この曲を聴け!
JUDAS PRIEST
ひょうすべ ★★ (2004-05-20 13:11:00)
連続カキコすいません。長くなりそうなので2つに分けました。
さてこちらでは、個人的JPの希望新譜について・・・
個人的には「PAINKILLER」発売後、脱退前のロブの発言「次のアルバムは全曲“Freewheel Burning"になるだろう」に期待をしています。
ロブの発言をそのママ真に受けた訳ではなく、今のJPのメンバーであれば、この路線が一番合っていると思うからです。
私は「HM/HRはリズムが要。リズム隊がコロコロ変わるバンドはあまり大成しない。」という持論を持っています。
勿論これには例外はあり、SCORPIONS、AC/DCはドラムがコロコロ代わっています。
しかし、この2バンドは説明が付きます。もうお分かりかと思いますが「両バンドとも屈強のリズムギタリストがいる」という事です。
さて、PRIESTもこの例外に該当する大物バンドですが、私は上記2バンドと違う見方をしています。
PRIESTの傑作アルバムは何枚もあります。巷で名盤と言われているアルバムは「BRITISH STEEL」「SCREAMING FOR VENGEANCE」「DEFFENDERS OF THE FAITH」「PAINKILLER」の4枚でしょう。
この4枚ですが、このうち3枚はドラムが代わっています。「SCREAMING~」と「DEFFENDERS~」は双子アルバムですので除外すると・・・・。
PRIESTは「ドラムが代わった時に名盤が生まれるバンド」つまり「ドラムを代えることで、その音楽性を変えてきたバンド」と考えています。
近々の2枚。「JUGUKATOR」「DEMOLITION」が上手くいかなかったのは、リッパーの求心力といわれていますが、私はスコット・トラビスではないかと思います。
「曲調がスコットのリズムに合わなかった」ではないのでしょうか。この2枚に必要なドラムは“2バスドコドコ"や“手数の多い"ではなく、“1音で重さのだせる"ドラムだったのではないでしょうか?
これは決してスコット・トラビスがヘタといってる訳ではないので、誤解のないようにしていただきたいのですが、PRIESTは元来そういうバンドだからです。
なによりもバンド内の“絆"を尊重し、グレンが「こんな曲をやりたい。」「今アメリカを制覇するにはこの音」と判断した場合でも、“絆"を重んじる為、曲に合わないリズムを使い結果、“迷盤(問題作)"をだしてしまう。
広い方向性を持つグレンのやりたい曲が、それに似合ったドラムが加入することで、そのアルバムが“迷盤→名盤"に変わる。そんな実績を積み上げてきたのだと思います。
現在のドラムはスコット・トラビスです。
つまりスコットが加入して完成した「PAINKILLER」路線。スコットのリズムが生きそうな名曲“Freeweel Burning"路線こそが、現在のPRIESTでは、カッチリとハマるのではないでしょうか。
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