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Set the Night on Fire / LOVER UNDER COVER
失恋船長 ★★★ (2017-02-07 13:12:22)
LAST AUTUMN’S DREAMなどで活躍する北欧きってのメロディメイカー、ミカエル・アーランドソンがフロントマンを務めるバンドが2012年にリリースした1st。LAST AUTUMN’S DREAMの『Who Needs Love』やポップロックバンドSERVICEの『Flash In The Night』をカヴァーしたりと、北欧ブランドならではの甘美なメロディにハードなギターが絡む王道路線を披露。その躍動感溢れるリズムと軟弱にならない適度なキャッチネスさと普遍の魅力を携えるハードテイストが絶妙な絡みを魅せ、メロディ派のマニアにはたまらんものがあるでしょうね。フックに富んだ哀愁のメロディを歌うミカエルですが、随分としゃがれ声になっていて個人的には驚きましたが、脇を固めるメンバーの期待を裏切らない安定感抜群の演奏は、甘美でダイナミズム溢れるロックサウンドを支え、聴き手に極上の癒しを与えるでしょうね。こういったハード系の音楽が苦手な人にも十分に訴求できる魅力を携えた一品。洗練されたハードテイストとポップセンスに魅了されました。
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