long House ★★ (2003-02-04 00:37:00)

ライオットのアルバムのなかで最も好きな一枚。
雰囲気のあるオープニングが、作品世界へと自然にいざなってくれるし、
メロディーに力があって、最後までダレない。
一つのテーマにこだわって作った結果が、作品を引き締めた感じがする。
好きな曲は他にもいっぱいあるが、アルバムならこれだ。

ROYAL HUNT-Paradox ★★ (2002-06-30 11:28:00)

ドリームシアターのメトロポリスパート2のような、コンセプトアルバムとしての圧倒的な整合性はないが、ところどころで大爆発を起こす号泣の哀メロと、そのピークにゆったりと持っていく抜群の雰囲気作りが最高。
うるさいぐらいに耳を突くアンドレ・アンダーセンのキーボードプレイは個人的にあまり好きではないが、このアルバムは別格だ。

Red Dragon Cartel-Red Dragon Cartel ★★★ (2014-04-29 23:47:19)

凡人には決してまねの出来ないカッコエエギターワークを武器に世間をうならせ、
各方面から非常に高い評価を受けながら、突然最前線から消えていったリー氏。
個人的には、オジーの歴代でダントツ好きなギタリストであるからして、惜しくて惜しくてならなかった。
そんな僕が「カムバーック!」とこのサイトで叫んだのがもう10年ぐらい前になるわけだが、今になっていきなり復活するとは、まさに神出鬼没。彼のプレイ同様、非常にトリッキーな復活劇ではある。

では、ワクワクしながら新作を聴いてみましょうか、というと、実は話はそう単純でもない。

なぜなら、僕の記憶が確かならば、彼の音を聴くのは、かの前衛的な実験作品、「Fine Pink Mist」以来となるわけで、あの作品がまあ、ホントに異様だったのだ。
そんな訳で、これはもう蓋を開けてみるまで決して安心は出来ないぞ
…続き

SAVATAGE-Dead Winter Dead ★★ (2002-07-15 11:32:00)

なぜあえてこのアルバムか?答えはアル・ピトレリである。
HR界は「振り返ればアル・ピトレリ」、「気が付けばアル・ピトレリ」状態であるが、彼に「器用な仕事人」以上の評価が与えられていないのは不幸である。
彼のソロイングは完全無欠のエモーショナル・プレイである。レスポールを火を噴くほどブーストさせて、指先で絶妙にトーンを殺しつつ、号泣ハンド・ヴィブラートをきめる。その非常に官能的でしなやかな感触は、ツボにはまった瞬間のジョージ・リンチ、FAIR WARNINGのアンディ・マレツェク、一音必殺のアモット兄に匹敵する。
そんなアルのプレイが全編通して強力なスパイスになっているのがこのアルバム。こういうドラマチックなHMには最高に相性がいい。
曲の出来には少し言いたい事もあるが、アルの真骨頂を聴くためだけに買っても良いだろう。

SAVATAGE-Handful of Rain-Chance ★★★ (2012-04-13 02:22:10)

こういうことをやりたいと思うのは簡単だが、ちゃんとやれるHMミュージシャンはそういない。
そんな曲。

SCORPIONS-Taken by Force-The Sails of Charon ★★ (2003-04-28 02:41:08)

こういうギターのフレージング、空前の出来事だったのではなかろうか。
普通に弾いてちゃ、絶対思いつかないし、演ろうとも、演れるとも思わないだろう。
もし、ウリが「このフレーズは神様が降りてきて教えてくれた」と言ったとしたら、僕は完全に納得するし、その場で入信してもいい。
一体そのとき、彼に何がおきたというのか?!(ガチンコ風)

SCORPIONS-Tokyo Tapes ★★ (2002-08-24 17:09:00)

