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Laughing on Judgement Day / THUNDER
ユパンキ ★★ (2006-03-01 00:28:00)
ブリテッィシュ・ブルーズ・ハードロックの美点であるダイナミズムと叙情性に溢れる
楽曲を稀代のシンガーが歌い上げる90年代の名盤。
単純に沢山の良質の曲が入っており、曲自体に「BEHIND CLOSED DOORS」以降のアルバムより緊張感が漲っているという意味ではTHUNDERの最高傑作といってもいいと思う。
壮大なスケールを感じさせながらもノリのいい①、ポップでキャッチーな②
後半のドラマティックな展開がLED ZEPPELINを想起させる③、ダイナミックなタイトル曲④
歌詞も音もヘヴィな⑤、哀愁の⑥、叙情感溢れる⑦、ハーモニカが泣かせる⑩、
ロック史上に残る名バラード⑬、素晴らしいカヴァー曲⑮と名曲が目白押し。
敢えてネガな部分を挙げるとすれば、収録曲が多すぎること(15曲はいくらなんでも多すぎる)
後半の曲が前半に較べて弱く、似たテンポの曲が多いので途中でだれてしまう事、
またこれはこのアルバムに限ったことではないのだが、THUNDERは曲のエンディングを
やたらと引き伸ばす傾向にあり(それがブリテッシュロックらしいと言えばらしいのだが)、
聴き手の緊張感をそぐ一因にもなっている気がする。
とにかく、THUNDERといえばこの一枚、貴方も是非どうぞ!!
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