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The Battle Rages On... / DEEP PURPLE

HARA ★★ (2009-08-31 16:47:00)
DEEP PURPLEの他の作品に比べると確かに劣る。捨て曲も多いし、歌メロがつまらないのも事実。
ただ、今になって見返してみると「The Battle Rages On」「Anya」「Time To Kill」「A Twist In The Tale」など悪くはない。確かに「Stranded」「Firedance」「L.A. Connection(もしくはSqeeze)」のリフは出てくるけども…
レコ中はブラックモアがヤル気ゼロで、好き勝手に弾いたリフをロジャーほかがまとめたって作り方したらしいが、それにしては良くできてるんじゃないのか。
個人的に一番の聞き所はイアン・ペイスのプレイ。DP再結成(正確にはWHITESNAKE末期から)以来、“ただ重めにリズムを刻むのみ"のプレイだったペイスが、ノリを多少軽めにして手数多いオカズ(フィルイン)を多用するようになったのがこのアルバムから。70年代の超高速連打ほどまでとはいかないまでも往年の彼らしい生き生きとしたプレイを聞くことができる。DP再結成時のイアンペイスに対する不満がこの作品以降解消されたという点においては、非常に重要な作品に思える。