この曲を聴け! 

今週のアルバム10選
失恋船長 (2024-02-06 18:56:13)
『ヘヴィメタルが聴きたい㉑』後編

①DARXON - Killed in Action
マントヒヒのお化けみたいなキャラがドンとブラックバックで描かれるジャケ
そのダメダメ感に中々手が出ないのだが
これが意外性の山倉といいたくなるほど裏切ってくる
いやジャケ通りの愚直なまでに小細工なしのヘヴィメタルをやっている
無駄にテクニカルなソロも飛び出すが
ジャーマンメタルだし剛直ヘヴィメタルですよね
メタル馬鹿一代なヤツです






②Hocculta - Warning Games
イタリア産のヘヴィメタルバンド
力一杯もう一杯という具合にパワフルなサウンドを披露
クラウス・マイネタイプのハイトーン系シンガー
サウンドメイクといい意味でのへなちょこ具合が素敵すぎるのだが
時折切り込んでくるツインリードなどヨーロピアンである
80年代ならではの愚直なスタイル
愛すべきサウンドである




③Running Wild - The First Years Of Piracy
初期のナンバーを当時のラインナップでリメイクしたベストアルバム
音質もプレイも良くなかったので入門編としてはピッタリでした
しかし規則正しいリズムの刻み
これがジャーマンスタイルですかね
大海原へ出向する我らがロルフ船長
ジャーマン訛りの英語ですが洋楽を何十年聴いても英語の訛りはわかりまへん
旦那さまワテはあと何十年奉公しないとあきまへんのやろか?




④MATAKOPAS - Coming Out Ahead
アルバム一枚で消えた為に幻のバンドと化したUS産正統派メタル
光沢艶めかしい鋼鉄サウンドが放つ輝き
剛毅に打ち鳴らされる手数の多いドラム
妖艶さに拍車を掛けるギター
伸びやかな歌声とボトムを支える腕に覚えのあるベース
リリース時は1987年
タイミングが悪かったなぁ


⑤Vicious Rumors- Soldiers Of The Night
ハワイのヴォーカルだったゲイリーSTピエールとヴィニー・ムーアがいた時代の1st
バンドの形態としては次からがジェフ・ソープによって本領を発揮するのだが
これはこれでありだろう
Shrapnel Records主導なんだろうがヴィニーはレコーディングのみの参加だもんね
欧州風味のあるパワフルなサウンドは今でも鮮度がある

→同意