言わずと知れた、ウリ・ロート在籍時代のライブ盤。
HR史上最高の哀愁シンガー、クラウス・マイネと、
HR史上最強のリズム・ギタリスト、ルドルフ・シェンカーと、
HR史上最強のリード・ギタリスト、ウリ・ロートの、
このライブ盤を聴かずして、めしがくえるか。
くえるかってんだ、えっ?!
失礼。
クラウスの声質は天からの授かりものである。
東西冷戦を終結させた(?)この、人類史上最も切ない声を聴けば、チンパンジーでも涙を流す。
ルドルフのリズム・ギターは殺人兵器である。
0.00005秒でワンストロークを完了させる(嘘)脅威のカミソリ・リフは、ふさふさ髪の毛を一瞬で丸ハゲにかえてしまうぐらいの切れ味である。
そしてウリのギターは宇宙に届くメッセージだ。
思いっきり音量を上げれば、きっとU.F.O.が「何事か」とおもって着陸
…続き

SHADOW GALLERY-Carved in Stone ★★ (2003-05-25 22:31:00)

「ドリームシアターの、あの切羽詰った息苦しさが性に合わない」と思ったヒト、この程度ならいかがでしょうか?という趣だ。
メロディの質が、どっちかというとクサメタル寄りなので、欧州ヒロイックHMが好きだというヒトはDTやクイーンズライクよりも馴染めるかもしれない。
ただ、本当に彼らと肩を並べて語るには、何かが足りないような気がする。
ヴォーカルの歌唱力か?
演奏技術か?
いや・・・。
個性、かな?

SILVER MOUNTAIN ★★ (2002-06-27 01:34:00)

ヨハンソン兄弟の在籍したバンドとして有名だが、ここの真骨頂はヨナス・ハンソンだ。
ウリ・ロートの起承転結ソロイングを正確に受け継いだギタープレイは、現在のイングヴェイには望むべくも無い、圧倒的な構築美を放っている。
歌自体は凡庸なものが多いが、その分、聴き手のピークがギターソロに集中する。このあたりの微妙なカタルシスも、エレクトリック・サンあたりに通じるものがある。

SILVER MOUNTAIN-Breakin' Chains ★★ (2002-08-08 22:57:00)

去年突然発売された、80年代の伝説的北欧HRバンドの再結成作品。
ヨハンソン兄弟がイングヴェイがらみで名を上げていたし、伝説の内容も濃かったので、もう少し話題になるかと思ったが、局地的な小爆発で終わったのは不思議だ。
「あいつらのアルバムをもう1枚聴きたかった」というファンの要求に対する回答としては、パーフェクトに近い内容を誇る。
演奏はかなり上達しているが、発散している雰囲気は、チープな部分も含めて「SHAKIN' BRAINS」そのまま。そのあたりは確信犯的音作りだ。
オーソドックスな曲の中でギラリと光るソロイングが、ホント、素晴らしい。
・・・しかし、あれほど凄い伝説的アルバムのPART2と言ってもいいアルバムだったのに、あんまり爆発しなかったよなあ。
ファン心理はこのへんが難しいのだ。

SILVER MOUNTAIN-Roses and Champagne ★★ (2006-06-06 23:37:00)

今になって、結構高値で取引されているらしいアルバム。
裏ジャケのメンバー写真が笑死寸前なのは、何も彼らが悪いわけではない。そういう時代だったのだ・・とか言ってみる、懐かしい作品。
ヴォーカルには賛否両論あるようだが、ハッキリ言おう。彼は思いっきりヘタッピである。音程が怪しすぎるし、抑揚の付け方が酷い。せーらさんもおっしゃる3曲目は特に凄まじい。せーらさんは笑って済ませられるオトナな方だが、僕は思わず眉間にしわを寄せ、口をイーってして耳をふさいだ。
そうそう、それはそうと、すりっぷのっとさんもおっしゃるように、5曲目の出来だけが飛びぬけて高い。かっちょえー曲だ。
ま、僕はヨナスのギターソロだけでメシが何杯でも食えるひとなので。

SLASH'S SNAKEPIT-It's Five O'Clock Somewhere ★★ (2002-06-30 11:00:00)

スラッシュは、類まれなるギター巧者である。
彼独特のタイム感から繰り出される、情感たっぷりの、粘り気のあるリードプレイは、どれほど速く、複雑なフレーズになっても、その「妖気」を失わない。

