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Secrets of Astrology / LANA LANE

癒し系 ★★ (2002-03-03 12:35:00)
初のジャケ買いCDです。
「シンフォニック・ロック」という単語を初めて見たのも買った理由の一つです。
初めてラナ・レーンの音楽に触れるきっかけとなったこのCD。期待感を抱かせるダイナミックなイントロダクションからエド・ワービー(Ds)の手数、足数が非常に多いエキサイティングなフィルが切り込み、ラナの強烈なコーラスで締められた後、プログレッシヴ・ロック風に展開する1曲目「Astrology Prelude」に僕は圧倒され、すっかり引きこまれて行きました。
つづくタイトル曲「Secrets of Astrology」はスケールの大きいヘヴィな曲。ミドルテンポながら楽曲の展開が激しく、楽器パートの演奏も聴き応えがありますし、メロディがわかりやすいこともあって、8分という長さも気になりません。おすすめです。8、9、10曲目も同様。ややメロディの印象が希薄に感じましたが、最後まで中だるみすることは決してありません。
4曲目「Raining」と11曲目「Long Winter Dreams」は、1曲目から貫かれているシンフォニック・ロック独特の雰囲気の中に、ハードロック的なアレンジが際立っている佳曲だと思います。
エリク・ノーランダー(Key)など、各参加ミュージシャンによるオーケストレーション面でのアレンジもさることながら、ラナの美しく、透明感のあるヴォーカルがアルバム全編を通して光っています。「癒し系」の要素も充分です。それは3曲目「Alexandria」、5曲目「The Bell」、7曲目「Under the Sun」で存分に味わえます。こういった楽曲を聴くとやはりピッペンさん(「Garden of the Moon」で発言)の言うように、メロウな曲におけるヴォーカルの表現力がラナの最大の魅力だと感じます。このアルバム中唯一のツーバスドコドコ系疾走曲「Speed of Sound」もけっこう好きなんですがね。