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Heartbreak Station / CINDERELLA
殺戮の聖典 ★★ (2009-01-24 18:32:00)
ドブロやマンドリン、サックス、ピアノといった楽器をふんだんに使用し、前作で見られたブルーズ懐古主義を更に強く推し進めた'90年発表の3rd。
アメリカの大地に根差したかのような土着色の強いサウンドはHR/HMファンには受け入れにくいかもしれないが、個人的には彼らが本物のロックン・ロールを聴かせることのできるバンドであることをはっきりと再認識させられた好アルバムである。
バンドの華やかな色彩を感じさせる御機嫌なオープニング曲「THE MORE THINGS CHANGE」、ブルーズの渋さとロックン・ロールの華やかさが同居したリーダー・トラック「SHELTER ME」、悲哀を感じさせる切ないメロディのバラード「HEARTBREAK STATION」、スリリングなギター・リフを持つ「LOVE GONE BAD」を始め、ファンキーな「LOVE'S GOT ME DOIN' TIME」、女声コーラスがいかした「SICK FOR THE CURE」、カントリー・ソングと言える「ONE FOR ROCK AND ROLL」、呪術的な雰囲気漂う「DEAD MAN'S ROAD」、軽快なテンポを刻む「MAKE YOU OWN WAY」、BEATLESの「COME TOGETHER」を彷彿させる「ELECTRIC LOVE」、トムの優しげな歌唱が印象的な「WIND OF CHANGE」といった楽曲は、地味ではあるが聴けば聴くほどに味が出る。

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