レスポールのもつ要素を凝縮したかのような、最高の音質も、光っている。

そしてこのアルバムを聴くと、GN'Rの各要素の中で、最も売れた音楽的要素が、スラッシュの持ち込んだものであったと気付く。
アクセルがその後、未だ「音」を見つけられずにあえいでいるのも当然か。

SNOWY WHITE-White Flames-Bird of Paradise ★★ (2015-04-27 11:17:55)

ハードロックファンの間では必ずといっていいほど「元THIN LIZZYの」という前置きがつくギタリスト、スノウィ・ホワイト氏の名曲。
この曲、実は当時イギリスでかなりヒットして(たしかチャートで6位ぐらいまでいったはず)、いまだにYOUTUBEなんかで彼の名前を検索すると、アタマにこの曲が挙がってきたりする。
AOR調のスローでブルージーなバラードナンバーで、彼自身が歌っている。
ささやくような歌い方であり、決して上手い歌とは言えないのかもしれないが、雰囲気にはぴったりとハマっていて、夜のドライブなんかで聴くとちょうど良い感じのオトナなナンバーである。
個人的にはギターソロも好物。ぱっと聴く分には、なんてことはないフツーの演奏だが、音の選び方とか揺らし方にとても味わいがあり、心地よくツボを刺激する感じ。
ロジャー・ウォータースが彼を好んだ理由が何となく分かる
…続き

SPIRITUAL BEGGARS ★★ (2002-12-17 02:04:00)

クリストファー・アモットのARMAGEDOONのところに、「兄のスピリチュアル・ベガーズよりも日本のファンに受けるだろう」って書いたら、こっちの方が数倍爆発してしまった。たははは。
「判りやすい」のは明らかに弟の方なのだが、70年代のHRルーツを、その精神性にまで踏み込んで解釈しなおし、現代音楽シーンの中にあっても埋もれてしまわない新鮮な切り口で復活させたマイケル兄やんに、多くのファンが「HR再浮上の希望」を見出した、というところだろうか。
B!誌の大プッシュも、単に彼らの音楽のクォリティが高かったから、という以上の、戦略的意図を感じた。
たしかに、もはや70、80年代の「古き良き」HR/HMをトレースするだけでは、我々のようなオールドファンを喜ばす事しか出来ず、結局シーンの弱体化を食い止めることは出来ない。その点、HRの達人、マイケル・アモットはさすがに上手い。この音
…続き

SPIRITUAL BEGGARS-Ad Astra ★★ (2003-04-22 10:38:00)

実はON FIRE、まだ聴いていませぬ。
というのも、このAD ASTRAを聴いたときの「どうにも消化不良な感じ」が、レジへと向かう足を引き戻そうとするのです。
いや。いいアルバムなんです。カラダ全体を揺さぶるかのような凄まじいグルーヴと、曲を展開させたときの強烈な右フックは、ハードロックが本来持つべき殺傷威力を完全に体現しています。楽器を武器に変えたようなサウンドです。
ただ、僕は80年代の過剰装飾気味サウンドを餌にして育ってきた世代なので、アモット兄さんの趣味と多少食い違うのでしょう。どちらかといえば、弟、クリストファー君の方が世代が近い。よって、ARMAGEDDONはど真ん中ストライクです。
とはいえ、やはり凄いアルバムです。
いずれON FIREも聴きたいのですが、お小遣いが少ない・・・。

STEVE MORSE ★★ (2002-08-15 10:25:00)

↑おっしゃるっ通り。(握手した事はないが)
くわえて、この人の場合、自分の「型」を持っている事も素晴らしい。
あの、クロマチックな速弾きを聴いただけで、「おっ、モーズだな」と納得してしまう。
・・・それにしても完璧なトーン・コントロール。「正確でありながら有機的」という印象を与えるのは、この絶妙に制御されたトーンのおかげである。

STEVE MORSE-StressFest ★★ (2002-08-15 10:15:00)

