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DAHLIA / X JAPAN
shina ★★ (2014-09-18 10:12:57)
一曲一曲のクオリティは間違いなくXのアルバム史上最も高いし、
音作り等も当時の海外の音楽業界の流れを意識して対応しようした結果、
JealousyやArt of lifeに比べて格段の進化を見せている。

またDAHLIA、SCARS、WHITE POEM、DRAIN等、
今までのXには無かった音楽性や新機軸も見せている。

ただし、アルバムとしては非常にバランスが悪く10曲中4曲がバラード、
いわゆるロック曲がDAHLIA、SCARS、RUSTY NAIL、DRAINの4曲しかない。
さらにメンバー全員が演奏に参加している曲が、
DAHLIA、SCARS、RUSTY NAIL、LONGING、TEARSの5曲だけという非常に歪な形になっている。
(先行シングルが多かった点は取り敢えず置いておいたとしても)

例えばもしバラードを1~2曲減らしロック曲が3~4曲程度追加されていれば
X史上最高の名盤になっていただろう。

当時に絶対に有り得ない事だが…
1.DAHLIA
2.SCARS
3.BORN TO BE FREE
4.RUSTY NAIL
5.WHITE POEM
6.CRUCIFY MY LOVE
7.BENEATH THE SKIN
8.JADE
9.FOREVER LOVE(Acoustic version)
10.WRIGGLE
11.DRAIN
12.I.V.
13.TEARS

1st先行シングルTEARS
2nd先行シングルRUSTY NAIL
3rd先行シングルDAHLIA C/W. LONGING
アルバム発売
4thシングルFOREVER LOVE(Single ver) C/W. HERO

例えばこの様な流れで上記のアルバムが出ていれば、
全く評価も違ったのではないだろうか。
そして全編英語版で海外進出を当時に果たせていたら、
海外ではどの様な評価を得たのだろうかと想像すると惜しまれる。
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