この曲を聴け! 

Red Dragon Cartel / Red Dragon Cartel
H・W ★★★ (2014-04-29 23:47:19)
凡人には決してまねの出来ないカッコエエギターワークを武器に世間をうならせ、
各方面から非常に高い評価を受けながら、突然最前線から消えていったリー氏。
個人的には、オジーの歴代でダントツ好きなギタリストであるからして、惜しくて惜しくてならなかった。
そんな僕が「カムバーック!」とこのサイトで叫んだのがもう10年ぐらい前になるわけだが、今になっていきなり復活するとは、まさに神出鬼没。彼のプレイ同様、非常にトリッキーな復活劇ではある。

では、ワクワクしながら新作を聴いてみましょうか、というと、実は話はそう単純でもない。

なぜなら、僕の記憶が確かならば、彼の音を聴くのは、かの前衛的な実験作品、「Fine Pink Mist」以来となるわけで、あの作品がまあ、ホントに異様だったのだ。
そんな訳で、これはもう蓋を開けてみるまで決して安心は出来ないぞ、というのが正直なところだったのだが、聴いてみれば何と言うことはない、単純に最高のHR作品である。嬉しいわー。
トリッキーでエッジの効いた素晴らしいギターワークが全編で冴え渡っており、メロディの組み立て方といいリフのキャッチーさといい、ついでにピッキングノイズに至るまで、まさに全盛期を彷彿とさせる要素が満載。ジェイク万歳と無邪気に喜んでしまった。
それにしても、この時代、あまり新譜でお目に掛かることの無くなったハードロックど真ん中の音楽性なのに、それが決して古くさく響かないのが凄い。
構成はシンプルなのだが、よく聴くとものすごく作り込まれたアレンジになっていて、音の隙間に放り込まれるジェイクのギターが無性にカッコイイ。

これは久々に自信を持ってオススメできるアルバムだわ。

→同意