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My Dark Symphony / CONCEPTION
ATOSS ★★ (2021-01-27 11:04:28)
Kamelotを抜けたロイ・カーンは燃え尽き症候群だったようだが、
導かれるように古巣に戻って再始動。

Grand Againのイントロリフを聞いた瞬間
「Conceptionが帰ってきた!」と心深く感じる。
蒼黒く、陰鬱で、冷んやりとした、
変わらないけれど、新しい音。
不思議と以前より曲が広く深く感じるのは、
単なる音質の違いではあるまい。

カーンは解散の憂き目にあったConceptionから漂流したところ、
Kamelotに拾われたとされているが、
むしろConceptionのためにKamelotに留学していた、と、
捉えるのが正しいのではないかとすら錯覚する。

あの米国産北欧メロディが確実に入っている。
存在は相変わらずマニア向けだが、
サウンドは明らかにメジャーになった。

これが本当に一度は命が絶えたバンドなのか?と、
懐古主義の中にあった希望が見えた気がする。

→同意