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Missa / DIR EN GREY
Usher-to-the-ETHER ★★ (2004-06-26 04:11:00)
正直言って音がスカスカ、ボーカルは滑舌が悪く「た」と「ちゃ」が区別できてなく
甘えっ子みたいに聴こえたり声が上ずっていたり、歌詞は前身バンドや黒夢からの影響が
抜けきれていなかったり首を傾げる所も多々ありますが、
それを補って彼等の才覚が噴出したアルバムだと思います。
①のギターリフとリズムの絡みや②のベースライン、③の叙事的な歌詞とメロディアスなギターソロ、
⑤のポップ性など耳を惹かれる要素がたっぷりと詰まったアルバムで、
特に①のリフなんかは今の音が重くなったDirを知ってしまった今でさえもかっこいいと思えます。
またこのアルバムを通してのアングラ的な雰囲気はメジャー流通の
どのアルバムよりも勝っているように感じます。
ただ、全曲ともメロディアスなので、⑥の後辺りに最高にカルトで
偏執的な楽曲が入っていたらもっと良い作品になっていたようにも思いました。

→同意