この曲を聴け! 

BIG MACHINE / B'Z

名無し ★★★ (2015-01-18 12:33:30)
このアルバムがもう10年以上も前の作品というのが驚き

ミックスの段階での問題と言われているこのドラムの音、アルバムタイトルから機械的なイメージを表現したかったのでは?とも思った
巨大なロボットが動いてるような、そんなイメージがこのアルバムの曲を聴いていると浮かんでくる
楽曲自体は迷走していたと思われる00年代のアルバムの中でもトップクラスに良いと思う
ただ、「従来のB'zのかっこよさ、色気」を問われるとやや疑問
もちろん過去にとらわれずに新しいものを作っていこうというのはどんなアーティストにでも必ずあるものであるが、当時の彼らはどうも妙にセルアウトした感(まぁ産業ロックという位置づけをすれば今でもそうだろうが)があって最初は好きになれなかった
このアルバムを聴きこむことでそれまでと違った新しい彼らの魅力を知ることもできたが
年齢のせいなのか、妙に型にはまってしまって以前のような稲葉独特の捻くれたリリックや遊び心があまり感じられない(近年では取り戻しつつあるが)
当時の彼らはここ数年の歌謡+ハードロック路線までの過渡期(迷走?)期だと思う
でも、全然悪くはない(前作があまりにも駄作だったというのもあるが)
今の彼ら(サポートメンバーもふくめ)の洗練されたズッシリとグルーヴィーな音でぜひ再現してほしい

必聴曲
アラクレ、儚いダイヤモンド、ブルージーな朝、眩しいサイン、ROOTS

儚いダイヤモンドの危うい感じの歌詞にキレッキレのギター、ROOTSの涙腺崩壊必須の泣きメロ
買って損はないです

個人的評価
★★★★☆