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Dying to Live, / Joel Hoekstra's 13
失恋船長 ★★★ (2020-11-17 13:03:43)
ダグ・アルドリッチの後任としてWHITESNAKEに迎えられたりとしたことで名前を上げたギタリスト、ジョエル・ホークストラのリーダーバンドによる1st。参加メンバーもトニー・フランクリン、ヴィニー・アピスのリズム隊に、ジェフ・スコットソート、ラッセル・アレンと言う実力派シンガーの二人が主要メンバーとして参加、メロディアスロックの総本山、我らが
Frontiers Musicからのリリースという事で楽曲中心のメロディアスサウンドへと仕上げています。
狙ったであろう、WHITESNAKE風の楽曲も散りばめつつ、現代的なサウンドメイクを無視することなく古くて新しい王道サウンドを披露。遊び心の少ない無難な作りは、些か、面白みに欠けるが若い人にとっては、古典サウンドに精通した現代的なロックとして大いに耳を刺激していくでしょう。
個人的には、どうしても寄せに行っていると感じでイマイチ跳ねないのだが、それは古い音が好きなだけの細かい話であり、一般的な感覚でいけば、フックありメロディあり、仕掛けありの安定感のある高品質アルバムとなるでしょう。
ちょっと、カヴァーディル強めなのが気になるのですが、期待された音を出していると素直に評価したい。
上手いギタリストが我を抑え楽曲中心のプレイに終始しているのも好感が持てる。やはりジェフ・スコット・ソートは上手い。
→同意