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学校であった怖い話S
Usher-to-the-ETHER ★★★ (2014-06-12 23:11:21)
元は95年にSFCで発表されたノベルゲームを、翌年にグラフィックやサウンドに手を加えた上でPSに移植したもの。現在ではどちらもプレミアが付いてしまっているようですが、現在はPS3、PSP、VITAのアーカイブやWiiのバーチャルコンソールでDL販売されているので、かなり手に入れやすくなりました。

これ、小学生くらいの頃に親戚の家でプレイして、すごく面白かった印象があったのでダウンロード購入したんですが、今やっても素晴らしいですね。6人から学校にまつわる怪談を聞いていくという構成ですが、話を聞く順番や話の中で表われた選択肢を選ぶことで、その内容がガラッと変わるのが特徴。

とにかくこのゲーム、話のバリエーションや展開が凄まじく豊富なんですよね。もう何周もしているはずなのに、プレイするたびに見た事の無い展開になって驚きます。飽きて一旦このゲームを止めても、思い出した頃にまたプレイすると新しい展開に気付いたりという事もあるので、かなり末永く遊べるゲームと言えるでしょう。

ただ、昔のゲームなので、バックログがなく読み飛ばすと再読不可、同じ話の展開になっても既読スキップは出来ないなど、若干システム面では洗練されていない感じ。また、攻略無しではほぼ見る事が出来ないシナリオがあるのも微妙かも。あと個人的に特に男性陣はSFC版のキャストの方が良かったなぁ…新堂のイケメン振りとか風間の食えない振りとか。

個人的にはサウンドノベルとしては「かまいたちの夜」に並ぶくらいの傑作じゃないかと思います。ぶっちゃけ歳を取った今では怖いとは思わないけど、話がどう転がるかというワクワク感は今でも凄く感じられますもん。ゲームアーカイブもしくはバーチャルコンソールに対応するゲーム機を持ってる方は是非。このボリュームで約600円は犯罪的な安さですよ。

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