美しい音質にまずは圧倒されるが、内容も素晴らしい。
豊富な音楽的素養に裏打ちされた多彩なメロディを、完璧にコントロールされたトーンで弾き出していく。
泣きのインスト「4 MINUTES TO LIVE」は素晴らしすぎて声も出ない。
輸入盤を買ってしまったため、「ハイウェイスター」のカヴァーを聴いていないのが心残りだ。

STEVE MORSE-StressFest-4 Minutes to Live ★★★ (2003-01-27 00:08:57)

神聖なる鼓動を思わせる、ゆったりとしたバスドラムが響く中、スティーヴのえもいわれぬ美しいギター・トーンが神秘の音色を奏でる。
生命力に満ちたヴィヴラートの波長が、紺碧の空間をぬくもりで満たしていく。
・・・ああ、これは素晴らしい。
なんというギターを弾くのだ、彼は。

STEVE MORSE-The Introduction ★★ (2006-06-06 22:17:00)

フランケンシュタインのような改造ギターを持ったスティーヴのジャケットも初々しい、SMBのファースト。
洗練と円熟の極みにある現在の彼と比べると、若干トゲトゲしいというか、荒さの残る演奏ではあるものの、上手さはすでに半端じゃない。キャラも確立している。
「モーズを知りたい」と思った時、最初に買うべきアルバムではないような気はするが、好きなら文句無く押さえるべき、という作品。

STEVE VAI-Flex-Able ★★ (2003-11-13 01:36:00)

キャリアを重ねるにしたがってどんどん難解になっていくミュージシャンは多いが、
この人の場合、ソロ一作目(だよね?)のこれが、最も前衛的で難解だ。
このアルバムに比べれば、ほかの全てのアルバムはマトモだと思う。
アタマがおかしくなってしまいそうな、不思議なメロディ。
どこまで本気かわからないような、不協和音。
どうやっているのか、全くわからぬ変な音。
延々言葉をしゃべり続ける、宴会芸すれすれのギター曲芸。
ギターに限らず、ありとあらゆる手段を用いて、地球上の音楽と思えないような、まさに唯一無二の世界を描き出している。
このアルバムで表現したことを、以降のキャリアでわかりやすく謎解きしてくれているのではないか、そんな気さえしてくる、「奇人スティーヴ・ヴァイ」の最高峰。

STEVE VAI-Passion & Warfare ★★ (2002-08-15 09:47:00)

ブルーズっぽい「泣きのギター」だけが感情表現の全てではない、と気付かせてくれたアルバム。
新しい技術を積極的に取り入れ、素晴らしいセンスでそれを消化していく様は、非常に高いミュージシャンシップを感じる。凡人の僻みを生む傾向にあるようだが、ピッチシフターやディレイなどのエフェクトを、ここまでセンス良く使用できるミュージシャンを、僕は他に知らない。
オール・インストのアルバムを、ここまで多彩に、飽きさせることなく聴かせるのは至難の業だ。
歴史に名を残す、黄金のインストアルバムだと思う。

STRYPER-In God We Trust-In God We Trust ★★ (2002-08-05 09:27:23)

「水晶のようなヴォーカル」と形容するならマイケル・スウィートだ。
この曲でマイケルは、なんと、高いほうの「C」(ド)の音をストレスなく弾き出すという荒業をやってのけている。
(さらになんとDまで行っちゃってる曲もある!)
ちなみに、かのグラハム・ボネットでG(ソ)、マーク・ボールズやジョン・ウェストですらA(ラ)あたりで精一杯だ。
声が高けりゃ良いってもんじゃないが、こういうメロディックな疾走ナンバーのここぞという時にやられると、思わず黒板を爪で引っかかれた時のような顔になってしまう(いい意味です)

ちなみにストライパーの衣装のシマシマは、パンツのほうだけでも縦にするべきだった。
足が異常に短く見えて笑える。

She-Wolf ★★★ (2002-10-16 01:46:02)

