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American Idiot / GREEN DAY
東京限定 ★★ (2004-09-23 20:41:00)
コンセプト・アルバムというだけでそそられる。
フーやピンク・フロイド、クイーンズライチ、ビートルズ、キンクス等が思い出されるが、
昔のバンドに集中しているのは、それだけインパクトのある作品が少なかったということ。
今作は「セイント・ジミー」を主人公に彼の生涯を語っている。
今までのポップスは失わず、無理なく3人が演奏して、聴いていてノれる曲ばかり。
最大の目玉はやはりJesus Of SuburbiaとHome Comingの2つの組曲だろう。
9分もある組曲だけにだらけそうな所を、うまくまとめてあって飽きない。
音源が盗まれたり、久しぶりの作品なのに、高い完成度を誇っている。
90年代パンクの集大成を火付け役が成し遂げた。
DOOKIEは間違いなく大名盤だが、今作はそれとはまた違った形の大名盤だと思う。
久しぶりにパンチのあるものを聴いた。
次の作品が非常に楽しみになってきた。

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