この曲を聴け! 

Asylum III: Quantum Leap / Alchemy / YNGWIE MALMSTEEN
枯林(2014-03-01 03:00:51)
三部作のラスト。
最後らしく派手で荘厳なグランドフィナーレ…では無くて暗くドラムソロみたいな感じの展開です。なぜ折角の三部作なのに最後はフェードアウト…?しかもギターソロではなくドラムソロ?「最後はドラムソロみたいなもんだからな」とインギはB!誌で言っていました。自分より目立つ存在が許せない現在の彼には出来ない発想な気がして、ある意味貴重な曲なのかもしれません。

ひょっとしたら、この曲は何かを表現しているのかもしれません。タイトルが『収容所』であることを考えると…

Pt1:逃げる犯罪者を捕まえる章
Pt2:犯罪者が悲しみに浸る章
Pt3:抵抗する犯罪者を収容する章

と考えると、最後のドラムソロは収容されそうな犯罪者が最後の抵抗とばかりに大暴れしているところを表現しているのでは?それなら納得がいく構成です。そして犯罪者の抵抗空しく収容されてしまう…。フェードアウトしていくのはどんなに激しく暴れてもマッチョの看守に引き摺られ闇奥深くに閉じ込められていく様を演奏で表しているのかも…。最近になって気付きました。斬新だ!

熱くなりましたが、私はそう解釈します。

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