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Stone Sour / STONE SOUR / STONE SOUR
Usher-to-the-ETHER ★★ (2004-06-01 21:04:00)
SLIPKNOTのCoreyとJamesが中心となったプロジェクト、STONESOURの1stアルバム。
とにかくみなさんの言う通り、Coreyの歌声が凄く良いです。SLIPKNOTで見せたようなシャウトの他にもメロディアスに歌い上げる所もあり、また疲れ切ったように呟く所やわめき散らすような所など、かなり表現力のあるボーカリストである事を再認識できます。
ただ、プッシュされている2曲「Get inside」や「Bother」などは緩急の点でも極端なもので、アルバムを通して聴くと似たようなテンションの曲が続く所が多く構成的にやや不満が残る所もありました。
でも「Inhale」の疲れきったような絶望感に満ちた曲、「Tumult」「Inside the cynic」の疾走感などはかなりかっこよく、「Monolith」のようなシャウトが殆どないハードロックもあり「SLIPKNOTは激しすぎるのでちょっと…」という人でも楽しめるアルバムだと思います。
インタビューでは「Superego(このバンドにつけられる予定だった名前)の曲の殆どは屍体愛好について歌っている」という発言をしていたようですが、私が歌詞を読んでいて感じたのは人間的な悩みや怒りでした(「Inhale」なんて悲惨な歌詞だ…)。歌詞、バンド名変更にあたって書き直したのでしょうか?

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