デイヴ・ムスティンは天才である。
耳を惹きつける強烈なフックをもつ、歌謡的魅力に溢れたHMをやらせたら、この人と、ピーヴィー・ワグナーは双璧だ。
この曲は間違いなく、超の付く名曲。歌メロの味わい深さが半端ではないうえ、曲展開とギターハーモ二ーが素晴らしい。
隙間のあるシンプルな音作りも好ましい。ごちゃごちゃとうるさいだけの、混沌としたヘヴィー・サウンドは大嫌いだ。

TAK MATSUMOTO GROUP (T.M.G.) ★★ (2004-05-07 00:09:00)

いくらなんでもこのバンド名はやりすぎだ(笑)
コミックバンドかと思った。

TAKARA-Taste of Heaven ★★ (2010-08-10 00:17:00)

かの頃には、いろんな所で名前を見たジェフ・スコット・ソート氏。
いわずと知れた、イングヴェイの「ライジングフォース」初代ヴォーカルであるが、
彼は本当に歌メロが巧みで、歌唱にパワーも色気もあり、平たく言えば「良いヴォーカル」だ。
アクセル・ルディ・ペル氏のところとか、タリスマンとか、いろいろ参加しているが、
僕はこのTAKARAが一番好きかもしれない。(邪道といわれるかもしれんが)
古くは産業ロックと呼ばれた、あの辺りの薫りが漂う作風で、メロディがしっかりしているので、聴いて安心。一瞬フォリナーかと思う曲もあるが、まあいいだろう。僕はフォリナー好きだし。
ただ、ギターの音だけは何とかして欲しかった。
2万円のマルチをミキサー直で録ったようなガチャガチャした音で、演奏自体がギリギリだということもあって、けっこうキツイものがある。

THIN LIZZY ★★ (2002-10-16 02:23:00)

フィル・ライノットのカッコよさは本物だ。
なにが良いって、独特の世界を生み出す歌詞が最高。
しかも韻の踏み方とか、歌メロへの言葉の乗せ方が飛びぬけてうまい。
呪文のような歌唱が、凄いグルーヴを発生させている。
シン・リジィはメロディアスだ、という風評を聞いて、なんだかピンとこなかった僕。
「この歌のどこがメロディアスなんだ?」と。
しかし最近、フィルの歌のカッコよさに吸い寄せられるように、作品にハマっている。
インストパートのメロディーのよさも、際立って聴こえてきた。
このところ、無性にカッコいいと思うバンドである。

THUNDER-Behind Closed Doors ★★ (2002-07-12 08:53:00)

THUNDERは良い仕事をしている。
たぎるようなアグレッションを期待する向きには不適だが、BEATLESをバックグラウンドに挙げるミュージシャン特有の、コード選びの妙は、聴き手の体の芯から感情を引っ張り出す力を楽曲に与える。
とりわけこのアルバムは、楽曲の多彩さと、その完成度の高さで、誰にでも安心してお勧めできる高品質版だ。
誰が聴いても、最低1曲はハマる曲があるだろう。

THUNDER-Laughing on Judgement Day ★★ (2003-05-07 01:19:00)

信じられない事に、このアルバム、現在廃盤なのだそうです。
まあ、そりゃあね。BEHIND~とかに比べりゃ、多彩さ、充実度ともに一歩譲るかもしれん。
「英国産」の地味な一面が、思いっきり表面化してしまった一枚と言えない事もない。
しかし、これ、大英帝国の湿った感触を愛好する向きにとっては、まさにバイブルといえるほどの、「100パーセント霧のロンドン」な一枚だったのと違うか。えっ!?
・・・失礼。
とにかく、このアルバムにはEMPTY CITYとか、LIKE A SATELLITEとか、そういう大事な曲が入っている。
もし中古屋で見つけたら、即刻捕獲しよう。

THUNDER-Laughing on Judgement Day-Empty City ★★ (2003-05-07 01:45:31)

