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Apocalypse / MAHAVISHNU ORCHESTRA
うにぶ ★★ (2016-11-26 23:27:59)
こんなジャズ・ロックとオーケストラとの共演なんて、よく許されたなーというのが、正直な印象です。よくやってくれました、コロンビア!
しかもマイケル・ティルソン・トーマス(ジャズの素養あり)指揮のロンドン響(応用力のあるプロ集団でインド音楽との共演経験もあり)との組み合わせというところに、レコード会社の本気を感じます(プロデューサーのジョージ・マーティン人脈かもしれませんが)。
普通のオケと指揮者では、こういうアイディアの実現は難しそう。プログレ隆盛期の'70年代という時代も良かったんでしょうね。
第1期の激烈さには及びませんが、目指している方向性も違うので、問題ありません。ジャン=リュック・ポンティにナラダ・マイケル・ウォルデンなんていうメンバーに、文句などあろうはずもありません。
チック・コリアの奥さんのゲイル・モランの歌声が聴けるのも貴重です。
基本的にはマハヴィシュヌ・オーケストラらしさ満載の雰囲気たっぷりかつ激熱なジャズ・ロックを、オケがドラマティックに盛り上げるという内容。
せーらさんのおっしゃるように、特に2、5曲目はオーケストラとの共演の旨味が出ていて、素晴らしい。

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