この曲を聴け! 

Hymn to Life / TIMO TOLKKI
さいたまの仙人 ★★ (2006-09-29 17:57:00)
Fatherの詩を読んだら、本当に鬱になった(笑) そのせいか、聞いてみると本当におどろおどろしい憎悪に呑まれてしまいました(苦笑)
やはり目玉とセールスポイントは喜助とシャロン姐さん。どちらも外せない名曲に仕上がっています。キスクはキーパー12の時から全く衰えないその声量で、シャロン姐はパワーはイマイチながら却って増した優しさに満ちた声でそれぞれ魅せてくれます。
キスクは本当にメタルを嫌い、全く歌いたがらないらしいが、このアルバムなら全曲歌っても良かったんでねえの?という位ストラトとの距離感は鮮明になっている。ミキシングもミッコさんじゃないし。
Keyは元ストラトヴァリウス(!?)のミカ・エルヴァスカリ。アンティ・イコーネン以前にキードーディストがいたとは眼から鱗ながら、無意識に疑問視していた実力は想像以上。トルキのボーカルは特に進歩していないが(笑)、水準以上の実力は持っているので安心して聴ける……と思う。
とまあ、前回のソロと違ってストラト所かメタルのメの字も無いアルバムになっています。エレメンツ1の伊藤政則のライナーノーツによると「ファンを凄く喜ばせるか、凄く怒らせたか、どちらかだったようだ」とあり、黒ダイアや鷲心が好きな人は避けるのが無難と思われる。肝心のセラピーの効果はと言うと、エレメンツ2リリース後の悶着を見ると少々疑問符(苦笑)。トルキの別の一面を見たい人は買ってみるといい。

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