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Take No Prisoners / DAVID BYRON
正直者 ★★★ (2019-02-07 18:23:15)
HEEPからミック・ボックス、リー・カースレイク、ケン・ヘンズレー、後に加入するジョン・ウェットンも参加。アナログ盤を大切に聞いているのが、ボーナストラック収録と24ビット・リマスタリングに釣られて購入してしまった。
英国盤LPを転用した紙ジャケだから、裏面にしっかりと参加メンバーがクレジットされている。だから誰がなんの演目に参加したかは一目で分かる仕様だ。
派手さのないアダルトな作りで一瞬戸惑いを覚えたが、それは彼がオールマイティなミュージシャンである表れだろう。細かいニュアンスを伝える組み立て方と、音作りはソロアルバムならではの醍醐味。十分にマーケットを研究してのソロアルバム制作を試みたと読んだ。個性的な声の魅力をフルに発揮したソロ作。誰からも邪魔されずフロントマンに徹したからこそ、無理せずに心地よく聞こえる。好き嫌いの次元を超え、誰もが完成度の高さを否定することは出来ないであろう。
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