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Innocence Is No Excuse / SAXON
正直者 ★★ (2018-01-11 13:05:43)
商業的な成功を求めNWOBHMの素材を捨てた80年代中期。ROCKIN' AGAINで聴けるやたらリバーブの掛ったドラムの音。アリーナロック風の切り口に昔の姿を重ねると、落胆したファンが多いのも頷ける。しかしビフの歌声はそれまでとは比べ物にならないくらい、細かいニュアンスに気を配り魅力的なメロディを歌い上げているよ。ダークなBROKEN HEROESなど、前作までの不信感を払拭するような厳粛なる雰囲気に包まれ、
アルバム全体の音は重量感に欠けイマイチ、ガツンとくるものがないんだけど、前のアルバムよりギターは歪んでる、この程度でアメリカンになったからダメってのは言いすぎ。少々磨きあげただけでしょう。

酒井某氏のラジオやBU○○Nに書いてあることを疑う事を知らない信者の意見。そんなミスリードに乗っからない良識のあるファンからは支持を受けていますよ。その後、90年代に入る前の2作は完全に方向性を見失いバンドは崩壊していたと言えますが、クラシックでキャッチーなメタルソングが沢山詰まった傑作アルバムです。

皆さんの意見は賛同出来るものも多く嬉しい、あとK.SOTOに復活してほしい。速いだけのポップロックが好きな奴にサクソンの魅力は語れないからさぁ。
一部を除く熱いコメントにファンジンのHMFのサクソン特集を思い出します。

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