この曲を聴け! 

Camino Palmero / THE CALLING
Bananas ★★ (2003-12-19 01:25:00)
90年代のアメリカンロックは、80年代そのままの路線でやってる
Aerosmith、Bon Jovi、Van Halen以外、はっきり言ってつまらん!!
・・・という意見の僕。
このアルバム、後輩に薦められたんですが、アメリカンってことで、
今のアメリカンロックにはびこる悪しき風潮であるモダンヘヴィネスやオルタナや
ミクスチャー、グランジだったら絶対つまらんぞ~、と勝手に思いこみ、
ちょっと聴き始めるのに二の足踏んでました。
が、しかし!!どうでしょう、このポップ度!
ヴォーカルも、この路線にありがちな甘い系の声(Nelsonとか、Cheap Trickとかが代表例)
ではなく、低音域を感情豊かに歌い上げてます。そこが確固たるこのバンドの個性のひとつです。
サウンドそのものはけっこう今風なんですが、ポップなアレンジ&哀愁メロにより、
決して無機的にならず、人間の温度をしっかりと感じます。
この路線なら捨て曲が3~4曲あっても許せるんですが、曲の方が、これまた高水準!!
この路線、つまり人間味溢れる感覚を前面に押し出した、ポップで万人受けする路線が
アメリカでまた流行ってくれたらいいのになぁ。
がんばれ、The Calling!!
→同意