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Gillan's Inn / IAN GILLAN
帰ってきたクーカイ ★★ (2015-11-22 18:17:05)
 イアン・ギランが好きなのだ。
 なにせ、私がハード・ロックに開眼した『FIREBALL』を唄っていたのがギランで、『MACHINE HEAD』も『IN ROCK』も、そして『LIVE IN JAPAN』もイアン・ギランがヴォーカルのDEEP PURPLEだったのだから。
 本作は自らのプロ・デビュー40周年を記念した、セルフ・カヴァー・アルバムである。DEEP PURPLE、GILLAN、IAN GILLAN(ソロ)、BLACK SABBATH、EPISODE SIX(DEEP PURPLE加入前に在籍)時代に歌っていたボブ・ディランの曲など、自らがチョイスした楽曲を、広い人脈からゲストを招き収録している。
 ゲスト・アーティストはジョー・サトリアーニ(1・4・12曲目)、ヤニック・ガーズ(2曲目)、ウリ・ジョン・ロート(3・13曲目)、ロニー・ジェイムス・ディオ(3曲目)、スティーヴ・モーズ(5・10・13曲目)、ジョン・レズニック(5・10曲目)、ジョン・ロード(6・10曲目)、ジェフ・ヒーリー(6曲目)、ロジャー・グローヴァ―(7・8・10・11曲目)、イアン・ペイス(7・8・10・11曲目)、トニー・アイオミ(8曲目)、ジョー・エリオット(14曲目)。
 当然、熱唱しているし、円熟味を増したパフォーマンスを伸び伸びと披露しつつ、スピードナンバーはスリリングだ。新曲も収録。企画盤として良く出来ている。

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