この曲を聴け! 

KORN
0フレット ★★ (2003-01-17 02:01:00)
お邪魔します。 というのは、私は特別KORNのファンではないからです。
どちらかと言うと、1・2作を聴いて飽きてしまった方の人間です。
ボーカルとしての「魂の叫び」みたいなとこでは、昔(詩人、狂人)と言われたジム・モリソンというVoがいました。 かなり時代が違うので、全く
同じではないのですが、「語り、絶叫」という部分では共通点を感じます。
ただ、KORNとDOORSの違いは「曲」でした。 サスガニ7弦ギターの重さは
凄いのですが、曲というより「演劇」に近い、KORN劇場を聴いているよう
な感じが強く、それが×でした。で、つい最近友人が新作を聴いてみてくれ
というので、「今更KORN?」と思ったのですが、プロディューサーを聴いて!おっ!じゃあ聴いてみる。という事で、久しぶりにKORNを聴いてみたわけです。
どのバンドのファンでも初期からのファンは必ず新作にも「前作の延長上」
を心のどこかで望んでいるものです。反面、アーティスト側は枚数を重ね
る度に「マンネリ化」との葛藤が強くなるものです。例えば大きなメンバー
チェンジも無く、曲調が変わった。 メタリカのサイトはこの事のカキコ
が殆どです。 なぜ、新作で「マイケル・ヘイボーン」をP・Dに起用した
か。 KORNなりにマンネリを感じていたのではないだろうか。
彼は、以前「サウンドガーデン」で、やはりイマイチ弾け切れないバンド
をブレイクさせた、ソレまでの曲より数段アカヌケタ曲が何曲も収録された
アルバムを作った。 聴きやすい=商業主義 この公式は必ずどのバンド
も1度は背負う十字架で、個々のリスナーが自分の中で消化していくしか
無いのではないかな。 一つ私が確信しているのは、「ヘイボーン」は
サウンドガーデンでも、オジーのアルバムでも、必ず前作からの変化を
テーマとしているけど、よーく聴いていると実はそのバンドが昔から築き
上げてきた良い部分はしっかり理解して、それを生かしながら、手を加え
ている事が分かるんだけどなあ・・・。
でも俺からすれば、「UNTOUCHABRES」は十分KORNじゃなきゃ作れないサウンドだと思うんだけど。

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