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...And You? / MANITOBA'S WILD KINGDOM
はっちゃん ★★★ (2016-02-19 23:15:28)
プチ同窓会みたいなアルバムです。
元MANOWARのロス・ザ・ボスと、このバンドのリーダーである”ハンサム・ディック”・マニトバさんは
N.Y.パンク出身のDICTATORSで同じ釜の飯を食ったという間柄なので、アルバムの出来もなるほど納得。
確かにR&Rではありますが、根底にあるのはガレージです。ラフでルーズでスリーズィといった印象より
性急なビートが炸裂する、あたかもDICTATORS時代に戻ったかのようなガレージ・サウンドがこの
バンドのパーソナリティなんでしょうね。もちろんアメリカのバンドらしい典型的なR&Rナンバーも
演ってるんですが、個人的にどうしても「Fired Up」や「Speedball」のようなガレージナンバーに
注目してしまいます。ロス・ザ・ボスのギターもMANOWARの時とは違いパンク・フィーリングたっぷり。
それでもギターソロではメタリックな部分も顔を覗かせてマニアはニヤリとするはず。
あまりに世界観が違うからMANOWARファンがどういう感想を持つか非常に興味深いところですね。
ちなみに”ハンサム・ディック”・マニトバの”ハンサム・ディック”を訳すと”イケメン・チンコ”という
ことになります。なんというお下劣なステージネーム!!
→同意