この曲を聴け! 

今日の10曲
失恋船長 (2021-08-18 13:11:45)
『忘れがたき名曲』10選 


①Running Wild - 『Blazon Stone』
我らがロックンロール海賊
ロックンロルフ率いるジャーマンメタルバンドは疾走ナンバーが得意でした
ある意味ワンパターンとも言うべきお約束を量産しましたが
年に1回くらいはロルフ節とも言えるベタベタのやるが無性に聴きたくなります
勿体つけるイントロから何が始まるのかと思ったら以外とすんなり展開
軽い肩透かしを喰らうも気が付けばメタルの大海原へ航海
ヨーソロー!と声をかけんばかりにサビへ向かいます
なんがかんだ言うとりますが好きな曲です
何にも起こらないんだけどね



②Tygers Of Pan Tang - 『White Lines』
再結成後も単発に終わらずアルバムをリリースするベテラン戦士
NWOBHMファイターから円熟味を増した普遍的サウンドにシフトしたが問題はない
今作はそんな現在の姿を映し出す楽曲の一つ
いい意味でメジャー感を纏い可能性を広げたメタルサウンドであろう
常にジョン・サイクス時代ばかりフィーチャーされがちだが
短命だったサイクス時代だけがこのバンドの歴史とは思わない
むしろそれ以外も素晴らしいキャリアを形成している


③Aldious - 『愛しい男』
愛しい男で”なかしいおとこ”と読ませます
だせぇなぁ
個人的には予想通りR!Nちゃん辞めたなぁ
残念で仕方がない
ジャパニーズハードポップロックに歌謡テイストは良く似合う
このギリギリの恥ずかしさが絶妙
ヒットポテンシャルが満載だ
そして身につまされる歌詞でもある



④Lionheart - 『Lionheart』
オープニングから強烈なヴォーカルハーモニーを楽しめます
哀愁のメロディと親しみやすいライトな感覚
そこに強めのビートを放り込みNWOBHMなエッセンスも補完
ハードさと陽性スタイルが上手く融合している
この路線に進んで欲しかったが
メジャーデビューした「Hot Tonight」には面影はなかった
アメリカンナイズドされたデビュー作も悪くない
しかしこの作風も楽しんで見たかった



⑤Marino - 『You Better Find Out』
実力派集団が揃った本格派のハードサウンドが楽しめるマリノ
大阪臭もある洗練されきっていないメロウさがたまらん
大人になるとグッと沁みてくる哀愁
そしてハードなサウンドはカッコよさが倍増である
ギターソロも引き込むねぇ
エンディングまで気が抜けないよ



⑥King Diamond - 『A Mansion In Darkness』
魔王キングダイアモンド主催の魔界舞踏が幕開け
彼等流のダークでメタリックな様式美メタルに悶絶
日本ではイマイチ認知されていないが
欧州のメタルシーンにおいては絶大な支持を集める
音楽的な影響も大きい
ダーク系メタルのアイコンでもある


⑦Def Leppard - 『Wasted』
シンプルに刻まれるリフとメロディ
英国的な哀愁が滲み出る叙情派NWOBHMナンバー
分かりやすいポップロックで成功したが
メタルな耳でいけばこの時代の方が何百倍もカッコいい
1st自体が見直されて欲しいねぇ




⑧Anthrax - 『Medusa』
今の彼等では考えられないストレートなメタルナンバー
初期ならではの硬質で実直なスタイルが何とも懐かしい
スラッシュメタルは激しく走るだけではない
こういう曲も料理できる
そして彼等のルーツとは何なのかを知ることが出来ます



⑨Kuni - 『Restless Heart』
左利きの覆面ギタリストKUNIの1stから
歌うはカル・スワン
彼の憂いのある沸騰型ヴォイスと叙情的なメロディは良く似合う
西洋人には出せない繊細さとワビサビを感じさせる曲調
非凡の才を感じさせるコンポーザーとして素晴らしい人物だった


⑩Mastermind - 『To Eternity』
マスターマインドらしい哀愁の疾走ナンバー
ツインリードもキマリまくりです
キャッチーなメロも熱いねぇ

→同意