コレを聴いて、「ああ、なんて退屈な曲なんだ」と思う人もいるかもしれない。長いし。
だが個人的には、この曲の途中でスキップボタンに手を伸ばした事など、一度たりともない。
これは、心に冷たく流れ込む隙間風を、抜群の表現力で描き出した一大絵巻だ。
特にダニー・ボウズの歌は、カラダの芯まで、止め処なく染み渡る。ここまで見事な歌唱は、そうめったにお目にかかれない。脱帽。

THUNDER-Laughing on Judgement Day-Low Life in High Places ★★ (2003-05-05 01:18:23)

なんだか胸にぐっとくる、懐かしいような、切ないようなメロディ。
コレを聴いたとき、僕は何故か古びて朽ち果てた工場のようなものを思い浮かべて、たとえようもなく寂しい気分になった。
じめっと湿った質感。色彩感を失ったような、妙に心を締め付けるその感覚は、それまで味わった事のない不思議な寂しさだった。
「英国人特有の湿った味わい」と言い換えることが出来るか?
いや、WHITESNAKEにもFMにも、そんな感覚はなかった。
THUNDERだけが生み出した、それはそれは不思議な哀愁メロディだった。

TIM CHRISTENSEN ★★ (2003-08-07 23:12:00)

おねがいです。日本に来てください。
チケット、3万円でも買いますから。

TIM CHRISTENSEN-Honeyburst ★★ (2003-10-19 16:27:00)

世紀の天才ティム・クリステンセンのソロ2ND。
前作が、失恋の悲しみを100パーセント表現したアルバムとするなら、
このアルバムはもうすこし思慮深い、オトナな感じのアルバムだ。
DMLで時折みせたような、エッジの立った攻撃性はすっかり影をひそめているものの、
そのメロディーは相変わらす他の追随を許さない。
60年代風にアレンジされた音世界の中で、彼の紡ぎだす甘く切ないメロディが、
聴く者のハートをゲッチュー。(意味不明)
HRに拘るなら、もう彼に用はないかもしれないが、
ひとりの音楽ファンとして、全てのひとにおすすめしたい。

TIM CHRISTENSEN-Honeyburst-Jump the Gun ★★ (2003-10-19 16:35:47)

奥田民生あたりが好きそうな(笑)ここちよい響きのロケンロー。
ワウを使ったティムのギターソロが大変よろしい。

TIM CHRISTENSEN-Honeyburst-Right Next to the Right One ★★★ (2003-10-19 16:50:25)

本国デンマークではTVドラマの主題歌に使われ、大ヒットしたそうな。
デンマーク人は趣味がいい。

TIM CHRISTENSEN-Honeyburst-Whispering at the Top of My Lungs ★★ (2003-10-19 16:43:20)

ブリッジのメロディーが天下無敵の響き。
壊れたフランス人形が踊っていそうな破壊的なサビがなんともすごい。
ティムのヴォーカルが素晴らしい。

TIM CHRISTENSEN-Secrets On Parade ★★ (2002-07-06 01:15:00)

元DIZZY MIZZ LIZZYの中心人物、ティム・クリステンセンのソロアルバム。
HR界随一の「引っかかり職人」の面目躍如たる強烈なフックで、僕のハートを鷲掴みである。
キャッチーでアップテンポな2曲目の存在が、なんとか手首に当てたナイフを停めさせているが、全体の空気は深いセピア色。
彼ほど奇跡的な才能の持ち主に、これでもかこれでもかと泣かしにかかられると、もはやこちらには手の施しようが無い。
ただただ涙するばかりである。

TIM CHRISTENSEN-Secrets On Parade-Get the Fuck Out of My Mind ★★★ (2002-07-06 01:25:36)

この曲は凄い。
彼のセンスは本当に凄い。

TIM CHRISTENSEN-Secrets On Parade-Love Is a Matter of... ★★★ (2002-07-06 01:45:22)

アコースティカルでシンプルなナンバー。
彼がBEATLESの影響を受けていたのは有名だが、この曲をBEATLESが発表していたならば、世界的に有名なスタンダード・ナンバーになっていた可能性がある。

