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Uroboric Forms / CYNIC
SIGM@TURE ★★ (2017-06-27 23:25:02)
Cynicと言えば、1stアルバム"Focus"でテクニカル・デスメタルのシーンを開拓し、それきりで解散したことで有名なバンド(現在再結成済み)だが、1stで見せたスタイルは、妙に浮遊感のある、捉えどころのない音遣いのギターに、ボコーダーを用いた機械的なボーカルと、デスメタル内でも異質としか言いようがないスタイルであった。

 一方、このデモ集における作風は何たることだろうか。1991年のデモは、中期Deathを思わせるスラッシュメタル寄りのテクニカル・デスメタルといった趣であり、ボーカルスタイルも吐き捨て型一辺倒という部分で、かなりオーソドックスなデスメタルという印象である。そして、それ以前のデモに関して言えば、もうこれはテクニカルな要素を詰め込んだデスラッシュと言ってしまっても良いレベルであろう。

歌詞カードと表面のシールによるとトラックリストとラインナップは以下の通り。

・Demo 1991
1. Uroboric Forms
2. The Eagle Nature
3. Pleading for Preservation
 Vocals / Guitar: Paul Masvidal
 Guitar: Jason Gobel
 Bass: Tony Choy
 Drums: Sean Reinert

・Demo 1990
4. Lifeless Irony ☆
5. Thinking Being
6. Cruel Gentility
 メンバーはDemo 1991と同じ

・Reflections of a Dying World Demo 1989
7. Denaturalizing Leaders
8. Extremes
9. A Life Astray
10. Agitating Affliction
 Vocals / Guitar: Paul Masvidal
 Guitar: Jason Gobel
 Bass: Marc Van Erp
 Drums: Sean Reinert

・Demo 1988
11. Once Misguided
12. Weak Reasoning
13. Dwellers of the Threshold
 Vocals: Jack Kelly
 Guitar: Paul Masvidal
 Bass: Marc Van Erp
 Drums: Sean Reinert

・Brian Deneffe Session Audition Tape 1991
14. Uroboric Forms (Alternative Version)
15. The Eagle Nature (Alternative Version)
 メンバーはDemo 1991と同じか?
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