この曲を聴け! 

The Thrill of It All / THUNDER
酒とバラの日々 ★★ (2005-02-22 22:41:00)
96年発表。クオリティは勿論高いんだけど、いまいち地味な存在のアルバム。
ベスト盤「THEIR FINEST HOUR」をリリース後、EMIからドロップアウトを食らい、本作はインディーズでのリリースを
余儀なくされてしまいました。「BEHIND CLOSED DOORS」があれだけの傑作だったのに(しかも全英4位)…
なので彼らにとっては起死回生のアルバムになるはずだったのですが、残念ながらそれは叶いませんでした。
もう英国ロックシーンに彼らの居場所はなかった…と。
でもインパクトこそ前3作に譲りますが、曲はどれもサンダー節全開でダニーのボーカルは相変わらず素晴らしい。
ちょっとベタだけど美しいバラード「LOVE WORTH DYING FOR」、シングルにもなったクールでメロディアスでブリティッシュな「DON'T WAIT UP」、
ライヴのオープニングの定番になった「WELCOME TO THE PARTY」をはじめ、「PILOT OF MY DREAMS」「LIVING FOR TODAY」
「THRILL OF IT ALL」「YOU CAN'T LIVE YOUR LIFE IN A DAY」…などなど、楽曲は粒ぞろい。

→同意