TIM CHRISTENSEN-Secrets On Parade-Prime Time ★★★ (2002-07-06 01:59:34)

ドラマティックで哀愁あふれる号泣ナンバー。
演奏者本人が泣きながらこぶしをまわして歌うような曲も、泣けるには泣けるが、この曲のように、セピア色の雰囲気あるメロディーを淡々と歌い上げられるほうが、体の芯から震えるような感覚を味わえる。
夕日を浴びながらこの曲を聴けば、過去のいろんな思い出が、一気に噴出してしまうはずだ。

TIM CHRISTENSEN-Superior ★★ (2010-09-05 04:01:00)

このアルバムが、現在日本国内で正規販売されていない事には合点がいかない。
前作も、その前のファーストも、僕は心待ちにして発売日に買ったクチで、
セールス的にはそんなに悪くなかったはずだし、DMLの日本での人気を考えると、
ここをスルーするレコード会社の考えは理解不能だ。(いろいろあるんでしょうけどね)
ま、地球が狭くなったお陰で、なんとか無事に手に入れられたが、
これがもし本気で入手不能だったりしたら暴動起こしてたぞこのやろうw
さて、この作品は、前作から続く、素朴なメロディで構築されたソフト路線のポップアルバムであり、もはやここで語ることさえ憚られるほど、エッジが無い音楽である。
しかし、天下無敵のメロディ作成能力はもはやゲージュツといっていいほどの高みに昇華されており、その点については疑問の余地が無い。
「India」をはじめとして、胸
…続き

TIM CHRISTENSEN-Tim Christensen and the Damn Crystals ★★★ (2013-09-13 22:12:13)

ソロ活動でその才能を遺憾なく発揮していたティム・クリステンセンがバンド名義で発表した最新アルバム。
ティム以外のメンバーが作品にどのような影響を与えているのかはよく判らないが、
ここのところメロウでスローなポップ作品を連発していた事を考えると、一曲目にいきなり飛び出すドライブ感が、「ロックバンド」を意識させ、何とも嬉しい。
彼はすっかり「ポップ男」になってしまったと思っていたが、熱い血はちゃんと残っていたのか、という感じ。
それにしても、相変わらず、他の追随を寄せ付けない圧倒的な作曲能力にはただ感嘆するのみ。
ありきたりのコード進行、どこかで聴いたことのあるような歌メロなどとは全く無縁の、
それでいてどこか安心できる、彼にしか生み出せない世界がここにはある。
時代の流行に左右されない、大音量でクルマから音が漏る音を誰に聴かれても恥ずかしくない希有
…続き

U.D.O.-Faceless World-Heart of Gold ★★ (2002-08-04 09:33:54)

みなさーん。
マティアス・ディートを忘れてはイケマセン。
ウド・ダークシュナイダーの暑苦しいヴォーカルに対する一服の清涼剤。マティアス・ディートです。
彼のソロは歌えます。
「ちゃらららーらー」え、もういい?
急がず、慌てず、流麗です。ちゃんとコードとメロディーの関係を構築できるヒトです。このあたり、ヴィト・ブラッタに通じるものがあります。
そんなわけで、この曲、ノリは軽いけれど、名曲です。

UFO ★★ (2002-10-09 00:41:00)

SHARKSの裏ジャケの、マイケル・シェンカーのカッコが凄い。
ZZ TOPみたいなひげ、ニットの帽子、ノースリーブのフリースジャケット、二の腕には茨の刺青。しかもなんと、額にHUNTER×HUNTERの「団長」みたいなワンポイント刺青まで入っている。
圧倒的にヘンである。
他のメンバーの姿があまりにも普通のナイスミドルなだけに、余計に目立つ。
一体どうしてしまったというのだ?あまりにエキセントリック過ぎるじゃないか。
何かが起こる予感がするなあ。

UFO-Sharks ★★ (2003-01-06 14:03:00)

