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Dead Winter Dead / SAVATAGE
うにぶ ★★ (2006-07-14 23:22:00)
ユーゴスラヴィアの分裂に題材をとった、'95年発表のコンセプト・アルバムです。
曲だけを聴けば、『EDGE OF THORNS』がやっぱり一番かなとも思いますが、ストーリーを追いながら聴くと、このアルバムは本当に感動的。
ジョン・オリヴァが全曲歌っちゃったりすると暑苦しすぎですが、メインがザッカリー・スティーヴンスでジョンがおまけというバランスだと、丁度いいです。
やっぱりSAVATAGEはクリス・オリヴァのギターでないと…という方も多いと思いますが、クリス・キャファリーとアル・ピトレリのコンビも良いメロディとプレイを注ぎ込んでいます。
(6)「THIS ISN'T WHAT WE MEANT」以降の怒涛の展開は、泣きまた泣きの音楽世界を描き出します。(11)「NOT WHAT YOU SEE」で感動が最高潮に達するところなんか、何回もリピートで聴きたくなっちゃうくらい。
ストーリーも話題になり、ヨーロッパではかなり売れた作品だったはず。これはメタルのコンセプト・アルバムの中ではかなりの傑作だと思います。

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