この曲を聴け! 

Scandinavian Nights / DEEP PURPLE
1956 ★★ (2008-01-31 09:16:00)
「みけ」さん、「柴が2匹(会社から)」さんには悪いけど、私は断然"Wring That Neck"よりも"Mandrake Root"の方が良いと思います。
前者は、はっきり言って「冗長」。
後者は、しょっぱなにイアン・ギランのヴォーカルも入っているし、続くインプロヴィゼイションでも、まずジョン・ロードのキーボードが大活躍!!ハモンドの破裂音を連発したり、まるでザ・ナイス時代のキース・エマーソンを髣髴とさせる名演奏を披露している(この部分だけ聴かせたら、誰もがキースの演奏だと思うんじゃないかな)。
続いてリッチー・ブラックモアのソロだが、勿論言うことなし!!特に、リッチーのソロフレーズにイアン・ペイスのドラムスが合わせたり、ジョンのオルガンとロジャー・グローヴァーのベースが重なるとこなんか、即興とは思えないほど見事だ。
とにかく、約30分もの長丁場、緊張感が途切れることなくバンドとしての(ギランは「はちべえ」さんの仰る通り、この時期のライヴ映像ではコンガを叩いています)まとまりを堪能できる。この1トラックだけでも、このライヴアルバムは「買い」だ!!
パープルファンなら、「ライヴ・イン・ジャパン」、「紫の閃光」(イアン・ギランの声の衰えが楽しめ?る)と3作セットで聞き比べたい。
(コーギーが1匹(自宅から))
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