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今日の10曲
失恋船長 (2021-09-08 12:05:46)
『闘病からの復活』10選 


①Halford - 『Resurrection』
慢性的に苦しむ腰痛との終わりなき戦い
もはや完治あどあり得ないらしい
体幹を鍛え上げ不摂生とおさらばしないといけないようだ
ベットの上で横たわり頭の中を駆け巡るゴットのシャウト
本家を尻目によもやハルフォードが先に
メタルシーンに戻ってくるとは夢にも思わないんだ




②筋肉少女帯 - 『バトル野郎~100万人の兄貴~』
自他共に認める音痴の大槻ケンヂ
彼の破壊的な歌声とバンドが持つなんでもありの世界観が
何とも言えない魅力を発散
いい意味でのバカバカしいデフォルメ強めが勢いとつけている
一度聴けば覚えてしまう歌メロの分かりやすさも
特徴的な歌詞も耳を惹きますね
苦しみに悶え搬送されるときに我を励ますために
流れるはこの曲でした
普段聴かないのに面白い経験だったねぇ
よぉ兄貴♪



③Blue Oyster Cult - 『See You in Black』
今のご時世の事情もあり毎回担当の看護師が変わる
それはいいのだが毎回初見の顔で同じことを聴いてくる
俺を試しているのか単にスキルが低いだけなのかは分からないが
とにかく日々変わる病状は改善点が正解に伝わっている感じたことがない
9日目に言われた『吐き気は収まりましたか?』に心が折れた
入院中一度もワシは口にしたことのない症状である
心の底からこう思った『お前の喪服姿が見たい』である




④Concerto Moon - 『Dream Chaser』
痛みがゼロになることはないらしい
しかし生活や肉体を改善すれば復活もあるようだ
ワシは奇跡を信じ夢を求める事にしました
この曲はオリジナルの尾崎ヴァージョンしか考えられない
リリース当時はよう聴きました
そして何度もライブに行きましたがなぁ
上手い下手関係なく当時のラインナップにはマジックがあったような気がする
そしてワシの肉体にもマジックがかかることを信じとりマッスル




⑤3 Inches of Blood - 『Dominion of Deceit』
コロナと言う事もあり病室の空きの関係で大部屋に映るのだが
そこで恐るべきいびきの黒帯にである
もはや耳栓など何の役にもたたない
ハイピッチなスクリーミングシャウト
そして訪れるレム催眠とノンレム催眠で繰り返されるいびきの波状攻撃
どういうわけかこの曲が頭に流れるのである
起承転結のあるメロディアスでテンションの高いファストナンバー
他にも名曲はあるのだが何故これが浮かんだのだろう?




⑥Brazen Abbot - 『The Road To Hell』
入院して二日立っても小便が出ない
何故だ変わらんがしたいのだが出ない
そこで渡されるは尿瓶である
毒素が回るのでお願いと言われても出ない
焦れば焦るほどである
刻一刻と迫る看護師の交代時間
彼女は自分の受け持ち時間に終わらせたいらしい
無言のプレッシャー
ワシにはジョー・リン・ターナーの激しいシャウトが聴こえます
本当は立ち上がれないのに痛みにこらえ
歩行器にもたれかかりトイレに向かったあの振動からくる痛み
中盤で流れるバイオリンソロと焦りながら向かうワシの小便タイムがリンクしました
何故と言われてもそういうものなのです



⑦Jimi Jamison - 『Never Too Late』
誰の力も借りず一人でトイレに行きシャワーを浴びれた時は嬉しかったなぁ
季節感の移り変わりにすら気が回らない闘病生活
そこから一縷の望みが差し込んだ時に見た朝日の美しさ
歌詞の内容などどうでも良い
とにかくポジティブな空気で一杯な時に
フッと思い立ったのはジミの歌声である



⑧Flatbacker - 『ミミズ』
入院から数日快方に向かうも途中で悪化
安静な生活に戻った時の絶望感
今の俺のにとっちゃミミズでさえ手ごわいの歌詞がズンと突き刺さりました
あんときゃまいったねぇ




⑨McAuley Schenker Group - 『Destiny』
なんだかんだ噛み合わない日々の中で明るい兆しも見える
近づくは退院へのカウントダウン
歩行訓練も乗り越え階段を使い上り切った時の喜び
そこそこの日常生活を遅れれば帰りたいと直訴していたので
すんなり方向性は決まったのだが
リハビリの前半はサバイバーのEYE OF THE TIGERだが
復活の呪文はコチラでした
叙情的な哀愁のメロディとロビンの押しの強さ
マイケルらしさを幾度感じないが良くできた曲である



⑩Europe - 『Prisoners in Paradise』
ベストな状態とは程遠いのだが担ぎ込まれた時と比べたら屁みたいなもんである
とは言えいつになったら元に戻るもか?
前向きな気分になれるわけではないのだが
頭の中で鳴り響くはジョーイの力強い歌声と詩的な歌詞
楽園に捕らわれた囚人ねぇ
今回の判断
いつか自分にも問うのだろうか?正しいか間違っていたのかを

→同意