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今週のアルバム10選
失恋船長 (2024-01-16 03:46:36)
『ソフトなヤツで濡らしたい』

①SHANGHAI - Shanghai
プロデューサーにブルース・フェバーンとボブ・ロックが絡んでいる
そしてバンドにボー・ヒルが参加した事でも有名なアメリカのバンド
歌うは女性シンガーのアマンダ・ブルー
ニューヨーカーらしい洗練されたメロディとアレンジに唸りますね
何を聴かせたいか明確なサウンドというのはオシャレだろうと説得力がある
昔はこんなフニャフニャのリズムプレイなんて聴けなかったよ
ワシも歳食ったなぁ
ちなみにオープニングナンバーはラス・バラードのS.O.S
グラハム・ボネットのソロでも歌われています
ワシはコッチの方が好きです



②Ray Kennedy – Ray Kennedy
邦題はロンリー・ガイ…なんで?
押しの強いレイの歌声
オシャレさとR&Bな感覚が饒舌に語りかけるサウンド
レイの歌声が主役ですよね
MSGで躓かなければもっと正統派評価を受けられた
今作なんてメロディ派のマニアにはオツな一枚ですよ
と教えたいねぇ
シャレてんだけどハスキーな歌声が良い感じでロックにさせているのよ





③二井原実 - ONE
ラウドネスをクビになったあと速攻リリースされたソロアルバム
ライブでは中間英明と藤村幸宏のツインギターだった
期待値も上がる中で二井原実先輩が選んだのは彼のルーツたるファンキーなサウンド
それはオープニングから炸裂しますが
いい意味でリラックスした歌声は二井原実先輩の魅力を存分に発揮
シャウトするだけが二井原実先輩ではないという新しい可能性を示唆したが
狙いすぎな楽曲と照れくさい歌詞が少々オーバープロデュース
バラード系とかやり過ぎたよね
一応ハードな疾走ナンバーもねじ込みましたが
今作はそういうコンセプトじゃない





④Hugo - Hugo
バックメンバーはTENでプロデューサーにゲイリー・ヒューズときてますので
やってんなぁ感は強いのですが
主役たるヒューゴの歌声が素晴らしい
スティーブ・ペリー風味の強い歌声ですが
これが素晴らしい
真似して出来る揉んじゃないからね
爽快な風が吹く極上のハードポップサウンドに心も穏やかな気持ちになります
忘れ去られるの早いなぁ





⑤TERI DESARIO - Caught
スティーヴ・ルカサー リッチー・ジト マイケル・ランドゥといったギタリスト達が客演
ジョーイ・カルボーンは楽曲提供も行いハードでシャレたAORなハードサウンドを披露
上手い唄と職人が腕を振るった楽曲はどれもが粒立っていた
方向性をロックなサウンドに傾けたがセールス的には惨敗だったらしく
イマイチ認知度は得られていないらしいのだが
彼女のバックボーンを知らないワタクシには単に良質な唄モノサウンドでしかありません
女性シンガーに偏見がなくシャレもんもイケるメロディ派には進めたい一枚ですね

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