02年のベストアルバムに投票しておいてこういうのもなんだが、
はっきり言って傑作とは言いがたい。
全体的に歌メロに起伏が無いし、コード選びにマジックも感じられない。
しかし、時折大爆発を起こすマイケルのギター・メロディーが至福の一瞬
(ほんの一瞬)を運んできてくれる。
その一瞬の為に、長い長い「前フリ」を我慢できるか?
これがこのアルバムの評価の分かれ目だ。

UFO-Sharks-Deadman Walking ★★ (2002-10-01 23:27:47)

アルバムのハイライトはこの曲だ。
この曲は雰囲気のあるアルペジオのイントロから始まって、ヘヴィーなカッティング・リフへと移行するが、このリフの切れ味が凄い。兄ルドルフのプレイに匹敵する。
歌メロ自体はどうということも無いが、例によって、サビの裏でマイケルが非常に味のあるメロディーを奏でていて、さらにギターソロ導入部のクリーントーンの旋律が悶絶だ。
心臓が洗濯されるような、素晴らしい瞬間である。

UFO-Sharks-SERENITY(DO WHAT!) (2002-10-01 23:17:07)

フィル・モグの、切なくブルージーな歌唱から始まる、湿っぽい雰囲気いっぱいの曲。
サビで奏でられるマイケルのカウンター・メロディーが素晴らしい。
もう少し気の利いた歌メロが付いていたら、凄まじい曲になっただろうに。

UFO-Walk on Water ★★ (2003-11-30 08:31:00)

「DREAMING OF SUMMER」が収録されている。
それだけで買う価値があるアルバムだ。
全体的にみると、マイケルのギターは若干抑え気味(それでも色気は強烈)だが、味のある楽曲群がそれを補って余りある。
全盛期までさかのぼっても、純粋に楽曲の出来に関して考えれば、総合的にこのアルバムがベストだと思う。

UFO-Walk on Water-Dreaming of Summer (2002-06-09 10:22:18)

サビに至るコード進行が秀逸。これで鳥肌が立つ。
マイケルのオブリも良いところで決まる。これで涙腺が緩む。
ムード満点の良い曲だ。

ULI JON ROTH ★★ (2002-10-04 01:02:00)

批判覚悟で言わせてもらうなら、ウリ・ロートは、長い長いソロ活動において過去一枚も「マトモな」作品を発表していない。
エレクトリック・サン時代は、本人による歌唱が作品に決定的打撃を与えているし、復活後の一枚目は見切り発車的な、文字通り、プロローグであり、2枚目も、デモ音源のかき集めに過ぎない。
僕がいいたいのは、「SYMPHONIC LEGEND」の本編は一体いつになるのか?という事だ。「PROLOGUE TO~」は本当に凄い作品だった。
未完成ながら、「ウリ・ロート製、歌えるヴォーカリストがちゃんと歌ったメロディックHR」が史上最強であることを確信させる内容だった。
あれが完璧な形で世に出たら、まさに「パーフェクトジオング」状態だ。(若い人、判るか??)
それとも、ジオング同様(しつこい)、完全版は幻で終わってしまうのか?
彼の発表する音源なら何でも聴
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ULI JON ROTH-Beyond the Astral Skies ★★ (2003-12-30 22:30:00)

上のライキチさんのレヴューは名文だと思う。
さておき、このアルバムははるか昔に当時の友人に貸したっきり帰ってこず、それ以来耳にしていない。
しかし、僕の記憶には、いまだ鮮烈に「WHY?」とか「WHAT IS LOVE?」とかのメロディが焼きついている。
特に「WHAT IS LOVE?」のギターソロはいまでも頭から完璧に歌える。
チャーラーララララーラララーチャーチャーチャーチャラララ・ラ・ラ・ラー・・・・
(以下陶酔)
追:
その後、どうしてもこのアルバムが聴きたくなって、中古で買いなおした。
十数年ぶりに聴きなおしたわけだが・・・。
「このアルバムはこれほど素晴らしかったか?」と、息を呑んだ。
あたりまえだが、特にギターが凄い。
復帰以降のヴァイオリン的な演奏よりも、ロックっぽいエッジが際立っていて凄味がある。速いパッ
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