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今日の10曲
失恋船長 (2021-04-12 17:35:08)
『忘れがたき名曲』10選 

①SNIPER - 『Turning Point』
スナイパーの叙情派サイドを代表する名曲
熱き鼓動を感じる叙情的でエモーショナルな一曲
バーニーのギターも歌心満載で熱い
クールでホットなスナイパーサウンドは今聴いてもカッコいい
彼等の音源も復刻の見込みがない
誰か手を上げてくれないかねぇ
マリノのメンバーと合流した時代も聴いてみたいなぁ




②REACTION - 『Lonesome knight』
リアクションと言えばな一曲
このストレートに突っ込んでくる初期の彼等は自分たちに実直だった
インディーズ盤がバカ売れして話題に
ドラムの梅沢は素晴らしいアーティストだった



③TANK - 『Laughing In The Face Of Death』
メンバーが分裂して二つのタンクが存在する
そのせいで両者とも尻すぼみ感が否めない
このヤサグレ暴走メタルが大好きだった
ヒリつくハードボイルド風味
男の哀愁を背負ったアルジー時代の復活を願うマニアも多いでしょう
名曲も多いバンドですが
今回はこれをチョイスします



④VENOM - 『Need To Kill』
これがあのヴェノムなのかと驚かせたアルバムThe Waste Lands
初期と比較すれば別名義でやれよとファンなら複雑な気持ちになるでしょうね
それでもプリミティブな攻撃性は
計算された構築美の上で成り立っており
その背反すると言えるアイデアを叙情性を用いりハイブリットさせた
この時代もヴェノムの進化と言いたい
ヴェノム的な価値では駄作なのかもしれないが
メタルとしては時代性を飲み込んだ名盤と呼べる出来栄えだった



⑤COCOBAT - 『Can't Wake Up』
引っ掛かりのあるリズムが癖になりますね
ベースがバッキバキでノリノリなんです
作品毎に音楽性が拡散しましたが
割とストレートなアイデアを反映させていた1stが一番好きかも知れない
この曲は有名なオープニングの次に登場します
中盤に設けられたインストパートが超絶クール





⑥DOUBLE DEALER - 『Shedded Blood』
ヘヴィで妖艶な雰囲気のあるミドルナンバー
下山が早口で唄うところが好きですね
ネオクラ様式美だけが島紀史ではない
そして下山は何でも器用に歌いこなせる
ごのグループはどうして瓦解したのだろう
理由が知りたいねぇ


⑦GEORDIE - 『Can You Do It』
ブライアン・ジョンソンが在籍していた事でも有名な老舗バンド
豪快なノリのロックに叙情性をプラス
シングル用の曲だが
このバンドの懐の深さを披露する形になった
現在は1stのボートラとして聴けます



⑧BLACK SABBATH - 『When Death Calls』
オズボーン一家の日常を取り上げたドキュメンタリー番組の成功のおかげで
今やオジーよりも有名になった嫁さんのシャロン
とにかく番組の成功はオジーのキャリアアップに繋がった
その煽りを受けるトニー・マーティンサバス
この曲は様式美サバスが持つドラマ
そしてマーティンのマイルドな歌声が持ち込んだ感性
上手く機能している
忘れ去られた感のあるマーティン期ですが
神々しいまでに輝く暗黒サウンドを展開していますよ



⑨DEEP PURPLE - 『Pictures Of Home』
リッチー時代は演奏される機会の少なかった活きのいい一曲
第2期らしい魅力が溢れている
インギーもカヴァーしたから知っている人も多いだろうが
DPのベストなどにも選出されない曲なのですが
オルガンの絡みやロジャーのベースなど
美味しいプレイも散見できるので裏ベスト的な楽しみで触れて欲しい


⑩MEAT LOAF - 『Two Out Of Three Ain't Bad』
巨体を震わせ歌い上げるロマンティックなバラード
アメリカではルックスに関わらず質が良ければ売れる
こういう発想は実に健全である
日本は令和の今でもヴィジュアル重視だよ

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