この曲を聴け! 

白金の夜明け / ももいろクローバーZ
オリンピア ★★★ (2016-02-24 02:48:02)
ロックサイドの印象が強い「AMARANTHUS」から一転して
打ち込みのビートの割合が多いポップサイドな一枚。


オープニングSEで「AMARANTHUS」と繋がっており、
そこに続くNARASAKI作のEDM的ビートが
新しい世界にやってきたな、という雰囲気をしっかりと演出。

表題曲の、成長著しい表現力とドラマティックな曲調は、泣ける。


そして本作随一のインパクトを残す
ウルトラFUNKチューン、「マホロバケーション」!
これはシングルとしてリリースしてもいいくらい、コマーシャリズム満載。

6の外タレ作家も意外にハマっているし

ストレートさが胸をうつバラード7もいい。


歌詞や音作りだけでなく、明確に”未来”を表現するのが
13と14で、

「堂々平和宣言」などの猥雑さと違い、肩の力の抜けたノリが
微妙なスキルを要求する13のラップと

堂本剛による、”あえて”かなり大人なソウルフルなバラード14。

他のすべての新曲にも言えることだが、
ライブで何度も歌っていくことで馴染みそうな
長い活動の中で大切な1曲になっていくことだろう。


シングルが多すぎたから2枚に分けた、なんて
そんな見方も出来るが
決してそれだけではない実に充実した内容。

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