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Want Some? / ROXY BLUE
ひょうすべ ★★★ (2023-03-23 05:59:23)

LAメタルの最終兵器 ROXY BLUE。
LAメタルの秘密兵器 ROXY BLUE。

だいたい、最終兵器や秘密兵器というのは、使われないことが多い。
使っても、腐っていたり(巨神兵)、全く効かなかったり(別れた妻※アイアンマン2)している。
それに“最終兵器”は形勢がジリ貧になった時に使われるものだ。

マネージメントは、MOTLEYを育てたダグ・セイラー(Doug Thaler)。
ゲフィンHR/HM部門のツートップの片翼、トム・ズータウ(Tom Zutaut)がA&R。
ズータウ監修ということで、プロデュースはGUNSを手掛けたマイク・クリンク。

基本はWARRANT路線。そこに、デイヴ時代のVAN HALENとSKID RAWの1stを合わせ、GUNSで味付けしたサウンドは、まさに最終兵器の名に恥じない内容で、LAメタルの総括をしているようだ。

ただ、メンバーに“華”もしくは“毒”がなく、、
楽曲の質は高いものの、シングル向きの曲がないのが難点だった。
まだデビューアルバムだし、アリーナアーティストの前座で全米を2周ぐらいすれば、次のアルバムぐらいでブレイクしていくんじゃないか。と期待していた。

・・・・な~んてことを思っていたのを思い出した。

期待をしていたのに、すっかり忘れていた理由は、
ちょうど1年前、同じゲフィンから、NIRVANAとかいうバンドの『NEVER MIND』とやらが発売されたからだ!

たぶん、その後のフォローがなかったんだろうな~。実際に、発売後の活動を一切知らなかったし・・・。

これ。ゲフィンじゃなかったら、もしくは『NEVER MIND』と発売が逆だったら、これ程、地に埋もれることはなかったと思うな~。
ゲフィンにしてみれば、自分で自分の首を絞めちゃったね。
→同意