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今日の10曲
失恋船長 (2021-04-06 21:18:03)
『忘れがたき名曲』10選 

①梶山章&下山武徳 - 『詩人』
夢のプロジェクトによる名曲中の名曲
英詩よりも内容も伝わる日本語詞の方が感動できます
特に下山の唄も滑らか
このプロジェクトは日本語詞でやっても良かったはずである
ダイナミック躍動するハードサウンド
ギターは最高に熱いがクールな旋律をキメてくる
下山も魂を乗せて吠える
だからロッカバラードの母へが泣かせまくるのだ




②SAVATAGE - 『Hall of the Mountain King』
妖しげな世界観とマッチョなメタルサウンドの融合
後のよりドラマ性を深めるのだが
パワーメタル路線からの過渡期を味わえる時代のアルバムのタイトルソング
これぞサヴァタージと言える濃厚な世界を体感出来ます




③LOUDNESS - 『ROAD RACER』
なんかのモーターレースのタイアップソング
最初からシングル向けの一曲です
なのでラウドネスとしては仕掛けも少なくシンプル
そして妙に明るい一曲ですね
アメリカに渡る前ですので十分英国しています
らしさをしっかり残しているのが好き
中盤のソロパートなどスリルがありますよ
個人的には英詩ヴァージョンの方が好きですね



④STORMWARRIOR - 『Heavy Metal Fire』
THEメタルでありドメタルでもあるコテコテのベッタベタな直球ど真ん中メタルソング
こういうのを聴いてグッとくるか来ないかで決まるでしょうよ
初期型ハロウィーンにも通ずるジャーマンメタルとも言える



⑤BUDGIE - 『Breadfan』
ギターリフが切れていますねぇ
ガンガン迫ってきます
リズム隊も豪快ですなぁ
NWOBHM勢にも多大なる影響を与えたバンドの代表曲の一つ
癖のあるハイトーン系の唄もマッチ
なによりリフのリズムの波状攻撃にグイグイと惹き寄せられます
途中スローパートも盛り込む展開も◎
そこから滞空時間の長い雪崩式ブレンバスター
たまらんぜぇ


⑥Lucifer's Friend - 『Ride The Sky』
太古の眠りを呼び覚ます野性的なロックナンバー
暴れ倒すリズムセクション
皆が一体となり生み出されるヘヴィな音像とグルーブに唸ります
既に髪型がおかしいジョン・ロートン
それでもカッコいいと思わせる力が漲っている
スゴイなぁ


⑦SWEET - 『Love Is Like Oxygen』
ヒット曲が沢山あるのに何故か日本での知名度はイマイチ
権利の関係など複雑な問題がありCD化が遅れたり
いまだになっていないものもあるせいなのだろうか?
サブスクでも歯抜けなんだよなぁ
この曲はドリーミーなポップロックでメロメロになります


⑧RAINBOW - 『Ariel』
90年代に突如再結成されたリッチーブラックモア率いるレインボー
ほぼ無名のメンバーを従えリッチーの世界観を見事に体現させてくれました
この曲は恋人であったキャンディス・ナイトがコーラスで参加
エンディングの方では見事なコーラスワークを披露して華を添えてくれます
満を持して再始動したレインボーですが
時代が悪くアメリカでは全然話題にもならずセールスも惨敗
それを受け&彼女の要望もあり
リッチーはルネッサンスの世界へ旅立ちます
この曲はその予感を思わせるキャンディス・ナイトのお披露目会でした



⑨ANNIHILATOR - 『Epic Of War』
キャッチーでメロディアスだが技巧的な演奏が際立つ名曲
この緊張感とスリルを要しながら耳なじみが良いというのも流石である
こういう事は簡単に出来る事ではない
センスの塊のようなジェフ・ウォーターズ
彼はもっと高い評価を受けるべきアーティストではないだろうか
ジョー・コミュー初参戦の日本におけるライブも凄く良かった
その時は新作を聴いてなかったが無問題
正直ダブルヘットライナーのラウドネスよりも出来は良かった
でも会場は完全アウェーだったんだよなぁ



⑩METALLICA - 『The Call of Ktulu』
不穏な空気が漂うインストナンバー
初期ならではの味わいがある
けして技巧的なバンドではないのだが
緊迫感のある演奏は先を読ませないスリルがあり
メタリカの代名詞ともいえる魅力を感じる
後年雑誌のインタビューで
最近はオアシスがお気に入りだと
メンバーが答えたのを見たときは失神するかと思いした
スラッシュは過激さだけではない
音楽に対する崇高な理念が存在するピュアなものだと思っていました
それだけに衝撃でしたね
個人的には2枚目のアルバムがメタリカ初体験だったので
この曲に対する思い入れは深い
そしてこの思慮深き世界観もメタリカの魅力なんだと断言したい

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